長野県は全国第4位の広さを誇る県土を有し、周囲を8つの県と接する内陸県で、別名「信州」の名でも親しまれています。
県庁所在地である長野市は、古くから善光寺の門前町として発展。北陸新幹線の停車駅であり、東京からでも1時間半ほどとアクセスも抜群です。
今回は、そんな長野を巡る観光モデルコースと見どころ、長野で行くべき観光スポットについて解説していきます。
長野観光モデルコース
長野観光モデルコースは以下の通りです。
✅長野観光モデルコース
長野の観光モデルコースは、東京方面から軽井沢や、上田と巡り、長野市内の善光寺や戸隠神社へ向かいます。その後は、南下して松本城や諏訪大社などを観光していきます。
移動は車・レンタカーが便利です。東京 – 長野間を結ぶ「北陸新幹線」を利用して、長野駅や軽井沢駅からレンタカーを借りての旅行もおすすめです。
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長野の観光の見どころ
長野の主要観光スポットは以下の通りです。
✅長野の主要観光スポット
- 善光寺
- 戸隠神社
- 松代城跡
- 軽井沢
- 上田城跡公園
- 松本城
- 諏訪大社
- 蓼科・ビーナスライン
長野の観光の見どころは、約1400年の歴史を持つ名刹「善光寺」や、修験道場として栄えた霊峰「戸隠」、国宝5城のひとつ「松本城」、日本最古の神社のひとつ「諏訪大社」などです。
そのほか、日本有数の高原リゾートであり、最も有名な避暑地・別荘地の1つである「軽井沢」や、日本を代表する山岳ドライブウェイ「ビーナスライン」などもあります。
宿泊は湯田中渋温泉や、別所温泉、浅間温泉など長野県各地に点在している有名な温泉地が利用できます。それぞれに宿泊して3泊4日での旅行もおすすめです。
さらに、長野近郊にも見どころは満載。観光スポット・モデルコースは以下の記事で解説しているので合わせてご覧ください。
長野への行き方
長野市内までは東京から高速道路を活用して車で約3時間30分。軽井沢までは約2時間10分です。
長野駅までは東京駅から北陸新幹線を利用して約1時間30分。軽井沢駅までは約1時間15分で行くことができます。
新幹線や飛行機のチケットは、「ホテル・旅館」と組み合わせたダイナミックパッケージでお得に購入することができます。このようなサービスは、以下の旅行会社で取り扱われているので、ぜひチェックしてみてください。
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長野観光モデルコースで行ける11の名所
では、ここからは上記モデルコースで行ける長野の観光名所をそれぞれ解説していきます。
善光寺
善光寺は、創建より約1400年の歴史を誇る長野を代表する名刹です。宗派を問わない無宗派の単立仏教寺院で江戸時代末には「一生に一度は善光寺詣り」といわれ、多くの参拝客が訪れました。
本堂は東日本最大の木造建築物で国宝。ひわだ葺の屋根は日本一の面積で、江戸時代中期の仏教建築の傑作といわれています。本尊は、日本最古と伝わる一光三尊阿弥陀如来で「絶対秘仏」です。
善光寺の仁王門から山門まで続く参道には飲食店や、土産店などが50店ほど連なっており、伝統の信州そばや「おやき」などの食べ歩きが楽しめます。
善光寺
所在地/長野市長野元善町491
TEL/026-234-3591
▶公式ホームページ
戸隠神社
戸隠神社は霊山・戸隠山の麓に、奥社・中社・宝光社・九頭龍社・火之御子社の五社からなる、創建以来二千年余りに及ぶ歴史を刻む神社です。
平安時代末は修験道の道場として都にまで知られた霊場で、江戸時代に門前町として整備されました。奥社参道に現在もその威厳を伝える杉並木も植えられ、広く信仰を集めています。
戸隠神社の五社参拝には4~5時間ほど。奥社だけなら90分ほどで参拝できます。伝統の戸隠そばも有名で、日本三大そばの一つとされています。▶五社参拝と戸隠古道(神道)MAP(pdf)
湯田中渋温泉郷
湯田中渋温泉郷は、湯田中温泉や渋温泉など点在する9つの温泉の総称で、開湯1350年を越える歴史ある温泉地です。主に「湯田中温泉」と「渋温泉」にわかれ、それぞれに魅力的な温泉旅館が点在しています。
渋温泉では「9つの外湯(共同浴場)巡り」が有名です。地元の方と渋温泉の宿泊客だけが利用できる共同浴場で、9つすべての外湯を巡ると「苦(九)労を流し、厄除け、安産育児、不老長寿」のご利益があるといわれています。
昔ながらの温泉街では、浴衣姿に下駄履きで温泉饅頭や温泉卵を食べながら散策できます。また、近くには温泉に浸かるニホンザルで有名な「地獄谷野猿公苑(入園料800円)」もあります。
また、湯田中渋温泉郷での宿泊は、渋温泉の「歴史の宿 金具屋(15,400円~)」が人気があります。ジブリ映画「千と千尋の神隠し」の湯宿に似ていることで注目され、外国人のお客さんも多く訪れます。
そのほか、渋温泉の「春蘭の宿 さかえや(11,000円~)」や、湯田中温泉の「あぶらや燈千(11,550円~)」も評価が高いです。
詳細は以下リンクをチェックしてみてください。
松代
松代は川中島の合戦のときに武田側の拠点城郭として海津城(松代城)が築かれ、江戸時代にはおよそ250年間に渡って真田氏がこの地を統治。10万石の城下町を形成し、信濃最大の藩として繁栄しました。
今もかつての風情を残す武家屋敷などが建ち並び、真田家が築いた文化風土が残っています。また、毎年4月中旬にはサクラの名所としてにぎわいます。
さらに、太平洋戦争末期には国家中枢機能の移転を目的として、「松代大本営」の地下坑道が造られました。現在はこの歴史的な遺産を入場無料で公開しています。
▶松代象山地下壕のご案内
軽井沢
避暑地として全国的に有名な軽井沢町は、長野県の山岳地帯にある日本を代表する高原リゾートです。江戸時代には中山道の宿場町として、明治時代には国際的な避暑地として発展してきました。
夏でも涼しい快適な気候で、サイクリングやウォーキングでの自然散策が楽しめるほか、ショッピングや軽井沢グルメ、おしゃれなホテルに滞在して気軽にリゾート気分が味わえます。
軽井沢での宿泊は、旧軽井沢エリアにあるリゾートホテルが人気があります。
なかでも評価が高いのが、売れ筋ランキング第2位(軽井沢エリア)の「ルグラン旧軽井沢(14,850円〜)」や、2022年2月開業の「ホテルインディゴ軽井沢(12,084円〜)」です。
また、軽井沢は「星野リゾート」の創業の地としても有名で、現在は「星のや軽井沢」や「星野リゾート BEB5軽井沢」、「星野リゾート 軽井沢ホテルブレストンコート」の宿泊施設を運営しています。
そのほかは以下リンクをチェックしてみてください。
観光モデルコースは以下の記事でも詳しく解説しています。
上田市
長野県東部に位置する上田市は、長野市、松本市に次ぐ3番目の規模の都市で、戦国時代に真田氏が築いた上田城の城下町として栄えました。
現在でも真田氏ゆかりの地が点在しており、近郊では真田一族発祥の地とされる「真田郷」の観光や、信州最古と伝わる温泉地「別所温泉」で”美人の湯”を堪能できます。
上田観光モデルコースは以下の記事でも詳しく解説しています。
別所温泉
別所温泉は、1400年前に開湯した信州最古の温泉地で、厄除け観音として名高い「北向観音」を中心に、狭い路地が入り組む温泉街が広がっています。
泉質は弱アルカリ性。肌がなめらかになる”美人の湯”としても有名で、高価な化粧水を使わなくても美肌になると言われています。慢性皮膚病、慢性婦人病、きりきず、糖尿病などに効能があります。
そんな別所温泉では「旅宿 上松や(5,610円〜)」での宿泊が人気です。
2020年3月に館内をリニューアルした明治2年創業の老舗旅館で、100%源泉掛け流しの別所の湯と、地元食材にこだわったオリジナル和会席を楽しめます。
「旅館 花屋(17,600円〜)」は、大正6(1917)年に創業の老舗旅館で、6500坪の敷地に点在する木造建築1500坪が棟ごとに渡り廊下で結ばれ、ほぼ全館が国登録有形文化財に指定されています。
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松本城
松本城は、漆喰の白と漆塗りの黒の対比が美しいお城で、現存十二天守のうちの一つです。そのうち五重の天守は松本城と姫路城の2城のみという貴重な建造物で、天守は国宝に指定されています。
かつては信濃国府が置かれ、周辺は松本城の城下町として発展。幸いにも戦災を免れたことから、松本市内には松本城のほか、旧開智学校や蔵造りの商家や店舗が残る「中町通り・縄手通り」など歴史的建造物が数多く残っています。
松本城
所在地/長野県松本市丸の内4-1
TEL/0263-32-2902
営業時間/8:30~17:00(入館は~16:00)
定休日/無休
料金/大人700円、小・中学生300円
交通アクセス/JR松本駅より徒歩20分
▶公式ホームページ
松本観光モデルコースは以下の記事で詳しく解説しています。
また松本での宿泊は、約1000年前に開湯した浅間温泉が人気があります。
江戸時代には松本藩の御殿湯として栄えた歴史ある湯処で、今でも往時の風情と格式を感じさせる老舗旅館や、昔ながらの共同浴場が多く残っています。
評価が高いのは3つの貸切展望露天風呂が「ホテル玉之湯(6,600円~)」や、大正浪漫の香り漂うレトロな旅館「和泉荘(7,100円~)」などです。
そのほかは以下リンクをチェックしてみてください。
諏訪大社
諏訪大社は、全国に約25,000社ある諏訪神社の総本社で、 国内にある最も古い神社の一つです。諏訪湖の周りに4つの社が鎮座しており、4社巡りによってたくさんのご利益に授かれるといわれています。
時間がない方は、「上社 本宮」か「下社 秋宮」だけでも訪れてみてください。
そのほか、諏訪湖周辺には、千人風呂で有名な「片倉館」や「諏訪湖間欠泉センター」があり、宿泊は全国屈指と言われる豊富な湯量を誇る温泉地「上諏訪温泉」が利用できます。
上諏訪温泉で人気があるのが、諏訪湖を一望出来る露天風呂と大浴場が魅力の「双泉の宿 朱白(すはく)(7,150円~)」や、天空露天風呂が自慢の宿の「RAKO華乃井ホテル(6,970円~)」などです。
そのほか、じゃらん売れた宿大賞受賞の「ホテル紅や(7,000円~)」や、楽天トラベルアワードを4年連続受賞の「しんゆ(親湯)(8,250円~)」も評価が高いです。
諏訪観光モデルコースは以下の記事で詳しく解説しています。
蓼科
蓼科は平均標高1,000mを超える高原エリアで一年を通じて涼しい、国内を代表する避暑地のひとつです。
ビーナスライン沿い、蓼科湖を中心にリゾートホテルや別荘などが集まっており、北八ヶ岳の山麓から湧き出る「蓼科温泉」は保養温泉として親しまれてきました。
見どころは、信濃十名所の一つとされる景勝地「蓼科杜鵑峡」や、蓼科観光の中心地である「蓼科湖」、標高2337mの横岳山頂で坪庭自然園の散策などが楽しめます。
詳しい観光スポット・モデルコースは以下の記事でも解説しています。
長野の観光ガイドブック
長野観光をもっと深く楽しみたい方には、以下の観光ガイドブックが役立ちます。これらのガイドブックは、モデルコースには含まれていない隠れた名所や地元ならではの体験情報も豊富に掲載されています。
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【長野観光モデルコース】まとめ
今回は、長野観光モデルコースについて解説してきました。
長野県は関東方面から1泊2日、もしくは2泊3日で観光でき、点在する温泉地に宿泊して充実した旅行が楽しめます。
そのほか、長野近郊の観光モデルコースは以下の記事で詳しく解説しているので合わせてご覧ください。今回は以上です。長野観光の参考になれば幸いです。