滋賀県の北東部に位置する長浜は、長浜城の城下町として発展し、廃城後は大通寺の門前町として栄えた町です。
北国街道の宿場町でもあり、現在でもその町並みを活かした黒壁スクエアや現存する日本最古の駅舎、慶雲館などの歴史的建造物や戦国時代の史跡も数多く残っています。
今回は、そんな長浜を巡る観光モデルコースについて解説していきます。長浜で行くべき観光スポットも理解できるので是非最後までご覧ください。
長浜観光モデルコース
ではまず、長浜を巡る観光モデルコースについてご紹介します。
長浜観光モデルコースは以下の通りです。
✅長浜観光モデルコース
長浜の観光名所は、長浜市内と竹生島、伊吹山方面に分かれています。
長浜の観光モデルコースは、長浜市内の観光名所を巡った後、竹生島へフェリーで移動して2~3時間ほど観光。時間があれば、伊吹山や歴史的決戦が行われた「関ケ原古戦場」にも訪れてみてください。
また、長浜までは東京からJR東海道新幹線(米原駅乗り換え)を利用して2時間20分ほどで行くことができます。
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長浜の観光の見どころ
長浜の主要観光スポットは以下の通りです。
✅長浜の主要観光スポット
- 長浜城
- 長浜鉄道スクエア
- 豊国神社
- 黒壁スクエア
- 大通寺
- 長濱八幡宮
- 竹生島
- 伊吹山
- 関ケ原古戦場
- 小谷城跡
長浜の観光の見どころは、長浜市内に点在する羽柴秀吉に関連した歴史スポットや、パワースポットととして注目を集めている「竹生島」での島内散策などがあります。
モデルコースからは外れますが、浅井家が3代にわたって居城「小谷城跡」もチェックしておきましょう。
また長浜での宿泊は、琵琶湖沿いのレイクビューが見えるホテルが人気があり、1泊2日の旅行に最適です。
▶長浜市のおすすめホテル・旅館 10選(一休)
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そのほか、長浜近郊には井伊氏にゆかりのある「彦根」や北部には福井、東部には岐阜などの観光名所が点在しています。以下の記事で観光モデルコースをまとめているので合わせてご覧ください。
長浜で必ず行きたい9つの観光名所
では、ここからは上記モデルコースで行ける長浜の観光名所をそれぞれ解説していきます。
長浜城歴史博物館
長浜城は、戦国時代末期に羽柴秀吉(豊臣秀吉)が築城したお城です。
秀吉は当初は小谷城へ入っていますが、山城の不便さから、当時今浜(いまはま)と呼ばれていたこの地に城を築いています。


信長の名から一字拝領し、今浜から「長浜」に改名しました。
その後、1615年(元和元年)に長浜城は廃城となり、資材の大半は彦根城の築城に流用されました。
長浜城歴史博物館
所在地/滋賀県長浜市公園町10-10
TEL/0749-63-4611
営業時間/9:00~17:00(入館は16:30)
定休日/年末年始(12/27から1/2)
料 金/高校生以上410円、小中学生200円
交通アクセス/JR琵琶湖線「長浜駅」より徒歩8分
▶公式ホームページ
長浜鉄道スクエア
長浜鉄道スクエアは、「旧長浜駅舎」、「長浜鉄道文化館」、「北陸線電化記念館」の3施設からなる鉄道資料館です。
旧長浜駅舎は現存する日本最古の駅舎で、明治15年(1882)に当時の新橋駅を模して造られました。
長浜鉄道文化館は、貴重な鉄道資料を展示しており、館内に鉄道模型運転コーナーがあります。
北陸線電化記念館は、実際に北陸線で活躍したデゴイチやED70形電気機関車が展示されています。
長浜鉄道スクエア
所在地/滋賀県長浜市北船町1-41
TEL/0749-63-4091
営業時間/9:30~17:00(入館は16:30)
定休日/年末年始(12/29から1/3)
料 金/大人300円、小・中学生150円
交通アクセス/JR琵琶湖線「長浜駅」より徒歩3分
▶公式ホームページ
豊国神社


豊国神社は、秀吉の没後に長浜の町民がその遺徳を偲んで建立した神社です。
事代主大神、豊臣秀吉、加藤清正、木村重成を祭神としています。
豊臣秀吉公が一代で足軽農民から天下統一まで出征したことから、勝ち運・仕事運・就職・転職に強いご利益があるとされています。


境内右隣にある出世稲荷も合わせて参拝しましょう。
豊国神社
所在地/滋賀県長浜市南呉服町6-37
TEL/0749-62-4838
交通アクセス/JR琵琶湖線「長浜駅」より徒歩2分
黒壁スクエア
黒壁スクエアは、明治時代から「黒壁銀行」の愛称で親しまれた銀行を改装した黒壁ガラス館を中心に、古い町家やガラスショップ、工房が軒を連ねているエリアです。
西日本最大のガラス芸術の展示エリアとして知られ、年間約200万人の観光客が訪れる滋賀県随一の人気観光スポットです。


長浜でのランチは黒壁スクエア周辺がオススメです。
黒壁スクエア
所在地/滋賀県長浜市元浜町12-38
TEL/0749-63-4091
交通アクセス/JR琵琶湖線「長浜駅」より徒歩5分
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大通寺
大通寺は、真宗大谷派(東本願寺)の別院です。
正式には無礙智山(むげちざん)大通寺といいますが、一般に「長浜御坊」の名で呼ばれています
伏見桃山城の遺構と伝わる本堂や大広間、長浜城の追手門を移築した脇門(薬医門)など、建物の多くが国の重要文化財、あるいは市の指定文化財となっています。
大通寺
所在地/滋賀県長浜市元浜町32-9
TEL/0749-62-0054
交通アクセス/JR琵琶湖線「長浜駅」より徒歩15分
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長濱八幡宮
長濱八幡宮は、平安時代後期(1069年)に源義家からの発願をうけた後三条天皇の勅によって創建された神社です。
戦国時代には兵火を受けて衰退しましたが、長浜城城主となった羽柴秀吉によって復興されました。


境内にある秀吉が寄進したという庭園も見どころです。
長濱八幡宮
所在地/滋賀県長浜市宮前町13-55
TEL/0749-62-0481
交通アクセス/JR琵琶湖線「長浜駅」より徒歩15分
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竹生島
竹生島(ちくぶしま)は、周囲2㎞の琵琶湖で沖島に次ぐ2番目に大きい島です。国の名勝および史跡に指定されています。
都久夫須麻神社本殿と宝厳寺が祀られており、宝厳寺の弁才天は日本三弁天に数えられています。
古くから「神を斎(いつ)く島」として信仰され、中世以来、西国三十三所観音霊場として多くの参詣客でにぎわいました。


現在、竹生島は「8つの龍脈が通っているパワースポット」として注目を集めています。
長浜港からはフェリーで30分ほど。島内は1時間ほどで観光できます。
詳細は公式サイト(➡竹生島クルーズ)をチェックしてみてください。
琵琶湖汽船 竹生島クルーズ
所在地/滋賀県長浜市港町4-17
TEL/0749-62-3390
乗船料(往復)/
大人3,130円 学生2,500円 小学生1,570円
竹生島拝観料/大人(中学生以上)500円、小人 300円
※竹生島にてお支払い
交通アクセス/JR琵琶湖線「長浜駅」より徒歩10分
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伊吹山
標高約1377mの伊吹山は、滋賀県の最高峰の山です。
日本百名山のひとつで、山頂からは琵琶湖、比良、比叡の山々や日本アルプス、伊勢湾まで一望できます。
古くから霊峰とされ、古事記、日本書紀においては日本武尊(やまとたけるのみこと)が東征の帰途に伊吹山の神を倒そうとして返り討ちにあったとする神話が残されています。


山頂部にはその日本武尊の石像と、伊吹山の神の白猪の像が設置されています。
山頂までは、登山もしくはドライブウェイを利用していくことができます。ドライブウェイは、冬季は閉鎖されるので注意してください。
伊吹山
TEL/0749-53-5140
営業時間/8:00~20:00 ※季節により変更あり
入山協力金/300円
伊吹山ドライブウェイ往復通行料/普通乗用車3,140円・自動二輪車2,200円
▶公式ホームページ
関ケ原古戦場
関ケ原古戦場は、関ケ原合戦において天下分け目の激戦が繰り広げられた決戦地です。
現在は田園の広がる中程にあり、石碑や、徳川家と石田家の家紋入りの旗が立ち、休憩所も備えています。
広い範囲に「徳川家康最後陣跡」や「丸山烽火場」、「開戦地」など見どころ点在しています。


古戦場めぐりにはレンタサイクルが便利です。「決戦コース」「天下取りコース」など散策モデルコースもあります。
関ケ原古戦場のある岐阜県の観光モデルコースは以下の記事で詳しく解説しているので合わせてご覧ください。
小谷城跡
大永5年(1525年)ごろに築城された小谷城は、長浜市の小谷山(495.1m)にあるお城です。
昭和12年(1937)に国の史跡に指定されています。
戦国大名浅井家が3代にわたって居城としていたお城で、堅固な山城として知られていましたが、元亀・天正の騒乱の中で4年間織田信長に攻められ落城しました。


日本五大山城の一つで、城跡からは琵琶湖や湖北の地を一望することができます。
また近くには小谷山(小谷城跡)の麓に涌き、浅井長政と妻のお市の方が湯治に通ったという歴史の秘湯「須賀谷温泉」があります。
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長浜観光で人気の4つのホテル
長浜観光では琵琶湖畔に位置するレイクビューの絶景ホテルが人気で、老舗旅館からリーズナブルな価格で泊まれるホテルが揃っています。
では、ここからは長浜で口コミ評価が高い4つの人気宿をご紹介します。
長浜太閤温泉 浜湖月


長浜太閤温泉 浜湖月は、長浜駅から徒歩6分の琵琶湖沿岸に位置する明治創業の温泉料亭旅館です。


最上階にある展望大浴場では長浜太閤温泉が楽しめ、露天風呂からは壮大な琵琶湖が一望できます。


浜湖月は楽天トラベルの口コミ評価で4.8と高評価の宿です。
朝・夕食事付で22,455円から宿泊できます。(2名利用時)
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レジーナリゾートびわ湖長浜


レジーナリゾートびわ湖長浜は、琵琶湖のほとりに佇み、JR長浜駅まで徒歩圏内に位置するモダンな温泉ホテルです。浜湖月に隣接しています。


全室からびわ湖ビューを楽しめるよう客室や露天温泉を配置し、和の香り漂う室内は、湖や対岸の山々と調和した眺めを演出しています。
食事は、地元の食材と季節の素材を吟味した会席料理を堪能できます。


楽天トラベルの口コミ評価で4.8と高評価の宿です。
朝・夕食事付で25,000円から宿泊できます。(2名利用時)
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北ビワコホテル グラツィエ


創業80年以上を誇る「北ビワコホテル グラツィエ」は、イタリアをモチーフにした、洗練された雰囲気のホテルです。
豊公園から徒歩7分。長浜駅から徒歩11分に位置しています。


お部屋は、心休まるゲストルーム全82室を用意し、温かみのある調度品が配された、ゆったりとした客室です。
食事は、カジュアルからフォーマルまで、各種レストランが6軒あり、ヨーロッパ料理や中国料理が楽しめます。
朝・夕食事付で11,500円から。朝食付きで6,500円から宿泊できます。(2名利用時)
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ホテル&リゾーツ 長浜


ホテル&リゾーツ 長浜は、琵琶湖のほとりに建つリゾートホテルです。
ゆったりとしたお部屋と季節の食材を使ったバラエティ豊かな料理で贅沢な時間を過ごせます。


お風呂は、今も愛される太閤秀吉公ゆかりの湯「長浜太閤温泉」でゆっくりとくつろげます。
朝・夕食事付で12,273円から。朝食付きで6,364円から宿泊できます。(2名利用時)
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【長浜日帰り観光モデルコース】まとめ
今回は、長浜を巡る観光モデルコースについて解説してきました。
長浜は、関西地方や東海地方から1~2時間ほどで行くことができ、近くの米原駅には新幹線が停車するので遠方からでもアクセスしやすい観光地です。
1泊2日以上あれば彦根・近江八幡方面、福井方面も観光することもできるので、是非日数に余裕を持って訪れてみてください。
観光モデルコースについては、以下の記事で詳しく解説しています。
今回は以上です。長浜観光の参考になれば幸いです。
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