長野県のほぼ中央に位置する諏訪湖は、周囲約16kmの信州一大きな湖で、湖上ではボート、遊覧船、わかさぎ釣りと四季を通して楽しめる人気の観光スポットです。
諏訪湖の周囲には、国内で最も古い神社の一つとされている諏訪大社や、高島城などの歴史スポット、北部の霧ヶ峰高原などがあり見どころも満載。
今回は、そんな諏訪を巡る観光モデルコースと、諏訪で行くべき観光スポットについて解説していきます。
諏訪観光モデルコース
ではまず、諏訪を巡る観光モデルコースを解説していきます。
諏訪観光モデルコースは以下の通りです。
✅諏訪観光モデルコース
諏訪観光モデルコースは、諏訪湖南部にある諏訪大社上社を参拝し、上諏訪温泉周辺の高島城や立石公園などを観光。そのあとは、諏訪大社の下社へ移動し、時間があれば、北部の霧ヶ峰高原を巡っていきます。
諏訪観光は、電車とバスで移動できますが、短時間で効率良く観光するなら車・レンタカー移動がおすすめです。レンタカーは、茅野駅などで借られます。
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諏訪の観光の見どころ
諏訪の主要観光スポットは以下の通りです。
✅諏訪の主要観光スポット
- 諏訪大社
- 万治の石仏
- 諏訪湖間欠泉センター
- 片倉館
- 高島城跡
- 立石公園
- 霧ヶ峰高原
諏訪の観光の見どころは、諏訪湖の周りに4つの社がある諏訪大社で、4社巡りによってたくさんのご利益に授かれるといわれています。
時間がない方は、飲食店やお土産物屋さんが立ち並ぶ「上社 本宮」か「下社 秋宮」だけでも訪れてみてください。そのほか、千人風呂で有名な「片倉館」や「諏訪湖間欠泉センター」も諏訪の定番の観光スポットです。
そのほか、諏訪近郊には松本や甲府、蓼科などの観光地があり、見どころも満載です。観光モデルコースは以下の記事にまとめているので合わせてご覧ください。
諏訪で必ず行きたい7つの観光スポット
では、ここからは上記モデルコースで行ける諏訪の観光スポットをそれぞれ解説していきます。
諏訪大社
諏訪大社は、全国に約25,000社ある諏訪神社の総本社で、 国内にある最も古い神社の一つとされています。諏訪湖を挟んで、二社四宮の境内が鎮座しており、上社と下社は遠く離れているため、実質的には別の神社となっています。
諏訪大社には本殿と呼ばれる建物がなく、代りに秋宮は一位の木を春宮は杉の木を御神木とし、上社は御山を御神体として拝しています。
参拝順序は、上社の2宮をまず参拝し、諏訪湖周辺を観光した後、下社の2宮を参拝しましょう。
諏訪湖間欠泉センター
諏訪湖間欠泉センターは、約5mまで吹き上がる迫力の間欠泉が見られる観光施設で、現在は9時30分から90分おきに5~6回噴出しています。
館内1階はお土産品などを扱う売店となっており、2階は諏訪地方がロケ地になった映画・ドラマについて紹介するスペース、3階は諏訪湖の花火に関する写真や資料を展示しています。
そのほか、温泉を利用した温泉たまご作りや、無料の足湯も利用できます。
諏訪湖間欠泉センター
所在地/諏訪市湖岸通り2-208-338
TEL/0266-52-8282
営業時間/9:00~18:00(10月~3月は17:00まで)
間欠泉噴出時間/9時30分、11時、12時30分、14時、
15時30分、17時00分(4月~9月のみ)
入館料/無料
交通アクセス/JR中央本線 上諏訪駅下車、徒歩13分
▶公式ホームページ
片倉館
片倉館は、昭和3年(1928年)創業の日本最古の温泉保養施設です。大正から昭和初期に製糸業で栄えた片倉財閥によって、地域住民の厚生と社交の場として建設されました。
大正浪漫が漂う洋風建築の建物は、国の重要文化財。名物の「千人風呂」は、天然温泉を豊富に湛える大理石造りの浴槽で、100人が一度に入浴できるほどの広さがあります。
また、窓、切妻、レリーフなど、当時のままの細工が現存する館内は、ガイドなしで見学ができるほか、事前申込みをすればガイド付きで見学できます(有料)。
片倉館
所在地/長野県諏訪市湖岸通り4-1-9
TEL/0266-52-0604
営業時間/10~21時(受付は~20時30分)
定休日/第2・4火曜
料金/大人750円、3歳~小学生450円
交通アクセス/JR上諏訪駅より徒歩8分
▶公式ホームページ
高島城跡
高島城は、諏訪湖畔に突き出した小島に築かれた水城です。完成当時は、城のまわりは湖水と湿地に囲まれ、あたかも諏訪湖中に浮かぶようであったことから、別名「諏訪の浮城」と呼ばれていました。
現在の天守閣は昭和45年に復興されたもの。1・2階は郷土や高島城の資料室に、3階は諏訪の市内を一望できる展望室になっています。また高島公園内は桜や藤の名所としても名高い公園となっています。
高島城跡
所在地/諏訪市高島1-20-1
TEL/0266-53-1173
営業時間/9時00分~17時30分
※10月~3月は16時30分まで
定休日/12/26-12/31、11月第2木曜日
料金/大人310円、小人150円
交通アクセス/JR上諏訪駅より徒歩10分
▶公式ホームページ
立石公園
標高938mの高台にある「立石公園」は、雄大な諏訪湖と諏訪の町並み、そして、美しいアルプス連峰の眺めが楽しめる展望公園です。
夕景と夜景も美しく、その眺望のすばらしさから、信州サンセットポイント100選に選定され、新日本三大夜景・夜景百選、信州ふるさとの見える(丘)にも選ばれています。
近年は映画『君の名は。』に登場する「糸守湖」の景色に似ていると話題となりました。
万治の石仏
万治の石仏は、江戸時代前期の1660年に造られた石仏です。高さ2mの自然石の上に小さな頭がのった石仏で、画家の岡本太郎が「こんなにおもしろいものは見たことがない」と話したことから観光客が訪れるようになりました。
霧ヶ峰高原
諏訪の北東部に位置する「霧ヶ峰高原」は、車山から鷲ヶ峰にかけて、ゆるやかな起伏が続く標高約1,600mに位置する高原です。
ビーナスラインと呼ばれる日本でも有数のドライブルートがあり、特に、霧の駅~白樺湖の区間では、ビーナスライン屈指の景色が楽しめます。
また、国の天然記念物である八島ヶ原湿原、池のくるみ踊場湿原、車山湿原を有し、日本のグライダー発祥の地としても知られています。
諏訪の観光ガイドブック
諏訪観光をもっと深く楽しみたい方には、以下の観光ガイドブックが役立ちます。これらのガイドブックは、モデルコースには含まれていない隠れた名所や地元ならではの体験情報も豊富に掲載されています。
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上諏訪温泉で人気のホテル・旅館
諏訪エリアには上諏訪温泉と下諏訪温泉と名のある2つの温泉があり、宿泊で人気があるのは上諏訪温泉です。全国屈指と言われる豊富な湯量を誇る温泉地で、江戸時代は諏訪藩の城下町、甲州街道の上諏訪宿としても栄えました。
そんな上諏訪温泉で人気があるのが「双泉の宿 朱白(すはく)(7,150円~)」です。2つの源泉を有する上諏訪温泉唯一の旅館で、諏訪湖を一望出来る露天風呂と大浴場が魅力です。
「RAKO華乃井ホテル(6,970円~)」は、お肌つるつるの名物「地酒風呂」や諏訪湖一望の天空露天風呂が自慢の宿です。
じゃらん売れた宿大賞受賞の「ホテル紅や(7,000円~)」や、楽天トラベルアワードを4年連続受賞の「しんゆ(親湯)(8,250円~)」も評価が高いです。
そのほかは以下リンクをチェックしてみてください。
【諏訪観光モデルコース】まとめ
今回は、諏訪を巡る観光モデルコースについて解説してきました。
周辺には長野県の松本や蓼科、山梨県の甲府などの観光地が点在しており、諏訪と合わせて1泊2日での旅行もおすすめです。
諏訪近郊の観光モデルコースは以下の記事で解説しているので合わせてご覧ください。今回は以上です。諏訪観光の参考になれば幸いです。