福岡県は、古代より中国大陸や朝鮮半島との貿易基地として栄えた県で、九州地方の行政・経済・交通の中心地である福岡市は、福岡城の城下町として発展しました。
福岡には魅力的な九州グルメが楽しめる博多や太宰府天満宮など見どころは満載で、福岡の空港から都心部まで地下鉄で10分とアクセスの良さは抜群。日本国内だけでなく世界中から多くの観光客が集まります。
今回は、そんな福岡・博多を半日&車なしで巡る観光モデルコースと見どころ、福岡・博多で行くべき観光スポットについて解説していきます。
福岡・博多の主要観光スポット
福岡・博多の主要観光スポットは以下の通りです。
✅福岡・博多の主要観光スポット
- 櫛田神社
- キャナルシティ博多
- 警固公園
- 新天町商店街
- 福岡城跡
- 大濠公園
- 福岡タワー
- シーサイドももち海浜公園
- 太宰府天満宮
- 宝満宮 竈門神社
- 糸島
福岡・博多の主要観光スポットは、博多の総鎮守である「櫛田神社」や、九州の中心地である天神の町散策、博多湾や市街地が一望できる「福岡タワー」などです。
そのほか、年間850万人以上の参詣者が訪れる「太宰府天満宮」では半日観光が楽しめます。夜は、西日本一の歓楽街「中洲」や福岡名物の”屋台”で福岡グルメを堪能しましょう。
福岡・博多観光モデルコース
続いて、福岡・博多を巡る観光モデルコースをご紹介します。
福岡・博多観光モデルコースは以下の通りです。
✅福岡・博多観光モデルコース
福岡・博多観光モデルコースは、博多駅から出発して、櫛田神社→中州→天神→大濠公園→福岡タワーと観光していきます。
「太宰府天満宮」も博多観光の定番で、博多駅から電車で50分ほどで行くことができます。
このほか、福岡・博多では、糸島への日帰りドライブも楽しめます。車、レンタカーを借りて訪れてみてください。
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そのほか、福岡県内の観光モデルコースは以下の記事にまとめているので合わせてご覧ください。
福岡・博多観光|行き方・交通アクセス
福岡県は福岡空港が玄関口で、日本国内の27都市を結んでいます。所要時間は東京・羽田から2時間ほど。福岡空港から博多駅までは電車で2駅です。
新幹線や飛行機のチケットは、「ホテル・旅館」と組み合わせたダイナミックパッケージでお得に購入することができます。このようなサービスは、以下の旅行会社で取り扱われているので、ぜひチェックしてみてください。
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福岡・博多で必ず行きたい11の観光スポット
では、ここからは上記モデルコースで訪れたい福岡・博多の観光スポットをそれぞれ解説していきます。
櫛田神社
櫛田神社は、古くより博多の氏神・総鎮守として信仰を集めている神社です。博多の夏の風物詩として全国的にも有名な”博多祇園山笠が奉納され、一年中展示されています。
この櫛田神社は伊勢松坂の櫛田神社を勧進したものだと考えられ、天正15年(1587年)の豊臣秀吉が博多復興にあたり、現在の社殿の建立寄進がなされました。
祭神は大幡主命(櫛田宮)・天照皇大神(大神宮)・素盞嗚尊(祇園宮)。天平宝字元年(757)、孝謙天皇の御代。御神徳は古来「不老長寿」「商売繁盛」のお櫛田さまとして信仰されています。
櫛田神社
所在地/福岡県福岡市博多区上川端1-41
TEL/092-291-2951
交通アクセス/博多駅から徒歩で15分
▶関連サイト
キャナルシティ博多
「キャナルシティ博多」は、ショッピングモール、映画館、劇場、アミューズメント施設、2つのホテル、ショールーム、オフィスなどさまざまな業種が軒を連ねる複合商業施設です。
設の中央には運河(キャナル)が流れ、決まった時間に行われるダイナミックな噴水ショーも人気。ショッピングにエンタメにグルメと一日中楽しめます。
また、博多をはじめ、各地の人気ラーメン店8店舗が集まる「ラーメンスタジアム」もあります。
キャナルシティ博多
所在地/福岡県福岡市博多区住吉1丁目2-25
TEL/092-282-2525
交通アクセス/地下鉄中洲川端駅から徒歩で7分
▶公式ホームページ
警固公園
商業施設の集まる天神地区のほぼ中央にある「警固公園」。ショッピングやビジネスの合間の休息の場として利用する人も多く、都会の中の癒しスポットとなっています。
クリスマスの時期には豪華なイルミネーションで飾られ、12月25日まで夜の公園が幻想的な光に包まれます。
新天町商店街
「新天町商店街」は、天神駅から天神西通りに向かって伸びる西日本初のアーケード型商店街で、ファッション、呉服、雑貨、アクセサリー、薬局、CDショップ、書店、飲食店など約100店舗の店が並んでいます。
商店街の中央にあるメルヘン広場には「メルヘンチャイム」という日本一大きい時計塔(高さ17m、幅25m)が設置されていて、正時ごとに時計のチャイムが鳴ります。
新天町商店街
所在地/福岡県福岡市中央区天神
TEL/092-741-8331
▶公式ホームページ
福岡城跡
「福岡城」は、江戸時代初頭、関ヶ原の戦いで功績のあった外様大名の黒田長政が、慶長6年(1601)から7年がかりで築城したお城です。以降、明治まで福岡藩黒田氏の居城となりました。
別名は「舞鶴城」。平山城で天守閣はなく大中小の各天守台と47の櫓があったとされています。
現在は、城跡の主要部分は国の史跡に指定され、本丸から三の丸一帯が舞鶴公園として市民の憩いの場となっています。
毎年春には「福岡城さくらまつり」が開催され、春は濠沿いの約1000本のソメイヨシノが美しく咲き誇ります。
福岡城跡
所在地/福岡県福岡市中央区城内
営業期間/常時公開
交通アクセス/大濠公園駅から徒歩で5分
▶公式ホームページ
大濠公園
大濠公園は、福岡城の外濠跡を活用して整備された公園です。福岡城の外濠(大堀)として城の護りとしたのが名前の由来。
約40haの広大な公園には、池の周辺約2㎞の周遊道、野鳥の森、児童遊園、能楽堂、日本庭園、および4つの橋で結ばれた中の島や浮見堂、ボートハウス等があります。
都心の憩いの場として人気のスポットで、多くの観光客や地元の住民が訪れます。
大濠公園
所在地/福岡県福岡市中央区大濠公園
交通アクセス/大濠公園駅から徒歩で5分
▶公式ホームページ
福岡タワー
全長234mの「福岡タワー」は、海浜タワーとしては日本一の高さを誇ります。
8000枚ものハーフミラーで覆われた正三角形のシャープな外観が特徴的で、福岡市西副都心のシンボル的存在。2019年2月に全面リニューアルオープンしました。
地上123mの展望3階 SKY View 123からは福岡市内や博多湾を360度の大パノラマで一望でき、夜は「夜景100選」に選ばれた眺望を満喫できます。
また、展望室の下にはカフェがあり、景色を眺めながら喫茶軽食が楽しめます。
福岡タワー
所在地/福岡県福岡市早良区百道浜2-3-26
交通アクセス/地下鉄 西新駅から徒歩20分
営業時間/9:30~20:00(入館締切19:30)
料金/大人 800円 小・中学生 500円 幼児(4歳以上) 200円
▶公式ホームページ
シーサイドももち海浜公園
シーサイドももち海浜公園は、博多湾に面した人工の海浜公園です。都心のリゾートエリアとして人気のスポットで休日にはマリンスポーツを楽しむ人や、家族連れ、カップルなど多くの人で賑わいます。
近くには、福岡市総合図書館・福岡市博物館・福岡 ヤフオク!ドームの施設もあり一日遊ぶことができます。
太宰府天満宮
「太宰府天満宮」は、”菅原道真公”を祀る全国約12,000社ある天満宮の総本宮とされている神社です。
道真公が学問に秀でていたことから「学問の神様」として広く知られ、受験合格や家内安全、厄除けなどのご利益を求めて、国内外から毎年およそ800万人の参拝者が訪れています。
現在の本殿は、天正19年(1591年)小早川隆景の再建で、 桃山時代の華麗で豪放な建築様式の特徴がよく出ており、重要文化財(国宝)になっています。
本殿へと続くおよそ400mの参道には、お土産もの屋や甘味処、おしゃれなスタバ、名物の梅ヶ枝餅を焼く茶屋など80軒を超える店が軒を連ね”食べ歩き”が楽しめます。
太宰府天満宮
住所/福岡県太宰府市宰府4-7-1
TEL/092-922-8225
営業時間/6時30分~18時30分(金・土は20時30分)※季節により変動あり
定休日/なし
料金/参拝無料
アクセス/電車:西鉄太宰府駅より徒歩5分/車:九州道太宰府ICより15分
駐車場/48台
▶公式ホームページ
宝満宮 竈門神社
竈門神社は宝満山の麓に祀られた神社で、大宰府政庁を構築する際の”鬼門よけ”として造営されたのがはじまりです。宝満山の山頂に上宮、 山麓に下宮が鎮座しています。
主祭神に玉依姫命をお祀りしていることから、「魂(玉)と魂を引き寄せる・引き合わせる(依)」という御神徳を慕われ、古くから「縁結びの神」として広く信仰されてきました。
近年、大ブームになっている人気漫画「鬼滅の刃」の主人公の竈門炭治郎と同じ「竈門」の文字が入っていることから、「神社が名前の由来になったのでは?」と話題になり、“聖地”とされて全国から多くの参拝者が訪れます。
宝満宮 竈門神社
所在地/福岡県太宰府市内山883
TEL/092-922-4106
交通アクセス/西鉄太宰府駅からバスで10分
▶公式ホームページ
糸島
福岡市内から車で30分ほどに位置する「糸島」は、海に囲まれ自然豊かな地で海外沿いにおしゃれなカフェやフォトジェニックなスポットがある人気の観光地です。
玄界灘に面した沿岸一帯は玄海国定公園に指定されており、白砂青松の松原や三大玄武洞とも謳われる芥屋大門、日本の渚百選・日本の夕陽百選に選ばれた二見ヶ浦など多くの景勝地があります。
観光モデルコースは以下の通り。日帰りでのドライブ旅行が楽しめます。
糸島からさらに西に進むと唐津や平戸など人気の観光スポットに行くことができます。以下観光モデルコースも合わせてご覧ください。
宗像
福岡市と北九州市の中間に位置する宗像(むなかた)は、古代からの海上ルートの拠点で大陸の玄関口として、対外交易が盛んに行われてきた歴史ある都市です。
市内には古くからある寺社仏閣が点在しており、そのひとつの宗像大社は2017年に「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」として世界文化遺産登録されました。
また、九州随一の漁場”玄界灘”に面する水産業が盛んな町でもあり、鐘崎天然とらふくや宗像あなご、鯛茶漬け、活きイカなどの名産があるほか、鶏すきやむなかた牛などのご当地グルメも堪能できます。
福岡市内から50分ほどで行くことができるので日帰り旅行にもおすすめです。
福岡・博多の観光ガイドブック
福岡・博多の観光をもっと深く楽しみたい方には、以下の観光ガイドブックが役立ちます。これらのガイドブックは、モデルコースには含まれていない隠れた名所や地元ならではの体験情報も豊富に掲載されています。
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福岡・博多観光に便利な人気宿泊施設
福岡・博多の観光を満喫するためには、快適な宿泊が欠かせません。ここでは、モデルコースに最適な立地の宿泊施設をいくつかご紹介します。
「都ホテル博多(10,150円〜)」は、2019年9月グランドオープンした新しいホテルで、博多駅直結の好立地。楽天ゴールドアワード2021受賞するなど評価も高いです。
「ダイワロイネットホテル博多祇園」は、ハイグレードビジネスホテル。「三井ガーデンホテル福岡祇園」は最上階の”露天風呂付き大浴場”が魅力です。
そのほかは以下リンクをチェックしてみてください。
【福岡・博多観光モデルコース】まとめ
今回は、福岡・博多観光モデルコースについて解説してきました。
このほか、福岡近郊には佐賀県や長崎県、熊本県などがあり、1泊2日、もしくは2泊3日でのドライブ旅行も楽しめます。観光モデルコースは以下の記事で解説しているので合わせてチェックしてみてください。
今回は以上です。福岡・博多観光の参考になれば幸いです。