兵庫県の南西部に位置する姫路市は、兵庫県内第二位の商工業と人口を擁する播磨地方の中心都市です。古くから交通の要衝として栄え、江戸時代には姫路城の城下町として整備されました。
世界文化遺産・国宝である「姫路城」のほかにも、“西の比叡山”とも呼ばれ、数多くの映画やドラマのロケ地となった「書写山圓教寺」も有名。大阪・神戸からのアクセスも抜群で日帰りでの観光が楽しめます。
今回は、そんな姫路を巡る観光モデルコースと見どころ、姫路で行くべき観光スポットについて解説していきます。
姫路観光モデルコース
ではまず、姫路を巡る観光モデルコースを解説していきます。
姫路観光モデルコースは以下の通りです。
✅姫路観光モデルコース
姫路の観光モデルコースは、姫路駅から出発して「姫路城」とその周辺にある観光スポットを巡り、そのあとはお好みで南側の「姫路市立水族館」や、北側の「書寫山圓教寺」を観光していきます。
姫路は徒歩で観光できますが「姫路城周辺観光ループバス」も便利です。1回の乗車で大人190円。1日乗車券は大人400円です。
書寫山圓教寺までは姫路駅から山麓駅に向けたバスが運行しており、「姫路観光周遊ワイドフリーキップ(1日券)」が利用できます。
また、姫路駅で車・レンタカーを借りればさらにスムーズに観光が楽しめます。
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また、姫路までは東京から新幹線を利用して約3時間~約3時間40分で行くことができます。
新幹線や飛行機のチケットは、「ホテル・旅館」と組み合わせたダイナミックパッケージでお得に購入することができます。このようなサービスは、以下の旅行会社で取り扱われているので、ぜひチェックしてみてください。
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姫路の観光の見どころ
姫路の主要観光スポットは以下の通りです。
✅姫路の主要観光スポット
- 姫路城
- 姫路市立動物園
- 兵庫県立歴史博物館
- 好古園
- 姫路市立美術館
- 姫路市立水族館
- 手柄山温室植物園
- 書寫山圓教寺
姫路の観光の見どころは、日本で初の世界文化遺産で国宝の「姫路城」や、9つの庭園で構成された本格的な日本庭園である「好古園」、お城に隣接する「姫路市立動物園」などです。
「書寫山圓教寺」は標高371mの書写山山上に位置する天台宗の古刹で、数多くの映画やドラマのロケ地としても有名です。
また、姫路駅周辺にはリーズナブルなシティホテルがあるので1泊2日での旅行も人気です。なかでも、「ホテル日航姫路(3,520円〜)」は駅から徒歩1分の好立地で、朝食は40種類以上の豊富なビュッフェが楽しめます。
天然温泉大浴場完備の「ドーミーイン姫路(3,750円〜)」や、ビュッフェ形式の朝食が自慢の「リッチモンドホテル姫路(3,800円〜)」、「ダイワロイネットホテル姫路(3,800円〜)」も評価が高いです。
そのほかは以下リンクをチェックしてみてください。
姫路近郊にある観光スポット・モデルコースは以下の記事で解説しています。
姫路で必ず行きたい11の観光スポット
では、ここからは上記モデルコースで訪れたい姫路の観光スポットをそれぞれ解説していきます。
姫路駅北駅前広場眺望デッキ
JR姫路駅に誕生した姫路城眺望デッキ「キャッスルビュー」は、JR姫路駅から姫路城へ通じるメインストリート「大手前通り」に真っ直ぐに繋がる導線上に位置する展望施設です。
姫路城大天守などを正面から眺望できる施設として一般に開放されています。
姫路城
姫路城は、現在の姫路市街の北側にある”姫山”および”鷺山”を中心に築かれた姫山城を始まりとし、以後、池田輝政、本多忠政、松平忠明、榊原忠次など何人もの城主の居城となった日本を代表する名城です。
安土桃山時代には羽柴秀吉が三重の天守を築いて近世城郭とし、”姫路城”と改称。現在の形にしたのは、徳川家康の娘婿・池田輝政で、8年の歳月をかけ、慶長14年(1609年)に大城郭を築き上げました。
現存12天守の一つで、昭和26(1951)年に天守群が国宝に指定され、平成5年には日本で初めてユネスコの世界文化遺産に登録されています。
別名は、白漆喰で塗られた城壁の美しさから「白鷺城」。平成27年には、大天守保存修理を終え、姫路城の特徴である白漆喰総塗籠の輝くように真っ白な姿が鮮やかによみがえりました。
姫路城
所在地/姫路市本町68
TEL/079-285-1146
営業時間/
4月27日~8月31日:9:00~17:00
9月1日~4月26日:9:00~16:00
定休日/12月29,30日
料 金/大人(18歳以上)1,000円 小人(小中高)300円
▶公式ホームページ
姫路市立動物園
姫路市立動物園は、1951年(昭和26年)12月1日にサンフランシスコ講和条約調印を記念して開園した動物園です。
およそ125種450点の動物を飼育しており、姫路城の天守閣を望む内堀に面して広がる豊かな緑を眺めながら、ゾウ、キリン、ホッキョクグマをはじめ、たくさんの動物を見学できます。
また園内には、モルモット、アヒル、ヤギといった動物とふれあえる「ふれあい広場」や、乳牛やニワトリなどを展示している「ミニ牧場」もあります。
姫路市立動物園
所在地/姫路市本町68
TEL/076-461-3100
営業時間/9:00~17:00(入園は16:30)
定休日/12月29日~1月1日
入園料/大人210円、小人30円(5歳以上中学3年生まで)
交通アクセス/姫路駅より徒歩15分
▶公式ホームページ
兵庫県立歴史博物館
兵庫県立歴史博物館は、姫路城跡内に丹下健三氏の基本設計で昭和58年に開館した、五国ひょうごの歴史や姫路城、ひょうごの祭り、こども文化などについて学べる博物館です。
常設展示室では原始から近現代に至るまでの兵庫県の歴史を中心に展示するとともに、姫路城をはじめとする日本全国の城郭を、建築・歴史・城下町等様々な視点から紹介しています。
兵庫県立歴史博物館
所在地/姫路市本町68
TEL/079-288-9011
開館時間/10:00〜17:00 入館は16:30まで
休館日/月曜日 年末年始(12月29日~1月3日)
料金/大人 200円 大学生 150円 高校生以下無料
交通アクセス/姫路駅からバスで8分
▶公式ホームページ
好古園(姫路城西御屋敷跡庭園)
「好古園(こうこえん)」は日本を代表する城郭・姫路城の西御屋敷の遺構を活かし、平成年代に作庭された総面積3.5ヘクタールの池泉回遊式庭園です。
西御屋敷跡・武家屋敷跡などの地割りを活かした大小9つの庭園群で構成され、門や塀をくぐるごとに風景が変わる趣向となっています。
また、各庭園入口には長屋門・屋敷門、園内には渡り廊下など江戸時代の建築が再現されていることなどから、時代劇や大河ドラマの撮影地としても使われています。
茶の庭にある数寄屋造の茶室双樹庵では、抹茶が楽しめるほか、庭園を眺めながら食事ができるレストラン活水軒もあります。
好古園(姫路城西御屋敷跡庭園)
所在地/姫路市本町68
TEL/079-289-4120
営業時間/9時~17時(入園は16時30分まで)
※季節により時間延長あり
料 金/大人(18歳以上)310円、小・中・高校生 150円
定休日/12月29日・30日
▶公式ホームページ
姫路市立美術館
「姫路市立美術館」は、姫路城の中曲輪内北部の広大な庭園を囲むように配置する赤レンガ造の美術館です。戦前は陸軍の施設として、戦後は姫路市役所として使われ、1983年4月に美術館として開館しました。
館内には常設、企画、コレクションギャラリーの3つの展示空間と、無料で閲覧できるアートライブラリーなどがあります。庭園には13体の彫刻が設置され、市民の憩いの場として親しまれています。
姫路市立美術館
所在地/姫路市本町68-25
TEL/079-222-2288
営業時間/10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日/月曜日(祝日の場合は翌日)・年末年始(12月25日~1月5日)
料 金/一般210円、大学・高校生150円、小・中学生100円
▶公式ホームページ
姫路市立水族館
1966年に開館した「姫路市立水族館」は、半世紀前の播磨地方の豊かな自然を再現し、身近な生きものを展示した水族館です。
国内の水族館としては珍しく山頂の近くに位置しており、「山の上の水族館」としても知られています。
餌やりの見学や生き物の実際の大きさや重さを再現した模型を設置したり、本物のカメの甲羅が背負えるなど参加体験型の施設が楽しめます。
姫路市立水族館
所在地/姫路市西延末440
TEL/079-297-0321
営業時間/午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日/火曜日(祝日の場合は翌日)・12月29日~1月1日
料金/高校生以上600円、小中学生250円
▶公式ホームページ
手柄山温室植物園
手柄山温室植物園は、手柄山中央公園の南山に1980年に開園した植物園です。
熱帯・亜熱帯の珍品奇種の観葉植物と果樹類や、サボテンなどの砂漠植物を中心に洋ラン・ベゴニア・食虫植物など120科1500種25,000株を常時展示し、年間十数回の展示会を開催しています。
大小2つの温室や花壇があり、季節に関わらず花や緑に囲まれたひとときが楽しめます。
手柄山温室植物園
所在地/姫路市手柄93
TEL/079-296-4300
営業時間/午前9時~午後5時(入園は午後4時30分まで)
休館日/毎週金曜日(祝日の場合前日)、12月29日~1月1日
料金/大人250円、子供(6歳~中学生)100円
▶公式ホームページ
書寫山圓教寺
世界遺産・国宝姫路城の北西約6kmに位置する書寫山圓教寺は、千余年の歴史が深く時を刻み多くの人々を魅了する播磨の名刹です。
性空上人によって開かれ、天皇や貴族の信仰も厚かった圓教寺は、花山法皇によって命名された天台宗の修行道場であると同時に、西国三十三観音霊場弟二十七番札所でもあり今も人々に絶大な信仰心を集めています。
西国三十三所のうち最大規模の寺院で、「西の比叡山」と呼ばれるほど寺格は高く、中世には、比叡山、大山とともに天台宗の三大道場と称されました。
近年では以下の作品のロケ地としても有名です。
- 『ラスト サムライ』(2003年)
- NHK大河ドラマ『武蔵』(2003年)
- NHK大河ドラマ『軍師官兵衛』(2014年)
- 『本能寺ホテル』(2017)
- 『関ヶ原』(2017)
- 『3月のライオン』
山上へは書写山ロープウェイを利用できます。昭和33年(1958年)に運行を開始し、山上駅までの781mを約4分で結んでいます。
書寫山圓教寺
所在地/姫路市書写2968
TEL/079-266-3327
営業時間/
8:30~17:00(冬季)
8:30~18:00(春季~秋季、日祭日は延長あり)
料金/500円(拝観志納金)、200円(食堂拝観料)
▶公式ホームページ
赤穂城跡・赤穂温泉
姫路から車で40分に位置する赤穂市は、赤穂城の城下町として発展した町で、のちに”忠臣蔵”として語り継がれる「赤穂事件」のゆかりの地、そして赤穂浪士の故郷として知られています。
町には赤穂浪士の面影が残る観光スポットが点在しており、名物の牡蠣、赤穂の塩を使用した絶品の瀬戸内グルメが楽しめるなど見どころ満載。赤穂御崎周辺に湧く赤穂温泉で旅の疲れを癒すことができます。
人気の宿泊施設は以下リンクをチェックしてみてください。
赤穂市の見どころと観光モデルコースは以下の記事で詳しく解説しています。
姫路の観光ガイドブック
姫路観光をもっと深く楽しみたい方には、以下の観光ガイドブックが役立ちます。これらのガイドブックは、モデルコースには含まれていない隠れた名所や地元ならではの体験情報も豊富に掲載されています。
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【姫路観光モデルコース】まとめ
今回は、姫路観光モデルコースについて解説してきました。
このほか、姫路近郊には淡路島や岡山県、四国などがあり、1泊2日、もしくは2泊3日でのドライブ旅行も楽しめます。
観光モデルコースは以下の記事で解説しているので合わせてチェックしてみてください。
今回は以上です。姫路観光の参考になれば幸いです。