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【庄内観光モデルコース】1泊2日で巡る11の観光スポット

東北地方の観光地

庄内地方は、庄内平野を中心とした山形県の日本海沿岸地域で、鶴岡市と酒田市の二大都市を中心に2市3町で構成されています。酒田市は北前船による商業と米作りで栄えた地域で、鶴岡市は庄内藩の城下町として栄えました。

古来より山岳信仰の聖地として賑わった出羽三山や鳥海山も有名で、湯野浜温泉、あつみ温泉など開湯1,000年を超える歴史ある温泉地もあります。

今回は、そんな庄内地方を巡る観光モデルコースと見どころ、庄内で行くべき観光スポットについて解説していきます。

庄内地方の主要観光スポット

庄内地方の主要観光スポットは以下の通りです。

庄内地方の主要観光スポット

  • 鶴岡市立加茂水族館
  • 致道博物館
  • 庄内藩校 致道館
  • 旧風間家住宅 丙申堂
  • 荘内神社
  • 出羽三山神社
  • 羽黒山 五重塔
  • 本間美術館
  • 本間家旧本邸
  • 山居倉庫
  • さかた海鮮市場

庄内地方の主要観光スポットは、鶴岡市ではクラゲ展示種類数で世界一を誇る「加茂水族館」や、旧庄内藩の藩校「致道館」、鶴岡の歴史や文化を紹介・展示する「致道博物館」、パワースポットの「出羽三山神社」など。

酒田市では「本間美術館」や「本間家旧本邸」などの酒田の豪商”本間家”ゆかりの地、米どころ庄内のシンボル「山居倉庫」、その一角にある観光物産館「酒田夢の倶楽」などです。

出羽三山神社は月山、羽黒山、湯殿山の三神を合祭した神社で、こちらを参拝すれば、一度に三山を巡るのと同じご利益があるとされます。国宝の「五重塔」は東北地方で最古の五重塔です。

庄内観光モデルコース

続いて、庄内を巡る観光モデルコースを解説していきます。

庄内観光モデルコースは以下の通りです。

✅庄内観光モデルコース

庄内地方の観光モデルコースは、庄内空港から出発して、鶴岡市の加茂水族館、中心地にある致道博物館、致道館と巡り、羽黒山にある出羽三山神社へと向かいます。

そのあとは、酒田市内へと移動し、本間美術館や本間家旧本邸などの本間家ゆかりの地や、山居倉庫を観光していきます。

庄内地方での移動はバスや電車が利用できますが、短期間で効率よく観光するなら車・レンタカーがおすすめです。レンタカーは庄内空港や鶴岡駅、酒田駅などで借りられます。

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また、庄内地方での宿泊は、鶴岡市内・酒田市内にあるリーズナブルな価格のシティホテルが利用できるほか、「湯野浜温泉」や「あつみ温泉」などの温泉地が人気があります。

詳細は以下リンクをチェックしてみてください。

そのほか、庄内に隣接する観光スポット・モデルコースは以下の記事で解説しています。

庄内地方への行き方

庄内地方の鶴岡市までは東京から車で約6時間の道のりです。新幹線なら東京駅から上越新幹線-羽越本線で、鶴岡駅まで約4時間かかります。

アクセスしやすいのが飛行機で、羽田空港から庄内空港までを約1時間で結んでいます。庄内空港から鶴岡駅まではリムジンバスに乗って30分ほど。酒田駅までは同じくリムジンバスに乗って35分です。

新幹線や飛行機のチケットは、「ホテル・旅館」と組み合わせたダイナミックパッケージでお得に購入することができます。このようなサービスは、以下の旅行会社で取り扱われているので、ぜひチェックしてみてください。

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庄内地方で必ず行きたい10の観光スポット

では、ここからは上記モデルコースで行ける庄内地方の観光スポットをそれぞれ解説していきます。

鶴岡市立加茂水族館

鶴岡市立加茂水族館は、クラゲの展示種類数が常時60種類以上と、世界一を誇る水族館です。

2008年(平成20年)にはクラゲの繁殖等を授賞理由に古賀賞を受賞。2012年(平成24年)には種類数でギネス世界記録に認定されました。

約1万匹のミズクラゲが浮遊する直径5mの大水槽「クラゲドリームシアター」や、いろんな角度からクラゲを観察できる「クラゲチューブ」などが見られるほか、庄内地方沖に生息する約140種類の魚などの展示や、アシカショーやウミネコの餌付けショーが楽しめます。

また、クラゲを素材に使った料理が食べられるレストランやフードコートがあり、「クラゲラーメン」や「クラゲアイス」が人気です。

鶴岡市立加茂水族館
所在地/鶴岡市今泉字大久保657-1
TEL/0235-33-3036
営業時間/9:00〜17:00(最終入館:16:30)
夏季:9:00〜18:00(最終入館:17:30)
入館料/一般(高校生以上)1,000円、小中学生500円、未就学児 無料
公式ホームページ

致道博物館

致道博物館は、かつての鶴ヶ岡城の三の丸、庄内藩主酒井家の御屋敷あった場所を博物館として公開している施設です。

構内には国の重要文化財である旧鶴岡警察署庁舎や旧渋谷家住宅などが移築されており、これらの伝統的建造物を活用し歴史・民族などテーマ別に常設展示をしています。

また東北では珍しい書院造の「酒井氏庭園」は国の名勝に指定され、庄内地方の生活文化を物語る重要有形文化財収蔵庫には指定された8件5350点のうち7件3550点が収蔵展示されています。

致道博物館
所在地/鶴岡市家中新町10-18
TEL/0235-22-1199
営業時間/9:00〜17:00(入館は16:30まで)
※12月~2月は16:30まで
定休日/年末年始(12月28日~1月4日),12月~2月の水曜日
料金/一般800円、大学・高校生400円、小中学生300円
公式ホームページ

庄内藩校 致道館

庄内藩校 致道館は、文化2年(1805)酒井家九代目・忠徳公が武士の教育と優れた人材の育成を目的に創設した学校で、東北地方に唯一現存する藩校です。

徂徠学を教学とし、自主性を重んじた教育方針で、約7000平方メートルもの広大な敷地に、講堂や教室などの勉学を学ぶ施設や武術稽古所、矢場や馬場など武道を学ぶ施設がありました。

現在は、藩主が使用した表御門や御入間(おいりのま)、生徒が集まった講堂などが残り、国指定史跡として無料で一般に公開されています。

庄内藩校 致道館
所在地/鶴岡市馬場町11-45
TEL/0235-23-4672
営業時間/9:00〜16:30
定休日/水曜日(休日の場合は翌日以降の平日)、12月29日~1月3日
料金/無料
公式ホームページ

旧風間家住宅 丙申堂

風間家は、鶴岡城下で庄内藩の御用商人として呉服屋を営み、幕末には鶴岡第一の豪商となりました。丙申堂(へいしんどう)は、明治29年に風間家7代当主 幸右衛門が、住まいと営業の拠点(店舗)として建てた商家です。

本来は武家屋敷に使われる薬医門を始め、約4万個の石が置かれた石置屋根や主屋を中心にした4つの蔵など、当時の豪商ぶりが伺える遺産が今も残されており、貴重な歴史遺産として国の重要文化財に指定されています。

旧風間家住宅 丙申堂
所在地/鶴岡市馬場町1-17
TEL/0235-22-0015
営業時間/9:30〜16:30(最終入館16:00)
定休日/7月13日、12月1日〜4月上旬
料金/大人400円、中小生200円
公式ホームページ

荘内神社

荘内神社は、酒井家初代忠次、二代家次、三代忠勝、九代忠徳を祀った由緒ある神社で、鶴ケ岡城本丸址に明治10年(1877年)に建てられました。

境内にある「宝物殿」では藩主ゆかりの武具、美術工芸品などの貴重な品々や古くから城下に受け継がれてきた古典雛、五月人形などを季節ごとにテーマを替えて展示しています。

荘内神社
所在地/鶴岡市馬場町4-1
TEL/0235-22-8100
公式ホームページ

出羽三山神社

出羽三山は、山形県の中央にそびえる羽黒山(414m)・月山(1,984m)・湯殿山(1,504m)の総称で、元来より、山岳信仰が伝わる「修験道」のお山です。

それぞれ、羽黒山が現世、月山が前世、湯殿山が来世と「三世の浄土」を表すとされており、江戸時代には庶民の間で現在・過去・未来を巡る「生まれかわりの旅(三関三渡の行)」として広がりました。

その中心的な存在である羽黒山には、山頂付近に出羽神社が鎮座し、月山神社、湯殿山神社をあわせた全国的にも珍しい「三神合祭殿」があります。

山頂まで2446段の石段が続き、所要時間は歩いて1時間~1時間半ほど。羽黒山頂まで羽黒山有料道路を通って車で行くこともできます。

出羽三山神社(羽黒山)
所在地/鶴岡市羽黒町手向字羽黒山33
TEL/0235-62-2355
営業時間/8:30~16:30 ※表参道の石段は終日開放
公式ホームページ

羽黒山 五重塔

羽黒山の参詣道に沿って建つ「五重塔」は、高さが29.0mの三間五層柿葺素木造で、東北地方では最古の塔といわれています。平将門の創建と伝えられ、昭和41年(1966年)に国宝に指定されました。

現在の塔は、約600年前に再建されたもの。随神門からは徒歩10分ほどです。近くには樹齢1000年、樹の周囲10mの巨杉“爺杉(じじすぎ)”があります。

羽黒山 五重塔
所在地/鶴岡市羽黒町手向
TEL/0235-62-2355
営業時間/見学自由
公式ホームページ

本間美術館

本間美術館は、公益に力を注いだ酒田の豪商、本間家に伝わる美術品を中心に、古美術から現代美術を収蔵、展示する美術館です。

6000坪の敷地内に建つ本間家旧別荘「清遠閣」は、本間家4代当主光道が、本間家別荘として文化10年(1813年)に建築したもので、昭和22年(1947)に戦後初の私立美術館として開放されました。

2階建ての銅板と瓦ぶきの建物で、藩政時代は庄内藩主や幕府要人を、明治以後は皇族や政府高官、文人墨客を接待する酒田の迎賓館の役割を果たし、1925(大正14)年には昭和天皇のお宿にもなりました。

「鶴舞園」と呼ばれる国指定名勝庭園は、鳥海山を借景とする池泉回遊式庭園で、北前船が運んできた佐渡の赤玉石や伊予の青石などを配し、池の周囲を散策しながら景観の変化を楽しむことができます。

本間美術館
所在地/酒田市御成町7-7
TEL/0234-24-4311
営業時間/9:00~17:00(入館は16:30まで)
11月~3月は16:30まで
定休日/12月から2月の火曜・水曜(祝日の場合はその翌日)、年末年始
料金/大人1000円、学生450円、中小生無料
公式ホームページ

本間家旧本邸

本間家旧本邸は、1768(明和5)年、本間家3代光丘が藩主酒井家のため、幕府巡見使用宿舎として建造した、旗本二千石格式の長屋門構えの武家屋敷です。

その後拝領し、本間家代々の本邸として使用されたのち、1949(昭和24)年から1976(昭和51)年までは中央公民館、1982(昭和57)年からは観光施設として開邸公開しています。

本邸の敷地には大きな長屋門と東側に薬医門があり、桟瓦(横断面が波状になった瓦)ぶきの平屋建てとなっています。南側に七社宮という屋敷神があり、藩主忠徳公の額字を刻して掲げてあります。

本間家旧本邸
所在地/酒田市二番町12-13
TEL/0234-22-3562
営業時間/9:30〜16:30
(11月〜2月は16:00まで)
定休日/12月中旬〜1月下旬
料金/大人800円、中・高校生300円、小学生200円
公式ホームページ

山居倉庫

山居倉庫は、1893(明治26)年に建てられた米保管倉庫です。12棟からなる土蔵の倉庫群で1893(明治26)年に旧庄内藩酒井家の監修の元、酒田米穀取引所の倉庫として建てられました。

舟による米の積み下ろしに便利な立地で、夏の高温防止のために背後にケヤキ並木を配し、内部の湿気防止には二重屋根にするなど、自然を利用した先人の知恵が生かされた低温倉庫です。

現在も米穀倉庫として使用され、一部は「庄内米歴史資料館」、酒田市観光物産館「酒田夢の倶楽」として活用されています。酒田のみやげ処、食事処として観光客で賑わいます。

また、NHK朝の連続テレビ小説「おしん」をはじめ、映画等のロケ地としても利用されています。

山居倉庫
所在地/酒田市山居町1-1-20
TEL/0234-24-2233
営業時間/<夢の倶楽>
9:00〜18:00(12月〜2月 9:00〜17:00)
<庄内米歴史資料館>
9:00〜17:00(12月1日〜28日 9:00〜16:30)
休館日/1月1日
料金/外観見学は無料
<庄内米歴史資料館>
大人 300円/中高生 200円/小学生 150円
公式ホームページ

さかた海鮮市場

さかた海鮮市場は、酒田港近くにある海鮮市場で、日本海で水揚げされたばかりの新鮮で美味しい魚をリーズナブルな価格で提供しています。

1階の菅原鮮魚では、庄内浜の地魚を中心に取り揃え、2階の食事処「海鮮どんやとびしま」では、酒田港を眺めながら、海鮮丼をはじめ刺身定食、焼き魚定食など旬の魚を味わえます。

さかた海鮮市場
所在地/酒田市船場町2-5-10
TEL/0234-23-5522
営業時間/8:00~18:00
定休日/1月1日、不定休
公式ホームページ

【2F 食事処 海鮮どんやとびしま】
・朝の部 7:00~9:00
・午後の部 11:00~19:00 (LO.18:30)
TEL/0234-26-6111

庄内地方の観光ガイドブック

庄内地方の観光をもっと深く楽しみたい方には、以下の観光ガイドブックが役立ちます。これらのガイドブックは、モデルコースには含まれていない隠れた名所や地元ならではの体験情報も豊富に掲載されています。

【庄内観光モデルコース】まとめ

今回は、庄内地方の観光モデルコースについて解説してきました。

このほかに、山形県には将棋で有名な天童市や、「山寺」の通称で知られる立石寺、上杉氏や直江兼続ゆかりの城下町「米沢」などがあり、2泊3日や4泊5日での周遊旅行もおすすめです。

観光モデルコースは以下の記事で解説しているので合わせてチェックしてみてください。

今回は以上です。庄内観光の参考になれば幸いです。

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