太平洋岸自転車道とは?全体地図と各県の見どころを徹底解説

中部地方

2021年03月28日に「太平洋岸自転車道」の整備完了を記念したモニュメントの除幕式が終点となる和歌山市で開かれました。

千葉県銚子市を起点に、神奈川・静岡・愛知・三重・和歌山の6県を結ぶこのルートは全長1400㎞。『新たなサイクリストの聖地』として沿線の一層の活性化が期待されています。

今回はそんな「太平洋岸自転車道」の詳細情報と全体地図、県ごとの詳しいルート・見どころなどを解説していきます。

サイクリングロード|太平洋岸自転車道とは?

太平洋岸自転車道とは、千葉県銚子を起点、和歌山県和歌山市を終点とする延長1,400kmの大規模なサイクリングロードです。

千葉県、神奈川県、静岡県、愛知県、三重県、和歌山県の各太平洋岸を走るこのルート沿線には世界遺産である富士山をはじめ、日本を代表する観光地・景勝地が多数存在。

多くの人に自転車に乗って各地を巡り、魅力に触れてもらうことで地域の活性化を目指しています。

太平洋岸自転車道|構想は半世紀も前

太平洋岸自転車道が事業化されたのは、今から半世紀近く前の1973年。大規模自転車道整備事業の目玉の一つとして構想されました。

その後、各県に太平洋岸自転車道は存在していましたが、全線開通していない状況が続き、2020年東京オリンピック・パラリンピックまでの整備を目指し構想が復活することとなりました。

太平洋岸自転車道のルート標示

太平洋岸自転車道には「青い矢羽根形のマーク」が路面で100mごとに標示しており、利用者が迷わないようにすべての分岐点507カ所に自転車のマークが入った案内板を設置。さらに路面にも約5㎞ごと366カ所に同じマークを標示し、いずれも青色で統一しています。

このほか、トイレや休憩所がある「サイクルステーション」を126カ所、レンタサイクルや着替え場も備えて充実させた「ゲートウェイ」を17カ所指定。自転車置き場などを備えサイクリストに優しい宿泊施設は168カ所を指定しています。

太平洋岸自転車道がナショナルサイクルルートに指定

太平洋岸自転車道は、令和3年5月31日にナショナルサイクルルートに指定されました。

ナショナルサイクルルートとは、優れた観光資源を有機的に連携したサイクルツーリズムの推進により、日本における新たな観光価値を創造し、地域の創生を図るのが狙いで、一定の水準を満たすルートを国が「ナショナルサイクルルート」として指定しています。

https://www.mlit.go.jp/

今回の指定は第2弾で「太平洋岸自転車道」のほか、北海道の「トカプチ400」(403㎞)と富山県の「富山湾岸サイクリングコース」(102㎞)も指定され、現在は合計6ルートとなりました。

太平洋岸自転車道の全体地図

太平洋岸自転車道の全体地図は、公式サイトよりGoogleMAP版が公開されています。主な観光名所や宿泊施設、道の駅が地図上にマークされていて、拡大すると詳細がわかりやすいです。

では、それぞれの県の詳しい地図、ルートは以下で詳しく解説していきます。

太平洋岸自転車道の千葉・神奈川ルート詳細

太平洋岸自転車道の千葉・神奈川ルートは、千葉県銚子市から房総半島を巡り、富津市金谷と横須賀市を結ぶ「東京湾フェリー(所要時間約40分)」で神奈川県へと渡ります。

千葉県銚子市には銚子駅近くに「太平洋岸自転車道」の起点を示すモニュメントが設置され、県のマスコットキャラクター”チーバくん”が自転車にまたがる像や起点の道標をあしらわれています。

詳しい地図はこちら>印刷用PDF(日本語版)千葉県・神奈川県版

太平洋岸自転車道スタート地点詳細地図

千葉・神奈川ルートの見どころ

千葉ルートの見どころは、銚子電鉄や犬吠埼で有名な銚子のほか、日本最大級の砂浜海岸である九十九里浜、千葉県の南端に位置する野島崎灯台、かつての石切り場で頂上からは360度の展望が見られる「鋸山」などがあります。

神奈川ルートではマグロを中心とした海鮮グルメが有名な三浦半島や、多くの神社仏閣などの歴史的遺産が残る「鎌倉」、相模湾に浮かぶ島「江ノ島」、かつての関東支配の中心拠点「小田原城」などが見どころです。

さらには、鎌倉の稲村ケ崎から江ノ島に至る区間では”江ノ島”と”富士山”を同時に眺めながら湘南海岸をサイクリングが楽しめます。

太平洋岸自転車道の静岡・愛知ルート詳細

太平洋岸自転車道の静岡・愛知ルートは、伊豆半島をぐるりと巡る、もしくは伊東市から亀石峠を越えて三島へと移動し、静岡の海岸沿いを進みます。

浜松・浜名湖のエリアを過ぎると愛知県の渥美半島へ入り、伊勢湾フェリーを利用して三重県へと入っていきます。

詳しい地図はこちら>印刷用PDF(日本語版)静岡県・愛知県版

静岡・愛知ルートの見どころ

静岡・愛知ルートの見どころは、熱海や伊東などの日本を代表する温泉地や、伊豆半島の美しいビーチ、駿河湾の玄関口でカツオで有名な御前崎、うなぎの養殖が有名で温泉やレジャー施設も豊富な「浜名湖」などがあります。

さらには、富士山と駿河湾・太平洋を望む雄大なサイクリングが楽しめるのも魅力で、浮世絵に描かれた「三保の松原」の絶景も楽しめます。

太平洋岸自転車道の三重・和歌山ルート詳細

太平洋岸自転車道の三重・和歌山ルートは、伊勢エリアか志摩エリアのどちらかを通って、紀伊半島を南下し、和歌山県の熊野エリアや白浜エリアを巡りながら和歌山市内へと向かいます。

詳しい地図はこちら>印刷用PDF(日本語版)三重県・和歌山県版

https://wave.pref.wakayama.lg.jp/

ゴール地点は和歌山市加太の淡嶋神社前には記念モニュメントが設置されており、太平洋岸自転車道の統一ロゴと全ルートの地図表示、そしてその地図の上に自転車を置いて記念撮影ができるようになっています。

太平洋岸自転車道ゴール地点詳細地図

三重・和歌山ルートの見どころ

三重ルートの見どころは、皇室のご祖先である天照大御神をお祀りする「伊勢神宮」や、自然に恵まれ、レジャー施設・リゾートホテルが豊富な「志摩」などがあります。

和歌山ルートでは、世界遺産である熊野速玉大社や日本のエーゲ海とも称される白崎海岸などの魅力的な観光地、景勝地があるほか、南紀勝浦温泉や白浜温泉などの温泉地も見どころです。

太平洋岸自転車道|自転車のルール

太平洋岸自転車道では自転車のルールを正しく守って安全な走行を心がけましょう。

①自転車は車道を走る。歩道上の走行は原則禁止。車道の左側を通行しましょう。
②飲酒運転、二人乗りは厳禁。
③二列走行の禁止
④夜間やトンネルではライトをつけましょう。
⑤信号、一時停止は守りましょう。
⑥走行中の携帯電話やヘッドホンの使用、傘さし運転の禁止
⑦ヘルメットの着用

太平洋岸自転車道について|まとめ

サイクリングロードとして成功を収めているのが、広島県尾道市と愛媛県今治市を結ぶ「しまなみ海道」で、年間約33万人(2018年度)の国内外のサイクリストが訪れる一大観光スポットです。

ナショナルサイクルルートは観光立国政策の大きな柱として位置づけられており、国は国内外のサイクリストが魅力を満喫できるように各ルートの情報発信・環境整備を支援していくとしています。

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