四国の北東部に位置する香川には、「こんぴらさん」の愛称で親しまれる香川有数のパワースポット「金刀比羅宮」をはじめ、江戸時代に造られ、寛永通宝を模した「銭形砂絵」、南米ボリビアのウユニ塩湖のような写真が撮れると話題の「父母ヶ浜」など魅力的な観光スポットがたくさんあります。
今回は、そんな魅力満載の香川で必ず行きたい観光名所から穴場までたっぷり解説していきます。
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香川観光|高松でおすすめの観光名所
史跡高松城跡・玉藻公園
香川観光|丸亀でおすすめの観光名所
丸亀城
現存十二天守の一つである丸亀城は、高さ日本一の石垣を有する「石垣の名城」として有名です。
1597年に生駒親正が讃岐17万石を与えられ、高松城を本城として亀山に支城を築き、6年の歳月を要してほぼ現在の城郭が完成しました。

石垣は、緩やかですが荒々しい「野面積み」と端整な「算木積み」の土台から、頂は垂直になるよう独特の反りを持たせる「扇の勾配」が特徴です。
丸亀城
所在地/〒763-0025 香川県丸亀市一番丁
TEL/0877-22-0331
営業時間/
天守 9:00~16:30(入館は16:00まで)
大手一の門 10:00~16:00
定休日/天守:無休
料 金/天守のみ 大人200円、小人(小・中学生)100円
交通アクセス/JR丸亀駅より徒歩約15分
▶公式ホームページ
香川観光|琴平でおすすめの観光名所
高灯篭
「高灯篭」は1860年に完成した、高さ27mの日本一高い灯籠です。瀬戸内海を航海する船の指標として建てられ、船人がこんぴらさんを拝む目標灯となっていました。
高い石の基壇の上に木製の灯台が築かれ、内部は三階建て。内部の壁には江戸時代の人々の落書きが今も残されています。※内部を見学することはできません。
現在は、国の重要有形民俗文化財に指定されています。
高灯篭
所在地/香川県仲多度郡琴平町361
TEL/0877-75-2121(金刀比羅宮社務所)
営業時間/外観のみ見学自由
交通アクセス/ことでん琴電琴平駅出てすぐ
金陵の郷
こんぴらさん(金刀比羅宮)の参道口に位置する「金陵の郷」は、寛政元年(1789年)の白壁の酒蔵をを創業当時のまま残し、酒づくりに関する歴史と文化を今に伝える資料館です。
大楠がそびえる「くすのき広場」を中心に建つ「歴史館」「文化館」では、酒蔵を改築し江戸時代の酒造りの工程を人形と当時の酒造道具を用いてわかりやすく説明・再現しているほか、併設するミュージアムショップでは試飲もできます。
金陵の郷
所在地/香川県仲多度郡琴平町623
TEL/0877-73-4133
営業時間/月~金9:00~16:00 土日祝9:00~18:00
料金/観覧無料
交通アクセス/JR琴平駅より徒歩約10分
▶公式ホームページ
金刀比羅宮表参道
金刀比羅宮表参道は、金刀比羅宮に行くまでの参道で、長い石段の両脇にはこんぴらさんのお土産屋さんが軒を連ねています。
名物はソフトクリームにおいりをつけた嫁入おいり。”おいり”とは、香川県で古くから嫁入り道具として親しまれているお菓子です。
そのほか、お灸の形を模した黄味あん入りのお饅頭「灸まん」や、「船々せんべい」、「「こんぴらしょうゆ豆」、「和三盆」などもお土産に人気があります。
琴平の石段
金刀比羅宮の最大の特徴である「長い石段」。本宮までは785段、さらに奥宮までは1368段と長い石段が続きます。
登りは786段ありますが、語呂で「なやむ」となり縁起が悪いので、下る階段を途中に1段下げて、785段としています。※場所は手水舎の手前にあります。
また途中では「加美代飴(かみよあめ)」を販売しています。加美代飴はこんぴらさんの境内で「五人百姓」と呼ばれるたった五人だけが売っている特別な飴でお土産のお定番。こんぴらさんでしか買うことはできません。
金刀比羅宮
「こんぴらさん」の呼び名で親しまれている金刀比羅宮は、象頭山中腹に鎮座する神社です。古来より海の神様、五穀豊穰・大漁祈願・商売繁盛など広範な神様として信仰を集めてきました。
江戸時代には、「一生に一度はこんぴらさん参り」と言われ、参拝が庶民の憧れだったそう。現在も多くの参拝客が訪れるパワースポットです。
階段が多いことでも有名で、こんぴらさんは本宮まで785段、奥宮までは1368段にもなる石段が続きます。

所要時間は往復1~2時間ほど。こんぴらさん参拝後は参道での食べ歩きを楽しみましょう。
旧金毘羅大芝居(金丸座)
「旧金毘羅大芝居(金丸座)」は、天保6年(1835)に建てられた現存する日本最古の芝居小屋です。昭和45年に国の重要文化財に指定。昭和47年から4年間の歳月をかけて現在の場所に移築復元しました。
「金丸座」の名称は明治33年につけられたもの。昭和60年からは「四国こんぴら歌舞伎大芝居」が開催されています。
映画「男はつらいよ寅次郎の縁談」「写楽」「阿修羅城の瞳」「UDON」「最後の忠臣蔵」のロケ地としても使用されました。
旧金毘羅大芝居「金丸座」
所在地/香川県仲多度郡琴平町乙1241
TEL/0877-73-3846
営業時間/9:00~17:00
料金/大人500円 中・高校生300円 小学生200円
交通アクセス/JR琴平駅より徒歩約20分
▶公式ホームページ
鞘橋
金刀比羅宮の神事場にあるこの「鞘橋」は、唐破風造・銅葺の屋根を備えるアーチ型の木造橋です。橋の下に柱がないのも特徴で、川の上に浮かんでいるようにみえる様から、別名「浮橋」ともいわれます。
創建年代の詳細は不明で、現在のものは明治2年(1869)に建築されたもの。明治38年に現在の場所に移築され、一般の通行は禁止されていますが、例大祭などの神事の際に用いられています。
鞘橋
所在地/香川県仲多度郡琴平町阿波町
営業時間/見学はいつでも可能 ※渡ることはできません
香川観光|観音寺でおすすめの観光名所
神恵院・観音寺

観音寺は、真言宗大覚寺派の寺院です。四国八十八箇所霊場の第六十九番札所。山号は七宝山。
本堂は金堂とも呼ばれ、室町時代の建築で国指定重要文化財です。
境内には宝物館があり、仏涅槃像や琴弾宮絵縁起、不動二童子像、本地仏像など国の重要文化財が数多く収蔵されています。

観音寺市の市名の由来にもなっている名刹です。
神恵院(じんねいん)は、観音寺と同じ境内にあり、同じく真言宗大覚寺派の寺院です。四国八十八箇所霊場の第六十八番札所。本尊は阿弥陀如来。
2つの札所が同じ境内に存在する、とても珍しい霊場です。
琴弾八幡宮
琴弾八幡宮は、琴弾山の最も高い山頂部にある神社です。

琴弾公園入口の大鳥居から、381段の石段を上がると本殿があります。
源義経が源平合戦の勝利祈願をしたことで知られ、今も義経参詣の願文、神馬の奉納などの史実、史跡が残っています。
銭形砂絵・寛永通宝
銭形砂絵(ぜにがたすなえ)は、江戸時代に造られた寛永通宝を模した巨大な砂絵です。
有明浜の白砂に描かれたこの砂絵は、大きさは東西122m、南北90m、周囲345mもあります。
寛永10年(1633)藩主、生駒高俊公を歓迎するために、一夜にして作られたといわれ、この銭形を見たものは健康で長生きができ、お金に不自由しないと伝えられています。

琴弾公園内の山頂展望台から見学しましょう。毎日、日没から午後10時までライトアップされます。
高屋神社・天空の鳥居
高屋神社は、標高404mの稲積山の頂上に位置する神社です。
山頂からは観音寺市と瀬戸内海、有明浜が一望でき、天気が良ければ石鎚山までを望むことができます。
本宮の鳥居は「天空の鳥居」として知られ、2018年には四国八十八景にも選出されました。
高屋神社までは、観音寺駅から車で25分ほど。徒歩なら高屋神社下宮から50分ほどかけて登拝道を登る必要があります。

最後にある270段の急な石段はとってもしんどいです。途中には「ゆるぎ岩」という大きな岩が鎮座しています。
父母ヶ浜
父母ヶ浜は、毎年夏には多くの海水浴客が訪れる約1kmのロングビーチです。
近年、水面が鏡面状に見えるウユニ塩湖のような写真を撮影できるとしてSNSを中心に話題になり、新たな観光名所として注目を集めています。
撮影条件として、干潮時に風がなく水面が波立たなければ、砂浜にできる潮だまり(水たまり)に鏡のような光景を見ることができます。 ベストな時間帯は夕方です。
また、父母ヶ浜の夕陽は「日本の夕陽百選」にも選ばれた事があり、人物が影絵のように映る美しい写真が撮影できます。
【香川でおすすめの観光名所】まとめ
今回は、香川でおすすめの観光名所について詳しく解説してきました。
香川観光には車があると便利で短期間でも多くの観光地を巡ることができます。空港でレンタカーを借りるなどして観光に出かけましょう。宿泊は各地の温泉地で旅の疲れを癒してみてください。
今回は以上です。香川観光の参考になれば幸いです。