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山口でおすすめの観光名所30選!穴場までエリア別に徹底解説

中国地方の観光地

本州南西部に位置する山口には、岩国の錦帯橋や岩国城をはじめ、巌流島の決闘や壇之浦の合戦など、数々の歴史の舞台となってきた「下関」、毛利氏の城下町で、明治維新には多くの志士を輩出した「萩」、日本屈指の大鍾乳洞「秋芳洞」など魅力的な観光スポットがたくさんあります。

山陽新幹線や山口宇部空港を利用すれば地方からのアクセスも便利で、東京からでも飛行機で90分ほどで行くことができます。

今回は、そんな魅力満載の山口で必ず行きたい観光名所から穴場までたっぷり解説していきます。

山口県でおすすめの観光名所&穴場

ではまず、山口県でおすすめの観光名所をご紹介します。

錦帯橋

錦帯橋は国指定の名勝であり、日本を代表する木造橋です。延宝元年(1673)第三代岩国藩主吉川広嘉により創建されたもので、現在の橋は四代目にあたります。

錦川の清流に架かる五連のアーチを描いた木橋で、長さ193.3m幅5m。木と木の組合せによって支えられ、巻きガネとカスガイを使った「木組みの技法で造られています。

反り橋の構造は精巧かつ独創的で、現代の橋梁工学からみても非の打ちどころがないと言われています。

春は桜、夏は鵜飼いや花火の夜景、秋は城山の自然林の紅葉、冬は雪化粧と、「錦」の名の通り、四季折々の色彩豊かな景観が楽しめます。

錦帯橋
所在地/〒741-0062 山口県岩国市岩国1丁目
TEL/0827-29-5116
営業時間/8:00~17:00(観光シーズン18:00まで 夏期19:00まで)
※24時間入橋は可能ですが、22:00からは消灯しています。
※料金所に人がいない時間は、夜間料金箱に料金を入れてお渡りください。
渡橋料/大人310円 小人150円
交通アクセス/JR山陽本線岩国駅からバスで20分
公式ホームページ

岩国城

「岩国城」は、初代藩主吉川広家によって1608年に作られた三層四階の桃山風南蛮造りの山城です。眼下を流れる錦川を天然の外堀にし、標高約200mの城山山頂に位置していました。

築城後8年で一国一城制により取り壊され、現在の天守は昭和三十七年に再建されたもの。天守内には、錦帯橋の精密模型、写真、刀剣や書画類などを展示しており、4階の展望台からは市内の眺望を楽しむことができます。

岩国城
所在地/〒741-0081 山口県岩国市横山3丁目
TEL/0827-41-1477
営業時間/9:00~16:45(入館16:30まで)
岩国城(天守閣)入城料金
大人(中学生以上)270円、小学生 120円
交通アクセス/JR山陽本線岩国駅からバスで20分
公式ホームページ

下関・門司港

下関は、港湾都市として栄えた山口最大の都市で、幕末前後から明治・大正時代にかけての歴史遺産や、宮本武蔵と佐々木小次郎が決闘したと伝えられる巌流島などの見どころがあります。

一方、門司港は九州の玄関口で、外国航路の拠点および貿易港として発展し、海沿いの倉庫群や歴史的建造物、ホテル・商業施設などがレトロ調に整備され、大正ロマンの雰囲気が漂っています。

観光では関門海峡で繋がるこの2つの町の周遊観光が人気で、下関~門司港の周遊バスも運行しています。

福徳稲荷神社

山口西部に位置する「福徳稲荷神社」は、地元の人々から犬鳴のお稲荷さんとして親しまれている由緒ある神社です。

「開運」「商売繁盛」「航海安全」「学業成就」「交通安全」「豊漁」の御利益があるといわれ、境内の『開運鳥居』とも呼ばれる千本鳥居も見事です。

素晴らしい景観を持つ神社としても有名で、朱色の大鳥居越しに響灘の碧い海が広がります。

福徳稲荷神社
所在地/ 山口県下関市豊浦町大字宇賀2960-1
TEL/083-776-0125
公式ホームページ

角島大橋

角島と本州を結ぶ「角島大橋」は、2000年に開通し、2003年に「土木学会デザイン賞2003」の優秀賞を受賞した橋です。

景観の美しさから山口の新たな観光スポットとなり、自動車などのテレビCMのロケ地として多く採用されています。

角島では、角島大橋のドライブと共に、島散策を楽しみましょう。 御影石造りの角島灯台や、県内随一の透き通った美しいビーチである「コバルトブルービーチが見どころです。

元乃隅神社

山口北部に位置する「元乃隅神社」は、高台から海に向かって連なる123基の朱塗りの鳥居で有名な神社です。

鳥居の“朱”と、海の“青”のコントラストが見事で、商売繁盛や海上安全、良縁、子宝、開運厄除など様々なご利益があるといわれています。

米国の放送局CNNにより「日本の最も美しい場所31選」にも選出。高さ約6mの大鳥居の上部には「日本一入れにくい」と有名な賽銭箱があります。

元乃隅神社
所在地/山口県長門市油谷津黄498
TEL/0837-26-0708
公式ホームページ

長門湯本温泉

長門湯本温泉は「美肌の湯」として知られ、山口ではもっとも古い歴史をもつ温泉です。

開湯は室町時代の1427年であるとされ、音信川(おとずれがわ)沿いに温泉街が広がっています。

萩は、江戸時代に毛利氏が治める長州藩の本拠地となった町です。幕末から戦前にかけては政財界に関係する人物を多く輩出し、明治の時代に大きな影響を与えました。

2015年には「明治日本の産業革命遺産」のひとつとして萩城下町」が世界遺産に登録されています。

観光の見どころは、吉田松陰の私塾である「松下村塾や藩校であった萩・明倫学舎、日本に現存する貴重な反射炉で世界遺産にも登録されている萩反射炉などです。

秋芳洞・秋吉台

秋芳洞は、秋吉台の地下100-200mにある日本最大規模の鍾乳洞です。特別天然記念物。

洞内の観光コースは約1km。温度は四季を通じて17℃で一定しているので、夏は涼しく冬は温かく、快適に観光できます。観光所要時間の目安は60分ほど(往復約90分)。

そして、隣接する「秋吉台」は、日本最大級のカルスト台地です。1955年に国定公園(秋吉台国定公園)に、1964年に特別天然記念物に指定されています。

この秋吉台の雄大な景観を作っている石灰石は、およそ3億5千万年前に南方の海でサンゴ礁として誕生し、それから長い年月を経て現在のようなカルスト台地を形成しました。

秋吉台の歴史ある大地での自然散策を楽しみましょう。

秋芳洞
所在地/山口県美祢市秋芳町秋吉3449番地1
TEL/0837-62-0115
営業時間
8:30~17:30 閉洞18:30 ※3月~11月 通常期
8:30~16:30 閉洞17:30 ※12月~2月 閑散期
※黒谷入口・エレベーター入口からの入洞は16:30迄
料金/高校生以上1,300円、中学生1,050円、小学生700円
公式ホームページ

瑠璃光寺五重塔

璃光寺(るりこうじ)は、山口市香山町にある曹洞宗の寺院です。境内は香山公園と呼ばれ、桜や梅の名所にもなっています。

国宝である瑠璃光寺五重塔は、応永6年(1399)の応永の乱で命を落とした大内義弘の菩提を弔うために、弟の盛見が建立を計画。嘉吉2年(1442)に完成したといわれています。

日本三名塔の一つで、大内文化の最高傑作と称される建築物です。夜間は日没から22:00までライトアップされ、夜の瑠璃光寺も人気があります。

瑠璃光寺
所在地/山口県山口市香山町7-1
TEL/083-922-2409
公式ホームページ

山口でおすすめの観光名所&穴場【萩周辺】

続いて、山口の萩周辺でおすすめの観光名所を詳しくご紹介します。

萩城跡・萩城跡指月公園

萩城は、毛利輝元が広島城に代わる新たな居城として慶長9年(1604)に築城した平山城です。別名は指月城

明治7年(1874)前年に発布された廃城令によりに天守閣、矢倉などの建物は全て解体されました。現在は石垣と堀の一部が昔の姿をとどめ、城跡は指月公園として整備されています。

園内には天守跡、梨羽家茶室、旧福原家書院、万歳橋、東園などの旧跡があります。春にはおよそ600本のソメイヨシノが咲き誇る桜の名所としても有名です。

萩城跡指月公園
所在地/〒758-0057 山口県萩市堀内1-1
TEL/0838-25-1826(指月公園料金所)
営業時間
8:00~18:30(4月~10月)
8:30~16:30(11月~2月)
8:30~18:00(3月)
料金/大人220円、中学生以下100円
交通アクセス/JR東萩駅から徒歩で30分
関連サイト

高杉晋作誕生地

高杉晋作誕生地では、高杉晋作が生まれ育った家の南側半分が公開されています。

旧宅内には晋作の写真や書などの展示、邸内には自作の句碑「西へいく 人をしたひて 東行く 心の底そ 神や知るらん」や産湯の井戸があります。

高杉晋作誕生地
所在地/〒758-0077 山口県萩市南古萩町23
TEL/0838-22-3078
営業時間/9:00~17:00
料金/大人・大学生 100円、高校・中学生 50円、小学生無料
交通アクセス/萩循環まぁーるバス(西回り)「萩博物館前」バス停より徒歩5分
公式ホームページ

菊屋横町・菊屋横丁

菊屋横町は、菊屋家住宅の脇を通る全長0.5kmの通りの通称で、国指定史跡・日本の道100選に選定されています。

江戸時代当時の景観を良く残しており、萩市を象徴する道として、旅番組、ドラマ、映画に頻繁に登場しています。

木戸孝允旧宅

木戸孝允旧宅は、幕末維新の三傑の一人で、桂小五郎の名でも知られる「木戸孝允」が生まれてから江戸に出るまでの約20年間を過ごした木造瓦葺の2階建ての家です。

中では、誕生の間や幼少時代の手習いの書を表装した掛け軸、写真などが展示され、当時のままの姿をよく残しています。

木戸孝允旧宅
所在地/萩市呉服町2-37
TEL/0838-25-3139
営業時間/9:00~17:00
料金/ 100円(小学生未満は無料)
交通アクセス/東萩駅から徒歩で25分
関連ホームページ

萩・明倫学舎

萩藩の教育や人材育成の中枢を担った「藩校明倫館」。その跡地に建築され、国の登録有形文化財に登録された本館を含む旧明倫小学校の日本最大の木造校舎群を改修整備したのが「萩・明倫学舎」です。

展示・飲食・物販・観光インフォメーションなどを備えた萩の観光拠点として、昭和30年頃のなつかしい学び舎を復元。「世界遺産ビジターセンター」や「幕末ミュージアム」などがあり、藩校明倫館の展示や、旧明倫小学校の歴史を紹介しています。

明倫学舎
所在地/萩市江向602
TEL/0838-21-0304
営業時間/9:00~17:00
カフェは11:00~17:00
料金/本館は無料
2号館:大人・大学生 300円、高校生 200円、小・中学生100円 
公式ホームページ

松下村塾

吉田松陰を祀る松陰神社境内に位置する「松下村塾」は、幕末期に吉田松陰が主宰した私塾です。

身分や階級にとらわれず塾生として受け入れ、わずか1年余りの間でしたが、明治維新の原動力となり、明治新政府に活躍した多くの逸材を育てました

建物は木造瓦葺き平屋建ての小舎で、当初からあった八畳と、十畳半の部分からなっています。そのほか、境内には松陰ゆかりの史跡なども点在しています。

松下村塾
所在地/萩市椿東松本市1537
TEL/0838-22-4643
営業時間/外観のみ見学自由
公式ホームページ

道の駅 萩しーまーと

「道の駅 萩しーまーと」は、萩沖の魚介類が水揚げされる漁港、魚市場に隣接している生鮮市場です。

新鮮な魚介や近郊でとれた農産物など、旬の食材をお手頃価格で販売しており、海産物・練り製品や、新鮮野菜・地元産品の販売、夏みかん製品、萩名物の「蒸気まんじゅう」なども販売しています。

また、館内では3つの海鮮レストランで海鮮丼や定食など旬の地魚を使った魚介料理を楽しむことができるほか、鮮魚売場で購入した魚介類を館内食堂に持ち込んで、お好みの調理方法で召し上がることもできます。

道の駅 萩しーまーと
所在地/萩市椿東字4160-61
TEL/0838-24-4937
営業時間/9:30~18:00 ※金土日祝は9:00~
公式ホームページ

萩反射炉

萩反射炉は、世界遺産に登録された反射炉の遺跡です。現存するのは、萩反射炉と韮山反射炉(静岡県伊豆)のみで、近世の反射炉として貴重な遺構とされています。

反射炉は、金属融解炉の一種で18世紀から19世紀にかけて鉄の精錬に使われました。日本では主に洋式の野砲の砲身を鋳造するために反射炉が作られています。

萩反射炉は、24時間自由に見学できます。

萩反射炉
所在地/萩市椿東4897-7
TEL/0838-25-3380
営業時間/見学自由
公式ホームページ

山口でおすすめの観光名所&穴場【下関・門司港】

続いて、山口の下関、福岡県の門司港周辺でおすすめの観光名所を詳しくご紹介します。

関門トンネル人道

昭和33年3月9日に開通した「関門トンネル人道」は、関門海峡を繋ぐ、全長780mの歩行者用海底トンネルです。

海底に伸びるトンネルは上下に区切られ、上は車道、下は徒歩で通行できるようになっています。所要時間は約15分ほど。トンネルの中ほどに福岡県と山口県の県境の標識があり、珍しい海底の県境として有名です。

関門トンネル
所在地/下関市みもすそ川町
TEL/083-222-3738
通行可能時間/6:00~22:00
料金/歩行者:無料、自転車・原付:20円
※軽車両の場合は押して歩きます
公式ホームページ

火の山展望台

瀬戸内海・日本海・関門海峡を一望できる火の山展望台。はるか昔、山頂に敵の襲来を都に知らせるための狼煙台が設けられていたことが名前の由来です。

1890年(明治23年)には山頂に砲台が置かれ、重要な軍事拠点として使用されました。また第2次世界大戦後まで入山が禁じられていた場所でもあります。

夜景は日本夜景遺産に認定。展望台までは車とロープウェイ、徒歩(トレッキング)で上がることが出来ます。

火の山展望台
所在地/〒751-0813 山口県下関市みもすそ川町7-14
TEL/083-231-4138

火の山パークウェイ
料金
/無料
通行時間/8:00~22:00(11月~2月は21:00まで)

火の山ロープウェイ利用料金
大人片道310円(往復520円)
小人片道150円(往復260円)
火の山ロープウェイ営業時間
10:00~17:00(00分、20分、40分)
※変更になる場合があります
定休日/火曜・水曜日※8月13日、8月14日は除く
TEL/083-231-1351
公式ホームページ

壇ノ浦古戦場跡

壇之浦古戦場は、寿永4年(1185)源氏と平家の最後の戦いとなった源平の合戦場跡です。

二位尼に抱かれた安徳天皇はわずか8歳にして壇ノ浦の海へ入水し、平家は滅亡。この後、源氏は鎌倉幕府を開き、江戸時代まで続く武家社会が始まりました。

みもすそ川公園内には「源義経・平知盛両雄の像」が建てられているほか、像の除幕式に参加された滝沢秀明さん(NHK大河ドラマ義経役)中越典子さん(同 建礼門院役)の“手形”や、下関戦争で活用されたとされる長州藩の砲台のレプリカなどが置かれています。

壇ノ浦古戦場跡
所在地/下関市みもすそ川町21-1
TEL/083-231-1350

赤間神宮

「赤間神宮」は、平安時代末期(1185年)に起きた壇ノ浦の戦いにおいて、二位の尼に抱かれて入水された幼帝「安徳天皇」を祀った神社です。

白壁に朱塗の「水天門」は、”竜宮造”という珍しい様式の門で、1957年(昭和32年)に竜宮城をイメージして建立されました。

境内には平家一門の墓や、歴史資料を所蔵する宝物殿などがあるほか、「耳なし芳一物語」の舞台となった地でもあることから、耳なし芳一を祀る「芳一堂」もあります。

赤間神宮
所在地/下関市阿弥陀寺町4-1
TEL/083-231-4138
【宝物殿】
見学料金/100円
時間/9:00~17:00
交通アクセス/JR下関駅からバス10分
公式ホームページ

唐戸市場・活きいき馬関街

唐戸市場は、フクをはじめ、タイやハマチの水揚げでも有名な下関市の市場です。一般の方も実際のセリの様子を見学できたり、新鮮な魚を安く手に入れることができます。

また、毎週末(金曜、土曜、日曜)と祝日には、唐戸市場の1階で海鮮屋台街「活きいき馬関街」を開催。新鮮な食材を使った握り寿司や”だし”たっぷりの味噌汁ふく刺から揚げなどを屋台感覚で購入できます。

唐戸市場・活きいき馬関街
所在地/下関市唐戸町5-50
TEL/083-231-0001
営業時間
活きいき馬関街:金土 10:00~15:00(日曜・祝日は8:00~)
唐戸市場:平日・土 5:00~15:00(日曜・祝日は8:00~)
休業日/水曜日(不定休)、お盆、年始
公式ホームページ

市立しものせき水族館 海響館

「下関市立しものせき水族館 海響館」は、総水量2,400トン、65の水槽に魚など500種20,000点の水族たちが展示されている中国地方最大級の水族館です。

日本唯一のシロナガスクジラ全身骨格標本や、トラフグなどの世界中のフグが100種類以上展示されているほか、関門海峡を再現した瀬戸内海水槽ではトンネル状で海底散策気分が味わえます。

さらに、躍動感あふれるペンギンたちが見られる「ペンギン村」や、イルカとアシカの共演ステージがあるなど見どころ満載です。

下関市立しものせき水族館・海響館
所在地/山口県下関市あるかぽーと6-1
TEL/083-228-1100
開館時間/9:30~17:30※繁忙期は時間を変更有
入館料/大人2,090円、小・中学生940円、幼児410円
公式ホームページ

巌流島

巖流島は、関門海峡に浮かぶ面積約10.3万㎡の無人島です。慶長17年(1612)4月13日、剣豪宮本武蔵と秘剣「燕返し」の佐々木小次郎が決闘したといわれています。

正式名称は船島ですが、敗れた小次郎の流派名をとり「巌流島」と呼ばれています。

周囲1.6kmの小島には、宮本武蔵と佐々木小次郎の像をはじめ、浮桟橋や人工海浜、散策道などを整備。1日10便ほど運行している唐戸桟橋からの直行便で気軽に渡ることができます。

巌流島
所在地/下関市大字彦島字船島
TEL/083-222-1488(関門汽船株式会社)
料金/ 直行便往復大人900円、小人450円
交通アクセス/唐戸桟橋から船で10分
巌流島連絡船公式ホームページ

海峡ゆめタワー

平成8年(1996年)7月に関門海峡のランドマークとして誕生した「海峡ゆめタワー」は、下関市内を360°美しく見渡せる展望台です。

高さは西日本でも有数の153m。世界初の球形総ガラス張りの展望室からは、瀬戸内海、関門海峡、巌流島、九州の連山そして響灘(日本海)と360度の雄大なパノラマが一望に広がります。

夜になると宝石のような関門海峡の夜景が眼下に広がり、季節・曜日によって変化するライトアップも必見。また、29階には眺望抜群のカフェレストランが入り、28階には恋人の聖地・縁結び神社などを備えています。

海峡ゆめタワー
所在地/下関市豊前田町3-3-1
TEL/083-231-5877
開館時間/9:30~21:00(閉館21:30)
入場料/大人600円、小・中学生300円、高校生300円
交通アクセス/JR山陽本線下関駅から徒歩7分
公式ホームページ

門司港レトロ地区

門司港レトロは、JR門司港駅周辺に残る外国貿易で栄えた時代の建造物を中心に、ホテル・商業施設などを大正レトロ調に整備した観光スポットです。

シンボル的存在の「門司港駅」をはじめ、アインシュタインが宿泊した迎賓館「旧門司三井倶楽部」、「旧九州鉄道本社(現九州鉄道記念館)」などを保存、公開。ノスタルジックな雰囲気を味わいながら、グルメ、ショッピングと散策が楽しめます。

門司港レトロ地区
所在地/北九州市門司区9
TEL/093-321-4151
交通アクセス/JR門司港駅徒歩すぐ
公式ホームページ

門司港駅

JR門司港駅は、1914年(大正三年)に建てられた九州で二番目に古い木造駅です。1988年(昭和63年)には鉄道駅舎として初めて国の重要文化財に指定されました。

木造二階建ての駅舎は、ネオ・ルネッサンス様式といい、左右対称の造りが特徴的で「門」を表現している、または、ローマのテルミニ駅をモデルにしたともいわれています。

駅舎構内には九州鉄道の起点を表す「0哩(ゼロマイル)標」、門司港に帰り着いた引揚者や復員兵が安堵の思いで喉を潤した「帰り水」、戦時中の金属供出から逃れた「幸運の手水鉢」等、歴史のエピソードに飾られた見所が満載です。

また駅舎の横には、関門連絡船就航当時に駅から桟橋までの約100mを結んでいた「関門連絡船通路跡」が残されています。

門司港駅
所在地/北九州市門司区西海岸1-5-31
TEL/093-321-6110
公式ホームページ

海峡プラザ

1999年に誕生した「海峡プラザ」は、門司港レトロの中心にある複合商業施設です。

門司港ならではのお土産、海産物、雑貨、お菓子類などのお店がずらっと立ち並ぶほか、レストランでは焼カレー瓦そばなどのご当地グルメが楽しめます。

海峡プラザ
所在地/北九州市門司区港町5-1
TEL/093-332-3121
営業時間/10:00〜20:00
飲食 11:00〜22:00
交通アクセス/JR門司港駅より徒歩約2分
公式ホームページ

旧門司三井倶楽部

旧門司三井倶楽部は、大正10(1921)年に三井物産の宿泊施設・社交倶楽部として建設された建物です。JR門司港駅と同様に国の重要文化財に指定されています。

建物はハーフティンバー様式と呼ばれるヨーロッパ伝統の木造建築工法で作られたもの。内装には各部屋にマントルピース(暖炉)が配置されドア枠、窓枠、大階段の親柱などには幾何学模様のアールデコ調の飾りがあしらわれています。

大正11年に講演旅行で来日したアインシュタイン博士も三井倶楽部に宿泊しており、実際に泊まった部屋は当時のまま再現されています。

旧門司三井倶楽部
所在地/北九州市門司区港町7-1
TEL/093-321-4151
営業時間/9:00〜17:00(入館は16:30まで)
料金/2階のみ有料、大人150円、小中学生70円
交通アクセス/JR門司港駅より徒歩約2分
公式ホームページ

九州鉄道記念館

九州鉄道記念館は、明治24年に建てられた旧九州鉄道本社の赤煉瓦ビルを修復して造られた博物館です。

館内には九州を舞台としたパノラマ鉄道模型や、かつて活躍していた車両や備品、列車にまつわる昔の制服、駅弁など様々なアイテムを展示。

屋外にはSLをはじめ、ブルートレインの寝台車、懐かしい特急電車などの実物展示があるほか、ミニ鉄道公園では、複線や信号機など本格的な設備で、本物の列車と同じような運転体験ができます。

九州鉄道記念館
所在地/北九州市門司区清滝2丁目3-29
TEL/093-322-1006
営業時間/9:00〜17:00※入館は16:30まで
定休日/第2水曜日(但し、8月は除く)
※祝日の場合翌日休み ※7月は第2水曜日・木曜日
料金/大人300円、4歳〜中学生150円、4歳未満は無料
※ミニ列車は1台1回300円
交通アクセス/JR門司港駅より徒歩約3分
公式ホームページ

旧門司税関

旧門司税関は、明治42年(1909)に門司税関が発足したのをきっかけに、明治45(1912)年に税関庁舎として建設された建物です。

1階は天井吹き抜けの広々としたエントランスホール、休憩室、喫茶店「モーン・デ・レトロ」のほか、常設の門司税関広報展示室があり、密輸の手口などを紹介。3階は関門海峡を行き交う船やはね橋を一望できる展望室となっています。

旧門司税関
所在地/北九州市門司区東港町1-24
TEL/093-321-4151
営業時間/9:00〜17:00
料金/無料
交通アクセス/JR門司港駅より徒歩約8分
公式ホームページ

【山口でおすすめの観光名所&穴場】まとめ

今回は、山口でおすすめの観光名所について詳しく解説してきました。

山口県までは山陽新幹線や山口宇部空港を活用して、現地ではレンタカーを借りると短期間でも充実した旅行になるはずです。宿泊は各地の温泉地で旅の疲れを癒しましょう。

今回は以上です。山口観光の参考になれば幸いです。

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