福島は南北につらなる阿武隈高地と奥羽山脈によって、中通り・会津・浜通りの3つの地方に分けられ、風土、文化、気候の違いなどそれぞれに特色や魅力があります。
観光の中心は「会津地方」で、磐梯山や猪苗代湖など豊かな大自然と、会津藩士ゆかりの名所旧跡が点在。各地に温泉もあるので、大自然を感じながらのんびりと疲れを癒すこともできます。
今回は、そんな福島を1泊2日で巡る観光モデルコースと見どころ、福島で行くべき観光スポットについて解説していきます。
福島1泊2日観光モデルコース
ではまず、福島を1泊2日で巡る観光モデルコースを解説していきます。
福島を巡る1泊2日観光モデルコースは以下の通りです。
✅福島1泊2日観光モデルコース
福島1泊2日観光モデルコースは、福島市内から出発して磐梯高原のドライブラインを通り、五色沼や猪苗代湖を観光。会津若松では鶴ヶ城や飯盛山などを巡って大内宿へ向かいます。
移動距離は170㎞、およそ4時間の道のりです。移動には車が必要で、福島駅などでレンタカーを借りることができます。
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福島の観光の見どころ
福島の主要観光スポットは以下の通りです。
✅福島の主要観光スポット
- 磐梯高原の三大ドライブライン
- 五色沼自然探勝路
- 会津若松
- 七日町通り
- 鶴ヶ城(若松城)
- 飯盛山・さざえ堂
- 東山温泉
- 猪苗代湖
- 野口英世記念館
- 大内宿
福島の観光の見どころは、 会津若松の鶴ヶ城や戊辰戦争ゆかりの地巡り、江戸時代の宿場町「大内宿」などで、磐梯高原の三大ドライブラインでは絶景ドライブや五色沼でのハイキングが楽しめます。
会津若松の観光モデルコースは以下の記事で詳しく解説しています。
福島での宿泊は、裏磐梯のリゾートホテルや、”奥羽三楽郷”と呼ばれた会津若松の東山温泉が人気です。
そのほか、福島近郊には山形県や宮城県があり、見どころがたくさんあります。観光モデルコースは以下の記事で解説しているので合わせてご覧ください。
福島観光|行き方・交通アクセス
福島県への行き方は、東京から福島駅まで”東北新幹線”が利用でき、所要時間は1時間35分ほど。車なら3時間30分ほどかかります。
新幹線や飛行機のチケットは、「ホテル・旅館」と組み合わせたダイナミックパッケージでお得に購入することができます。このようなサービスは、以下の旅行会社で取り扱われているので、ぜひチェックしてみてください。
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福島で必ず行きたい観光スポット
では、ここからは上記モデルコースで行ける福島の観光スポットをそれぞれ解説していきます。
磐梯吾妻スカイライン
磐梯吾妻スカイラインは、福島市の高湯温泉から浄土平を経て土湯峠に至るまでの、吾妻連峰を縦走する全長28.7 kmのドライブコースで、三大ドライブラインのなかで最も高いところを走ります。
東北屈指の紅葉の名所でも知られ、変化に富んだ非日常の風景が楽しめます。
磐梯吾妻レークライン
磐梯吾妻レークラインは、磐梯山の噴火によってできた磐梯三湖のうち、「小野川湖」と「秋元湖」の間を通って、「檜原湖」へと至るドライブコースです。
中津川渓谷にある「中津川渓谷レストハウス」からは、往復30分ほどの渓谷沿いの遊歩道散策が楽しめるほか、3つの湖を一望できる「三湖パラダイス」などの展望スポットがあります。
五色沼自然探勝路
五色沼は、磐梯山の北側、裏磐梯と呼ばれる地域にある大小30余りの小湖沼群のことで、緑・赤・青など様々な色の沼が点在しています。
五色沼自然探勝路は、五色沼湖沼群を巡るハイキングコースで、全長は約4km、所要時間は1時間10分~1時間30分(片道)ほどかかります。
比較的平坦な道のりですが、岩がごろごろしていたり、雨が降るとぬかるみができやすいため、足元には注意が必要です。➡五色沼自然探勝路詳細
また、五色沼のある「裏磐梯」は日本国内で指折りの自然景観を有する高原リゾート地として知られています。
そんな裏磐梯で人気があるのが、エリア売上1位の「裏磐梯レイクリゾート」。源泉掛流しの絶景露天と、一流シェフの本格和会席が魅力のお宿です。最安料金は6,637円から宿泊できます。
「サイズリゾートホテル裏磐梯」も評価の高い人気の宿です。こちらは楽天トラベルブロンズアワードを受賞。最安料金は3,455円です。
そのほかは以下リンクをチェックしてみてください。
磐梯山ゴールドライン
磐梯山ゴールドラインは、裏磐梯と会津地方を結ぶ、17.6kmのドライブコースです。磐梯山のすぐ近くを通るため、火口跡などの迫力ある風景を間近で見ることができます。
展望パーキングが所々で設けられており、表磐梯側に猪苗代湖を一望する「山湖台」や、磐梯山の爆裂噴口を望む「黄金平」があります。
野口英世記念館
1939年(昭和14年)に開館された「野口英世記念館」は、猪苗代町出身の細菌学者である野口英世の記念館です。
野口英世の死後に遺族や関係者から提供された遺品・資料が展示されているほか、野口英世の生家や、やけどを負った囲炉裏、上京する際に決意を刻んだ床柱などが見られます。
また、体験型の展示では、ゲーム感覚で遊びながら細菌の世界を学ぶことができます。
野口英世記念館(入館料600円)
所在地:福島県耶麻郡猪苗代町大字三ツ和字前田81
時間:9時00分~17時30分
電話: 0242-65-2319
猪苗代湖
福島県のほぼ中央に位置し、郡山市、会津若松市、猪苗代町の2市1町にまたがる猪苗代湖は、面積103.32平方kmを有する我が国第4位の湖です。
入り組んだ岬、白砂青松の浜と変化に富んだ趣を見せ、自然探勝や保養、キャンプ、釣り、ヨットやウインドサーフィンなどの観光レクレーションの場として、多くの人でにぎわいます。
会津若松
会津若松は、会津地方の中心都市で江戸時代には会津藩の城下町として盛えました。
市内には、歴史を感じさせる古い老舗の商店や蔵、歴代藩主が愛した風情ある庭園など名所・旧跡も多くノスタルジックな町観光が楽しめます。
会津若松エリアは以下のモデルコースで観光できます。
✅会津若松観光モデルコース
会津若松市内の移動方法は、30分間隔で運行している周遊バス(七日町~鶴ヶ城~飯盛山)や、駅から電動自転車のレンタサイクルが利用できます。
近郊には竹久夢二や与謝野晶子などの墨客にこよなく愛された名湯「東山温泉」があり、1泊2日旅行の滞在先に最適です。
七日町通り
大正浪漫の雰囲気のただよう「七日町通り」は、藩政時代に会津五街道のうち日光、越後、米沢街道の主要道路が通り、城下の西の玄関口として問屋や旅籠、料理屋が軒を連ねていた重要な通りです。
江戸時代から昭和時代にかけては会津一の繁華街として賑わいを見せ、現在もその名残りのある、古い蔵や洋館、木造町家の建物などを見ることができます。
鶴ヶ城(若松城)
鶴ヶ城は、約630年前に作られた会津若松市のシンボルで、1868年に起こった戊辰戦争の際には、新政府軍の猛攻に耐えた「難攻不落の名城」としても有名です。
明治7年に取り壊されましたが、昭和40年に再建。天守の内部は博物館となっており、五層からは会津若松市街地や会津盆地、磐梯山を一望することができます。
また、国指定史跡の鶴ヶ城公園内では、春には桜のライトアップ、秋には紅葉ライトアップが実施されるなど、四季折々の美しい姿を楽しめます。
鶴ヶ城天守閣
所在地/会津若松市追手町1-1
TEL/0242-27-4005(鶴ヶ城管理事務所)
営業時間(天守閣)/8:30~17:00(入場締め切りは16:30)
料 金/大人410円(天守閣・麟閣共通券 大人520円)、小中学生150円
交通アクセス/鶴ヶ城北口下車徒歩約5分
▶公式ホームページ
飯盛山・さざえ堂
飯盛山は、会津の城下町を一望に見渡すことのできる標高314mの小高い山で、日本武尊などの神話も残る信仰の山です。
山頂へは183段の階段、もしくはスロープコンベア(動く坂道)が利用でき、白虎隊十九士の墓や市天然記念物の「太夫桜」、白虎隊が退却の際に通ったとされる「戸ノ口堰洞穴」などを見ることができます。
麓には土産物店が軒を連ね、会津の伝統民芸品赤べこや起き上がり小法師などの絵付け体験などが楽しめます。
また、飯盛山の中腹にある「会津さざえ堂」は、高さ16.5m、六角三層のお堂で、上りと下りが全く別の通路になっている一方通行の構造をした日本では大変珍しい木造建築物です。
かつてはその独特な2重螺旋のスロープに沿って西国三十三観音像が安置され、参拝者はこのお堂をお参りすることで三十三観音参りができるといわれていました。
会津さざえ堂
所在地/福島県会津若松市一箕町八幡滝沢155
TEL/0242-22-3163
営業時間/8:15~日没 (4月~12月)、9:00~16 : 00(1月~3月)
料 金/大人400円、高校生300円、小中学生200円
▶公式ホームページ
東山温泉
会津若松市内中心部から約10分に位置する「東山温泉」は、8世紀後半に開湯したとされる由緒ある温泉地で、山形県の上山温泉、湯野浜温泉とともに「奥羽三楽郷」と呼ばれています。
泉質はサラサラの硫酸塩泉で、傷や打ち身に効能があり、戊辰戦争時には負傷した新撰組・土方歳三がここで傷を癒したといわれています。
湯川沿いに計20軒以上の温泉宿・ホテルが立ち並ぶ「東山温泉」では「庄助の宿 瀧の湯」が人気があります。
創業130余年の温泉旅館で会津の名所「伏見ヶ滝」を望む、絶景露天風呂と貸切風呂が自慢。お部屋は全室渓流沿いで眺望も良く、四季折々の風景を窓からも愉しむことができます。
最安料金は4,500円から。2年連続で楽天トラベルブロンズアワードと日本の宿アワードを受賞している評価の高い宿です。
そのほか、古くは会津藩主の別荘であった歴史ある宿「くつろぎ宿 新滝(最安4,819円から)」や、東山温泉では随一の規模を誇る高級温泉ホテル「御宿東鳳(最安6,569円から)」も人気があります。
大内宿
大内宿は、江戸時代に会津若松市と日光今市を結ぶ重要な道「会津西街道(別称:下野街道)」の宿場町です。
福島南部の人里離れた山間部に30軒以上の茅葺き屋根の民家が立ち並び、江戸時代の姿をそのまま残しています。
1981年(昭和56年)には重要伝統的建造物群保存地区として選定。現在では、年間120万人もの観光客が訪れる人気観光スポットになりました。
箸の代わりにネギを用いて食べるお蕎麦や、うるち米に味噌をつけて焼いたしんごろうなど大内宿グルメも堪能できます。所要時間は、ゆっくり過ごして2時間ほどを見積もっておきましょう。
大内宿(入場料250円)
所在地:福島県南会津郡下郷町大内山本8
時間:9時00分~17時00分
電話: 0241-68-3611
福島の観光ガイドブック
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【福島観光モデルコース】まとめ
今回は、福島観光モデルコースについて詳しく解説してきました。
福島観光では、会津若松に限定して1泊2日での旅行も楽しめます。そのほか、喜多方やいわき方面にも見どころは多いので、福島の温泉地に宿泊しながらのドライブ旅行もおすすめです。
また、福島北部の仙台と、南部の日光などの観光モデルコースは以下の記事で解説しているので合わせてご覧ください。
今回は以上です。福島観光の参考になれば幸いです。