東北地方の南部に位置する福島県は、北海道、岩手県に次いで三番目に大きい県です。
山岳観光地が多数存在し、国立公園に指定されて美しいままに保存されています。夏には登山やハイキング、冬にはスキーなどのレジャーが楽しめます。
また、温泉地も点在しており、大自然を感じながらのんびりと疲れを癒すこともできます。
そのほか、戊辰戦争・白虎隊にゆかりがある会津若松や、会津の西街道沿いにある宿場町・大内宿など幕末に関連する歴史スポットも見どころです。

福島へは東京からは車で3時間半ほど、JR東北新幹線で約90分ほどで行くことができるので短期旅行が楽しめます。
今回は、そんな福島県を2泊3日で巡る観光モデルコースについて解説していきます。
この記事を読むと福島の魅力が理解でき、旅行プランが組みやすくなるので是非最後までご覧ください。
福島2泊3日観光モデルコース
ではまず、福島を2泊3日で巡る観光モデルコースを解説していきます。
福島を巡る2泊3日観光モデルコースは以下の通りです。
✅福島を巡る2泊3日観光モデルコース
福島を巡る2泊3日の観光モデルコースは、福島市を出発し、磐梯高原の三大ドライブラインを走り「会津若松」へ向かいます。

走行距離は170㎞、およそ4時間の道のりです。
電車でお越しの方は、福島駅でレンタカーを借りて上記モデルコースを周遊することができます。
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福島県の主要観光スポット
福島県は南北方向に延びる山脈・山地によって、福島市方面・会津若松市方面・いわき市方面の3つの地域に分けられています。

福島県の主要観光スポットは会津若松市方面にあります。
代表的なところでは、磐梯高原のドライブコースや五色沼でのハイキング、会津若松の戊辰戦争ゆかりの地巡りなどです。
福島県では東北の大自然とともに、歴史スポットも楽しめます。
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では、ここからは会津若松の観光モデルコースと磐梯高原のドライブコースに分けて見どころを詳しく解説していきます。
磐梯高原の三大ドライブライン
磐梯高原には、福島市から会津若松まで3つのドライブラインがあります。
✅磐梯高原の三大ドライブライン
- 磐梯山ゴールドライン
- 磐梯吾妻レークライン
- 磐梯吾妻スカイライン
ドライブラインの利用はすべて無料です。その道中には絶景スポットや温泉が点在し、秋には美しい紅葉が見られます。
そして、福島市から磐梯高原の三大ドライブラインを通って会津若松市へ向かうモデルコースは以下の通りです。
✅磐梯高原のドライブコース
福島市から会津若松市までドライブラインを通っておよそ120㎞、3時間の道のりです。

一番長いのが磐梯吾妻スカイラインで、およそ1時間かかります。

道中には、五色沼湖沼群や裏磐梯があり、ハイキングが楽しめるので時間に余裕を持って訪れましょう。

紅葉の時期は特に人気です。冬場は通行止めになるので事前に確認をしてから訪れましょう。
通行止め詳細情報➡福島県公式サイト
では、それぞれのドライブラインについて簡単に解説していきます。
磐梯吾妻スカイライン
磐梯吾妻スカイラインは、福島市の高湯温泉から浄土平を経て土湯峠に至るまでの、吾妻連峰を縦走する全長28.7 kmのドライブコースです。

三大ドライブラインのなかで最も高いところを走ります!
東北屈指の紅葉の名所でも知られ、変化に富んだ非日常の風景が楽しめます。
磐梯吾妻レークライン
磐梯吾妻レークラインは、磐梯山の噴火によってできた磐梯三湖のうち、「小野川湖」と「秋元湖」の間を通って、「檜原湖」へと至るドライブコースです。
道中の中津川渓谷には、「中津川渓谷レストハウス」があり、往復30分ほどの渓谷沿いの遊歩道散策が楽しめます。

3つの湖を一望できる「三湖パラダイス」などの展望スポットも見どころです。
五色沼自然探勝路

五色沼とは、磐梯山の北側、裏磐梯と呼ばれる地域にある大小30余りの小湖沼群のことです。緑・赤・青など、様々な色の沼が点在しています。
その五色沼湖沼群の自然探勝路では、全長約3.6kmのハイキングが楽しめます。

片道約1時間から~1時間30分程度です。雨が降るとぬかるみができやすいため、足元には注意が必要です。
磐梯山ゴールドライン
磐梯山ゴールドラインは、裏磐梯と会津地方を結ぶ、17.6kmのドライブコースです。

磐梯山のすぐ近くを通るため、火口跡などの迫力ある風景を間近で見ることができます。
展望パーキングが所々で設けられており、表磐梯側に猪苗代湖を一望する「山湖台」や、磐梯山の爆裂噴口を望む「黄金平」があります。
【会津若松】観光モデルコース
では、続いて会津若松を巡る観光モデルコースを解説していきます。
会津若松は、江戸時代に盛えた会津藩の城下町です。観光では、幕末の史跡を巡ることができます。
会津若松を巡るモデルコースと観光スポットは以下の通りです。
✅会津若松を巡る観光モデルコース
✅会津若松の観光スポット
- 鶴ヶ城(若松城)
- 飯盛山・さざえ堂
- 七日町通り
- 東山温泉
会津若松のメインスポットは、鶴ヶ城(若松城)と飯盛山・さざえ堂です。ランチやカフェで休憩したいときは、七日町通りを訪れましょう。
会津若松での宿泊は、歴史ある温泉地「東山温泉」がオススメです。

福島観光モデルコースでは1日目に東山温泉に宿泊、翌日に会津若松を巡ると効率よく観光できます。
では、会津若松の観光スポットについてそれぞれ解説していきます。
鶴ヶ城(若松城)
鶴ヶ城は、会津若松市追手町にあった梯郭式の平山城です。
始まりは室町時代初めの至徳元(1384)年に葦名直盛が造営した「東黒川館」とされています。

会津藩の政庁として会津の政治の中心であり、幕末には戊辰戦争の激戦地となりました。
天守閣は明治7(1874)年に取り壊されましたが、昭和40(1965)年に再建。平成23(2011)年に黒瓦から赤瓦へと葺き替えられ、幕末当時の姿を取り戻しました。
城内は見どころが多いので、見学所要時間は60分~90分を見積もっておきましょう。
鶴ヶ城
所在地: 〒965-0873 福島県会津若松市追手町1−1
電話: 0242-27-4005
飯盛山・さざえ堂
飯盛山は、会津盆地を見守る信仰の山で、数多くの神話や史跡が残る山です。
白虎隊自刃の地としても知られ、「白虎隊十九士の墓」には、年間200万人ともいわれる観光客が訪れます。
また、中腹にある「さざえ堂」は、国の重要文化財に指定されている日本では大変珍しい木造建築物です。

階段のない螺旋通路で、上りの人と下りの人がすれ違うことなく一方通行で進むことができます。拝観料は400円です。
七日町通り
「七日町(なぬかまち)通り」は、大正期以前のレトロな建物が立ち並ぶ観光スポットです。

明治時代の蔵や、大正の洋館などがそのまま残されています。
野口英世青春通りとあわせて街散策を楽しみましょう。
東山温泉
福島県会津若松市にある東山温泉は、山形県の上山温泉、湯野浜温泉とともにかつて「奥羽三楽郷」と呼ばれた温泉です。
開湯は8世紀後半とされ、湯川沿いに温泉宿・ホテル計20軒以上が立ち並んでいます。

会津若松での宿泊に最適です。由緒ある温泉で旅の疲れを癒しましょう。
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野口英世記念館
「野口英世記念館」は、猪苗代町出身の細菌学者である野口英世の記念館です。1939年(昭和14年)に開館されました。
展示室には英世の死後に遺族や関係者から提供された遺品・資料が展示されています。
野口英世の生家や、やけどを負った囲炉裏、上京する際に決意を刻んだ床柱なども見どころです。

会津若松市から離れた位置にあります。猪苗代湖を通って福島市に戻る際に時間があれば立ち寄ってみましょう。所要時間は約40~50分です。
野口英世記念館(入館料600円)
所在地: 〒969-3284 福島県耶麻郡猪苗代町大字三ツ和字前田81
時間:9時00分~17時30分
電話: 0242-65-2319
大内宿
大内宿は、江戸時代に会津若松市と日光今市を結ぶ重要な道「会津西街道(別称:下野街道)」の宿場町です。

福島県南部の人里離れた山間部に30軒以上の茅葺き屋根の民家が立ち並び、江戸時代の姿をそのまま残しています。
1981年(昭和56年)には重要伝統的建造物群保存地区として選定。現在では、年間120万人もの観光客が訪れる人気観光スポットになりました。
箸の代わりにネギを用いて食べるお蕎麦や、うるち米に味噌をつけて焼いたしんごろうなど大内宿グルメも堪能できます。
所要時間は、ゆっくり過ごして2時間ほどを見積もっておきましょう。

会津若松市から40分ほど南にあります。福島観光モデルコースとは外れてしまいますが、ぜひ旅行プランに組み込んでほしい観光スポットです。
大内宿(入場料250円)
所在地: 〒969-5207 福島県南会津郡下郷町大内山本8
時間:9時00分~17時00分
電話: 0241-68-3611
【福島2泊3日観光モデルコース】まとめ
今回は、福島2泊3日観光モデルコースについて詳しく解説してきました。
福島の温泉地に宿泊しながらドライブをすれば、2泊3日の充実した旅行になるはずです。

時間があれば大内宿方面まで足を延ばしてみてください。
福島駅までは新幹線が便利です。駅からレンタカーを借りてドライブを楽しみましょう。
今回は以上です。モデルコースを参考にして福島観光を楽しんでください。
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