伊豆半島は静岡県の東端部に位置し、南へ約50kmにわたって突き出している半島です。
明治以前は伊豆国として東海道の1国として栄え、現代では、温泉行楽地として多くの観光客が訪れます。
東京から伊豆半島の玄関口「熱海」までは車で2時間ほどとアクセスが良いのでドライブ観光には最適です。

東海道新幹線を利用すれば東京から1時間弱、名古屋から2時間ほどで来ることができます。
今回はそんな伊豆半島を一周するドライブモデルコースについて解説していきます。
この記事を読むと、伊豆半島の主要観光スポットと旅行に必要な日数やプランの立て方が理解できるので是非最後までご覧ください。
伊豆半島一周ドライブモデルコース
ではまず、伊豆半島を一周するドライブモデルコースをご紹介します。

このドライブコースで伊豆半島の観光名所のほとんどを網羅できます。
伊豆半島一周ドライブモデルコースは以下の通りです。
✅伊豆半島一周ドライブモデルコース
伊豆半島一周ドライブモデルコースは、伊豆の「三島」もしくは「熱海」を出発し、南端部の下田で折り返します。

距離にして160㎞ほど、4時間半の道のりです。
距離は短いように感じますが、山道を走るのでそれなりに時間がかかります。
海沿いに一周しても良いですが、中央部を走る「下田街道」を通った方が見どころが多いです。
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伊豆半島の見どころと観光日数
伊豆半島の見どころは以下の観光スポットです。
✅ 伊豆半島の観光スポット
- 【伊豆国総社】三嶋大社
- 【世界遺産】韮山反射炉
- 天城越えで有名「浄蓮の滝」
- 旧天城トンネル
- ペリー艦隊来航と開国の街「下田」
- 伊豆最古の神社「伊古奈比咩命神社」
- 河津桜の発祥「河津」
- 城ヶ崎海岸の門脇つり橋・橋立吊橋
- 怪しい少年少女博物館
- 伊豆半島のランドマーク「大室山」
- 関東近郊の温泉地「熱海」
伊豆半島の観光スポットは、「三島」「下田」「伊東」「熱海」の町に点在しています。
温泉はもちろん、自然スポットや歴史ある町散策、由緒ある神社などが見どころです。

海水浴やサーフィン、ゴルフ、ドライブ、ツーリングなどのレジャーも楽しめます!
熱海から下田まで電車でも移動できますが、充実した旅行にするなら車が必須です。
熱海・三島まで新幹線を利用し、現地でレンタカーを借りても良いですね。
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伊豆半島一周ドライブモデルコース【三嶋~下田】
では、ここからは伊豆半島一周ドライブモデルコースを「三嶋~下田」と「下田~熱海」に分けて詳しく解説していきます。

まずは三嶋~下田間のドライブコースです。
✅伊豆半島一周ドライブモデルコース【三嶋~下田】
✅三嶋~下田の観光スポット
- 【伊豆国総社】三嶋大社
- 【世界遺産】韮山反射炉
- 天城越えで有名「浄蓮の滝」
- 旧天城トンネル
- ペリー艦隊来航と開国の街「下田」
上記の伊豆半島一周ドライブコースは、三島から伊豆半島の中央を南下し、「天城」を越えて下田へ向かいます。

およそ70㎞、約2時間の道のりです。
点在する観光スポットを巡りながら移動すると充実した旅行になります。1日目は下田に宿泊して美しいビーチリゾートを堪能しましょう。
では伊豆半島一周ドライブコース、三島~下田間の観光スポットを解説していきます。
【伊豆半島観光】伊豆国総社「三嶋大社」
三嶋大社は、奈良・平安時代の古書にも記録が残る由緒ある神社です。伊豆国一宮・伊豆国総社で、かつての伊豆国の中心部、国府のあった地に鎮座しています。

大鳥居前を東西に旧東海道、南に旧下田街道が走っています。
御祭神は、大山祇命[おおやまつみのみこと]、積羽八重事代主神[つみはやえことしろぬしのかみ]。この御二柱の神を総じて三嶋大明神と称しています。
近世以降は、三島が東海道の宿場町として発展したことに伴い、東海道を往来する庶民からも篤く信仰されました。
三島はうなぎで有名です。三嶋大社近くには、名物のうなぎの名店がいくつも立ち並んでいます。
【三嶋大社】境内参拝自由
所在地:〒411-0035 静岡県三島市大宮町2丁目1−5
公式HP▶ http://www.mishimataisha.or.jp/
【伊豆半島観光】世界遺産「韮山反射炉」
韮山反射炉は江戸時代末期に築かれた「大砲鋳造炉」です。国指定の史跡。通商産業省認定近代化産業遺産です。
反射炉とは、金属を溶かし大砲などを鋳造するための溶解炉のこと。韮山反射炉は実際に稼働した反射炉として最も保存状態が良く、国内で唯一現存する大変貴重なものです。

欧米諸国からの植民地化や開国要請に対抗するため、幕府に進言して築かれました。
この韮山反射炉では、品川沖に作られたお台場(砲台)のものを含む、大小の大砲数百門が鋳造されました。
そのほかの三島周辺の観光スポットとモデルコースは以下の記事でも詳しく解説しています。
【伊豆半島観光】天城越えで有名「浄蓮の滝」
浄蓮の滝とは、伊豆市の湯ヶ島にある伊豆最大級の名瀑です。日本の滝100選に選出。
鉢窪山の噴火によって噴出した玄武岩によって形成されています。落差25m、幅7mにわたって流れ落ちる滝の姿は迫力満点です。
「浄蓮の滝」は、石川さゆりさんの代表曲「天城越え」にも登場します。


滝の手前の『天城越え』の歌碑も見逃さないようにしましょう。お土産には天城の名産の「わさび」が人気です。
【浄蓮の滝】
見学散策自由・駐車場無料
公式HP▶ http://www.j-taki.com/
【伊豆半島観光】日本初「旧天城トンネル」
天城山隧道(通称:旧天城トンネル)は、すべて切り石で建造された日本初の、そして現存する最長の石造道路トンネルです。
1905年に完成した全長445.5mのトンネルで、この上部が「天城越え」の舞台、天城峠です。
川端康成の小説『伊豆の踊子』や、松本清張の小説『天城越え』、映画のロケ地として何度も登場しています。
【旧天城トンネル】散策自由
HP▶公式サイト
【ペリー艦隊来航と開国の街】下田市
下田は江戸時代より、江戸・大坂間、あるいは東・西廻海運の風待ち湊として栄えた町です。
1854年(嘉永7年)に締結された日米和親条約では、箱館とともに下田が開港しています。


ペリー艦隊は下田に約70日滞在しました。
下田市内には、「ペリーロード」や「了仙寺」をはじめ、日本の開国史にまつわる歴史名所が点在しています。徒歩で半日観光が楽しめます。
また、下田は日本一の水揚げ高を誇る金目鯛などグルメも豊富。国内有数の美しいビーチも人気です。
下田の東側にある白浜大浜海水浴場周辺にはリゾートホテルが立ち並び、夏場はとても人気があります。


伊豆半島一周モデルコースでは下田での滞在がお勧めです。
下田の観光スポットとモデルコースは以下の記事でも詳しく解説しています。
伊豆半島一周ドライブモデルコース【下田~熱海】
では続いて、下田~熱海間のドライブコースと観光スポットです。
✅伊豆半島一周ドライブモデルコース【下田~熱海】
✅下田~熱海の観光スポット
- 伊豆最古の神社「伊古奈比咩命神社」
- 河津桜の発祥「河津」
- 城ヶ崎海岸の門脇つり橋・橋立吊橋
- 怪しい少年少女博物館
- 伊豆半島のランドマーク「大室山」
- 関東近郊の温泉地「熱海」
上記のドライブコースは、「下田~伊東~熱海」と伊豆半島で有名な温泉地を巡ります。


見どころは、伊豆半島のランドマーク「大室山」です。夏場は海水浴が人気です。
また、このルートは電車でも移動できるので、東京方面からでも行きやすいです。
では伊豆半島一周ドライブコース、下田~熱海間の観光スポットを解説していきます。
【伊豆半島観光】伊古奈比咩命神社(白浜神社)
伊古奈比咩命神社は、約2,400年ほどの歴史を持つ伊豆で最古の神社です。鎮座地の地名に由来して「白浜神社」とも呼ばれます。
主祭神の伊古奈比咩命(いこなひめのみこと)は、三嶋神の后神です。縁結び・子授け・子育てにご利益があるといわれています。
また、海岸にある大明神岩と朱い鳥居は注目のパワースポットです。綺麗な白浜の青い海が広がり、奥には伊豆七島を拝むことができます。
伊古奈比咩命神社(白浜神社)
公式HP▶ http://ikonahime.jp/
【伊豆半島観光】河津桜の発祥の地「河津」
河津町は、カワヅザクラ(河津桜)の発祥地として知られる町です。
河津桜は、2月上旬から開花しはじめる早咲きの桜で、1972年にこの河津町で発見されました。
河津川に沿って約3kmに及ぶ「河津桜並木」が続いていて、毎年開催される「河津桜まつり」では大勢の観光客でにぎわいます。


伊豆地方の温暖な気候と早咲き桜の特徴が相まって、例年2月から開花を始めます。
河津町観光協会
公式HP▶ http://www.kawazu-onsen.com/sakura/
【伊豆半島観光】城ヶ崎海岸の門脇つり橋
「城ケ崎海岸」は、海岸の大部分が荒々しい断崖で、小さな岬と入り江が連続する海岸です。
約4000年前に大室山が噴火し、その時に流れ出した溶岩によって形成されました。
城ケ崎海岸の見どころは、「門脇つり橋」です。全長48m、高さ約23mのスリル満点のつり橋です。


その隣にある「門脇埼灯台」からは、伊豆七島や天城連山を望む360度のパノラマ風景が楽しめます。
そのほか、全長約9kmのピクニカルコースと自然研究路での散策も人気です。
「門脇つり橋」から車で15分ほど離れたところには、「橋立吊橋」があります。それほど認知されていない穴場の吊り橋スポットです。


「門脇つり橋」から全長6kmの「城ヶ崎自然研究路」を歩いて行ってみましょう。
【伊豆半島観光】怪しい少年少女博物館
「怪しい少年少女博物館」は、昭和の香りが漂う思い出の玩具や、昭和の風俗ファッションなど、昔懐かしいコレクションが展示されている博物館です。
熱海市にあった「熱海博物館村・ふしぎな町一丁目」閉館にともない、展示物の一部を閉館したペンギン博物館に移してオープンしました。


童心に帰って楽しめる大人向けの観光スポットです。
【開館時間】
午前9時~午後5時(ご入館は30分前まで)
【入館料】
大人1,000円/小・中学生600円
公式HP▶ http://ayashii.pandora.nu/
【伊豆半島観光】ランドマーク「大室山」
大室山(おおむろやま)は、標高580mの火山です。約4000年前に噴火によって現在の円錐台の丘を形成したといわれています。国指定の天然記念物。
大室山は、大室山登山リフト(有料)で山頂に行くことができます。火口縁には遊歩道が整備され「お鉢周り」いわれる一周散策が楽しめます。


山頂からは、富士山をはじめ南アルプス、伊豆七島、房総半島まで360度のパノラマを望むことができます。
【大室山ロープウェイ料金】
大人往復(中学生以上):700円
小人往復(4才以上:350円
公式HP▶ http://omuroyama.com/
伊東温泉
伊東温泉は、その豊富な湧出量と750本を超える源泉数で、静岡県でも一番の総湯量を誇る温泉地です。
温泉街中の至るところに源泉があり、50℃前後の湯が沸き出ています。加水が無い施設が多く、規模の大きいホテル・旅館でも源泉掛け流しの温泉が楽しめます。
「伊東に行くならハトヤ♬」のCMは有名ですね。ハトヤは伊東で人気の宿泊施設です。


伊豆半島一周モデルコースでは、伊東の温泉旅館に宿泊しましょう。
伊東温泉でオススメの旅館は以下の記事にまとめました。
伊東で訪れたい観光スポットとモデルコースは以下の記事でも4解説しています。
【伊豆半島の有名温泉地】熱海市
熱海市は、伊豆半島の玄関口に位置し、日本の三大温泉の一つとも言われる「熱海温泉」で有名です。


古くから湯治の地として知られ、徳川家は、熱海の湯を江戸城まで運ばせていたといわれています。
そして、明治時代には皇族や政財界の重鎮、文人墨客が熱海に滞在したり移り住むようになりました。
文豪に愛された旅館「起雲閣」は熱海の観光地として残されています。
そのほかにも、熱海には古くから信仰されている來宮神社や伊豆山神社、山岳霊場である十国峠など観光スポットはたくさんあります。


熱海は1日滞在しても楽しいです。宿泊もしくは、日帰りで熱海温泉を堪能しましょう。
熱海でオススメの温泉旅館は以下の記事にまとめました。
熱海の観光スポットとモデルコースは以下の記事でも解説しています。
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【伊豆半島一周ドライブモデルコース】まとめ
今回は、伊豆半島一周ドライブモデルコースについて解説してきました。
伊豆半島を一周するには最低でも2泊3日は必要です。下田に1泊、伊東もしくは熱海の温泉旅館に1泊するのがオススメです。


1泊2日なら熱海・伊東のある東海岸に限定して観光しましょう。
今回は以上です。モデルコースを参考にして伊豆半島一周旅行を計画してみてください。
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