九州西部に位置する長崎県は、江戸時代に唯一海外との貿易が認められた「出島」があることで有名で、市内には異国情緒漂う観光スポットが点在しています。
県内には、佐世保の「ハウステンボス」や島原半島の中央に位置する「雲仙岳」など見どころは多く、長崎ちゃんぽん、トルコライス、佐世保バーガーなどのご当地グルメも楽しめます。
今回は、そんな長崎を1泊2日で巡る観光モデルコースと見どころ、長崎で行くべき観光スポットについて解説していきます。
長崎の主要観光スポット
長崎の主要観光スポットは以下の通りです。
✅長崎の主要観光スポット
- 出島
- 長崎孔子廟 中国歴代博物館
- 国宝 大浦天主堂
- グラバー園
- 稲佐山山頂展望台
- 平和公園(原爆落下中心地)
- 軍艦島(端島)
- 島原城
- 雲仙温泉
- 小浜温泉
- ハウステンボス
長崎の主要観光スポットは、日本で唯一ヨーロッパに開かれていた貿易の窓口「出島」や、国宝の「大浦天主堂」、「グラバー園」などです。
長崎郊外では、島原半島中央部にそびえる「雲仙岳」や、長崎北部にあるテーマパーク「ハウステンボス」、佐世保・平戸エリアがあります。
長崎観光モデルコース【1泊2日】
続いて、長崎を巡る観光モデルコースを解説していきます。
長崎観光モデルコースは以下の通りです。
✅長崎観光モデルコース【1泊2日】
長崎の観光モデルコースは、長崎空港から出発して、長崎市内にあるグラバー園や大浦天主堂などを観光。そのあと、島原半島に移動して雲仙温泉や、島原城跡を巡っていきます。
時間があれば、世界文化遺産の「軍艦島(端島)」や、オランダの街並みを再現したテーマパーク「ハウステンボス」にも行ってみましょう。
長崎観光は、長崎市内だけなら電車やバスで観光できますが、島原半島やそのほかの観光名所に行くなら車が必要になります。
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宿泊は、雲仙温泉や小浜温泉がおすすめ。1日目に長崎市内を観光して1泊。2日目は島原半島を観光して雲仙温泉に宿泊しましょう。
そのほか、長崎県近郊の観光モデルコースは以下の記事で解説しているので合わせてご覧ください。
長崎観光|行き方・交通アクセス
福岡県から長崎市内への行き方は、JR九州の「特急かもめ」で2時間ほど。九州急行バスで2時間半~3時間ほど。車なら2時間ほどで行くことができます。
飛行機では、長崎空港が玄関口となり、東京(羽田・成田)、大阪(伊丹・関西)、中部、那覇など国内線10路線を就航しています。所要時間は東京から2時間ほどでアクセスできます。
新幹線や飛行機のチケットは、「ホテル・旅館」と組み合わせたダイナミックパッケージでお得に購入することができます。このようなサービスは、以下の旅行会社で取り扱われているので、ぜひチェックしてみてください。
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長崎観光モデルコースで行ける10の名所
では、ここからは上記モデルコースで行ける長崎の観光名所を詳しく解説していきます。
出島
出島は、1634年に江戸幕府の排外主義政策の一環として長崎に築造された人工島で、鎖国時代の約200年間で唯一開かれていた貿易の窓口です。
明治期にその役割を終え、埋立等により陸続きとなりました。現在は、長崎市によって16棟の建物や景観が復元され、19世紀初頭の出島にタイムスリップしたかのような雰囲気を味わえます。
また室内では、当時の生活を再現した部屋や、発掘調査で出土した資料の展示などを見ることができます。
出島
所在地/長崎県長崎市出島町6-1
TEL/095-821-7200
営業時間/8:00~21:00 ※最終入場20分前まで
料金/一般 520円、高校生 200円、小中学生 100円
▶公式ホームページ
長崎孔子廟 中国歴代博物館
孔子廟は、孔子の遺品を納め祀ったのが始まりで、明治26年(1893)中国清朝政府と華僑によって建造されました。
琉璃瓦・青白石製欄干・龍紋様の御道石・孔子像、72賢人石像などはすべて中国から取り寄せられたもの。
中国山東省の曲阜にある総本山にならい、随所に壮麗な伝統美を凝らした、日本で唯一の本格的な中国様式の霊廟です。
併設の中国歴代博物館は、中国国内すべての博物館と提携する世界唯一の博物館として廟の後方に開設されたもので、中国の貴重な文物を鑑賞することが出来る施設となっています。
長崎孔子廟 中国歴代博物館
所在地/長崎県長崎市大浦町10-36
TEL/095-824-4022
営業時間/9:30~18:00(入館は17:30まで)
料金/大人660円、高校生440円、小中学生330円
▶公式ホームページ
国宝 大浦天主堂
大浦天主堂は、幕末の開国にともなって造成された長崎居留地に、在留外国人のために建設された中世ヨーロッパ建築を代表するゴシック調の教会です。
正式名称は「日本二十六聖殉教者聖堂」。建立直前に殉教した日本二十六聖人に捧げられた教会であり、天主堂の正面は殉教の地である西坂に向けて建てられています。
天主堂内部は本格的なリブ・ヴォールト天井で、わが国最初期の洋風建築として、1933年に国宝に指定、戦後1953年に再指定されました。
また、2018年にユネスコの世界文化遺産に登録された「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産のひとつです。
大浦天主堂
所在地/長崎県長崎市南山手町5-3
TEL/095-823-2628
内覧時間/8:30~18:00(最終入館17:30)
拝観料・入館料/大人 1,000円 中高生 400円 小学生 300円
▶公式ホームページ
グラバー園
「グラバー園」は、国指定重要文化財の旧グラバー住宅・旧リンガー住宅・旧オルト住宅を核に、市内に点在していた6つの明治期の洋館を移築復元したものです。
かつて1859年(安政6)に横浜、函館とともに開港した長崎には、外国人居留地が設けられ、南山手、東山手を中心にたくさんの洋風建築が建ち並んでいました。
園内の高台からは偉人たちも愛した絶景が広がり、景勝地としても有名。居留地の華やかな暮らしと明治期における日本の近代化の象徴で、日本における初期の洋風建築と欧米人居住者の生活と業績を伝えています。
グラバー園
所在地/長崎県長崎市南山手町8-1
TEL/095-822-8223
営業時間/8:00~18:00(通常期間)※夜間開園期間あり
料金/一般620円、高校生310円、小中学生180円
▶公式ホームページ
稲佐山山頂展望台
標高333メートルの稲佐山公園は、憩いの空間やレクリエーションの場として広く市民に親しまれています。
展望台からは長崎市街地はもちろんのこと、雲仙、天草、五島列島まで360度の大パノラマを眺めることができます。夜景は「1,000万ドルの夜景」と称されています。
長崎ロープウェイ
所在地/長崎県長崎市稲佐町364-1
TEL/095-861-3640
営業時間/9:00~22:00
料金/大人1250円(往復)730円(片道)
中高生940円(往復) 520円(片道)
小児620円(往復)410円(片道)
▶公式ホームページ
平和公園(原爆落下中心地)
平和公園は、約18.5ヘクタールもの広大な敷地を有する総合公園です。原爆の実相を訴えるとともに、世界平和と文化交流のための記念施設として1951年(昭和26年)に整備されました。
昭和20年(1945)年8月9日11時2分。アメリカのB29爆撃機から投下された原子爆弾は松山町171番地の上空約500mで炸裂。現在、その地には原爆落下中心地標柱として昭和43年(1968)に建立された黒御影石の碑が立てられています。
周辺には長崎市民の平和への願いを象徴する「平和祈念像」があり、長崎原爆資料館では、原爆の記録、核兵器廃絶や平和への取り組みなどを紹介しています。
平和公園(原爆落下中心地)
所在地/長崎県長崎市松山町
▶関連サイト
軍艦島(端島)
長崎港の南西およそ19kmの海上にある「端島」は、江戸時代後期に石炭が発見され、最盛期の昭和35年(1960)年には約5300人もの人が住んでいた小さな海底炭坑の島です。
岸壁が島全体を囲い、高層鉄筋コンクリートが立ち並ぶその外観が軍艦「土佐」に似ているところから「軍艦島」と呼ばれるようになりました。
昭和49(1974)年に閉山し、島は無人となりましたが、平成21(2009)年4月に一般の方の上陸できるようになりました。
上陸ツアーでは、主力坑だった第2竪坑跡や、端島炭坑の中枢であったレンガ造りの総合事務所、大正5(1916)年に建てられた日本最古の鉄筋コンクリート造の7階建て30号アパートなどを見学できます。
※上陸ツアーは長崎市街地の港から出航しています。詳細はツアー公式サイトをご覧ください。
軍艦島
所在地/長崎県長崎市高島町端島
TEL/095-829-1426
▶公式ホームページ
島原城
島原城は、松倉豊後守重政が1618年から7年余の歳月を費やして築いたお城です。
約250年間、4氏19代の居城でしたが、明治維新により廃城となり、明治7年解体されました。その後、1964年に復興され、五層の天守閣などが復元されました。
現在、天守閣では築城以来250年にわたる島原藩の歴史遺産や、キリシタン史料及び郷土が誇る芸術家、北村西望氏の作品などの資料が展示されています。
島原城
所在地/長崎県島原市城内1丁目1183-1
TEL/0957-62-4766
営業時間/9:00~17:30
休日/12月29日、12月30日
料金/大人 550円 小人(高校生以下)280円
交通アクセス/島原駅から徒歩約10分
▶公式ホームページ
島原での宿泊は、島原唯一の掛け流し海見露天の宿「ホテル南風楼」が人気があります。海に浮かぶ絶景露天風呂と島原・雲仙の郷土色豊かな会席料理が楽しめます。
最安料金は6,050円(税込)から。楽天トラベルゴールドアワード2020と日本の宿アワード2020をW受賞しています。
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雲仙温泉
長崎県島原半島のほぼ中央に位置する「雲仙温泉」は、雲仙火山群中の標高約700mの盆地内に湧出している温泉地です。
古来より信仰の場として発展し、温泉街には温泉にまつわる神社や雲仙開山から置かれる寺などが今も存在しています。その後、明治・大正期には外国人の避暑地として栄えました。
「雲仙地獄」は、雲仙温泉を代表する観光名所で、硫黄の香りが立ち込め、地の底から吹き出す蒸気と熱気が辺り一面を覆い尽くす光景は、まさに地獄そのもの。
そのほか、「雲仙地獄茶屋」には、地熱を直に感じることが出来る「雲仙地獄足蒸し」や、温泉卵を販売する「雲仙地獄工房」があり人気のスポットとなっています。
また、仁田峠と雲仙妙見岳山頂は雲仙ロープウェイで結ばれており、四季折々表情を変える山々、雄大な大自然の景観を満喫することが出来ます。
雲仙温泉
所在地/長崎県雲仙市小浜町雲仙320
TEL/0957-73-3434
▶公式ホームページ
雲仙温泉での宿泊は、山間の国道57号線沿いにたたずむ風流な温泉宿「雲仙福田屋」が人気です。
客室は障子がある居心地の良い和室で、スイートには温泉露天風呂付きのバルコニーがあります。最安料金は8,800円(税込)からです。
「雲仙東洋館」は、国際的な観光地「雲仙温泉」と世界遺産観光を気軽に楽しめるお宿です。
絶景を望むパノラマビューの展望風呂が自慢で、食事は和食に洋食・中華までバラエティー豊かなバイキングで楽しめます。最安料金は6,820円(税込)からです。
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小浜温泉
雲仙の麓に位置し橘湾に臨む「小浜温泉」は、全国の温泉の中でも湧き出す温泉の温度が高く、約30ヶ所もの源泉から豊富な温泉が湧き出ている温泉地です。
その歴史は「肥前風土記」(713年)に記されているほど古く、1914年頃から次第に湯治場として利用されるようになったと言われています。
温泉街にはホテルや旅館が建ち並び、日本一長い足湯は温泉街の人気のスポット。海に沈む夕日は特に美しく、眺めながら湯浴みができる露天風呂を備えた宿もあります。
また、温泉蒸気を利用した「蒸し釜料理」や、ご当地グルメ「小浜ちゃんぽん」、小浜の温泉水と橘湾の海水から作る塩や食材を使用したスイーツなどグルメも充実しています。
小浜温泉
所在地/長崎県雲仙市小浜町北本町14-39
TEL/0957-74-2672
▶公式ホームページ
小浜温泉での宿泊は、3つの貸切風呂を楽しめる「旅館 國崎」が人気があります。
客室10の小さな大人の隠れ宿で、昔ながらのかけ流し温泉、島原半島の食材を活用した地物料理を堪能できます。 最安料金は6,600円(税込)から。楽天トラベル日本の宿アワード2020を受賞しています。
ハウステンボス
長崎ハウステンボスは、風光明媚な大村湾に面した広大な敷地の中に四季折々の美しい花々が咲き誇り、レンガ造りの重厚な街並みを運河がめぐる滞在型リゾート施設です。
全体が中世のオランダを基調とした一つの町を構成するテーマパークになっており、場内にはレストラン、ショップ、アミューズメント施設はもちろん、ホテル、美術館などもあり本格的なリゾートライフを満喫できます。
ハウステンボス
所在地/長崎県佐世保市ハウステンボス町1-1
TEL/0570-064-110
営業時間/9:00~22:00(入場締切21:00)
※季節により変動あり
▶公式ホームページ
ハウステンボスでの宿泊は、楽天トラベルブロンズアワード2020を受賞している「ウォーターマークホテル長崎」が人気があります。
「ホテルオークラJRハウステンボス」と「ホテル日航ハウステンボス」も口コミ評価が非常に高いです。
↓そのほかは以下リンクをチェックしてみてください。
また、ハウステンボスのある佐世保の観光スポット・モデルコースは以下の記事で詳しく解説しています。
【福岡~長崎】観光モデルコース
最後に、福岡から長崎を巡る観光モデルコースをご紹介します。
福岡~長崎観光モデルコースは以下の通りです。
✅福岡~長崎観光モデルコース
福岡から長崎を巡る観光モデルコースは、福岡を出発して、佐賀県の「嬉野温泉」を通り、長崎市内を観光。雲仙・島原と巡った後、フェリーに乗って熊本へ移動します。移動距離は370㎞、7時間ほどの道のりです。
嬉野温泉は日本三大美肌の湯で知られる九州北部随一の温泉地で、全国から数多くの温泉ファンが訪れています。
長崎~熊本間のフェリーの所要時間は約30分。料金は運転手1名と車両を含め3,350円~です。
▶熊本フェリー公式サイト
時間があれば熊本から阿蘇山や高千穂などの観光地も巡ってみましょう。観光モデルコースは以下の記事で解説しています。
また、島原半島からは南部の天草へフェリーで移動することができ、島原・天草一揆の舞台を巡ってみるのもおすすめです。
天草の観光モデルコースは以下の記事をどうぞ。
長崎市内で人気の宿泊施設
長崎市内での宿泊は、リーズナブルな価格で宿泊できるシティホテルが人気があります。
おすすめは、新地中華街まで徒歩1分の「ホテルJALシティ長崎」です。2020年にリノベーション客室がOPEN。朝食は和・洋・中の3種のビュッフェが楽しめます。
「ホテルニュー長崎」は、JR長崎駅から徒歩約5分。長崎空港からのアクセスも便利なホテルです。
眼下に広がる長崎1千万ドルの夜景が自慢の「矢太樓・矢太樓南館」も評価が高いです。
↓そのほかは以下リンクをチェックしてみてください。
長崎の観光ガイドブック
長崎観光をもっと深く楽しみたい方には、以下の観光ガイドブックが役立ちます。これらのガイドブックは、モデルコースには含まれていない隠れた名所や地元ならではの体験情報も豊富に掲載されています。
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【長崎観光モデルコース】まとめ
今回は、長崎観光モデルコースについて解説してきました。
長崎は、温泉・歴史・テーマパーク・絶景などあらゆる観光スポットが揃っています。さらに飛行機を含めた交通網が整備されているので短期旅行にオススメの観光地です。
旅行プランは最短で1泊2日から予定を組みましょう。福岡方面から九州の西部を巡る長期旅行を計画しても良いですね。モデルコースを参考にして長崎観光を楽しんでみてください。