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【新潟観光モデルコース】日帰りで巡る必見スポット12選

北陸地方の観光地

古くから「みなとまち」として栄えた新潟市は、美しい自然や豊かな食文化を有し、世界に誇る伝統文化・郷土の歴史などが多数存在しています。

県外の主要都市とのアクセスにも恵まれており、上越新幹線を利用すれば東京までは最短で97分。大阪や札幌、名古屋までは新潟空港を利用して約1時間で行くことができます。

今回は、そんな新潟を巡る観光モデルコースと見どころ、新潟で行くべき観光スポットについて解説していきます。

新潟市内観光モデルコースの概要

では、新潟市内を効率よく巡る一日観光モデルコースをご紹介します。このコースは、新潟の歴史と文化を堪能できるスポットを巡りながら、地元の魅力を満喫するルートです。

✅新潟市内観光モデルコース

新潟駅
新潟の玄関口であり、観光のスタート地点
→ バス約10分 →
新潟市マンガの家
新潟出身の漫画家たちの作品が展示され、漫画文化を楽しめるスポット
→ 徒歩約1分 →
カミフル商店街
昭和から続く老舗とハイセンスなお店が混在する商店街
→ 徒歩約1分 →
白山神社
新潟市民に親しまれる神社。厄除けや縁結びの御利益があります
→ バス約13分 →
新潟市水族館 マリンピア日本海
日本海の海洋生物を展示する大規模な水族館
→ バス約6分 →
北方文化博物館 新潟分館
新潟の伝統文化に触れることができる博物館
→ 徒歩約1分 →
旧齋藤家別邸
明治時代の邸宅と庭園を楽しむことができるスポット
→ バス約6分 →
旧小澤家住宅
江戸時代の豪商の邸宅。新潟の商業の歴史を体感
→ バス約4分 →
新潟市歴史博物館みなとぴあ
新潟港の発展とその背後にある歴史を学べる博物館
→ バス約6分 →
みなとのマルシェピアBandai
新潟の新鮮な食材が一堂に会する市場
→ バス約4分 →
新潟日報メディアシップ
無料の展望台から新潟市内の美しい景色が一望できる
→ バス約5分 →
ぽんしゅ館 新潟駅店
新潟県内の全ての酒蔵の代表銘柄を利き酒できる

沼垂テラス商店街
新潟市・沼垂(ぬったり)エリアにある、市場だった長屋の建物を活用した小さな商店街

スタート地点は新潟駅から始まり、市内を一周して再び新潟駅へ戻るように設計されています。所要時間は全体で約8時間程度を見込んでおり、途中で地元のグルメやショッピングも楽しむことができます。

また、観光スポット間の移動は観光循環バスレンタサイクルを利用することで、無駄なく移動できるように計画されています。
新潟市内交通について

なかでも「観光循環バス」は市内の主要観光スポットを巡るルートで運行されており、新潟駅をはじめ、歴史博物館や美術館、ショッピングエリアなど、観光に欠かせないスポットを効率よく回ります。

一日乗車券(500円)などの割引チケットを利用することで、コストを抑えつつ、自由に移動できるのも魅力の一つです。

また、このほかの新潟県内各地の観光スポット・モデルコースは以下の記事で解説しているのでチェックしてみてください。

新潟観光モデルコースに含まれるスポットの見どころ

次に、モデルコースに組み込んだ新潟の観光スポットを一つずつ詳しくご紹介します。

新潟市マンガの家

新潟ゆかりのギャグマンガ家の作品世界を再現するとともに、マンガの制作体験ができる施設です。

赤塚不二夫先生、魔夜峰央先生、新沢基栄先生、えんどコイチ先生の代表作の紹介に加え、キャラクターと同じポーズで撮影ができるコーナーやキャラクター等身大フィギュアなどがあり、作品の魅力に触れることができます。

また、制作体験の場として、マンガ講座「マンガのいっぽ」を毎日開催。「マンガの部屋」ではいつでもマンガを読むことができます。

新潟市マンガの家
所在地/新潟県新潟市中央区古町通6番町971番地7
TEL/025-201-8923
営業時間/11時~19時
定休日/毎週水曜日(祝日の場合は翌平日)
12月29日から1月3日
観覧料/無料
公式ホームページ

ドカベンロード

新潟市古町にある通称「ドカベンロード」は、水島新司さんのキャラクター銅像が並ぶ商店街モールです。2002年に設置された7体のブロンズ像が立ち並び、その名も「水島新司まんがストリート」と呼ばれています。

実際には7体中4体のみがドカベンに関連するキャラクターです。「ドカベン」の主人公・ドカベンこと山田太郎がバットを振る姿が特徴的で、マンガ好きにはたまらないスポットです。

カミフル商店街

新潟市の古町にある「カミフル商店街」は、白山神社の表参道に位置しており、古くから続く街並みと現代のセンスが見事に融合した通りです。

リノベーションされた店舗も多く、新潟ならではのデザインやグルメを楽しむことができます。特にお土産探しには最適な場所で、歩くだけでまるで宝探しをしているかのような感覚を味わえます。

また、新潟市マンガの家、ドカベンロード、カミフル商店街はすべて古町エリアに位置しており、街のノスタルジックな雰囲気を感じながら、ゆっくりと徒歩で散策することができます。

新潟県政記念館

「新潟県政記念館」は耐震改修工事に伴い、令和4年12月1日から令和10年3月31日(金曜日)まで休館となります。この間の館内の見学及びイベント等の予約は休止しています。
公式ホームページ

新潟県政記念館は、新潟県会議事堂として明治16年(1883)に建てられ、昭和7年(1932)までの約50年、県政の審議場として使われました。

日本建築に西洋の技法を取り入れた木造洋風建築で、文明開花期特有の個性美と風格を持つ建造物です。当時の県会議事堂としては、日本に現存する唯一の遺構であり、国の重要文化財に指定されています。

また、2019年に公開された映画「賭ケグルイ」で百花王学園の生徒会室の撮影で使用されたことでも知られています。

新潟県政記念館
所在地/新潟県新潟市中央区一番堀通町3-3
TEL/025-228-3607
営業時間/9:00~16:30
定休日/毎週月曜、祝日 ※臨時開館および休館あり
料金/無料
公式ホームページ

新潟市水族館 マリンピア日本海

新潟市水族館マリンピア日本海は、約600種3万点の水生生物に出会える日本海側有数の規模を誇る水族館です。

日本海に生息する魚が泳ぐ「日本海大水槽」のあるゾーンや、ビーバーやカワウソ、ラッコなど半水生の哺乳類がいるゾーン、フンボルトペンギンがいるゾーンなど10のゾーンがあり、ドルフィンスタジアムでは、ハンドウイルカとカマイルカのショーを楽しめます。

そのほかにも、海の生き物について楽しく学べる体験プログラム「アクアラボ体験」を毎日開催しています。
観光所要時間はイルカショー(10~15分)を含めて約2時間弱です。

新潟市水族館 マリンピア日本海
所在地/新潟県新潟市中央区西船見町5932-445
TEL/025-222-7500
営業時間/9時~17時(夏季は延長する日があります)
定休日/3月の第1木曜日とその翌日、12月29日~1月1日
料金/高校生以上:1,500円、小・中学生:600円、4歳以上:200円
公式ホームページ

北方文化博物館新潟分館

北方文化博物館新潟分館は、明治28(1895)出雲崎町尼瀬の西山油田開発によって財を成した清水常作の別邸として建てられものです。明治末期に千町歩地主伊藤家が新潟別邸として取得しました。

落ち着いた数寄屋造りの主屋からは枯山水の回遊式庭園を望む開放的なつくりで、侘びた茶室、洋館が増築されています。新潟の生んだ文学者、會津八一が晩年を過ごした館としても有名です。

現在は博物館として八一をはじめとする文人墨客たちの作品を展示しており、回遊式日本庭園を望む館内で八一の歌や書を鑑賞することができます。

北方文化博物館新潟分館
所在地/新潟県新潟市中央区南浜通2番町562
TEL/025-222-2262
営業時間/9時30分〜17時(12月と3月は16時30分閉館)
休館日/月曜日(月曜が祝日の場合は翌日)、1月、2月
入館料/大人450円 小・中学生200円
交通アクセス
公式ホームページ

旧齋藤家別邸

旧齋藤家別邸は、新潟の三大財閥の一つに数えられた豪商齋藤家の四代目・齋藤喜十郎が、1918年(大正7年)に建てた総敷地面積1,300坪を誇る広大な別荘です。

砂丘地形を利用した回遊式の庭園と、近代和風建築の秀作といわれる開放的な建物は、大正時代における港町・商都新潟の繁栄ぶりを物語る文化遺産。国の名勝にも指定されています。

秋には、松林の緑と赤いモミジのコントラストが庭園を彩り、紅葉が見頃を迎える時期に合わせ、庭園のライトアップが行われます。

旧齋藤家別邸
所在地/新潟県新潟市中央区西大畑町576
TEL/025-210-8350
営業時間/4月~9月 9時30分~18時
10月~3月 9時30分~17時
定休日/月(祝の場合は翌日)、休日の翌日、年末年始(12/28-1/3)
入館料/一般300円、小・中学生100円(土曜・日曜・祝日は無料)
公式ホームページ

旧小澤家住宅

旧小澤家住宅は、江戸時代後期から新潟町で活躍していた商家・小澤家の店舗兼住宅です。かつての新潟町における町家の典型例で、明治時代に成長した豪商の屋敷構えを構成する一連の施設がほぼそのまま残されています。

現在は、北前船やみなとまちにちなんだ展示や部屋の貸出を行っており、イベントも多く開催されています。新潟の町家の特徴と、明治時代以降に成長した商家の歴史をうかがうことができる貴重な建物です。

旧小澤家住宅
所在地/新潟県新潟市中央区上大川前通12番町2733番地
TEL/025-222-0300
営業時間/9時30分~17時
定休日/月曜日(休日の場合は翌日)、年末年始ほか
入館料/一般200円 小・中学生100円
公式ホームページ

新潟市歴史博物館みなとぴあ

新潟市歴史博物館「みなとぴあ」は、幕末の開港5港のうち、開港当時の姿のまま唯一現存する国指定重要文化財「旧新潟税関庁舎」を中心に、その周辺を一体的に整備して開館しました。

水とともに歩んできた個性豊かな新潟の歴史と文化を楽しく学べる歴史情報の発信拠点です。

周辺には、船から荷揚げするためにあった石段と保税倉庫としての石庫が復元され、隣接地には移築復元された旧第四銀行住吉町支店と早川堀や柳並木があり、明治から昭和にかけての情緒あふれる港町新潟の景観が再現されています。

新潟市歴史博物館みなとぴあ
所在地/新潟県新潟市中央区柳島町2-10
TEL/025-225-6111
営業時間/9時30分~18時(10月~3月は17時まで)
定休日/月曜日、休日の翌日、年末年始
料金/一般300円、高校・大学生200円、小・中学生100円
※土・日・祝は小・中学生無料
交通アクセス/新潟駅より徒歩約30分
公式ホームページ

みなとのマルシェ ピアBandai

みなとのマルシェ ピアBandaiは、新鮮な地元の魚介類、精肉、農産物などの販売店が並ぶ賑やかな屋内市場です。

獲れたて鮮魚はもちろん、産直野菜、果実、ブランド肉、越後米、銘酒など新潟中の美味しい味覚が集結しており、その規模は日本海側の市場で最大級とも言われています。

寿司や鮮魚問屋の食堂、イタリアン、カフェなどグルメも多彩で、新たに誕生した「ピーカンテラス」では開放感ある青空の下でバーベキューを楽しむことができます。

みなとのマルシェ ピアBandai
所在地/新潟県新潟市中央区万代島2
TEL/025-249-2560
営業時間/9時~21時 ※各店舗により異なります。
公式ホームページ

新潟日報メディアシップ 展望台

新潟日報メディアシップの20階(地上約100m)は無料の展望台となっており、360℃の眺望が楽しめます。おすすめは日本海に沈む夕日や新潟の夜景なので、新潟市内観光の最後に訪れてみてください。

そらの広場 展望フロア
所在地
/新潟県新潟市中央区万代3-1-1
TEL/025-385-7500
営業時間/8時~23時
定休日/なし
料金/無料
公式ホームページ

沼垂テラス商店街

新潟でかつて市場街として栄えた「沼垂(ぬったり)市場通り」。もともと市場として使われていた長屋を改装し、2015年にレトロな街並みを活かした「沼垂テラス商店街」として生まれ変わりました。

30近くある店舗のラインナップはおしゃれなカフェや雑貨店、居酒屋、ジュエリーショップなど種類はさまざま。毎月第1日曜日には「朝市」が開かれます。

※各店舗の営業日時はそれぞれ異なります。特に火曜・水曜は定休日のお店が多いです。
観光循環バスのルートから若干離れるので、「新潟交通バス」やレンタサイクルを活用してください。

沼垂テラス商店街
所在地/新潟市中央区沼垂東3-5
TEL/025-384-4010
公式ホームページ

新潟観光をもっと楽しむためのガイドブック

新潟観光をもっと深く楽しみたい方には、以下の観光ガイドブックが役立ちます。これらのガイドブックは、モデルコースには含まれていない隠れた名所や地元ならではの体験情報も豊富に掲載されています。

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新潟観光に便利な人気宿泊施設

新潟の観光を満喫するためには、快適な宿泊が欠かせません。ここでは、モデルコースに最適な立地の宿泊施設をいくつかご紹介します。

新潟での宿泊は駅周辺にあるリーズナブルな価格のシティホテルがおすすめです。人気があるのが、JR新潟駅直結のアートホテル新潟駅前で、朝食には地産のこだわりの食材と、その食材を使用した郷土料理など品数は常に50品以上を取り揃えています。

このほか、人工温泉大浴場が魅力のホテルグローバルビュー新潟、楽天ゴールドアワード受賞のホテルイタリア軒も評価が高いです。

そのほかは以下リンクをチェックしてみてください。

【新潟観光モデルコース】まとめ

今回は、新潟市内の観光モデルコースについて解説してきました。

新潟市近郊にはこのほか、ものづくりの町として有名な燕三条や、彌彦神社、金山で知られる離島「佐渡島」などがあり、1泊2日、2泊3日での旅行も楽しめます。

新潟市近郊の観光モデルコースは以下の記事で解説しているので合わせてチェックしてみてください。

今回は以上です。新潟観光の参考になれば幸いです。

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