全国規模でビジネスホテルを展開する東横INN。東横インが運営し、「駅前立地」と「均一価格」を軸に、出張需要を中心とした安定した宿泊ニーズを取り込んでいます。
アパホテルのような都市集中型とは異なり、東横INNは“全国に広く配置する”戦略を取っている点が大きな特徴です。地方都市や中規模都市にも積極的に出店しており、「どこに行ってもあるビジネスホテル」としての地位を確立しています。
本記事では、2026年時点のデータをもとに、東横INNの都道府県別の施設数ランキングを紹介していきます。
東横INN 店舗数ランキング【2026年】
まずは、2026年時点における東横INNの施設数を都道府県別に多い順でまとめました。
| 順位 | 都道府県 | 施設数 |
|---|---|---|
| 1 | 東京都 | 50 |
| 2 | 大阪府 | 33 |
| 3 | 神奈川県 | 28 |
| 4 | 埼玉県 | 18 |
| 5 | 愛知県 | 16 |
| 6 | 北海道 | 15 |
| 7 | 千葉県 | 14 |
| 8 | 静岡県 | 13 |
| 9 | 福岡県 | 11 |
| 10 | 兵庫県・広島県 | 各10 |
| 12 | 栃木県 | 8 |
| 13 | 福島県 | 7 |
| 14 | 茨城県・群馬県・長野県・熊本県 | 各6 |
| 18 | 京都府・岩手県・山口県・鹿児島県・沖縄県 | 各5 |
| 23 | 青森県・宮城県・新潟県・山梨県 三重県・滋賀県・岡山県・長崎県 | 各4 |
| 31 | 富山県・鳥取県・島根県・香川県 | 各3 |
| 35 | 山形県・石川県・福井県・徳島県 愛媛県・大分県・宮崎県 | 各2 |
| 42 | 秋田県・岐阜県・和歌山県・高知県・佐賀県 | 各1 |
東横INNは全国に300施設以上を展開する国内最大級のビジネスホテルチェーンです。アパホテルのように一部都市へ集中するというより、全国の主要駅や空港周辺へ幅広く展開している点が大きな特徴です。
東京都が全国1位|駅前立地を重視した出店戦略
東京都は50施設と全国最多です。
東横INNは「駅から徒歩圏内」という立地を重視しており、新宿・品川・東京・上野・池袋・浅草・蒲田など、主要ターミナル駅ごとに複数のホテルを展開しています。
観光需要だけでなく、平日はビジネス利用、休日はレジャー利用と、幅広い宿泊ニーズを取り込めることから、東京都では最も多くの施設を運営しています。
また、羽田空港や成田空港へのアクセス拠点にも積極的に出店しており、国内外の利用者を支える重要なエリアとなっています。
大阪・神奈川・埼玉が多い理由|大都市圏を支える宿泊ネットワーク
東京都に続く大阪府、神奈川県、埼玉県、愛知県はいずれも人口が多く、ビジネス需要の高い地域です。
東横INNは新幹線駅や主要ターミナル駅の近くへ出店するケースが多く、
出張利用や観光利用の両方を取り込める立地を重視しています。
例えば大阪府では新大阪・梅田・なんば・本町・天王寺など主要エリアを幅広くカバーし、
神奈川県では横浜・川崎・新横浜を中心に展開しています。
一つの駅周辺へ密集させるというよりも、
都市圏全体をネットワークとしてカバーする出店が東横INNの特徴です。
地方にも広く展開する理由|全国をカバーする出張需要
ランキングを見ると、北海道15施設、静岡県13施設、熊本県6施設、山口県5施設など、地方でも一定数の施設を展開しています。
これは東横INNが全国を移動するビジネスパーソンを主要な顧客としているためです。
新幹線停車駅や県庁所在地、地方空港の周辺など、出張需要が見込める都市を中心に出店し、全国どこへ行っても同じサービスを受けられる安心感を提供しています。
そのため、大都市だけでなく地方都市にもバランスよく施設が配置されている点が、東横INNならではの強みと言えるでしょう。
アパホテル・ルートインとの違い|全国分散型ネットワーク
同じビジネスホテルチェーンでも、出店戦略には大きな違いがあります。
アパホテルは東京都や大阪府など需要の高い都市へ集中的に出店する「都市集中型」のモデルです。
一方、ルートインホテルズは地方都市や幹線道路沿いにも積極的に展開し、
自動車利用者も意識したネットワークを構築しています。
東横INNはその中間に位置し、全国の主要駅や交通拠点を幅広くカバーする戦略を採っています。
都市部に偏りすぎることなく、地方にも一定数の施設を配置することで、全国どこでも利用しやすいホテルチェーンとして成長してきました。
まとめ|東横INN店舗数ランキングから見える特徴
東横INNの店舗数ランキングを見ると、東京都・大阪府・神奈川県といった大都市圏に多くの施設を展開しながらも、北海道や静岡県、熊本県など地方にも幅広く出店していることが分かります。
これは、特定の都市へ集中的に投資するのではなく、全国の主要駅や交通拠点を結ぶ宿泊ネットワークを構築するという戦略によるものです。
また、出張や観光など幅広い宿泊需要に対応するため、県庁所在地や新幹線駅周辺を中心にバランスよく施設を配置している点も特徴です。
このように東横INNは、都市部だけでなく地方都市まで含めた「全国分散型」の出店モデルを採用しており、利用者がどの地域へ移動しても同じ品質のサービスを受けやすいホテルチェーンとなっています。す。

















