長野県を2泊3日で旅するなら、「どこから入るか」でルートの完成度が決まります。
松本城、善光寺、戸隠神社、上田城、軽井沢——。
王道スポットは点在しており、感覚的に回ると移動ばかりで終わってしまうことも。
そこで本記事では、諏訪湖からスタートする西→北→東の縦断ルートを軸に、無理のない2泊3日モデルコースを提案します。
・初日は湖と城下町
・2日目は信仰と温泉
・最終日は歴史かリゾートかを選ぶ
長野観光の王道を押さえつつ、現実的に回れる設計にしています。
長野観光2泊3日モデルコース【王道ルート】
長野観光は、諏訪湖・松本から入り → 長野市へ上がり → 東信(上田・軽井沢)で締める流れがもっともスムーズ。南信から北信へ縦に抜ける2泊3日の王道ルートです。
長野2泊3日で行ける主な観光地一覧
このモデルコースで巡る主な観光地は以下の通りです。
1日目(中信)
- 諏訪湖
- 諏訪大社
- 松本城
- 中町通り・なわて通り
- 上高地(自然派向け)
2日目(北信)
- 善光寺
- 戸隠神社
- 湯田中渋温泉郷
3日目(東信)
- 上田城跡公園
- 別所温泉
- 軽井沢
歴史・自然・温泉・城・神社仏閣・リゾートまで、長野の王道観光地をバランスよく巡れる構成です。
長野観光2泊3日モデルプラン【移動時間(目安)】
1日目|諏訪湖+松本(浅間温泉泊)
関東方面から車で入る場合、最初に立ち寄りやすいのが諏訪湖。湖畔は整備されており、散策は約30〜60分ほど。諏訪大社 は4つの境内(上社本宮・前宮、下社秋宮・春宮)を巡る参拝が非常におすすめです。
諏訪湖から松本市内までは
・車:約40〜50分
・JR:約40分前後
午後は松本観光へ。中心は国宝の 松本城。
天守まで登るなら60〜90分。外観+庭園のみなら約45分でも可能です。
城とセットで回りたいのが城下町エリア。
白壁の蔵造りが並ぶ 中町通り と、レトロな商店街 なわて通り は徒歩圏内。あわせて約60分が目安です。
宿泊は松本市内の浅間温泉。
松本城から車で約15分。落ち着いた温泉街で1日目を締めくくれます。
■ 上高地を入れる場合の考え方
上高地 は、午後の“ついで観光”で入れる場所ではありません。
・松本市街から片道約1.5時間(車+シャトルバス)
・滞在は最低3〜4時間は欲しい
・往復含めるとほぼ半日以上必要
そのため、上高地に行くならこの日は上高地をメインに朝から動くのが基本。
この場合は
諏訪湖または松本城を削る、もしくは翌日に松本城を回すなど調整が必要です。
無理に詰め込まないことが重要です。
2日目|善光寺+戸隠神社(湯田中渋温泉郷泊)
松本 → 長野市
・車:約1時間15〜30分
・特急「しなの」:約50〜60分
午前は 善光寺 へ。本堂参拝・お戒壇巡り・山門まで含めて約60〜90分。
門前の 仲見世通り では、信州そばやおやきの食べ歩きが楽しめます。
午後は山岳信仰の聖地 戸隠神社 へ。
長野市内から
・車:約50〜60分
・路線バス:約1時間
奥社参道の杉並木は圧巻。往復で約2時間みておくと安心です。宿泊は 湯田中渋温泉郷。
戸隠から
・車:約1時間20分
・公共交通:約2時間前後(長野駅経由)
石畳の温泉街を浴衣で歩く時間も、この旅の大きな魅力です。
3日目|最終日は 軽井沢 or 上田へ
歴史派なら上田へ
上田城 は真田氏ゆかりの城跡。
公園として整備されており、約60分で見学可能。
さらに足を延ばすなら 別所温泉。
上田から車・電車ともに約30分。“信州の鎌倉”とも呼ばれる落ち着いた温泉地です。
リゾート派なら軽井沢へ
軽井沢 は高原リゾートの代表格。
長野市から
・車:約1時間
・北陸新幹線:約30分
ショッピング・カフェ巡り・自然散策と、半日でも十分楽しめます。
長野観光は“車移動”が効率的
長野県は南北に長く、観光地同士の距離も広めです。
今回のルートは公共交通でも実行可能ですが、
・戸隠神社
・別所温泉
・湯田中渋温泉郷
といった山間部エリアは、車のほうが圧倒的に効率的。
特急しなの・北陸新幹線・路線バスを組み合わせれば可能ではありますが、
2泊3日で広く回るならレンタカー利用がもっともスムーズです。
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長野観光2泊3日|立ち寄りスポット詳細ガイド
ここからは、上記モデルコースで巡る観光スポットを日別に詳しく解説していきます。
① 諏訪湖+諏訪大社【所要:約2〜3時間】
諏訪大社は、全国に約25,000社ある諏訪神社の総本社で、 国内にある最も古い神社の一つとされています。諏訪湖を挟んで、二社四宮の境内が鎮座しており、上社と下社は遠く離れているため、実質的には別の神社となっています。
諏訪大社には本殿と呼ばれる建物がなく、代りに秋宮は一位の木を春宮は杉の木を御神木とし、上社は御山を御神体として拝しています。
参拝順序は、上社の2宮をまず参拝し、諏訪湖周辺を観光した後、下社の2宮を参拝しましょう。
湖畔散策と神社参拝を組み合わせれば、半日観光として成立します。
② 松本城【所要:約90〜120分】
現存12天守のひとつ。漆喰の白と漆塗りの黒の対比が美しいお城で、「烏城」とも呼ばれます。五重の天守は松本城と姫路城の2城のみという貴重な建造物で、天守は国宝に指定されています。
かつては信濃国府が置かれ、周辺は松本城の城下町として発展。幸いにも戦災を免れたことから、松本市内には松本城のほか、旧開智学校や蔵造りの商家や店舗が残る「中町通り・縄手通り」など歴史的建造物が数多く残っています。
松本城
所在地/松本市丸の内4-1
TEL/0263-32-2902
営業時間/8:30~17:00
入館は~16:30
定休日/無休
料金/大人1,200円
▶公式ホームページ
③ 中町通り・なわて通り【所要:約60分】
中町通りは、白壁の蔵造りが美しい商店街です。江戸・明治期の大火から町を守るために造られた、漆喰の“なまこ壁の土蔵”が今も残っています。かつては酒造業や呉服業などの問屋が立ち並び、商都・松本の中心として栄えました。
現在は、民芸・工芸品の店、ギャラリー、地元食材を使ったレストランやカフェが並び、落ち着いた大人の散策エリアという雰囲気。写真映えする白と黒のコントラストも魅力です。
一方のなわて通りは、昔の町並みを再現したレトロな商店街。
近くの 四柱神社 の参道として発展し、今もどこか下町風情が残ります。
昔ながらの金物屋や花屋、個性的な雑貨店が軒を連ね、たい焼きや団子などの食べ歩きも楽しめます。カエルのモチーフが多いのも特徴で、歩いているだけでも楽しい通りです。
④ 上高地(自然派向け)【所要:半日】
上高地 は、大正池や河童橋を中心とした山岳景勝地です。松本からバスで約1時間半。
城と同日に入れる場合は早朝出発が理想です。
「自然を優先するかどうか」で1日の構成が大きく変わります。
1日目宿泊:浅間温泉
浅間温泉は約1000年前に開湯。江戸時代には松本藩の御殿湯として栄えた歴史ある湯処です。今でも往時の風情と格式を感じさせる老舗旅館や、昔ながらの共同浴場が多く残り、松本の奥座敷として親しまれています。
人気があるのは、明治18年創業のホテル玉之湯。信州の旬食材を活かした料理に定評があり、こだわりの手打ちそば「玉之湯のそば」も評判です。
無料の”4つの貸切露天風呂”があるため、家族旅行やカップルにも人気。
大正浪漫の雰囲気を味わいたいなら 浅間温泉 和泉荘。純和風の佇まいが印象的な全26室の宿で、20室の個室食事処を備え、落ち着いて食事が楽しめます。
眺望を楽しみたい方には 浅間温泉 錦の湯 地本屋 も魅力的。全25室の落ち着いた和の空間で、客室からは東に美ヶ原高原、西に北アルプス連峰と松本平を望むロケーションが自慢です。
いずれも松本市街地からアクセスしやすく、観光後の宿泊に最適な立地。旅の目的に合わせて宿を選び、浅間温泉ならではの歴史と湯のぬくもりを体感してみてください。
⑤ 善光寺【所要:約120分】
善光寺は、創建より約1400年の歴史を誇る長野を代表する名刹です。宗派を問わない無宗派の単立仏教寺院で江戸時代末には「一生に一度は善光寺詣り」といわれ、多くの参拝客が訪れました。
本堂は東日本最大の木造建築物で国宝。ひわだ葺の屋根は日本一の面積で、江戸時代中期の仏教建築の傑作といわれています。本尊は、日本最古と伝わる一光三尊阿弥陀如来で「絶対秘仏」です。
本堂参拝・お戒壇巡り・仲見世散策を含め、
約2時間は確保したいスポットです。
善光寺
所在地/長野市長野元善町491
TEL/026-234-3591
▶公式ホームページ
⑥ 戸隠神社【所要:約120分】
戸隠神社は霊山・戸隠山の麓に、奥社・中社・宝光社・九頭龍社・火之御子社の五社からなる、創建以来二千年余りに及ぶ歴史を刻む神社です。御祭神は、「天の岩戸開きの神事」に功績のあった神々をお祀りしています。
平安時代末は修験道の道場として都にまで知られた霊場で、江戸時代に門前町として整備されました。奥社参道に現在もその威厳を伝える杉並木も植えられ、広く信仰を集めています。
戸隠神社の五社参拝には4~5時間ほど。奥社だけなら90分ほどで参拝できます。
奥社参道の杉並木は圧巻。歩く距離が長いため、体力に合わせて調整を。
▶五社参拝と戸隠古道(神道)MAP(pdf)
2日目宿泊:湯田中渋温泉郷
湯田中渋温泉郷は、湯田中温泉や渋温泉など点在する9つの温泉の総称で、開湯1350年を越える歴史ある温泉地です。 温泉街には旅館・ホテルが約100軒ほど立ち並び、渋温泉では、有名な外湯巡りが楽しめます。
人気があるのは、歴史の宿 金具屋(かなぐや)。『千と千尋の神隠し』のモデルとも噂されるレトロな雰囲気と、4つの源泉かけ流し温泉(8つの風呂)が特徴です。創業1758年の老舗旅館で、登録有形文化財の「斉月楼」など昭和初期の木造建築が残っています。
あぶらや燈千 も評価が高く、油問屋の歴史を持つ洗練された現代的なハイクラス旅館です。全室個室での食事や、オリジナル「あぶらやフォンデュ」が名物。屋上ルーフトップバーやサウナ付きの客室など、現代的な「おこもり滞在」が楽しめることで知られています。
おすすめは「渋温泉」で温泉街は、湯めぐりのお客さんで賑わっています。リーズナブルな価格の旅館もあるので、下記を参考に目的に応じた宿探しをしてみてください。
⑦ 上田城跡公園【所要:約60〜90分】
上田城は、真田信繁(幸村)の父、真田昌幸によって築城されたお城です。
第一次・第二次上田合戦で徳川軍を二度にわたり撃退した難攻不落の城として知られています。
堀と土塁で囲まれ、虎口(出入口)に石垣を使った簡素な城ですが、2度もの実戦経験をもち、輝かしい戦果をあげた城は、全国でも他に例がありません。
現在は本丸・二の丸と周囲の濠跡の範囲を公園化。けやき並木遊歩道や上田城東虎口櫓門、お堀、芝生広場、3on3バスケットコート、花木園、児童遊園地などがあり、市民の憩いの場として親しまれています。
上田城跡公園
所在地/上田市二の丸
TEL/0268-23-5135
料金/見学・散策自由
上田市立博物館、櫓資料館:各300円(共通券一般500円)
定休日/水曜日、祝日の翌日、年末年始(8月~10月は無休)
▶公式ホームページ
⑧ 別所温泉【所要:約60〜90分】
信州最古級の温泉。肌がなめらかになる”美人の湯”として有名です。「信州の鎌倉」とも呼ばれ、厄除け観音として名高い「北向観音」を中心に、狭い路地が入り組む温泉街が広がっています。
3つの外湯(石湯、大師湯、大湯)を巡り、別所温泉のソウルフード「馬肉うどん」を楽しみましょう。
⑨ 軽井沢(リゾート派)
避暑地として全国的に有名。日本を代表する高原リゾートです。
江戸時代には中山道の宿場町として。明治時代には国際的な避暑地として発展しました。
夏でも涼しい快適な気候で、サイクリングやウォーキングでの自然散策が楽しめるほか、ショッピングや軽井沢グルメ、おしゃれなホテルに滞在して気軽にリゾート気分が味わえます。
【長野観光モデルコース】2泊3日|まとめ
2泊3日の長野モデルコースは、
諏訪湖+松本(城と城下町)→ 長野市(善光寺・戸隠)→ 東信(上田・軽井沢)
と、西から東へ抜ける王道縦断コースです。
1日目は「城+自然」
2日目は「信仰+温泉」
3日目は「歴史 or リゾート」
この流れが、移動効率・観光密度・満足度のバランスが最も良い構成です。
初日は、上高地に行くかどうか。最終日は、上田にするか軽井沢にするか。
“選択肢”にも幅があり、王道を押さえながら、自分の興味に合わせて微調整できます。













