北海道は手つかずの大自然が織りなす絶景と、効能豊かな温泉地が各地に点在しており、広大な大地ではドライブが楽しめるほか、北の大地が育んだ四季折々の絶品グルメも堪能できます。
今回は、そんな北海道で2泊3日で楽しめる観光スポット・モデルコースについて解説していきます。
北海道2泊3日で訪れたい観光地
ではまず、北海道2泊3日で訪れたい観光地を解説していきます。
北海道2泊3日で訪れたい観光地は以下の通りです。
✅北海道2泊3日で訪れたい観光地
- 札幌
- 小樽
- 富良野
- 旭山動物園
- 函館
- 登別温泉
- 洞爺湖
- ニセコ
- 知床半島
- 釧路
- 根室
- 道東三湖
北海道2泊3日で楽しめる観光地は、札幌市内はもちろん、北海道の港湾都市「小樽」や、ラベンダー畑が有名な「富良野」、旭川の「旭山動物園」、100万ドルの夜景が美しい「函館」などがあります。
さらに、北海道の道東地方には世界自然遺産の「知床」や「博物館 網走監獄」、日本最大の湿原「釧路湿原」、北海道の最東端の「根室」、北海道の3大カルデラ湖「摩周湖・屈斜路湖・阿寒湖」も人気の観光地です。
移動は空港からレンタカーを借りるのが一般的です。目的地を限定すれば電車やバスで移動することができます。
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北海道2泊3日観光モデルコース
続いて、北海道2泊3日でおすすめの観光モデルコースは以下の通りです。
✅北海道2泊3日観光モデルコース
- 札幌～小樽
- 富良野～旭川～札幌
- 函館～札幌
- 登別～洞爺湖～ニセコ～札幌
- 網走～知床～羅臼
- 釧路～根室
- 釧路～摩周湖～屈斜路湖～阿寒湖
北海道を2泊3日で巡る観光モデルコースは、初めての北海道なら車なしで観光できる「札幌～小樽」が定番です。レンタカーで巡るなら新千歳空港を起点として、富良野～旭川方面、もしくは登別～洞爺湖～ニセコ方面を周遊できます。
そのほか道東地方は、北部の知床半島か、南部の釧路湿原、道東三湖、根室半島を巡る旅行に分かれ、それぞれレンタカーを借りてのドライブが楽しめます。
また、北海道までは新千歳空港と函館空港、旭川空港のほか、道東地方は釧路空港と女満別空港が主要な空港で、北海道最大の「新千歳空港」は、羽田空港から1日50便以上が毎日就航しています。
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北海道2泊3日で人気のドライブモデルコース
ではここからは、北海道2泊3日で行ける観光モデルコースをそれぞれ解説していきます。
札幌～小樽（車なし）
札幌・小樽は北海道観光の定番ルートで、2泊3日旅行で車なしで観光できます。
札幌は「札幌市時計台」や「さっぽろ羊ヶ丘展望台」などの観光地が有名で、北海道一の繁華街「すすきの」ではジンギスカンやカニ、お寿司、ラーメンなどの北海道グルメを堪能できます。
小樽は明治時代以降に発展した港湾都市で、歴史的な建物や倉庫がそのままの姿で残っており、「小樽運河」や「旧国鉄手宮線跡地」、「小樽堺町通り」などの観光地でノスタルジックな風景が楽しめます。
アクセスは札幌から小樽まで運行している”快速エアポート”で32分です。小樽は日帰りで観光し、宿泊は札幌市内に2泊がおすすめです。
富良野～旭川～札幌
新千歳空港から富良野・美瑛、旭川、札幌と巡る2泊3日の観光モデルコースです。
富良野は、TVドラマ『北の国から』で一躍有名になった北海道を代表する観光地で、「五郎の石の家」をはじめ、「丸太小屋（麓郷の森）」や「拾って来た家」などのロケセットがそのまま残されています。
そのほか、丘一面に鮮やかな紫色が広がる日本最大級の「ラベンダー畑」も有名で、7月上旬～中旬の見頃の時期には毎年多くの観光客が訪れます。
旭川は札幌に次ぐ北海道第2の都市で、「旭山動物園」があることで有名です。地元の醤油を使った旭川ラーメンや、塩ホルモン・トントロ、新子焼きなどのB級グルメも楽しめます。
函館～札幌
函館から札幌へと向かう2泊3日のモデルコースです。1日目は函館市内を観光し、2日目にJRの「特急北斗」か「特急すずらん」を利用して札幌へと移動。3日目は札幌市内を観光します。
函館は下田とともに、ペリーによって開かれた日本初の国際貿易港として有名です。
函館戦争の舞台となった国内初の西洋式城郭の「五稜郭」が残っているほか、「旧函館区公会堂」、「旧イギリス領事館」などがあり、異国情緒漂う西洋風の街並み散策が楽しめます。
夜には世界三大夜景のひとつで”100万ドルの夜景”と称される「函館山からの夜景」が見られます。
そのほか、函館では海鮮を始め、朝市、ラーメン、異国文化溢れる洋食、ハンバーガーなど函館で生まれたご当地グルメも堪能できます。
登別～洞爺湖～ニセコ～札幌
新千歳空港から出発して、登別温泉、洞爺湖、ニセコと巡り、札幌へと移動する2泊3日モデルコースです。
登別は、豊かな自然環境と多種多量の温泉に恵まれた北海道の一大温泉街で、その泉質の種類の豊富さから「温泉のデパート」と呼ばれています。
「登別地獄谷」や「大湯沼」など登別を代表する観光スポットもあり、温泉街では道内屈指の漁港で水揚げされた新鮮な海の幸や地獄ラーメン、登別閻魔焼きそばといったご当地グルメも楽しめます。
洞爺湖は日本で3番目に大きいカルデラ湖で、周辺には活火山である有珠山や昭和新山など雄大な自然が広がっています。湖畔には洞爺湖温泉もあります。
ニセコは豊かな自然に恵まれたアジア屈指のリゾートエリアで、夏には登山やサイクリング、ゴルフなどのアウトドアスポーツ、冬にはスキー・スノーボードなどのウィンタースポーツを楽しめます。
網走～知床～羅臼
北海道の東に位置する女満別空港から出発して、網走、知床半島、羅臼を巡る観光モデルコースです。
知床半島は、太古の自然が色濃く残されている地域で、2005年には世界自然遺産に登録。知床五湖やカムイワッカの滝、知床峠などの観光地があります。
また、良質な温泉も湧出しており、カニや鮭、ホタテなどのオホーツクの海鮮料理も堪能できます。
※冬季は通行規制があるので注意▶「道道知床公園線の通行の取り扱い」について
網走では明治時代から実際に使用されてきた「博物館 網走監獄」や、オホーツク海に来る流氷を常設展示している「オホーツク流氷館」などを見学できます。
釧路～根室
釧路空港から出発して、釧路や北海道最東端にある根室半島を巡る観光モデルコースです。
釧路は道東の政治の中心都市で、日本最大の湿原「釧路湿原国立公園」があることで有名です。
北海道最大の動物園「釧路市動物園」や、国の特別天然記念物である”丹頂鶴”に出会える「釧路市丹頂鶴自然公園」などもあり、市場では釧路港で水揚げされた新鮮な海の幸を楽しめます。
釧路～摩周湖～屈斜路湖～阿寒湖
釧路空港から出発して、釧路湿原や道東三湖と呼ばれる阿寒湖、屈斜路湖、摩周湖を巡る観光モデルコースです。
摩周湖は周囲約20kmのカルデラ湖で、日本で1番、世界ではバイカル湖についで2番目に透明度の高い湖です。「霧の摩周湖」とも呼ばれ、1年のうち100日以上も霧に包まれているといわれています。
屈斜路湖は日本最大のカルデラ湖で、火山地帯であることから、周囲には温泉が多数存在し、湖岸を掘ると湯が湧き出す人気の「砂湯」は観光名所となっています。
また、その近くにある川湯温泉は、道東を代表する温泉地のひとつで、あらゆる病気にも効果・効能がある”療養泉”として親しまれています。
阿寒湖は日本で数少ない”マリモ”が生息する湖として有名で、”マリモ”の生態を見学やクルージングが楽しめるほか、北海道最大級のアイヌの集落「阿寒湖アイヌコタン」で、個性的な民芸品店でのお買い物やアイヌ文化を体験できます。
宿泊は「阿寒湖温泉」が利用できます。
北海道の観光ガイドブック
北海道については旅行情報誌”るるぶ北海道’25” や”まっぷる 冬の北海道’24”でも詳しく紹介されています。さらに、温泉や宿に関する情報は、”まっぷる 温泉やど 北海道”に掲載されています。
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【北海道2泊3日観光モデルコース】まとめ
今回は、北海道で2泊3日で行ける観光地・モデルコースについて解説してきました。
北海道観光では札幌～小樽が2泊3日で気軽に楽しめる定番ルートで、2回目以降の訪問なら行動範囲を広げて富良野やニセコ、道東地方などを巡ってみることをお勧めします。（冬季は通行止めに注意）
今回は以上です。北海道観光の参考にしてみてください。
