300円を中心とした雑貨ブランドとして人気のスリーコインズ。パルが展開し、トレンド性の高いアイテムと手頃な価格帯で、特に若年層や女性客から支持を集めています。
雑貨チェーンの中でも「ファッション寄り」のポジションにあり、出店場所もショッピングモールや駅ビルが中心です。そのため、店舗分布はかなり都市寄りの傾向を持っています。
本記事では、2026年時点のデータをもとに、スリーコインズの都道府県別店舗数を整理し、その出店戦略の特徴を詳しく解説していきます。
スリーコインズ 都道府県別店舗数一覧
■ 北海道・東北エリア
| 都道府県 | 店舗数 | 都道府県 | 店舗数 |
| 北海道 | 12 | 秋田県 | 2 |
| 青森県 | 2 | 山形県 | 2 |
| 岩手県 | 2 | 福島県 | 1 |
| 宮城県 | 8 |
■ 関東エリア
| 都道府県 | 店舗数 | 都道府県 | 店舗数 |
| 茨城県 | 6 | 千葉県 | 27 |
| 栃木県 | 5 | 東京都 | 52 |
| 群馬県 | 5 | 神奈川県 | 37 |
| 埼玉県 | 29 |
■ 中部エリア
| 都道府県 | 店舗数 | 都道府県 | 店舗数 |
| 新潟県 | 2 | 山梨県 | 1 |
| 富山県 | 3 | 長野県 | 3 |
| 石川県 | 4 | 岐阜県 | 6 |
| 福井県 | 1 | 静岡県 | 7 |
| 愛知県 | 22 |
■ 関西エリア
| 都道府県 | 店舗数 | 都道府県 | 店舗数 |
| 三重県 | 4 | 兵庫県 | 20 |
| 滋賀県 | 2 | 奈良県 | 4 |
| 京都府 | 9 | 和歌山県 | 2 |
| 大阪府 | 38 |
■ 中国・四国エリア
| 都道府県 | 店舗数 | 都道府県 | 店舗数 |
| 鳥取県 | 2 | 徳島県 | 1 |
| 島根県 | 1 | 香川県 | 3 |
| 岡山県 | 2 | 愛媛県 | 2 |
| 広島県 | 11 | 高知県 | 1 |
| 山口県 | 3 |
■ 九州・沖縄エリア
| 都道府県 | 店舗数 | 都道府県 | 店舗数 |
| 福岡県 | 15 | 大分県 | 4 |
| 佐賀県 | 2 | 宮崎県 | 2 |
| 長崎県 | 4 | 鹿児島県 | 3 |
| 熊本県 | 4 | 沖縄県 | 4 |
都市部に集中する理由|“商業施設依存型モデル”
スリーコインズは東京都52店舗、大阪府38店舗、神奈川県37店舗と、都市部に明確に集中しています。
これは出店の多くが駅ビルやショッピングモール内であり、人通りの多さとトレンド感の強いエリアが重要になるためです。雑貨の中でも「衝動買い」に近い消費が多く、来店頻度を高めるためには人流の多い立地が不可欠です。
地方展開の特徴|“モール単位での点在”
地方にも出店はありますが、県全体に広がるというよりは、主要な商業施設に限定される傾向があります。
例えば広島県11店舗や福岡県15店舗のように一定数ある地域でも、その多くは大型モールや駅ビルに集中しています。一方で、人口規模が小さい県では1〜2店舗にとどまるケースも多く、「どこにでもある店」ではないのが特徴です。
出店戦略の本質|“トレンド消費を取りに行く”
スリーコインズは日用品ではなく、トレンド雑貨を扱うブランドです。
そのため、日常的に必ず利用される店舗ではなく、「つい立ち寄る」「見て楽しむ」要素が強くなります。この性質から、生活圏よりも商業施設の集客力に依存した出店が基本となっています。
他業態との違い|“均等展開しない雑貨チェーン”
同じ低価格帯でも、100円ショップのように全国へ均等に展開するモデルとは大きく異なります。
スリーコインズはあえて出店を絞り込み、ブランドイメージや売場体験を重視しています。その結果、店舗数はやや少なく見えるものの、1店舗あたりの集客力は高く維持されています。
まとめ|スリーコインズは“都市特化型トレンド雑貨チェーン”
スリーコインズの都道府県別店舗数を見ると、都市部と大型商業施設に集中した出店構造がはっきりと分かります。
全国均等に広げるのではなく、「売れる場所にだけ出す」戦略を徹底しているのが特徴です。
今後も地方への急拡大よりは、都市部や有力商業施設への出店強化を軸に、効率重視の店舗展開が続いていくと考えられます。