山口県東南部に位置する周防大島は、瀬戸内海に浮かぶ島では3番目の面積を有し、古くから瀬戸内海海上交通の要衝とされてきました。
年間平均気温15.5度と比較的温暖な気候が特徴で、ミカンの主産地としても有名。かつてはハワイを中心に海外へ移民する島民も多く、ハワイとの長い交流の歴史もあることから”瀬戸内のハワイ”とも呼ばれています。
今回は、そんな周防大島を巡る観光モデルコースと見どころ、周防大島で行くべき観光スポットについて解説していきます。
周防大島観光モデルコース
周防大島観光モデルコースは以下の通りです。
✅周防大島観光モデルコース
周防大島の観光モデルコースは、大島大橋から日本ハワイ移民資料館や、道の駅 サザンセトとうわに立ち寄りながら東に位置する「なぎさ水族館」を目指します。
片道はおよそ60㎞、1時間半ほどの道のり。周防大島の新鮮な海鮮料理やおしゃれなカフェのランチを堪能しながら、日帰りのドライブ旅行が楽しめます。
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周防大島の観光の見どころ
周防大島の主要観光スポットは以下の通りです。
✅周防大島の主要観光スポット
- 日本ハワイ移民資料館
- 嵩山展望台
- 道の駅 サザンセトとうわ
- 真宮島
- 片添ヶ浜海水浴場
- 厳島神社鳥居
- 星のビーチ
- なぎさ水族館
- 陸奥記念館
周防大島の観光の見どころは、ハワイでの移民生活や歴史を紹介している「日本ハワイ移民資料館」や周防大島の特産品が揃う「道の駅サザンセトとうわ」、干潮時刻の前後3時間のみ周防大島と陸続きになる「真宮島」があります。
さらに、片添ヶ浜海水浴場は夏場は海水浴客でにぎわい、四季を通じて釣りやマリンスポーツなどを楽しめるほか、「サンシャインサザンセト(7,700円~)」に宿泊してプチリゾート気分が味わえます。
本格的南欧風リゾートホテルで、ゆったりとした客室と、季節の花々に囲まれた露天風呂を完備。そして目下には白砂の海岸が広がります。
そのほかは以下リンクをチェックしてみてください。
周防大島近郊の観光スポット・モデルコースは以下の記事で解説しています。
周防大島で必ず行きたい10の観光スポット
では、ここからは上記モデルコースで行ける周防大島の観光スポットをそれぞれ解説していきます。
大島大橋
大島大橋は、全長1,020m、瀬戸内のハワイとも呼ばれる周防大島の玄関口であり、島と本州(柳井市)をつなぐ橋です。
橋の東側には歩道が設置されており徒歩や自転車で渡ることができるほか、大島大橋の下を流れる大畠瀬戸の渦潮を眺めることもできます。
日本ハワイ移民資料館
日本ハワイ移民資料館は、周防大島からハワイへの移民の歴史を後世に伝えていくことを目的に、1999年2月8日に開館した資料館です。
日本初の海外移民が行われたのは明治18年(1885)のこと。第一回官約移民944名のうちおよそ3割は大島郡の人々だったといわれ、明治27年(1894)までに3900人もの人を送り出しました。
資料館ではその移民の歴史を写真や生活道具など豊富な資料で紹介しており、現在行われているハワイとの交流までを知ることができます。建物はカリフォルニア移民で成功した福元長右衛門の家が再生活用されています。
日本ハワイ移民資料館
所在地/大島郡周防大島町大字西屋代2144
TEL/0820-74-4082
営業時間/9:30~16:30
休館日/月曜日(月曜日が祝日の時はその翌日)・12月29日~1月3日
入館料/大人400円、小人(小・中学生)200円
▶公式ホームページ
嵩山展望台
嵩山展望台(だけさん)は、周防大島のほぼ中央に位置する展望台で、瀬戸内海に浮かぶ大小様々な島々を望む絶景を見渡せます。
ハングライダーやパラグライダーの離陸地にもなっており、地面には「TAKE OFF」と書かれています。なお、展望台までは1.5車線ほど細い車道を上る必要があるので運転には注意が必要です。
嵩山展望台
所在地/大島郡周防大島町大字久賀
営業時間/見学自由
道の駅 サザンセトとうわ
サザンセトとうわは、瀬戸内海の幸や農作物、銘菓、加工品など、周防大島の特産品が販売されている道の駅で、館内には情報コーナーや休憩スペース、農産物直売所が設けられています。
魚介類のフードコート「お魚センター」も併設され、敷地内には大島のおやつ「かいもち」の販売店や様々な飲食店が季節限定で登場。毎週日曜には地元農家による朝市も行われています。
道の駅 サザンセトとうわ
所在地/大島郡周防大島町西方1958-77
TEL/0820-78-0033
営業時間/10:00~18:00
定休日/水曜(祝日の場合は翌日)
▶公式ホームページ
真宮島
真宮島(しんぐうじま)は、道の駅サザンセトとうわから、北に100mほど離れて浮かぶ小さな無人島です。
干潮時刻の前後3時間だけ砂浜が地つながりとなり、歩いて渡ることができます。
真宮島
所在地/周防大島町西方西方
TEL/0820-72-2134 (一社)周防大島観光協会
▶公式ホームページ
片添ヶ浜海水浴場
片添ヶ浜海水浴場は、山口県内では最も早い海開きを迎え、「快水浴場百選」や「日本の水浴場88選」にも選出されている美しい海水浴場です。
周辺には海の家をはじめキャンプ場やホテルのほか、日帰り温泉などの施設も充実しており、海開きシーズンには多くの人々が訪れます。
片添ヶ浜海水浴場
所在地/周防大島町平野1212-1
TEL/0820-78-0500
遊泳期間/6月下旬~9月上旬
▶公式ホームページ
厳島神社鳥居
周防大島の厳島神社は、広島・宮島にある「厳島神社」の分社で小積・大積地区に鎮座しています。天然の白い浜辺に大きな赤鳥居が建てられていて、宮島と同じように潮が満ちると海に浸かります。
厳島神社鳥居
所在地/周防大島町大字小積
星のビーチ
星がデザインされた風向計のモニュメントが可愛い「星のビーチ」。穏やかな浜辺を守るように2基の突堤がシンメトリーに並んでいます。
三百六十五歩のマーチなどのヒット曲を手掛けた周防大島町出身の作詞家 星野哲郎さんのふるさと和佐地区にあるビーチです。
なぎさ水族館
なぎさ水族館は、自然豊かな瀬戸内海の生物を展示している水族館です。
海の生き物にさわれる「タッチングプール」が子供たちに人気で、ナマコやヒトデ、アメフラシ、ヤドカリなどのほか、サメにもさわることができます。
また周防大島に世界最大級の群生地がある海の花束ニホンアワサンゴも常設展示しており、世界初の人工繁殖にも成功しています。
なぎさ水族館
所在地/大島郡周防大島町大字伊保田2211-3
TEL/0820-75-1571
営業時間/9:00~16:30
料金/大人 210円、中学生以下 100円
▶公式ホームページ
陸奥記念館
陸奥記念館は、戦艦陸奥に関する遺物や遺品などが展示されている博物館です。
旧日本海軍の戦艦陸奥は、世界最強の戦艦として41cm主砲を装備し、連合艦隊の旗艦としても活躍しましたが、1943年(昭和18年)6月8日に現在の記念館の沖合3kmで謎の大爆発を起こし沈没。総員1471人、うち死者1121人、生存者わずか350人という大惨事に見舞われました。
入り口には艦首錨及び錨鎖が置かれており、記念館に向かって右の丘にはスクリューや、14cm副砲、艦首先端部と共に慰霊碑が建てられています。また丘からは陸奥の沈んでいる海が一望できるようになっています。
陸奥記念館
所在地/周防大島町大字伊保田
TEL/0820-75-0042
営業時間/午前9時~午後4時30分
入館料/大人 430円、中学生以下 210円
▶公式ホームページ
【周防大島観光モデルコース】まとめ
今回は、周防大島観光モデルコースについて解説してきました。
周防大島は日帰りのドライブ旅行が楽しめる人気の島で、広島市内からでも1時間30分ほどで行くことができます。1泊2日での旅行もおすすめで、美しい海を眺めながらプチリゾート気分を味わってみてください。
そのほか、周防大島近郊の観光モデルコースは以下の記事で解説しているので合わせてチェックしてみてください。
今回は以上です。周防大島観光の参考になれば幸いです。