東海地方の中核都市として発展を続ける静岡市は、北は南アルプス、南は駿河湾に挟まれた自然豊かな地域で、温暖な気候により生まれた「お茶」、「みかん」、「桜えび」などの特産物でも有名です。
古くから今川氏や大御所時代の徳川家康公の城下町として栄え、町には駿府城公園や久能山東照宮などの歴史的建造物があるほか、弥生時代の農耕集落「登呂遺跡」などの重要な遺産が点在しています。
今回は、そんな静岡を日帰り&車なしで巡る観光モデルコースと見どころについて解説していきます。
静岡観光モデルコース【日帰り&車なし】
静岡観光モデルコースは以下の通りです。
✅静岡観光モデルコース【日帰り&車なし】
静岡の観光モデルコースは、静岡駅から出発して、駿府城公園と静岡浅間神社を巡り、駿河湾方面に移動して登呂遺跡を観光します。
そのあとは、久能山へ移動して「久能山東照宮」、「日本平夢テラス」と巡り、最後は三保の松原へと向かいます。
移動は静岡駅から運行する「静鉄バス」を利用できます。「電車・バス1日フリー乗車券(1,400円)」や、「久能山東照宮」へお越しの方は「静鉄バス(日本平線)+日本平ロープウェイ」のセット券(2,630円)も販売されています。
さらに静岡近郊の観光スポットも巡るなら車・レンタカーが便利です。レンタカーは静岡駅で借りられます。
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静岡の主要観光スポット
静岡の主要観光スポットは以下の通りです。
✅静岡の主要観光スポット
- 駿府城公園
- 静岡浅間神社
- 登呂遺跡
- 久能山東照宮
- 日本平夢テラス
- 三保の松原
静岡の主要観光スポットは、かつて徳川家康公が居城とした駿府城跡を整備した「駿府城公園」や、徳川家康公をお祀りする「久能山東照宮」、弥生時代の集落・水田遺跡で、かつては日本史の教科書にも記載されていた「登呂遺跡」などです。
世界遺産にも登録された「三保の松原」は、万葉の昔から知られた景勝地で、御保神社から松原まで続く「神の道」を歩いたり、海岸にある売店で「静岡おでん」も楽しめます。
そのほか、静岡近郊には富士山や浜名湖、伊豆半島などの魅力的な観光地がたくさんあります。観光モデルコースは以下の記事で解説しているので合わせてご覧ください。
静岡駅への行き方
静岡駅までは東京駅から新幹線を利用して1時間20分ほど。車なら2時間~3時間かかります。名古屋駅からは新幹線で約1時間。車で約2時間~3時間です。
飛行機なら「富士山静岡空港」が玄関口で、新千歳や福岡、鹿児島、那覇など国内7路線を結んでいます。空港から静岡駅までは高速バスに乗って約50分です。
新幹線や飛行機のチケットは、「ホテル・旅館」と組み合わせたダイナミックパッケージでお得に購入することができます。このようなサービスは、以下の旅行会社で取り扱われているので、ぜひチェックしてみてください。
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静岡で必ず行きたい6つの観光スポット
では、ここからは上記モデルコースで行ける静岡の観光スポットをそれぞれ解説していきます。
駿府城公園
駿府城は徳川家康が天正13(1585)年に築城し、大御所として晩年を過ごした隠居所で、現在は美しい石垣と堀に囲まれた公園として整備されています。
広い園内には、家康公の銅像や家康公の手植えといわれるミカンの木などがあり、城の面影を伝える東御門、木造二重3階建ての巽櫓、坤櫓は、寛永15年(1638)当時の雄姿を忠実に再現しました。
そのほか、北側に4つの回遊式庭園が美しい紅葉山庭園、茶室が整備され、庭園に面した立礼席では、静岡茶も楽しめます。
駿府城公園
所在地/静岡市葵区駿府城公園1-1
TEL/054-221-1107
営業時間/9:00~16:30(最終入場16:00)
定休日/月曜(祝日の場合は営業)、年末年始
料金/入園自由
※東御門・巽櫓入場は200円
紅葉山庭園入園は150円
坤櫓は100円、共通券360円
▶公式ホームページ
静岡浅間神社
賎機山の麓に位置する静岡浅間神社は、神部神社・浅間神社・大歳御祖神社の三社を総称で、古くから駿河国総社として歴代幕府の崇敬を受けて信仰されてきました。
竹千代(家康の幼名)が元服式を行ったことから、江戸時代には特に徳川氏の崇敬を受けました。
現在の社殿は江戸時代60年の歳月をかけて再建され、総漆塗り極彩色の豪壮華麗な建築群です。大拝殿の高さは25mで、唯一無二の大建築物。「東海の日光」とも称され、社殿26棟全てが国の重要文化財に指定されています。
静岡浅間神社
所在地/静岡市葵区宮ヶ崎町102-1
TEL/054-245-1820
▶公式ホームページ
登呂遺跡
登呂遺跡は、日本で初めて弥生時代の水田跡が確認され、当時の暮らしが伺える重要な遺跡です。国の特別史跡に指定され、発掘調査による出土品のうち775点も重要文化財に指定されました。
現在、遺跡内には平地式住居や高床式倉庫、祭殿などの復元建造物のほか、登呂ムラの水田の様子が復元され、隣接する静岡市立登呂博物館では遺跡から出土した資料を展示しています。
登呂遺跡
所在地/静岡市駿河区登呂5-10-5
TEL/054-285-0476
営業時間/9時~16時30分
定休日/年中無休
料金/無料
交通アクセス/JR静岡駅からバス「登呂遺跡」行き終点下車(約12分)
▶公式ホームページ
久能山東照宮
久能山東照宮は、駿府城で75年の生涯を閉じた徳川家康公を祀るために、日光に先んじて元和3年(1617年)に造営された最初の東照宮です。
極彩色総漆塗の社殿の装飾美は群を抜いており、当時最高の建築技術・芸術が結集された「権現造」の様式は、日光東照宮を始めとする全国の東照宮建築のひな形とされました。
平成22(2010)年には社殿の本殿・拝殿・石の間が、静岡県としては初めて国宝建造物に指定されています。
また、本殿の裏手には、御遺命により家康公の御遺骸を埋葬した神廟があり、併設の博物館には、家康公の関連品や歴代将軍の奉納刀および徳川家関連の文化財など2000点超が収められています。
※久能山東照宮まで直接、車で行くことができません。山下の参道から1,159段の石段を登るか、日本平山頂からロープウェイ(大人往復1,250円)を利用する必要があります。
▶久能山東照宮への行き方
久能山東照宮
所在地/静岡市駿河区根古屋390
TEL/054-237-2438
営業時間/9:00~17:00
定休日/無休
拝観料/500円
▶公式ホームページ
日本平夢テラス
日本平夢テラスは、日本平の標高307mの丘陵地に建つ、全方位の眺望が楽しめる展望台です。
1周約200mの展望回廊からは、駿河湾越しに望む富士山をはじめ、眼下には清水港、三保松原、遠くに伊豆半島、南アルプスのパノラマビューといった360度の絶景が広がります。
展望施設内には日本平の歴史や文化を紹介する展示エリアの他、ラウンジも整備されており、静岡名物のお茶や、ミカンを使ったドリンク・軽食を楽しめます。
また、日本平の山頂からは日本平ロープウェイが運行しており、「久能山東照宮」までを5分で結んでいます。料金は大人往復 :1,250円、小人(4才〜12才)往復 :630円で利用できます。
▶公式サイト
日本平夢テラス
所在地/静岡市清水区草薙600-1
TEL/054-340-1172
営業時間/9:00~17:00、土曜/~21:00
定休日/毎月第2火曜 (祝休日の場合は翌平日)、12月26日~31日
料金/入館無料
▶公式ホームページ
三保の松原
三保松原は、駿河湾に突き出すような半島に面した南北7kmの砂浜一帯に、約3万5,000本の美しい松林が連なる景勝地です。
『万葉集』以降多くの和歌の題材となり、謡曲の舞台にもなりました。天女と地元の漁師との交流を描いた「羽衣伝説」の舞台としても有名です。
15~16世紀以降は、三保松原を手前に配した構図が富士山画の典型となり、日本人がイメージする富士山として定着しました。特に「羽衣の松」の付近からの松原越しに臨む富士山は絶景といわれています。
日本白砂青松百選に選定され、2013年には世界文化遺産「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の構成遺産のひとつに登録されています。
三保の松原
所在地/静岡市清水区三保
TEL/054-340-2100
営業時間/9:00~16:30
定休日/無休
料金/無料
▶公式ホームページ
静岡の観光ガイドブック
静岡については旅行情報誌”まっぷる 静岡 浜名湖・富士山麓・伊豆’24” や”るるぶ静岡 清水 浜名湖 富士山麓 伊豆’24”でも詳しく紹介されています。さらに、温泉や宿に関する情報は、”るるぶ温泉&宿 関東 甲信越’23”に掲載されています。
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静岡で人気のホテル
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【静岡観光モデルコース】まとめ
今回は、静岡を日帰り&車なしで巡る観光モデルコースについて解説してきました。
静岡県にはこのほか、西に浜松・浜名湖、東に伊豆半島、北には富士山など魅力的な観光地がたくさんあり、1泊2日、もしくは2泊3日でのドライブ旅行が楽しめます。
静岡近郊の観光モデルコースは以下の記事で解説しているのでチェックしてみてください。今回は以上です。静岡観光の参考になれば幸いです。