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【函館観光モデルコース】1泊2日で巡る11の観光スポット

北海道地方の観光地

北海道南部に位置する函館は、日本最初の貿易港の一つとして世界に開かれ、道南地域の中心都市として発展してきました。

現在は毎年500万人近い観光客が訪れ、100万ドルの夜景で知られる函館山や、函館戦争の舞台となった五稜郭、函館朝市、異国情緒漂うモダンな街並みなどの観光が楽しめます。

今回は、そんな函館を巡る観光モデルコースと見どころ、函館で行くべき観光スポットについて解説していきます。

函館の主要観光スポット

函館の主要観光スポットは以下の通りです。

函館の主要観光スポット

  • 特別史跡 五稜郭跡
  • 五稜郭タワー
  • 箱館奉行所
  • 函館ひかりの屋台 大門横丁
  • 函館朝市・どんぶり横丁市場
  • はこだて明治館
  • 金森赤レンガ倉庫
  • 八幡坂
  • 旧イギリス領事館(開港記念館)
  • 旧函館区公会堂
  • 函館山展望台
  • 函館公園

函館の主要観光スポットは、世界三大夜景のひとつとされる「函館山の夜景」や、国内初の西洋式城郭の「五稜郭」、北海道を代表する木造擬洋風建築の「旧函館区公会堂」、約50もの店舗が営業する複合施設「金森赤レンガ倉庫」などです。

函館で生まれたご当地グルメも魅力で、ご当地ハンバーガー&カレーライスのお店「ラッキーピエロ」も有名です。

函館観光モデルコース

続いて、函館を巡る観光モデルコースを解説していきます。

函館観光モデルコースは以下の通りです。

函館観光モデルコース

函館の観光モデルコースは、五稜郭タワーや箱館奉行所を巡った後、「はこだて明治館」や「金森赤レンガ倉庫」でのショッピングや異国情緒に溢れる街並みを観光していきます。

夜には「函館山展望台」や屋台街の「大門横丁」へ。翌朝は函館朝市にも訪れてみてください。

函館では「路面電車(市電)」を利用すると効率よく観光でき、市電まるごと乗り放題のお得な乗車券市電専用1日乗車券(大人600円)」も販売されています。

また、函館近郊の観光地を巡る予定の方は車・レンタカーが必要になります。

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函館での宿泊は、駅周辺のリーズナブルな価格のシティホテルが利用できます。

そのほか、函館空港から車で5分の「湯の川温泉」もおすすめです。北海道の三大温泉郷の一つに数えられる古くからの名湯です。

北海道の観光モデルコースや見どころは以下の記事でも解説しています。

函館への行き方

https://www.airport.ne.jp/air_route/

函館の玄関口である函館空港までは東京(函館)、大阪(伊丹)、名古屋、札幌などから直行便が就航しています。所要時間は東京から1時間30分ほど

函館空港からJR函館駅まではシャトルバス(大人450円)が約20分で繋いでいます。

新幹線や飛行機のチケットは、「ホテル・旅館」と組み合わせたダイナミックパッケージでお得に購入することができます。このようなサービスは、以下の旅行会社で取り扱われているので、ぜひチェックしてみてください。

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函館で必ず行きたい11の観光スポット

では、ここからは上記モデルコースで行ける函館の観光スポットをそれぞれ解説していきます。

特別史跡 五稜郭跡

「五稜郭」は、徳川幕府の命を受けた蘭学者・武田斐三郎が設計し、1864年に完成された、国内初の西洋式城郭です。

稜堡(りょうほ)と呼ばれる5つの突角がある西洋式土塁で、星形の城郭は、防御側の死角が少ないなどの利点があり、ヨーロッパ各地に造られた城塞都市をヒントにしたもの。

戊辰戦争最後の戦いである箱館戦争の舞台となったことで有名で、箱館戦争後は明治政府により郭内のほとんどの建物が解体され、わずか7年でその役割を終えました。

1952(昭和27)年には北海道唯一の国の特別史跡に指定され、激動の幕末・維新期を今に伝える貴重な文化遺産となっています。

特別史跡 五稜郭跡
所在地/函館市五稜郭町44
TEL/0138-21-3456
郭内入場/4〜10月 5:00〜19:00、11〜3月は〜18:00
交通アクセス/五稜郭公園前下車、徒歩約15分
公式ホームページ

五稜郭タワー

函館のランドマークである「五稜郭タワー」は、五稜郭公園に隣接して建ち、国の特別史跡・五稜郭跡を眼下に眺められる観光施設です。

高さ90mの展望台からは五稜郭の星形の眺望をはじめ、函館山や津軽海峡、横津連峰の山並みを眺めることができます。

そのほか、箱館戦争で戦死した新選組副長、土方歳三のブロンズ像や竣工当時の五稜郭の姿を再現した模型、函館と五稜郭の歴史をパネルで展示。1階には売店、2階には和食レストランやジェラートの店もあります。

五稜郭タワー
所在地/函館市五稜郭町43-9
TEL/0138-51-4785
営業期間
4月21日~10月20日 8:00~19:00
10月21日~4月20日9:00~18:00
料金/大人 900円、高校生 680円、中学生 680円
小学生 450円、小学生未満 無料
交通アクセス/五稜郭公園前下車、徒歩約15分
公式ホームページ

箱館奉行所

箱館奉行所は、幕末の箱館開港に伴い、北方警備や諸外国との応接の場として設置された江戸幕府の役所です。

元治元年(1864)、箱館山山麓から五稜郭内に新築移転。箱館奉行所を防御するために五稜郭は築造されました。

1871(明治4)年に開拓使の札幌移転にともないわずか7年で解体。その後、平成22年(2010)に約140年の時を経て、幕末期の古写真や絵図面、文献資料をもとに当時の姿に復元されました。

復元には可能な限り資料に忠実に当時の工法・同じ産地の材料を使用。館内では72畳の大広間などで江戸時代を体感できるほか、五稜郭の歴史や復元工事の様子を知ることができます。

箱館奉行所
所在地/函館市五稜郭町44
TEL/0138-51-2864
開館時間/4~10月 9:00~18:00、11~3月は~17:00
1月2~3日 9:00~15:00 ※最終入館は閉館の15分前
休館日/12月31日~1月1日
料金/大人 500円、小人 250円、未就学児 無料
交通アクセス/五稜郭公園前下車、徒歩約15分
公式ホームページ

函館ひかりの屋台 大門横丁

「函館ひかりの屋台 大門横丁」は、地元食材を使った料理とお酒が楽しめる屋台村です。寿司、かに料理、天ぷら、焼鳥、串カツ、ジンギスカンなどさまざまな味が楽しめる26店が並んでいます。

屋台ならではの人情味溢れる温かいおもてなしも魅力。お店は夕方ごろから開き始めます。

函館ひかりの屋台 大門横丁
所在地/函館市松風町7-5
TEL/0138-24-0033
営業期間/11:00~1:00
※各店舗により異なる
交通アクセス/JR函館駅から徒歩で7分
公式ホームページ

函館朝市・どんぶり横丁市場

函館朝市は、函館市民に親しまれてきた歴史ある市場です。

その一角に「どんぶり横丁市場」があり、新鮮な魚介類が味わえる食堂や、みやげ店が約20店ほど立ち並んでいます。朝から贅沢な海鮮丼やお寿司などが食べられます。

函館朝市・どんぶり横丁市場
所在地/函館市若松町9番15号
TEL/0138-22-6034
営業時間/6:00~15:00
休業日/無休
交通アクセス/JR函館駅西口より徒歩1分
公式ホームページ

はこだて明治館

はこだて明治館は、1911(明治44)年に建てられた函館郵便局を利用した施設で、現在は、ガラス製品、スイーツ、雑貨、水産加工品など、多彩なみやげ店が揃うショッピングモールとして活用されています。

場所はベイエリアの開港通りに面し、レンガ壁の外観、半円形のアーチ窓、正面破風部分の装飾などが特徴。

隣接する「はこだて海鮮市場」ではスイーツ、水産加工品、鮮魚、雑貨、ハムやソーセージなどおよそ2000品を販売しています。

はこだて明治館
所在地/函館市豊川町11-17
TEL/0138-27-7070
営業時間/平日9:30~18:00、土日祝9:00~18:00
定休日/水曜日(繁忙期などには変更あり)
交通アクセス/市電 「十字街」電停 下車 徒歩5分
公式ホームページ

金森赤レンガ倉庫

金森赤レンガ倉庫は、ショッピングモールやビアホール・レストランなど約50もの店舗が入居する複合施設です。1909(明治42)年の建築で1988年に全面リニューアルされました。

敷地は大きく4エリアに分かれ、函館のお土産やオリジナルグッズの購入、レストランで食事が楽しめます。

金森赤レンガ倉庫
所在地/函館市末広町13-9
TEL/0138-27-5530
開館時間/9:30~19:00
交通アクセス/JR函館駅より徒歩15分
公式ホームページ

八幡坂

海に向かってまっすぐ伸びる一本道が美しい八幡坂。かつてこの坂を上りきったところにあった函館八幡宮が名前の由来となっています。

かつて、CMで年配の夫婦が手をつなぎながらスキップするシーンのロケ地として評判となり、「チャーミーグリーンの坂」と呼ばれることもあります。

八幡坂
所在地/函館市末広町
TEL/0138-23-5440

旧イギリス領事館(開港記念館)

1859(安政6)年の開港とともに、アメリカ、ロシアに次いで函館では3番目に開設された領事館です。

1934(昭和9)年に領事館としての役目を終えて閉鎖され、1992(平成4)年に復元されて以降は、開港記念館として一般開放されています。函館市指定文化財(有形文化財)。

館内では、函館の開港の歴史を「開港記念館」と建物の「旧イギリス領事館」の2つのテーマを基本に分かりやすく紹介。1階の箱館鳥瞰図は必見です。

旧イギリス領事館(開港記念館)
所在地/函館市元町33-14
TEL/0138-27-8159
開館時間/4~10月 9:00~19:00、11月~3月は~17:00
休館日/無休
料金/大人300円、学生150円
交通アクセス/市電 「末広町」電停 下車 徒歩5分
公式ホームページ

旧函館区公会堂

「旧函館区公会堂」は、大火によって焼失した住民の集会所であった町会所を再建しようと、豪商相馬哲平氏や住民からの寄付などを元手に、1910(明治43)年に建てられた住民の集会所です。

和と洋の要素が融合した建築意匠に優れ、館内に置かれた家具の保存状態も良いことから、国指定重要文化財に指定。改修工事を経て、2021年4月26日リニューアルオープンしています。

左右対称のコロニアルスタイルでブルーグレーとイエローの華やかな外観は、当時としてはモダンな建物。館内には130坪の大広間や貴賓室などがあり、当時の家具やシャンデリアなどが残されています。

旧函館区公会堂
所在地/函館市元町11-13
TEL/0138-22-1001
開館時間/4~10月:火~金9:00~18:00、土~月9:00~19:00
11~3月 9:00~17:00 ※30分前までに入館のこと
休館日/12月31日~1月3日
料金/一般300円、学生・生徒・児童150円
交通アクセス/市電 「末広町」電停 下車 徒歩7分
公式ホームページ

函館山展望台

函館山からの夜景は、古くから世界三大夜景のひとつとされ、日本夜景遺産の自然夜景遺産にも登録されています。

山頂の展望台まではロープウェイをはじめ、バスや車、徒歩など訪れる手段がいくつかあります。緩やかな登山道を歩けば1時間ほどで行くことができます。

函館山展望台に日没前に登れば、日中の景色、夕景、夜景をそれぞれ楽しめます。また、一番美しく見える時間帯は日没30分後なので、その時間は必ず押さえておきましょう。

函館山展望台
所在地/函館市函館山
TEL/0138-23-6288
ロープウェイ営業時間
4/25〜10/15 始発10:00/上り最終21:50/下り最終22:00
10/16〜4/24 始発10:00/上り最終20:50/下り最終21:00
ロープウェイ運賃
大人(中学生以上)往復1,500円 片道1,000円
小人 往復700円 片道500円
交通アクセス/JR函館駅から車で約10分
公式ホームページ

函館公園

函館公園は、遊園地「こどものくに」をはじめ、ミニ動物園、水遊び広場などがある子供向けの遊び場です。

「こどものくに」は、昭和31年に開園したレトロなミニ遊園地で、13種類のアトラクションや小型乗り物が楽しめます。

開園当初からある観覧車、メリーゴーランドは今でも現役で活躍中。どれも1回300円で利用可能です。

函館公園
所在地/函館市青柳町17
TEL/0138-22-6789
営業時間/常時開園
ビジターセンター8:45~17:30
動物施設 4~10月 8:45~17:00、11~3月 8:45~16:00 
こどものくに 4月上旬~11月上旬 平日11:00~16:00、
春休み・夏休み・GW期間と土日祝10:00~17:00
休園日/ビジターセンター、動物施設 12月29日~1月3日
こどものくに 天候不順日、11月下旬~3月中旬は冬期休園
交通アクセス/市電 「青柳町」電停下車 徒歩3分
公式ホームページ

函館の観光ガイドブック

函館観光をもっと深く楽しみたい方には、以下の観光ガイドブックが役立ちます。これらのガイドブックは、モデルコースには含まれていない隠れた名所や地元ならではの体験情報も豊富に掲載されています。

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函館観光|湯の川温泉で人気の3つのホテル

函館観光では空港から車で5分に位置する湯の川温泉が人気があります。

湯の川温泉は、北海道の三大温泉郷のひとつに数えられる古くからの名湯で、現在、函館に訪れる440万人の宿泊客のうち130万人ほどが湯の川温泉に宿泊しています。

ここからは、湯の川温泉で口コミ評価が高い3つのホテルをご紹介します。

函館湯の川温泉 海と灯/ヒューイットリゾート

  • 2021年7月1日にグランドオープン
  • 北海道 道南の「湯と食」を味わい尽くすリゾートホテル
  • 221室の洋室とニーズに合わせた6タイプの客室
  • 最上階12階に展望風呂インフィニティ風呂を持つ大浴場
  • 夕食は約150種類の品目で構成されるブッフェ形式
  • [最安料金] 7,116円〜(税込)

函館 湯の川温泉 ホテル万惣

  • 異国情緒と和文化を融合したレトロモダンの宿
  • 和と洋、寛ぎと機能性が融合した癒しの客室
  • 温泉とともに楽しめる多種多様な湯船
  • 寝具はシモンズベッドを採用
  • 北海道の豊かな食材を使った地元の郷土料理
  • [最安料金] 7,550円〜(税込)

湯の川プリンスホテル渚亭

  • 津軽海峡が一望できる抜群のロケーション
  • 115室もの温泉露天風呂付き客室
  • 夕食は50種類の和洋中グルメを楽しめる人気のビュッフェ
  • お風呂は源泉100%の差し水をしていない温泉
  • [最安料金] 7,200円〜(税込)

【函館観光モデルコース】まとめ

今回は、函館観光モデルコースについて解説してきました。

函館のある北海道にはこのほかに、札幌や小樽、釧路など有名な観光地がたくさんあります。観光モデルコースは以下の記事で解説しているので合わせてご覧ください。

今回は以上です。函館観光の参考になれば幸いです。

【関連記事】観光モデルコース