四国地方にある徳島県・香川県・愛媛県・高知県の4つの県には、それぞれに歴史ある観光地や温泉地、ご当地グルメ、絶景スポットなど魅力的な観光スポットが点在しています。
今回は、そんな四国を3泊4日で一周する観光モデルコースと見どころ、四国で行くべき観光スポットについて解説していきます。
【四国一周】3泊4日観光モデルコース
ではまず、四国を一周する観光モデルコースをご紹介します。
四国一周観光モデルコースは以下の通りです。
✅四国一周観光モデルコース
四国一周モデルコースは、徳島県の鳴門海峡から香川県の高松→丸亀→金刀比羅宮と観光し、愛媛県へと移動。今治→松山→宇和島と巡っていきます。
そのあとは、高知県の高知城や桂浜、徳島県の祖谷渓やうだつの町並みを観光して、徳島市内へと戻っていきます。
距離にして約700㎞、12時間の道のり。四国の主要な観光スポットを3泊4日で効率よく巡る観光モデルコースです。
また、移動には車・レンタカーが必要になります。レンタカーは空港や主要な駅で借りることができます。
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四国の観光の見どころ
四国の主要観光スポットは以下の通りです。
✅四国の主要観光スポット
- 【徳島】鳴門海峡の渦潮
- 【香川】丸亀城
- 【香川】金刀比羅宮
- 【香川】銭形砂絵
- 【愛媛】今治城
- 【愛媛】松山城
- 【愛媛】道後温泉
- 【愛媛】大洲城・内子町
- 【愛媛】宇和島城
- 【高知】高知城・桂浜
- 【徳島】祖谷渓
四国の観光の見どころは、世界最大級といわれる「鳴門海峡の渦潮」や、松山城や高知城などの現存天守が残る貴重なお城巡り、香川県のパワースポット「金刀比羅宮」、日本三大秘境のひとつである「祖谷渓」の大自然などです。
そのほか、高知では坂本龍馬のゆかりの地、松山では夏目漱石の小説「坊っちゃん」ゆかりの地などもあり、各地では徳島ラーメンや讃岐うどん、かつお料理などご当地グルメも堪能できます。
また四国3泊4日での宿泊は、香川県のことひら温泉郷や、愛媛県の道後温泉などの有名温泉地、高知市内のリーズナブルな価格のシティホテルがおすすめです。
さらに、四国近郊のモデルコースは以下の記事で解説してるので、併せてチェックしてみてください。
四国への行き方
四国までは車なら大阪から徳島市内まで2時間の道のりです。新幹線なら新大阪駅から車・レンタカーが必要です。
遠方からお越しの方は飛行機が便利です。徳島空港や高松空港、松山空港、高知空港などそれぞれの県に主要な空港が整備されています。
新幹線や飛行機のチケットは、「ホテル・旅館」と組み合わせたダイナミックパッケージでお得に購入することができます。このようなサービスは、以下の旅行会社で取り扱われているので、ぜひチェックしてみてください。
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四国3泊4日で必ず行きたい14の観光スポット
では、ここからは四国3泊4日で必ず行きたい観光スポットを詳しく解説していきます。
鳴門海峡の渦潮
徳島県鳴門市と淡路島の間にある「鳴門海峡」では、潮の満ち引きの差による激しい潮流と、変化に富んだ地形によって”渦潮”が発生します。
1日2回ずつある”満潮時”と”干潮時”の前後約1時間半が渦潮の見頃。特に、春と秋の大潮時に最大となり、直径約30mに及ぶ渦潮は「世界最大級」です。
観光では鳴門海峡の上の「渦の道」という海上遊歩道や、うずしお観潮船に乗って、渦潮を間近で見ることができます。「満潮・干潮」の時刻をホームページで事前に確認してから訪れましょう。
また、鳴門海峡のある瀬戸内海国立公園内には、オーシャンビューのリゾートホテルが立ち並んでいます。
中でも人気があるのが「アオアヲナルトリゾート(12,350円~)」。鳴門海峡にかかる大鳴門橋を一望できる徳島を代表する南欧風リゾートホテルです。
楽天トラベルブロンズアワード&日本の宿アワード2020をW受賞するなど評価も高いです。
鳴門の渦潮に一番近い「ベイリゾートホテル鳴門海月(4,250円〜)」や、鳴門海峡を目の前に望むオーシャンビューの宿「鳴門海月別亭 シーサイドホテル鯛丸海月(4,400円〜)」も人気があります。
そのほかは以下リンクをチェックしてみてください。
丸亀城
丸亀城は、標高約66mの亀山に築かれた平山城で、現存十二天守の一つです。1597年に生駒親正が本城「高松城」の支城として築城。6年の歳月を要してほぼ現在の城郭が完成しました。
天守は独立式層塔型三重三階。四国内では最も古く、日本一小さな現存木造天守です。日本100名城にも選ばれています。
石垣の名城としても全国的に広く知られており、自然石を組み合わせて積んだ「野面積み」と端整な「算木積み」の土台から、頂は垂直になるよう独特な曲線美を見せる「扇の勾配」が特徴です。
丸亀城
所在地/香川県丸亀市一番丁
TEL/0877-22-0331
営業時間/
天守 9:00~16:30(入館は16:00まで)
大手一の門 10:00~16:00
定休日/天守:無休
料金/天守のみ 大人200円、小人(小・中学生)100円
交通アクセス/JR丸亀駅より徒歩約15分
▶公式ホームページ
金刀比羅宮
金刀比羅宮は象頭山中腹に鎮座する神社で、御本宮の御祭神は、大物主神と崇徳天皇です。古来より海の神様、五穀豊穰・大漁祈願・商売繁盛など広範な神様として信仰を集めてきました。
参道から奥社までの石段沿いには大門、五人百姓、国の重要文化財「書院」。広い境内には重要文化財「旭社」など由緒ある建造物が点在するほか、宝物館などには第一級の美術品や文化財が陳列されています。
こんぴら温泉郷
こんぴら温泉郷は、古くから「さぬきのこんぴらさん」として親しまれている金刀比羅宮の門前宿場町に湧く温泉地で、温泉は”美人の湯”とも呼ばれる名湯です。
創業から400年以上の老舗宿から近代的な旅館までが軒を連ねており、地元の旬の食材を使った料理と露天風呂を堪能できます。
宿泊で人気があるのは、かつて国の登録有形文化財に指定された老舗旅館をリニューアルオープンした「御宿 敷島館(12,100円~)」です。
じゃらんアワード2019売れた宿 中四国エリア1位の「琴参閣(5,500円~)」や、創業400余年の歴史を誇る湯宿「琴平花壇(7,310円~)」も評価が高いです。
そのほかは以下リンクをチェックしてみてください。
銭形砂絵
銭形砂絵(ぜにがたすなえ)は、江戸時代に造られた寛永通宝を模した巨大な砂絵です。
寛永10年(1633)藩主、生駒高俊公を歓迎するために、一夜にして作られたといわれ、この銭形を見たものは健康で長生きができ、お金に不自由しないと伝えられています。
有明浜の白砂に描かれ、大きさは東西122m、南北90m、周囲345m。毎日、日没から午後10時までライトアップされています。
銭形砂絵
所在地/香川県観音寺市有明町
TEL/0875-24-2150(観音寺市観光協会)
交通アクセス/JR観音寺駅より徒歩20分
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高屋神社・天空の鳥居
高屋神社は、讃岐国延喜式内24社の1社で、本宮が稲積山の頂上(標高404m)にあることから、「稲積さん」の名で親しまれています。
山頂からは観音寺市と瀬戸内海の景色を一望でき、四国八十八景にも選出。本宮の鳥居は「天空の鳥居」と称されています。
頂上までは50分ほどかけて270段の登拝道を登るほか、車やタクシーで行くことができます。土日祝日の10:00~18:00は一般車両の通行が禁止でシャトルバスを利用する必要があります。
乗車料金は往復で大人1,000円、小学生以下は500円です。詳細は公式サイトをご覧ください。
高屋神社
所在地/香川県観音寺市高屋2800
TEL/0875-24-2150(観音寺市観光協会)
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【愛媛】今治城
今治城は、関ヶ原の戦いでの戦功により伊予半国20万石を領した藤堂高虎が、瀬戸内海に面した海岸に築いた大規模な平城です。
当時は海水が引かれた広大な堀や、城内の港として国内最大級の船入を備えた日本屈指の海城で、「日本三大海城」と呼ばれています。
明治維新後に建造物のほとんどが取り壊され、内堀と主郭部の石垣を残すのみとなりましたが、昭和55(1980)年以降に天守や櫓、鉄御門などが復元されました。日本100名城にも選ばれています。
天守や櫓の内部は博物館や美術館になっており、今治城に関連する史跡の展示があるほか、頂上の天守閣からは来島海峡大橋や瀬戸内の海を一望できます。
今治城
所在地/愛媛県今治市通町3-1-3
TEL/0898-31-9233
営業時間/9:00~17:00(入館は16:30まで)
休業日/12月29日~12月31日
今治城観覧料金/一般520円、学生260円、高校生以下または18歳未満無料
交通アクセス/JR今治駅から徒歩で約20分
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松山城
松山城は関ヶ原の戦いで活躍した加藤嘉明が、慶長7年(1602)から四半世紀もの歳月をかけて築城したお城です。攻守の機能に優れた連立式天守で難攻不落の城としても有名です。
江戸時代から残る現存12天守のひとつで、「日本100名城」にも選出。「日本さくら名所100選」や「日本の歴史公園100選」の指定も受けています。
標高132mの山頂にある松山城本丸までは、4つの登城道と8合目付近まで運行しているロープウェイ・リフトを利用できます。
松山城ロープウェイ
所在地/愛媛県松山市丸之内
TEL/089-921-4873
営業時間/8時30分~17時30分(季節により異なる)
天守:9~17時(札止めは営業終了30分前)
休業日/無休(天守のみ12月第3水曜)
料金/往復大人520円、小人260円
天守:大人520円、小人160円
交通アクセス/大街道より徒歩5分
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道後温泉
3000年の歴史を誇る道後温泉は、「日本書紀」や「源氏物語」など様々な文献にも登場するわが国最古といわれる温泉地です。
1894年に誕生した公衆浴場「道後温泉本館」を中心に温泉街が広がり、飲食店や土産物屋などの商店街があるほか、規模が大きいホテル・旅館が立ち並んでいます。
道後温泉本館は、当時でも珍しいとされる木造三層楼、塔屋を設けた重厚感のあるたたずまいで、その建築的価値が認められ、1994年には現役の公衆浴場として全国で初めて重要文化財に指定されました。
2種類の浴室と3種類の休憩室を組み合わせた4つの入浴コースがあり、日本最古の道後の湯を、浴槽はもちろん、洗い場の蛇口の湯に至るまで、無加温・無加水の源泉かけ流しで堪能できます。
道後温泉本館
所在地/愛媛県松山市道後湯之町5-6
TEL/089-921-5141
営業時間/霊の湯 6:00~23:00(札止め22:30)
休み/無休(12月に1日臨時休館あり)
料金/霊の湯:大人420円、小人160円
交通アクセス/道後温泉駅より徒歩約5分
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道後温泉で人気があるのが「茶玻瑠(7,700円~)」です。道後初の屋上露天風呂が自慢の宿で城下町の風景を一望できます。楽天トラベルアワードを7年連続受賞、さらには日本の宿アワード2020も受賞しています。
ホテル椿館(6,600円~)は、明治の西洋館を思わせる佇まいのホテルで、「約50種バイキング」が好評。午後9時からは迫力の水軍太鼓ショーが楽しめます。
そのほか、創業150年を迎える数寄屋造りの純和風旅館「大和屋本店(6,930円~)」や、創業390年以上を誇る道後一の老舗旅館「道後温泉 ふなや(13,860円~)」も人気があります。
詳細は以下リンクをチェックしてみてください。
内子町
内子町は古くから大洲街道の交通の要衝として栄えた町です。四国遍路の通過地でもあり、現存する歴史的な町並みは、1982年(昭和57年)に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。
見どころは、現在も使われている木製の希少な演芸場「内子座」です。そのほか、歴史ある古民家を改装した「内子の宿」への宿泊することもできます。
大洲城
大洲城は鎌倉時代末期、守護として国入りした宇都宮豊房により築城されたといわれるお城です。
その後、築城の名手・藤堂高虎、脇坂、加藤氏ら各大名たちの造営を経て近世城郭が整備され、伊予大洲藩の政治と経済の中心地として城下町は繁栄していきました。
老朽化のため、天守閣は明治21年(1888)に取り壊されましたが、平成16年(2004)に復元。四層四階の複連結式天守の復元にあたっては、明治時代の古写真や「天守雛形」と呼ばれる江戸期の木組み模型など豊富な資料を基に当時の姿を正確に復元されました。
江戸時代から残る台所櫓・南隅櫓など4棟の櫓は国の重要文化財、城跡一帯が県指定史跡に指定。日本100名城のひとつにも数えられています。
大洲城
所在地/愛媛県大洲市大洲903
TEL/0893-24-1146
営業時間/9:00~17:00(札止16:30)
料金/大人550円、小人220円(中学生以下)
交通アクセス/JR伊予大洲駅から徒歩約25分
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宇和島城
宇和島城は、築城の名手・藤堂高虎によって慶長元(1596)年から5年の歳月をかけて築かれた近世城郭です。元和元(1615)年に伊達政宗の長子、伊達秀宗が入城して以来伊達家代々の居城となりました。
現存する天守は宇和島伊達家2代藩主の宗利が寛文6(1666)年頃に築いたもので、松山城とともに国内に現存する12天守の一つです。江戸時代様式を留める貴重なものとされ、国の重要文化財に指定されています。
また、巨大な石垣を横目に急な石段を登って行くと、山頂には当時のままの三層三階の天守が鎮座しています。天守内部は木の味わいが残り、最上階からは伊達十万石の城下町と宇和島湾を一望できます。
宇和島城
所在地/愛媛県宇和島市丸之内1
TEL/0895-49-7033
営業時間/3~10月 6:00~18:30(11~2月は17:00まで)
[天守]3~10月 6:00~17:00(11~2月は16:00まで)
料金/大人200円、小・中学生 無料、65歳以上160円
交通アクセス/宇和島駅から徒歩で10分
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高知城
高知城は土佐藩初代藩主の山内一豊によって1603年に築城されたお城です。その後城下町の大火で追手門を残しほとんど焼失しましたが、宝暦3年(1753)に再建され、現在に至っています。
四重六階の望楼型天守・本丸御殿(懐徳館)をはじめ、本丸建物群が創建当時のほぼ完全な状態で残っている日本で唯一の城郭遺構で、日本国内に残る木造の12古天守の一つです。建造物は国の重要文化財に指定されています。
また、天守閣と追手門が1枚の写真に無理なく収まる数少ないお城の一つであり、追手門前は人気の撮影スポットです。追手門そばには板垣退助像や山内一豊像、その妻の千代像もあります。
高知城
所在地/高知県高知市丸の内1-2-1
TEL/088-824-5701(高知城管理事務所)
営業時間/9:00~17:00 (最終入館16:30まで)
休館日/12月26日~1月1日
料金/高知公園無料 散策自由
高知城天守 大人420円(18歳以上) 18歳未満無料
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桂浜(かつらはま)
桂浜は、浦戸湾口、龍頭岬と龍王岬の間に弓状に広がる海岸で、背後に茂り合う松林と砂浜、紺碧の海が箱庭のように調和する見事な景勝地です。
幕末に活躍した志士「坂本龍馬」が郷里の土佐の中で最も愛した場所といわれています。また、古来より月の名所としても有名で「月の名所は桂浜・・・」と「よさこい節」でも唄われています。
一帯は都市公園として整備されており、桂浜水族館や坂本龍馬の銅像、坂本龍馬記念館、土佐闘犬センターなど見どころがあります。
桂浜
所在地/高知県高知市浦戸桂浜
TEL/088-823-9457
営業時間/8:30~18:00(開門6:00、閉門22:30)
駐車場料金/普通・軽自動車400円、タクシー160円、自動二輪50円
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また、高知市内での宿泊は、楽天トラベルアワードを受賞している「リッチモンドホテル高知(3,400円〜)」、「高知パシフィックホテル(3,650円〜)」、「ツーリストイン高知(3,200円〜)」が人気があります。
天然温泉が魅力の「ドーミーイン高知(4,745円〜)」や、高知市内の老舗旅館「三翠園(7,480円〜)」も評価が高いです。
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祖谷渓
日本三大秘境のひとつとして知られる「祖谷渓」は、数10m〜数100mある深いV字谷の続く渓谷です。全長は10kmにも及び、新緑や紅葉の時期には、自然美溢れる景色が広がります。
高低差約200mの断崖絶壁に立つ「小便小僧像」や、20mほどの木製のつり橋「祖谷のかずら橋」などの見どころがあり、「大歩危小歩危(おおぼけこぼけ)」で人気の観光遊覧船では、船頭の軽快な説明を受けながら、奇岩・怪岩を鑑賞できます。
祖谷のかずら橋
所在地/徳島県三好市西祖谷山村善徳162-2
TEL/0120-404-344
営業時間/
4月~7月20日、9月:7時~18時30分
7月21日~8月:6時30分~19時
10月~11月:7時~17時30分
12月~2月12日:8時~17時
2月13日~3月:8時~18時
料金/大人(中学生以上)550円、小人(小学生)350円
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また、祖谷渓では日本三大秘湯のひとつ「祖谷温泉郷」での宿泊が人気があります。
中でも評価が高いのは「峡谷の湯宿 大歩危峡まんなか(7,000円~)」です。
楽天トラベルアワードを8年連続受賞、日本の宿TOP47に4年連続で受賞しており、露天風呂からは、眼下に広がる四季折々の大歩危峡の景観美を眺めることが出来ます。
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脇町うだつの町並み
脇町は江戸時代から阿波藍の集散地として栄えた商家町で、江戸時代中期から昭和初期にかけての歴史的建造物が建ち並んでいます。
町家の両端には本瓦葺きで漆喰塗りの”うだつ”が多くみられます。「うだつ」とは隣家との境界に取り付けられた土造りの防火壁のことで、当時は裕福な家しか設けることができませんでした。
そのため、「うだつが上がる」ということは富の象徴であり、「うだつが上がらない」という言葉は「地位・生活などがよくならない。金銭に恵まれない」という意味で現在でも使われます。
うだつの町並み
所在地/徳島県美馬市脇町南町
TEL/0883-52-5610
営業時間/散策自由
交通アクセス/徳島線「穴吹駅」から車約5分
徳島中央公園(徳島城跡)
徳島城は、1585年に徳島藩初代藩主、蜂須賀家政(蜂須賀正勝の子)によって築城されたお城です。明治維新後に廃城となるまで約300年もの間、阿波国(現在の徳島県)を治める拠点となりました。
標高61.7mの城山の山頂に築かれた本丸と、それを取り囲む表御殿、西の丸御殿などからなる平山城で、廃城となったあとは城跡と、城内の表御殿の庭園が保存されています。
見どころは、築城当時のもの石垣と後世に築かれた石垣です。時代の異なる徳島城の石垣はたいへん貴重で、日本100名城に選出された要因の一つです。
また、周辺は明治43年(1910年)より徳島中央公園として整備され、徳島藩や蜂須賀家などに関する資料を展示している徳島城博物館や、復元された鷲の門、木橋に架け替えられた数奇屋橋を見学できます。
徳島中央公園(徳島城跡)
所在地/徳島県徳島市徳島町城内1番外
TEL/088-621-5295(徳島市公園緑地課)
開園時間/入園自由
交通アクセス/JR徳島駅から徒歩10分
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四国の観光ガイドブック
四国観光をもっと深く楽しみたい方には、以下の観光ガイドブックが役立ちます。これらのガイドブックは、モデルコースには含まれていない隠れた名所や地元ならではの体験情報も豊富に掲載されています。
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【四国一周観光モデルコース】まとめ
今回は、四国一周観光モデルコースについて解説してきました。
四国を一周して観光スポットを巡るなら最低でも3泊4日は必要です。それぞれの観光地をじっくりと巡るなら4泊5日以上の日数を確保して旅行を楽しみましょう。
四国のほか、瀬戸内海一周や九州一周、紀伊半島を一周してみるのもオススメです。観光モデルコースは以下の記事にまとめているので合わせてご覧ください。
今回は以上です。四国観光の参考になれば幸いです。