青森県の南東部に位置する八戸は、南部地方の中心として古くから栄えてきた町です。
中核市に指定されており、青森市や弘前市と共に、青森県主要3市の一角を構成。八戸藩が置かれた城下町でもあり、全国有数の水揚げを誇る水産都市としても知られています。
八戸には、新鮮な海産物はもちろん、『八戸ばくだん』などのご当時グルメ、歴史ある朝市などがあり、青森を旅行する多くの観光客が訪れます。

青森駅から八戸までは車・電車で1時間半ほどで行くことができます。
今回は、そんな八戸を1泊2日で巡る観光モデルコースについて解説していきます。
この記事を読むと、八戸で行くべき観光スポットと見どころが理解できるので是非最後までご覧ください。
八戸1泊2日観光モデルコース
ではまず、八戸を1泊2日で巡る観光モデルコースについてご紹介します。
八戸1泊2日観光モデルコースは以下の通りです。
✅八戸1泊2日観光モデルコース
八戸1泊2日観光モデルコースは、八戸駅から出発して八食センター→根城と西側から観光していきます。
夜は、八戸屋台村みろく横丁を訪れ、本八戸に宿泊。翌日は陸奥湊駅の朝市に出かけましょう。
移動は、場所を限定すれば電車やバスで行くことができますが、レンタカー移動が便利です。八戸駅でレンタルして1泊2日の旅行を楽しみましょう。
また、八戸で車をレンタルして十和田湖を巡り、青森駅に車を乗り捨てる旅行プランもオススメです。
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八戸の観光の見どころ
八戸の主要観光スポットは、以下の通りです。
✅八戸の主要観光スポット
- 八食センター
- 根城
- 八戸屋台村みろく横丁
- 八戸酒造
- 館鼻岸壁朝市
- 陸奥湊駅前朝市
- 蕪嶋神社
- 葦毛崎展望台
- 種差海岸・種差天然芝生地
八戸の観光の見どころは、歴史ある朝市で食べる新鮮な海産物と、海岸沿いの神社や展望台、太平洋の絶景などです。
時間がなければ、八戸駅からバスで行ける「八食センター」だけでも訪れましょう。

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八戸で必ず行きたい8の観光名所
では、ここからは八戸で必ず行きたい観光名所を詳しく解説していきます。
八食センター
八食センターは、八戸港で水揚げされたばかりの新鮮な魚介類や生鮮野菜、県南地方の物産やおみやげなどがそろう巨大市場です。


全長170mの市場に、約60店舗が軒を連ねています。
館内には「厨スタジアム」と「味横丁」の2つの飲食街があり、市場で買った魚介類や食材を七輪で焼いて食べる「七厘村」も人気です。
営業時間
市場棟 9:00~18:00
味横丁 9:00~18:30
厨スタジアム 9:00~21:00
水曜定休日(厨スタジアムは年中無休)
根城
根城は、建武元年(1334年)に南部師行により築城されたお城です。
寛永4年(1627年)に領地替えにより使われなくなるまでの約300年間、八戸地方の中心でした。


日本100名城にも選ばれ、昭和16年(1941)に国史跡に指定されています。
本丸・中館・東善寺・岡前舘・沢里館の5つの館(曲輪)が連なる連郭式の平山城で、本丸には主殿・中馬屋・工房・鍛冶工房・板倉・納屋・東門が復元されています。
八戸屋台村みろく横丁
八戸屋台村「みろく横丁」は、全長約80mの屋台街です。
八戸市中心市街地の表通りの三日町と裏通りの六日町を結び、25店舗の固定式屋台が営業しています。


1つの屋台は3.3坪、8席程度の客席で地元の人びとや観光客との交流が楽しめます。
八戸酒造
八戸酒造は、安永4年(1775)創業の老舗酒蔵です。
製造する代表銘柄は、陸奥男山・陸奥八仙。大正年間建築の煉瓦蔵、土蔵、木造の店舗兼主屋は国の登録有形文化財、県の景観重要建造物に指定されています。
八戸酒造では、酒蔵見学を随時開催しており、酒造りの工程や蔵見学、試飲などが楽しめます。


酒蔵見学は、電話で予約ができます。
【見学時間】
10:00〜16:00(予約優先)
※所要時間30分~1時間
定休日
土・日曜、祝日(冬期間は土曜営業)
電話番号
0178-33-1171
【見学料金】
500円(試飲付き)
館鼻岸壁朝市
館鼻岸壁朝市は、八戸漁港(館鼻漁港)にて毎年3月から12月の毎週日曜の朝に開催されている朝市です。
全国有数の朝市の一つで、全長約800mにおよそ300店ものお店が出店しています。
八戸地域の海産物、農産物はもちろん、青森、十和田、田子、むつ、岩手県北からのお店もあり、コーヒー、ラーメン、そば・うどんなど、イートインが多いのも特徴的です。


毎週1万人以上が来場します。連休やお盆には観光客で通路にあふれて歩くのが大変です。
開催日時
2020年7月5日(日)~12月
毎週日曜日の出〜9:00頃
陸奥湊駅前朝市
陸奥湊駅前朝市は、戦後から八戸の台所として親しまれている朝市です。
市営魚菜小売市場とその周辺一帯に200~300店もの店舗が立ち並び、夜明け前からイカ、イワシ、カレイなどの新鮮な魚介類や加工品が購入できます。


市場内で購入したものを、炊き立てのご飯とみそ汁と共にリーズナブルで価格で朝市朝食が食べられます。
営業時間
3:00~正午
※陸奥湊駅前の道路沿いの出店は、8:00頃まで
休業日:毎週日曜
蕪嶋神社
蕪嶋神社は、弁財天をまつり、商売繁盛、漁業安全の守り神として古くから地元の人々の信仰を集めてきた神社です。
2015年11月5日に発生した火災により社殿が全焼しましたが、全国各地からの寄付金も集まり、約5年の歳月を経て再建されました。
また、蕪島はウミネコ繁殖地として有名です。神社境内が約3万羽のウミネコで埋め尽くされ、国の天然記念物にも指定されています。


運が悪いと空からウミネコの糞を浴びてしまうので注意が必要です。
葦毛崎展望台
葦毛崎展望台は、種差海岸の一角にある展望台です。元は太平洋戦争末期に旧日本軍の軍事施設として使用されていました。
180度以上太平洋を見渡せ、晴れた日には遠く下北半島を眺めることができます。また、種差海岸遊歩道の起点となっています。


展望台から種差天然芝生地まで約5.2kmです。
種差海岸・種差天然芝生地
種差海岸のほぼ中央に位置する種差天然芝生地は、波打ち際まで敷き詰められた天然の芝生が特徴的な景観の観光スポットです。
天然芝の北側に続く海岸探勝歩道(約5.2km)は日本の遊歩道百選にも選ばれており、松林の小道からは奇岩怪石の絶景が望めます。
八戸で口コミ評価が高い3つの宿
八戸での宿泊は、リーズナブルな価格で泊まれるビジネスホテルが人気です。
ホテルは八戸の中心地、本八戸の繁華街に集まっており、夜の観光にも便利な立地です。
ではここからは、八戸で口コミ評価が高い人気の3つのホテルをご紹介します。
天然温泉 南部の湯 ドーミーイン本八戸


ドーミーイン本八戸は、八戸随一の最上階天然温泉大浴場が完備されたホテルです。
八戸市中心街にあり、繁華街まで徒歩1分。お部屋にはシモンズ社製ベッドを用意しています。
朝食付きで4,319円から。素泊まりで3,591円から宿泊できます。(2名利用時)


楽天トラベルの口コミ評価は4.52と高評価です。
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ダイワロイネットホテル八戸


ダイワロイネットホテル八戸は、本八戸駅より徒歩約10分に位置するホテルです。
客室には、スタイリッシュで洗練されたインテリアとゆったりとくつろげる充実の設備を用意しています。


朝食は、朝からお刺身などを堪能できる和食中心のバイキングです。新鮮な魚介類を使った様々なメニューが楽しめます。
朝食付きで4,637円から。素泊まりで4,091円から宿泊できます。(2名利用時)


楽天トラベルの口コミ評価は4.42と高評価です。
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スーパーホテル八戸長横町


スーパーホテル八戸長横町は、古くからの繁華街である長横町に位置するホテルです。
朝食付きで2,719円から。素泊まりで2,264円から宿泊できます。(2名利用時)




スーパーホテル八戸長横町は、楽天トラベルブロンズアワード2018を受賞しています。
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そのほか、すぐ近くに同系列店の「スーパーホテル八戸 天然温泉 三社の湯」があります。
こちらも口コミ評価が高い人気のホテルなのでチェックしてみてください。自慢の天然温泉が楽しめます。
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【八戸1泊2日観光モデルコース】まとめ
今回は、八戸を巡る観光モデルコースについて解説してきました。
八戸は東北新幹線の停車駅で、東京からでも3時間ほどで行くことができます。
青森県を観光するなら八戸から車を借りて、十和田湖をドライブし、青森駅方面へと移動してみるのもオススメです。
青森県の観光モデルコースは以下の記事で解説しているのでご覧ください。下北半島もドライブ旅行に最適です。
今回は以上です。八戸観光の参考になれば幸いです。
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