四国地方には大自然が織りなす絶景スポットや歴史スポット、有名観光地が数多く点在しており、日帰りドライブでもその地域の魅力を十分に感じることができます。
今回は、そんな四国地方を日帰りで巡る6つのドライブモデルコースについて解説していきます。
四国日帰りドライブで訪れたい観光名所
ではまず、四国日帰りドライブで訪れたい観光名所を解説していきます。
四国日帰りドライブで訪れたい観光名所は以下の通りです。
✅四国日帰りドライブで訪れたい観光名所
- 鳴門海峡の渦潮
- 祖谷渓
- 金刀比羅宮
- 銭形砂絵
- 天空の鳥居
- 松山城
- 道後温泉
- しまなみ海道
- うだつの町並み
- 下灘駅
- 大洲城
- 桂浜
- 室戸岬・足摺岬
四国地方の主な観光名所は、香川県の金刀比羅宮や銭形砂絵、愛媛県の松山城やしまなみ海道、高知県の桂浜や、室戸岬・足摺岬、徳島県の祖谷渓などがあります。
四国日帰りドライブではこれらの観光名所に立ち寄りながら、モデルコースを組み立てましょう。
移動には車・レンタカーが必要で、レンタカーは空港や主要な駅で借りることができます。コースによっては”乗り捨て”サービスを利用すると効率よく観光できます。
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四国地方を日帰りで巡るドライブモデルコース
続いて、四国を日帰りで巡るおすすめのドライブモデルコースです。
✅四国日帰りドライブモデルコース
- 高松～丸亀～観音寺
- 鳴門海峡～徳島～祖谷渓
- 松山～大洲～宇和島
- 今治～しまなみ海道
- 高知～四万十川～足摺岬
- 高知～安芸～室戸岬
四国を日帰りで巡るドライブモデルコースは、香川県を巡る「高松～丸亀～観音寺」や、徳島県を巡る「鳴門海峡～徳島～祖谷渓」、愛媛県を巡る「松山～大洲～宇和島」・「今治～しまなみ海道」、高知県を巡る「高知～四万十川～足摺岬」、「高知～安芸～室戸岬」に分かれます。
関西方面からお越しの方は、香川県や徳島県を巡るコースがおすすめです。こんぴら温泉や道後温泉などの有名温泉地に宿泊して1泊2日でのドライブ旅行も楽しめます。
また、四国地方には各県に主要な空港が整備されており、遠方からでもアクセスしやすくなっています。
新幹線や飛行機のチケットは、「ホテル・旅館」と組み合わせたダイナミックパッケージでお得に購入することができます。このようなサービスは、以下の旅行会社で取り扱われているので、ぜひチェックしてみてください。
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四国日帰りドライブモデルコース6選
ではここからは、四国地方を日帰りで巡るおすすめのドライブモデルコースをそれぞれ解説していきます。
高松～丸亀～観音寺
香川県の高松～丸亀～観音寺を巡る日帰りモデルコースです。屋島は、標高293mの火山台地の半島で、800年以上前に歴史に残る戦い「源平合戦」が繰り広げられたことで知られています。
屋島山上からは高松市の市街地と南に広がる讃岐山脈、瀬戸内海に浮かぶ島々を一望でき、四国霊場八十八箇所第84番札所の屋島寺や、新屋島水族館などの観光も楽しめます。
高松市では、高松城跡を公園として開放した「玉藻公園」や、国の特別名勝に指定の「栗林公園」が見どころ。さらには、高松港からのフェリーで、鬼伝説が残る島「女木島（めぎじま）」や、豊かな自然があふれる”オリーブの島”「小豆島」へ行くことができます。
そのほか上記ドライブコースで、現存十二天守の一つである「丸亀城」や、参道の長い石段で有名な「金刀比羅宮」、砂で造られた寛永通宝の「銭形砂絵」、稲積山の頂上にある「天空の鳥居」、”日本のウユニ塩湖”「父母ヶ浜（ちちぶがはま）」などの観光が楽しめます。
また、宿泊するなら高松市や丸亀市にあるリーズナブルな価格のシティホテル、”美人の湯”とも呼ばれる名湯「こんぴら温泉郷」が利用できます。
鳴門海峡～徳島～祖谷渓
徳島県の鳴門海峡～徳島市内～祖谷渓を巡る日帰りモデルコースです。鳴門海峡の渦潮は、世界三大潮流のひとつで世界でも最大級の大きさを誇ります。見ごろの時間帯はこちらの”潮見表”で確認できます。
徳島市内には徳島中央公園として整備された「徳島城跡」や、山頂から阿讃山脈、瀬戸内海、紀州の山々などの眺望が広がる「眉山公園」などがあります。
「脇町うだつの町並み」は江戸時代から阿波藍の集散地として栄えた商家町で、町家の両端には本瓦葺きで漆喰塗りの”うだつ”が多くみられます。
祖谷渓は、数10ｍ〜数100ｍある深いV字谷の続く渓谷です。日本三大秘境のひとつとして知られています。全長は10kmにも及び、新緑や紅葉の時期には、自然美溢れる景色が広がります。
高低差約200mの断崖絶壁に立つ「小便小僧像」や、20mほどの木製のつり橋「祖谷のかずら橋」などの見どころがあり、「大歩危小歩危（おおぼけこぼけ）」の観光遊覧船では、船頭の軽快な説明を受けながら、奇岩・怪岩を鑑賞できます。
宿泊するなら徳島市内のシティホテルや、鳴門海峡のリゾートホテル、大歩危・祖谷温泉の温泉旅館が人気があります。
松山～大洲～宇和島
愛媛県の松山～大洲～宇和島を巡る日帰りモデルコースです。松山市は松山城を中心に栄えた旧城下町で、約3000年の歴史を誇る日本最古の温泉「道後温泉」があることで知られています。
夏目漱石の小説『坊っちゃん』の舞台としても有名で、作品に登場する汽車を復元した「坊っちゃん列車」があり、”松山鯛めし”や”じゃこ天”、坊ちゃん団子”などのご当地グルメも楽しめます。
JR下灘駅は「日本で一番海に近い駅」として知られ、青春18きっぷのポスターや数々の映画やドラマの撮影にも使用された場所です。近くには”海中に沈む線路”があり、映画「千と千尋の神隠し」の1シーンのような光景が見られます。
内子町は古くから大洲街道の交通の要衝として栄えた町で、往時の面影を残す町並みが見どころ。そのほか、大洲には日本百名城の「大洲城」や、景勝地”臥龍淵”に臨む別荘「臥龍山荘」、宇和島には江戸時代以前からの天守が現存している12天守の一つ「宇和島城」があります。
宿泊は道後温泉の温泉旅館や、大洲城・宇和島城周辺のシティホテルが利用できます。
今治～しまなみ海道
四国北部の今治から広島県の尾道を繋ぐ「しまなみ海道」を巡る日帰りモデルコースです。
今治市は今治城の城下町として発展した町で、日本最大のタオル産地として有名です。今治城は築城の名手と謳われる藤堂高虎が築いた城で、日本三大海城・日本百名城の一つです。
しまなみ海道は「サイクリングの聖地」として有名で、日帰りドライブも人気があります。
瀬戸内海を望む絶景や海鮮グルメを楽しめるほか、古代から神の島とも呼ばれる「大三島」に鎮座する『大山祇神社』や、日本遺産に指定された「村上水軍」関連の観光施設などが楽しめます。
宿泊は、今治周辺のシティホテルや海沿いの絶景ホテル、大三島にある老舗旅館、サイクリスト向けのホテルを利用できます。
高知～四万十川～足摺岬
高知市内から四万十川～足摺岬と巡る日帰りモデルコースです。高知市内では“南海道随一の名城”と謳われる「高知城」や、高知県を代表する景勝地「桂浜」などが見どころです。
四万十川は四国最長の大河（全長196km）で、日本最後の清流とも呼ばれています。下流に架かる四万十川の名物「佐田沈下橋（今成橋）」の観光や、カヌーなどのアクティビティが楽しめます。
足摺岬は、四国最南端の岬で展望台からは270度以上の絶景が広がります。柏島は透明度の高い、エメラルドグリーンの海が印象的な絶景の島で、ダイビングスポットとしても人気があります。
宿泊は、高知市内のシティホテルや、足摺・四万十市にあるリゾートホテルを利用できます。
高知～安芸～室戸岬
高知市内から安芸～室戸岬と巡る日帰りモデルコースです。龍河洞は、1億7500万年もの永い歳月をかけてつくりだした石灰岩の鍾乳洞で、日本三大鍾乳洞のひとつです。
安芸市は三菱財閥の創立者「岩崎弥太郎」の出身地で、「岩崎弥太郎生家」や武家屋敷の街並み、安芸市のシンボル「野良時計」などがあり、ご当地グルメ「安芸釜あげちりめん丼」も楽しめます。
室戸岬は紺碧の大海原を望める景勝地です。海岸は奇岩が乱立、亜熱帯性樹林や海岸植物が茂り、2011年には世界ジオパークに認定されています。
平安時代初期に弘法大師・空海が修行をしたという伝説が残る洞窟「御厨人窟（みくろど）」など、空海ゆかりのパワースポットもあります。
宿泊は、室戸岬周辺の絶景ホテルが利用できます。
四国の観光ガイドブック
四国については旅行情報誌”まっぷる ドライブ 関西 中国 四国 ベスト” や”るるぶドライブ中国四国ベストコース’25” でも紹介されています。そのほか、温泉や宿に関しては”るるぶ温泉＆宿 四国’23”があります。
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【四国日帰りドライブモデルコース】まとめ
今回は、四国地方を日帰りで巡るドライブモデルコースについて解説してきました。
四国地方の観光では道後温泉やこんぴら温泉など有名温泉地に宿泊して1泊2日での旅行もおすすめです。見どころが多いので、それぞれの県をじっくり巡ってみてください。
四国近郊の観光モデルコースは以下の記事でも解説しています。
今回は以上です。四国観光の参考になれば幸いです。
