「神の島」と呼ばれる大三島(おおみしま)は、しまなみ海道の中でも特に見どころが凝縮された島です。
今治側から向かう場合、世界有数の美しい斜張橋「多々羅大橋」を渡って上陸します。橋を越えた瞬間、視界いっぱいに広がる瀬戸内海の青と、ゆるやかな島時間。芸予諸島の中では生口島と並ぶ一大観光拠点となっています。
この記事では、車で巡る王道の大三島観光モデルコースを中心に、絶景スポット・ランチの名店・立ち寄り湯・宿泊情報までをまとめました。
日帰りでも満足度は高いですが、実は「泊まると真価が分かる島」。その理由もあわせて解説します。
大三島観光モデルコース(王道1日プラン)
所要時間:約5〜6時間
移動手段:レンタカー・車・サイクリングなど
大三島の主要観光地は島内に点在しているため、効率よく回るなら車やレンタカーが便利です。
ただし、しまなみ海道の人気エリアということもあり、サイクリングで巡る旅行者も多く見られます。体力や旅行スタイルに合わせて移動手段を選びましょう。
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① 道の駅 多々羅しまなみ公園
大三島ICを降りてすぐの場所にある、島観光の起点。目の前には「多々羅大橋」が堂々とそびえ、ここで最初の記念撮影をするのが定番です。
- サイクリストの聖地碑
- 海に向かって鳴らす「しあわせの鐘」
- 瀬戸内の柑橘・海産物のお土産
地元特産品であるヒラメなどの新鮮な食材を使った料理が味わえるレストランも併設。休日には国内外からのサイクリストや多くの観光客で賑います。
道の駅 多々羅しまなみ公園
所在地/今治市上浦町井口9180-2
TEL/0897-87-3866
営業時間/9:00~17:00、冬季10:00~16:00
定休日/年中無休
▶公式ホームページ
② 大山祇神社(島最大の見どころ)
大三島観光の中心であり、日本総鎮守と称される由緒ある神社。全国897社ある大山祇神社と402社ある三島神社の総本社です。歴代の朝廷や武将、政治家、軍事の第一人者から尊崇を集めてきました。
境内中央には樹齢約2,600年の神木である大楠が鎮座しており、神社内の楠群は日本最古の原始林社叢の楠群として、昭和26年に国の天然記念物に指定されています。駐車場も広く、参拝しやすいのも魅力。
所要:約30分
③ 大山祇神社宝物館
大山祇神社の宝物館。源義経や武蔵坊弁慶など、歴史上の武将が奉納した武具が数多く展示されています。全国の国宝・重要文化財の武具類の約8割が集まる場所として、歴史好きにはたまらない空間です。
なかでも甲冑の保存は全国一。日本最古の平安中期の鎧をはじめ、鎌倉期~戦国時代まで各時代の代表する名品ほか、武蔵坊弁慶が奉納したと伝わる薙刀や、源義経や源頼朝が奉納した鎧などもあります。
また、大三島海事博物館では、昭和天皇の海洋生物研究に使われた採取船「葉山丸」に関する資料や、瀬戸内海の動植物の標本などを展示しています。
観光時間:60分
宝物館
所在地/今治市大三島町宮浦3327
TEL/0897-82-0032
営業時間/8:30~16:30(閉館17:00)
休館日/年中無休
料金/海事博物館との共通券
大人:1000円、高大生:800円
▶公式ホームページ
④ 奥の院 生樹の御門

生樹の御門(いききのごもん)は、樹齢約3000年と言われる根回り約30mの巨大な老楠です。大山祇神社奥の院に生育しており、愛媛県の天然記念物に指定されています。
根本の空洞が奥の院への参道となっているため、このように名付けられました。大山祇神社からは歩いて10分ほどです。
ランチ:島自慢の海鮮を味わう
神社周辺には人気店が集まっています。
■ お食事処 大漁

しまなみ屈指の超有名店。コスパ抜群の海鮮丼が看板メニュー。大山祇神社の目の前。
※大人気のため、早めの記帳がおすすめ。
▶お食事処 大漁
■ 喜船

大三島の割烹『喜船』は、ボリュームたっぷりの名物の「特上海鮮丼」や、鯛釜めしセット、天丼、煮魚定食などが堪能できるお店です。
▶喜船 (キフネ)
■ よし川

家族連れでも入りやすい定食スタイル。刺身・天ぷら・煮魚など幅広い。海鮮が王道ですが、島ならではのジビエを使った猪骨ラーメンも話題です。
▶レストラン・よし川
村上井盛堂

村上井盛堂は、大正12年創業の老舗のおまんじゅうのお店です。防腐剤等を使用せず、自然の旨みを生かした和菓子を提供しています。
神島まんじゅうは、大山祇神社の神紋入りで、大三島でとれた、みかんの花の蜂蜜が香るカステラの生地に、甘さ控えめのしっとりとした白餡を詰め、焼き上げたお饅頭です。バラ売りもあるので食べ歩きに最適です。
村上井盛堂
所在地/今治市大三島町大字宮浦5452
TEL/0897-82‐0029
営業時間/9:30~16:00
定休日/水曜日
▶関連ホームページ
⑤ 伯方塩業 大三島工場
「は・か・た・の・しお♪」で有名な塩の工場。無料で製造工程を見学でき、塩づくりの仕組みを学べます。外には大きな“塩の山”があり、写真映えも抜群。
そして外せないのが「伯方の塩ソフト」。ほんのり塩味が効いた甘さ控えめの味わいで、ドライブ途中の休憩にぴったりです。無料駐車場あり。
所要時間:30分
伯方塩業 大三島工場
所在地/今治市大三島町台32
TEL/0897-82-0660
見学時間/9:00~16:00 受付15:30まで
定休日/年中無休
料金/入場無料
▶公式ホームページ
絶景カフェ・立ち寄りスポット
大三島は神社や海鮮だけでなく、瀬戸内らしい穏やかな景色を楽しめる場所も点在しています。
■ WAKKA
サイクリング総合施設ですが、車でも利用可能。
海に向かって突き出したテラス席は圧巻の景色。コーヒー休憩に最適。
▶WAKKA CAFE
■ しまなみコーヒー
多々羅大橋を見下ろす高台カフェ。景色重視ならここ。
▶しまなみコーヒー
■ マーレ・グラッシア大三島
海水温浴が楽しめる立ち寄り湯。目の前が海という開放感が魅力。サイクリストにも人気です。
▶マーレ・グラッシア大三島
アート・美術館(時間に余裕があれば)
大三島は実は“アートの島”としても知られています。
島内には建築・現代彫刻・日本画をテーマにした3つの美術館があります。
■ 今治市大三島美術館
大山祇神社に隣接する現代日本画の美術館。1940(昭和15)年以降に生まれた日本画家の作品を中心としたコレクションを公開しています。
現代日本画、版画、ブロンズなど約1,000点を展示。田渕俊夫・中島千波・竹内浩一ら、現代日本画を代表するアーティストの作品を鑑賞できます。
今治市大三島美術館
所在地/今治市大三島町宮浦9099
TEL/0897-82-1234
営業時間/9:00~17:00
定休日/毎週月曜(祝日は翌日振替)
12月27日から12月31日まで
料金/大人520円
▶公式ホームページ
■ ところミュージアム大三島
海を臨む高台に建つ現代アートミュージアム。ノエ・カッツやマリソールなど人気作家の作品約30点以上が展示されています。
美しい島の景観に溶け込んだ建物は斜面を利用して建てられたユニークな造りで、館内のテラスは瀬戸内の多島美が望めるビューポイント。全てがアートな美術館となっています。
ところミュージアム大三島
所在地/今治市大三島町浦戸2362-3
TEL/0897-83-0380
営業時間/9:00~17:00
定休日/月曜(祝日は翌日)、年末
料金/大人310円
▶公式ホームページ
■ 伊東豊雄建築ミュージアム
世界的建築家・伊東豊雄氏の建築思想に触れられる施設。建物自体がアートのような存在で、建築好きやデザイン関係者から高い評価を受けています。
大三島観光は日帰り?それとも1泊?
大三島は日帰りでも主要スポットを巡ることは可能です。
しかし、夕暮れの多々羅大橋や、朝の静かな瀬戸内海の景色は、宿泊しなければ味わえません。
特に春〜秋はサイクリストも多く、実は“泊まってこそ本当の魅力が分かる島”です。
ここでは、料理・立地・特徴で選べるおすすめ宿を紹介します。
■ 料理重視なら老舗旅館
旅館 茶梅
明治初期創業の老舗料理旅館。瀬戸内の魚介を中心とした会席料理が評判で、楽天トラベルブロンズアワードを2年連続受賞。落ち着いた和の空間でゆっくり過ごしたい方におすすめです。
旅館さわき
新鮮な瀬戸内の海の幸を豪快に味わえる料理旅館。ボリューム満点の夕食を楽しみに訪れるリピーターも多く、食事重視の方に人気です。
料理旅館 富士見園
四国おもてなし感激大賞受賞の宿。温かい接客と丁寧な料理が評価されており、初めての大三島宿泊にも安心です。
■ サイクリスト・カジュアル派に人気
I-LINK HOSTEL & CAFE SHIMANAMI
道の駅 多々羅しまなみ公園から車で約1分。自転車をそのまま館内に持ち込める設備が整っており、サイクリング旅に最適な宿です。
WAKKA
サイクリング総合施設として注目の宿泊施設。ドームテント・コテージ・ドミトリーと選択肢があり、オーシャンビューの客室やテラスカフェで非日常の時間を過ごせます。
大三島は宿の数が多くないため、ハイシーズンは早めの予約がおすすめです。
大三島観光モデルコース|まとめ
大三島観光は、
- 多々羅大橋の絶景
- 大山祇神社の歴史と迫力
- 瀬戸内の海鮮ランチ
- 塩工場や海辺カフェ
これらがコンパクトにまとまった、満足度の高い島旅です。まずは王道モデルコースを押さえ、時間に余裕があればカフェや立ち寄り湯を追加するのがおすすめ。
そして、もし可能なら一泊。夕日と朝の海まで体験すれば、大三島は「通過する島」ではなく「また戻ってきたい島」に変わります。










