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【天橋立観光モデルコース】半日で巡る10の観光スポット

近畿地方の観光地

京都府北部、日本海の宮津湾にある『天橋立』は、陸奥の『松島』・安芸の『宮島』とともに、日本三景の一つと称された名勝地です。

龍が天に昇っているような景色が見られる「股のぞき」が有名で、天橋立の松並木では徒歩や自転車での散策が楽しめます。

今回は、そんな天橋立を半日で巡る観光モデルコースと見どころ、天橋立で行くべき観光スポットについて解説していきます。

天橋立観光モデルコース【半日】

ではまず、天橋立を半日で巡る観光モデルコースを解説していきます。

天橋立観光モデルコースは以下の通りです。

✅天橋立観光モデルコース

天橋立観光モデルコースは、天橋立駅から出発し、まず「天橋立ビューランド」「智恩寺」を訪れ、その後、天橋立公園の松並木を通りながら対岸にある「天橋立傘松公園」「元伊勢籠神社」を巡っていきます。

時間があれば、「眞名井神社」「成相寺」にも訪れてみてください。

天橋立のビューポイント

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天橋立のビューポイントは、北から眺める「天橋立ビューランド」と、南から眺める「天橋立傘松公園」があり、どちらのスポットでも、天橋立の美しさや魅力を存分に楽しむことができます。

また、天橋立松並木の移動方法としては、往路ではレンタサイクルを利用し、帰りは天橋立観光船を利用するのが人気です。※レンタサイクルは観光船乗り場で借りることができます。
レンタサイクル&観光船チケット

天橋立観光においては、京都駅発の「伊根の舟屋・伊根湾めぐり遊覧船」を含めた観光ツアーも提供されています。1日観光には非常に便利なので、ぜひチェックしてみてください。
京都駅発 天橋立を巡る日帰りバスツアー<リフト券・遊覧船付>

天橋立の観光の見どころ

天橋立の主要観光スポットは以下の通りです。

✅天橋立の主要観光スポット

  • 天橋立ビューランド
  • 天橋立 智恩寺
  • 智恵の輪 灯籠
  • 廻旋橋
  • 天橋立の松並木
  • 天橋立神社・磯清水
  • 元伊勢 籠神社
  • 眞名井神社
  • 天橋立傘松公園
  • 成相寺

天橋立の観光の見どころは、天橋立を眺める「天橋立ビューランド」「天橋立傘松公園」のほか、日本三文殊のひとつ「智恩寺」や、天橋立の松並木の散策などがあります。

また、丹後で最も格の高い古社「元伊勢 籠神社」とその奥宮にあたる「真名井神社」は、パワースポットとして注目され、「成相寺」は願い事が必ずかなう(成り相う)お寺として知られています。

さらに、天橋立には駅前で温泉が湧出しており、日帰り温泉や、温泉ホテルに宿泊して1泊2日での旅行も楽しめます。人気の宿泊施設について以下リンクをチェックしてみてください。

そのほか、天橋立近郊の観光モデルコースは以下の記事で解説しているので合わせてご覧ください。

天橋立観光|行き方・交通アクセス

天橋立までは京都駅から特急列車「はしだて」が運行しています。所要時間は約2時間10分。運賃は4,010円(自由席)です。

普通列車で行くなら、福知山駅か、綾部駅、西舞鶴駅で乗り換えが必要で、所要時間はおよそ3時間。西舞鶴駅・福知山駅からは観光列車も運行しています。

車なら京都から2時間ほどで行くことができ、天橋立周辺にある宮津・舞鶴エリアのドライブも楽しめます。

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天橋立で必ず行きたい12の観光スポット

では、ここからは上記モデルコースで訪れたい天橋立の観光スポットをそれぞれ解説していきます。

天橋立ビューランド

「天橋立ビューランド」は、文珠山山上にあり、天橋立を南側から一望できる展望所です。

展望台からの眺めは、海と空の青さ、松林の緑、白砂のコントラストが美しい天橋立の絶景で、「股のぞき」をすると天橋立が”天に舞う龍”のように見えることから「飛龍観」と呼ばれています。

また、天橋立を眺めながら食事ができる展望レストランや、観覧車などのアトラクションが併設され、”3枚とも知恵の輪に通すと願いが叶う”と言われている「かわら投げ」や、龍をイメージして造られた長さ約250mの「飛龍観回廊」から360度のパノラマ風景を楽しめます。

天橋立ビューランド
所在地/京都府宮津市文珠437
TEL/0772-22-1000
営業時間/9:00~17:00(閉館、時期により異なる)
利用料金/大人(中学生以上)850円、子供(小学生)450円
交通アクセス/天橋立駅から徒歩で5分
公式ホームページ

天橋立 智恩寺

臨済宗妙心寺派の寺院「智恩寺」は、日本三文殊のひとつで通称”切戸(又は九世戸)の文殊堂”として知られている文殊菩薩の霊場です。

本尊の文殊菩薩は、「三人寄れば文殊の智恵」という言葉が有名な”智恵”を授かる菩薩様で、受験や試験の合格祈願に多くの参拝者が訪れます。

茶屋通りに面する山門は、禅宗様式・三間三戸二重門の丹後地方最大の山門です。黄金閣とも呼ばれる市の指定文化財で、楼上に釈迦如来を中央に両脇士・十六羅漢を安置しています。

天橋立 智恩寺
所在地/京都府宮津市字文珠466
TEL/0772-22-2553
時間/自由参拝
交通アクセス/天橋立駅より徒歩3分
公式ホームページ

智恵の輪 灯籠

「智恵の輪 灯籠」は、智恩寺の横に建てられた変わった形の灯籠で、灯籠の輪を3回くぐれば文殊様の智恵を授かるという言い伝えがあります。

江戸時代には、輪の中に明かりが灯され、闇を照らし文珠水道(天橋立水路)を行き来する船の標になっていたと言われています。また、天橋立の伝説に出てくる龍神を呼び寄せるため、明かりを灯していたとも言われています。

天橋立観光船

天橋立観光船は松並木で繋がる両岸の智恩寺横の「天橋立桟橋」と、傘松公園下の「一の宮駅桟橋」を片道12分で結ぶ観光船です。

30分~1時間ごとに運航しており、海上からの「天橋立」の景観とカモメのエサやりが楽しめます。

また、船乗り場には”乗り捨て可能”なレンタサイクルがあり、それぞれ片道ずつ組み合わせた「船&チャリ」チケットも販売されています。

天橋立観光船
所在地/京都府宮津市字文珠466
TEL/0772-22-2164
営業時間/天橋立出航 8時30分~17時
一の宮出航 8時15分~17時15分
※季節・曜日により時刻変更あり
定休日/無休
料金/片道:大人800円、小児400円
往復:大人1300円、小児650円
交通アクセス/天橋立駅から徒歩5分
公式ホームページ

廻旋橋

廻旋橋は、船が通るたびに90度旋回する橋で、天橋立と文殊堂のある陸地をつないでいます。

大正12年に手動でまわる廻旋橋ができましたが、橋の下を通る大型船舶が多くなり、昭和35年5月から電動式となりました。

多いときには日に50回ほど廻り、観光客の皆さんの目を楽しませると共に、絶好の撮影スポットとなっています。

廻旋橋(かいせんきょう)
所在地/京都府宮津市文珠
通行自由
橋が回る時間
大型船通行時(不定期)
観光船通行時(毎朝9時55分頃)
日曜日は11時~15時の間1時間に1回

天橋立の松並木

天橋立の松並木は、全長約3.6km、幅20~170mの砂嘴でできた砂浜です。大小8,000本もの黒松が生い茂っており、日本の名松百選にも選ばれています。

のんびりと歩いて1時間ほど、自転車なら20分ほどで通り抜けられます。

天橋立の松の中には、大正天皇お手植えの松や昭和天皇お手植えの松も植わっており、土地や様々な楽しい形状にちなんだ名前を持つ名松などもあります。

天橋立神社・磯清水

天橋立神社は、天橋立の中に古くからある神社で、龍の伝説が残るこの地で「八大龍王」が祀られています。

恋愛成就にご利益があるパワースポットの一つで、「天橋立神社」「元伊勢籠神社」「眞名井神社」の順に参拝(天橋立三社参り)をするとさらにご利益がアップすると伝えられています。

またすぐ横にある「磯清水」は、周りを海に囲まれているにもかかわらず塩分を一切含まない”真水”が湧いている不思議な井戸です。

日本名水100選の一つで、飲むことはできませんが参拝の際、手水として利用されています。

天橋立神社(橋立明神)
所在地/京都府宮津市文珠天橋立公園内
TEL/0772-22-8030(天橋立駅観光案内所)

元伊勢 籠神社

籠神社は伊勢神宮の元宮とされ、「伊勢神宮に奉られる天照大神、豊受大神がこの地から伊勢に移された」という故事から”元伊勢 籠神社”と呼ばれています。

奈良時代に丹後国の一宮となり、平安時代の「延喜式」には名神大社となりました。山陰道唯一の大社であり、最高の社格と由緒を誇っています。

社殿は、伊勢神宮と同じ唯一神明造りです。文化財も多く、本殿は弘化2年(1845年)の造替で京都府指定文化財建造物、宮司家の系図は国宝に指定されています。

本殿正面には伊勢神宮と籠神社にしか祀ることが許されていない五色の座玉(すえたま)が輝いており、境内には地下を流れる水の音を聞くことができる水琴屈があります。

元伊勢 籠神社
所在地/京都府宮津市字大垣 430
TEL/0772-27-0006
開門時間/午前7時30分~午後5時
公式ホームページ

眞名井神社(籠神社奥宮)

眞名井神社は、元伊勢籠神社の奥宮で、別名を久志濱宮(くしはまのみや)とも言います。「くし」とは霊妙なる不思議なパワーの源を意味し、現在はパワースポットとして注目を集めています。

社伝によれば、現在”伊勢神宮外宮”に祀られている「豊受大神」は、神代は「真名井原」の地(現在の奥宮真名井神社)に鎮座していました。

近くへ行くことはできませんが、神社の裏に約2500年前からそのままの形で祀られている古代の祭祀場「磐座(いわくら)」があり、豊受大神、天照大神、イザナギ・イザナミが祀られています。

また、境内には「天の眞名井の水」という御神水が滾々と湧き出ており、霊験あらたかな「眞名井の水」を汲みに、全国各地からたくさんの参拝客が訪れます。

眞名井神社
所在地/京都府宮津市大垣小字諸岡86
TEL/0772-27-0006
開門時間/自由参拝
公式ホームページ

天橋立傘松公園

天橋立傘松公園は標高120mの成相山中腹にある公園で、天橋立を北側から一望できる展望所です。ケーブルカーに乗って約4分、リフトで約6分で到着します。

「股のぞき」発祥の地として有名で、ここからの眺めは、天橋立が昇り龍のように見えることから「昇龍観」もしくは「斜め一文字」と呼ばれています。

公園には「天橋立パノラマハウス」があり、中には、レストランや軽食コーナー、売店などがあるほか、開運祈願にかわらを投げる「かわらけ投げ」やハート型の鍵に思いを込める「願いの鍵」などがあります。

傘松公園
所在地/京都府宮津市字大垣75
TEL/0772-27-0032
営業時間/8時~17時30分(4月~10月)
※季節によって時間変更あり
利用料金/ケーブルカー
大人往復800円(片道400円)
子供往復400円(片道200円)
公式ホームページ

成相寺

成相寺は、704(慶雲元)年に真応上人が開基した橋立真言宗の古刹です。西国霊場三十三所の第二十八番札所。元々は真言密教(山岳修験)の道場でした。

本尊は美人観音として知られる聖観世音菩薩で、「願い事が成りあう寺」として信仰を集めています。

天橋立を一望できる境内には江戸時代建立の本堂や、観音堂、鎌倉時代の形式で復元建築された五重塔などがあるほか、悲しい言い伝えの残る「撞かずの鐘」や、本堂内の左甚五郎の作とされる彫刻「真向の龍」などがあります。

成相寺までは、天橋立傘松公園より登山バスが運行しており、険しい山道を約7分かけて登ります。運賃は入山料込みで大人 1,120円、中・高校生 920円、小学生以下 360円です。

成相寺(なりあいじ)
所在地/京都府宮津市成相寺339
TEL/0772-27-0032
営業時間/8時~16時30分
入山料/大人500円、中学生以下無料
公式ホームページ

天橋立観光に便利な人気宿泊施設【天橋立温泉】

天橋立温泉は平成11年に新しく湧出した温泉です。泉質はナトリウム炭酸水素塩泉、湯に少しぬめりがあるのが特徴で「美人の湯」と呼ばれています。

天橋立温泉は日帰り温泉施設「智恵の湯」が利用できるほか、駅周辺にあるホテルで温泉を楽しめます。

天橋立ホテル

天橋立で人気があるのが、天橋立を眼下に望む本格的リゾートホテル「天橋立ホテルです。神話をイメージしたお風呂や、絶景露天風呂があり、食事は新鮮な海の幸を堪能できます。

ホテル北野屋

ホテル北野屋は、2022年11月にリニューアルOPENしました。全客室より日本三景・天橋立が望める抜群の立地「いい風呂、いい味、いい景色」の旅館です。

自慢の開放感溢れる庭園露天風呂と貸切露天風呂で美肌の湯泉を満喫できます。

文珠荘

文珠荘は、天橋立駅より徒歩約4分の好立地にあり、天の橋立をすべてのお部屋から望める純和風旅館です。

2023年4月には、大浴場を全面リニューアルしており、大浴場エリアや露天風呂エリアを拡大。サウナを設置し、美肌の湯とも呼ばれる「天橋立温泉」をゆっくりと楽しめます。

対橋楼

和の隠れ家「対橋楼は、天橋立の名物「回旋橋」が目の前の与謝野晶子ゆかりの宿です。お部屋からは天橋立運河や松並木を眺めるロケーションで、天橋立温泉や流木露天風呂でゆったりとくつろげます。

そのほかは以下リンクをチェックしてみてください。

天橋立の観光ガイドブック

天橋立観光をもっと深く楽しみたい方には、以下の観光ガイドブックが役立ちます。これらのガイドブックは、モデルコースには含まれていない隠れた名所や地元ならではの体験情報も豊富に掲載されています。

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【天橋立半日観光モデルコース】まとめ

今回は、天橋立半日観光モデルコースについて解説してきました。

天橋立観光では、天橋立温泉に宿泊して1泊2日での旅行もおすすめで、2日目は宮津・舞鶴エリアの観光が楽しめます。

そのほか、天橋立のある京都の観光モデルコースは以下の記事で解説しているので合わせてご覧ください。今回は以上です。天橋立観光の参考になれば幸いです。

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