しまなみ海道は、愛媛県今治市から広島県尾道市までを結ぶ全長約70kmの絶景ドライブコースです。
瀬戸内海に浮かぶ島々を橋でつなぎ、海・島・多島美を一度に楽しめます。
ただし、実際に走るとなると「どこまで行くか」「何時間かかるのか」「どこで折り返すのがベストか」で計画の立て方が大きく変わります。
しまなみ海道は一本道ではありますが、島ごとに見どころが点在しているため、順番と滞在時間を整理しておかないと、想像以上に時間が足りなくなります。
この記事では、
・今治→尾道の王道ドライブモデルコース
・所要時間のリアルな目安
・折り返しに最適な島
・通行料金の仕組み
・初心者でも安心な回り方
まで、実際に旅程を組めるレベルで具体的に解説します。
日帰りでも、1泊2日でも。
自分の時間に合わせて最適な走り方が選べるようになります。
しまなみ海道ドライブ基本情報

しまなみ海道(西瀬戸自動車道)は、今治〜尾道間を結ぶ約70kmの自動車専用道路です。
- 距離:約70km(今治〜尾道)
- 所要時間:ノンストップ約1時間半
- 観光込み:約6〜9時間
- おすすめ:片道走破(時間があれば往復も可)
道幅は広く整備されており、高速道路に近い感覚で走れるため、運転初心者でも比較的安心して走行できます。
ただし、展望台へ向かう山道はカーブが多く、島内の細道は場所によって道幅が狭いところもあります。観光地周辺はゆっくり走る、という意識が大切です。
今治→尾道ドライブモデルコース
まずは、今治から尾道へ向かう王道ルートの全体像をつかみましょう。
今治側から出発する場合、最初に渡るのが来島海峡大橋です。橋を渡るだけで一気に“しまなみドライブ感”が高まります。
まず立ち寄るのが、道の駅 よしうみいきいき館。次に山を登って亀老山展望公園へ。
ここから来島海峡大橋を見下ろす絶景を体験します。
伯方島では道の駅 伯方S・Cパーク マリンオアシスはかたで塩グルメを楽しみます。そしてメインとなる大三島へ。ここでは大山祇神社参拝と、伯方塩業 大三島工場の見学をセットで回るのが定番。
その後、生口島で耕三寺とレモングルメを楽しみ、因島で因島水軍城と白滝山展望台へ。
この流れで進めば、景色・歴史・グルメをバランスよく満喫できます。
しまなみ海道ドライブの所要時間目安
| 時間目安 | 観光スポット | 滞在時間 |
|---|---|---|
| 9:00 | 今治出発 | – |
| 9:20 | 道の駅 よしうみいきいき館 | 30分 |
| 10:00 | 亀老山展望公園 | 30分 |
| 11:00 | 今治市村上海賊ミュージアム | 40分 |
| 12:00 | 伯方S・Cパーク | 30分 |
| 13:00 | 大三島(神社+塩工場) | 約1.5時間 |
| 15:00 | 生口島(耕三寺+レモン) | 約1時間 |
| 16:30 | 因島(水軍城+白滝山) | 約1時間 |
| 18:00 | 尾道着 | – |
👉 フル観光:約7〜9時間
観光地ごとに30〜90分ほどの滞在時間を確保した“ゆとり重視”の1日プランです。
メインの大三島は、比較的近い距離にまとまっているため、約1.5時間あれば主要スポットを効率よく回れます。最終的に18時頃、尾道へ到着する流れです。
観光をしっかり楽しみながらでも、1日あれば十分に走破可能なボリューム感になっています。
しまなみ海道はサイクリングも有名ですが、松山空港や今治駅でレンタカーを借りておくと、移動効率が大きく変わります。
\ 観光地巡りはレンタカーが便利 /
楽天トラベルでレンタカーをお得に予約
楽天トラベルでは、レンタカーで使える
割引クーポンやポイント最大10倍キャンペーンを実施中。
移動+宿泊をまとめて予約したい方にもおすすめです。
※クーポン内容・ポイント付与条件は、日程・エリア・車種により異なります。

CHECK!▶【楽天スーパーSALE先行開催】3月1日10時スタート!
国内宿泊半額プラン&最大20%OFFクーポンを今すぐチェック!
しまなみ海道ドライブ|各スポット解説
① 道の駅 よしうみいきいき館(大島)
滞在目安:30分
来島海峡大橋の大島側たもとにある道の駅。瀬戸内海を望みながら楽しむ海鮮バーベキューや七輪焼きが名物で、「うに丼」などの海鮮丼も人気です。
館内では地元野菜や鮮魚、特産品を販売し、土日は名物じゃこ天の実演も開催。ドライブ序盤の休憩に最適です。急流観潮船の発着場も併設しています。
道の駅よしうみいきいき館
所在地/今治市吉海町名4520-2
TEL/0897-84-3710
営業時間/売店 9時~17時
レストラン 10時~16時(L.O15時)
定休日/元日
▶公式ホームページ
② 亀老山展望公園(大島)
滞在目安:30分
大島南端、標高約300mに位置するしまなみ海道屈指の絶景スポット。隈研吾設計の展望台から、来島海峡大橋や瀬戸内海の島々を360度一望できます。
夕景や橋のライトアップ、晴天時には石鎚山まで望める眺めが魅力。道がやや狭いため運転は注意が必要です。
亀老山展望公園
所在地/今治市吉海町南浦487-4
TEL/0897-84-2111
営業時間/24時間入園自由
③ 今治市村上海賊ミュージアム(大島)
滞在目安:40分
戦国時代に活躍した“日本最大の海賊”村上海賊を紹介する資料館。能島村上家伝来資料や出土品を通して、海の大名と呼ばれた歴史を学べます。
甲冑や小袖の試着体験もあり、大人から子どもまで楽しめる内容。目の前の海では潮流体験も可能です。
今治市村上海賊ミュージアム
所在地/今治市宮窪町宮窪1285
TEL/0897-74-1065
営業時間/9時00分~17時00分
(入館は16時30分まで)
料金/大人 310円
定休日/毎週月曜日(祝日は翌平日)
年末年始(12月29日~1月3日)
▶公式ホームページ
④ 道の駅 伯方S・Cパーク
滞在目安:30分
しまなみ海道・伯方S・Cパーク内にある道の駅。特産品や地元野菜、柑橘の販売に加え、レストランでは名物じゃこ天や「伯方の塩」を使った塩ラーメン、塩おにぎりが味わえます。
人気の伯方の塩ソフトも外せません。ビーチや公園、体育館などの施設が隣接し、レンタサイクルも利用可能。橋を望むロケーションで、観光の拠点や休憩に最適です。
道の駅 伯方S・Cパーク
所在地/今治市伯方町叶浦1668-1
TEL/0897-72-3300
営業時間/物産センター:9:00~17:00
レストラン:10:00~15:00
定休日/元旦
▶公式ホームページ
⑤ 道の駅 多々羅しまなみ公園(大三島)
滞在目安:30分
大三島ICを降りてすぐの場所にある、島観光の起点。目の前には「多々羅大橋」が堂々とそびえ、ここで最初の記念撮影をするのが定番です。
- サイクリストの聖地碑
- 海に向かって鳴らす「しあわせの鐘」
- 瀬戸内の柑橘・海産物のお土産
地元特産品であるヒラメなどの新鮮な食材を使った料理が味わえるレストランも併設。休日には国内外からのサイクリストや多くの観光客で賑います。
道の駅 多々羅しまなみ公園
所在地/今治市上浦町井口9180-2
TEL/0897-87-3866
営業時間/9:00~17:00、冬季10:00~16:00
定休日/年中無休
▶公式ホームページ
⑥ 伯方塩業 大三島工場
滞在目安:30分
「は・か・た・の・しお♪」で有名な塩の工場。無料で製造工程を見学でき、塩づくりの仕組みを学べます。外には大きな“塩の山”があり、写真映えも抜群。
そして外せないのが「伯方の塩ソフト」。ほんのり塩味が効いた甘さ控えめの味わいで、ドライブ途中の休憩にぴったりです。無料駐車場あり。
伯方塩業 大三島工場
所在地/今治市大三島町台32
TEL/0897-82-0660
見学時間/9:00~16:00 受付15:30まで
定休日/年中無休
料金/入場無料
▶公式ホームページ
⑦ 大山祇神社(大三島)
滞在目安:40分
大三島観光の中心であり、日本総鎮守と称される由緒ある神社。
静かな境内でゆっくり参拝する時間は、ドライブの中でも特別なひとときです。
境内に入ると、空気が一段と静まり返ります。樹齢約2,600年と伝わる大楠は圧巻の迫力。幹の太さと枝の広がりは、写真では伝わらないスケール感です。
さらに見逃せないのが宝物館。源義経や武蔵坊弁慶など、歴史上の武将が奉納した武具が数多く展示されています。国宝・重要文化財級の武具が集まる場所として、歴史好きにはたまらない空間です。(宝物館所要時間:約60分)
しまなみ海道は1日で走破するのも良いですが、1泊することで旅の満足度は大きく変わります。
宿泊は中間点の大三島が最適で、サイクリスト歓迎の宿泊施設も豊富にあります。
人気があるのは明治初期創業の老舗旅館「旅館 茶梅」や、新鮮な瀬戸内の海の幸を堪能できる料理旅館「旅館さわき」、四国おもてなし感激大賞受賞の「料理旅館 富士見園」です。
そのほか、「I-LINK HOSTEL & CAFE SHIMANAMI」は、自転車のままピットインできるサイクリスト向けホテル。
サイクリング総合施設「WAKKA」ではオーシャンビューのお部屋とカフェでのんびりと過ごせます。
大三島は宿の数が多くないため、ハイシーズンは早めの予約がおすすめです。
⑧ 生口島のレモングルメ
滞在目安:20〜30分
国産レモン生産量日本一を誇る島。低農薬の「瀬戸田レモン」を使ったスイーツやレモネード、レモンラーメンなど、ここでしか味わえない爽やかなグルメが楽しめます。
商店街の食べ歩きやジェラートも人気で、観光というより“寄り道グルメ”を満喫するのがおすすめ。海鮮や地元食堂も充実し、瀬戸内らしい味覚に出会えます。
⑨ 耕三寺(生口島)
滞在目安:40分
生口島を代表する観光名所で、「西の日光」と称される華やかな寺院。極彩色の伽藍や陽明門を模した孝養門が目を引きます。
約5,000㎡の大理石庭園「未来心の丘」は、白一色の幻想的な空間が広がる人気フォトスポット。仏教美術を展示するミュージアムも併設され、建築・芸術の両面から楽しめます。
耕三寺
所在地/尾道市瀬戸田町瀬戸田553-2
TEL/0845-27-0800
見学時間/9:00~17:00
定休日/年中無休
入館料/一般1,400円/大学生・高校生1000円
▶公式ホームページ
⑩ 因島水軍城
滞在目安:30分
因島水軍城は昭和58年に築城された全国でもめずらしい城型資料館です。南北朝時代から室町時代にかけて活躍した村上水軍の武具、遺品、古文書などの歴史資料が展示されています。
因島水軍城
所在地/尾道市因島中庄町3228-2
TEL/0845-24-0936
営業時間/9:30~17:00(入城16:30まで)
定休日/木曜日(祝日を除く)、12/29~1/1
料金/一般330円、小・中学生160円
▶公式ホームページ
⑪ 白滝山展望台
滞在目安:30分
因島の町並みやしまなみ海道の島々が一望できる絶景スポット。
村上水軍は、かつて因島の各所にある高台から瀬戸内海の船を監視していました。
白滝山展望台もその一つで、頂上にある「五百羅漢」も必見です。
ドライブの締めにぴったりです。
しまなみ海道の通行料金はいくら?
しまなみ海道は「区間ごと精算制」です。
■ 料金の仕組み
島と島は一般道でつながっていません。橋はすべて自動車専用道路の一部です。
なのでICを降りるたびに、そこまでの料金が確定し、再び乗ると新しい区間としてカウントされます。
島内観光は一般道、島間移動は高速道路という仕組みです。
■ 料金目安(普通車・ETC)

- 全線走破:約2,950円
- 各島で乗り降り:約3,470円前後
(平日ETCの場合)
全ての島で降りると、直行より1,000〜1,500円ほど高くなります。
なお、125cc以下のバイクなら橋の通行料は50〜200円程度。
地元ではコスパの良い移動手段として利用されています。
しまなみ海道|折り返しするならどこ?
折り返し地点として最もバランスが良いのは大三島です。
大三島は今治から約1時間半〜2時間。尾道からもほぼ同じ距離にあり、しまなみ海道の“ちょうど中間地点”にあたります。
「国宝の島」や「神の島」とも呼ばれる格式の高い島でもあり、島内には、
- 大山祇神社|楠群が国の天然記念物
- 伯方の塩工場|塩ソフトが絶品
- 多々羅しまなみ公園|IC近くの道の駅
といった人気スポットが集まっています。
短時間でも満足度の高い観光が可能です。
▶ 折り返しモデル(今治発)
今治 → 大三島観光 → 今治
所要時間は約4〜5時間。
通行料金は普通車で2,000円台前半が目安です。
午前中に出発し、大三島でゆっくり観光して夕方前に戻る。
このスケジュールなら、体力的にも余裕があり、初めてのしまなみ海道ドライブでも安心です。
時間が限られている場合は、「無理に尾道まで行く」のではなく、大三島を目的地に設定する方が満足度は高くなります。
また、前泊するなら今治に宿泊して朝から走ると移動のストレスが大きく減ります。松山空港から今治までは車で約1時間。
空港到着後に今治で宿泊し、翌朝からしまなみ海道へ向かう流れが最も効率的です。
今治では最上階にしまなみ海道を望む展望大浴場とサウナを備える「しまなみプライムホテル今治」、天然温泉「海道の湯」が好評の「スーパーホテル今治」が人気です。
もし旅にもう少し余裕があるなら、松山の道後温泉に宿泊するプランもあります。日本最古級の温泉街として知られ、街歩きと温泉情緒を楽しめます。
なかでも評価が高いのが、創業390年以上を誇る道後屈指の老舗「ふなや」。同じく老舗として人気なのが館内に能舞台を備える「大和屋本店」です。
東京・大阪・福岡など遠方から訪れる場合は、航空券と宿を別々に取るよりも、セットプランの方が総額が安くなるケースが少なくありません。

四国外から訪れる場合は、航空券と宿をまとめて予約できる楽天トラベルの「楽パック」を利用すると移動計画が立てやすくなります。
空港発着のプランも充実しており、日程に合わせて自由に組み合わせ可能です。
まとめ|しまなみ海道ドライブ
しまなみ海道ドライブは、
- 絶景
- 歴史
- グルメ
を一度に楽しめる贅沢なルートです。
初心者でも走りやすく、時間に応じて折り返しも可能。
フルで走れば約7〜9時間、半日なら大三島折り返しがベストです。
料金の仕組みを理解し、目的の島を絞れば、コストも時間も無駄なく楽しめます。
今治から尾道へ。
瀬戸内の海と島をつなぐこの特別な道を、ぜひ自分のペースで走ってみてください。




















