低価格ファッションで全国に広がる しまむら。
郊外ロードサイドを中心に出店する独自の戦略により、他のアパレルブランドとは異なる形で全国展開を進めています。
本記事では、都道府県別の店舗数データを一覧形式で整理しつつ、
その出店戦略まで詳しく解説します。
しまむら 店舗数 都道府県別一覧(全国47)
しまむらの都道府県別店舗数を整理しました。
■ 北海道・東北エリア
| 都道府県 | 店舗数 | 都道府県 | 店舗数 |
| 北海道 | 68 | 秋田県 | 17 |
| 青森県 | 23 | 山形県 | 16 |
| 岩手県 | 20 | 福島県 | 38 |
| 宮城県 | 35 |
■ 関東エリア
| 都道府県 | 店舗数 | 都道府県 | 店舗数 |
| 茨城県 | 55 | 千葉県 | 77 |
| 栃木県 | 36 | 東京都 | 69 |
| 群馬県 | 38 | 神奈川県 | 62 |
| 埼玉県 | 106 |
■ 中部エリア
| 都道府県 | 店舗数 | 都道府県 | 店舗数 |
| 新潟県 | 36 | 山梨県 | 13 |
| 富山県 | 22 | 長野県 | 37 |
| 石川県 | 16 | 岐阜県 | 27 |
| 福井県 | 12 | 静岡県 | 41 |
| 愛知県 | 67 |
■ 関西エリア
| 都道府県 | 店舗数 | 都道府県 | 店舗数 |
| 三重県 | 22 | 兵庫県 | 48 |
| 滋賀県 | 19 | 奈良県 | 16 |
| 京都府 | 23 | 和歌山県 | 14 |
| 大阪府 | 57 |
■ 中国・四国エリア
| 都道府県 | 店舗数 | 都道府県 | 店舗数 |
| 鳥取県 | 7 | 徳島県 | 10 |
| 島根県 | 9 | 香川県 | 13 |
| 岡山県 | 25 | 愛媛県 | 16 |
| 広島県 | 25 | 高知県 | 12 |
| 山口県 | 21 |
■ 九州・沖縄エリア
| 都道府県 | 店舗数 | 都道府県 | 店舗数 |
| 福岡県 | 45 | 大分県 | 16 |
| 佐賀県 | 11 | 宮崎県 | 16 |
| 長崎県 | 16 | 鹿児島県 | 18 |
| 熊本県 | 23 | 沖縄県 | 11 |
埼玉県が1位|しまむら発祥地の“ドミナント戦略”
しまむらの店舗数で最も多いのは埼玉県の106店舗です。
これは単に人口が多いからではなく、企業の発祥地であることが大きく影響しています。
本社があるエリアでは物流網や土地勘、出店ノウハウが蓄積されやすく、結果として同一エリアに集中出店する「ドミナント戦略」が取りやすくなります。
埼玉県内では、幹線道路沿いや住宅地近郊に複数店舗が配置されており、日常使いの衣料インフラとして完全に根付いている状態です。
首都圏は強いが“都市集中型ではない”
しまむらの店舗数上位には埼玉・千葉・東京・神奈川といった首都圏が並びますが、他店チェーンのような都市偏重ではありません。
むしろ特徴的なのは、北海道や愛知、茨城など地方・準都市圏でも上位に入っている点です。
これは、しまむらが「駅前立地」ではなく「生活圏立地」を重視しているためで、日常使いされる衣料品店としての役割が強いことを示しています。
しまむらは地方でも店舗数が多い|生活密着型モデル
しまむらは、地方でもしっかり店舗数を確保しています。その理由は、商品の価格帯とターゲット層にあります。ファミリー向け・日常衣料中心のため、人口密度が低い地域でも一定の需要が見込めます。
さらに、大型ショッピングモールに依存せず、単独店舗として出店できるため、地方でも柔軟に展開できるのが強みです。
そして、最下位の鳥取県でも7店舗あり、極端に少ない県が存在しません。
これは全国にまんべんなく広げる戦略を採っているためで、「どの地域にもある生活インフラ型アパレル」としてのポジションを確立しています。
しまむらの出店戦略|“広く深く”
しまむらは「低価格×生活密着×郊外立地」という明確なポジションを取っています。
単に全国に広げるのではなく、
- 生活圏ごとに確実に押さえる
- ロードサイド中心で固定客を獲得する
- 地方でも成立する価格帯を維持する
といった拡大戦略を続けています。
まとめ|しまむらは“生活に近いアパレルチェーン”
しまむらの都道府県別店舗数を見ていくと、単なる出店数以上に、
- 地域密着
- ロードサイド戦略
- 低価格による高頻度利用
といった特徴がはっきりと表れています。
都市型ブランドとは違い、地方でもしっかり成立し、
むしろ地方のほうが強いケースも多いのが最大の特徴です。