都市部を中心に急拡大しているビジネスホテルチェーン、リブマックスホテルズ。リブ・マックスが展開し、「低価格」「都市型立地」「スピード出店」を軸に独自のポジションを築いています。
一般的なビジネスホテルとは異なり、既存建物の活用や柔軟な開発手法を取り入れることで、短期間での出店を可能にしているのが特徴です。その結果、特に都市部での存在感が急速に高まっています。
本記事では、2026年時点のデータをもとに、リブマックスホテルズの都道府県別施設数を整理し、その分布から見える戦略を詳しく解説していきます。
リブマックスホテルズ 都道府県別施設数一覧
■ 北海道・東北エリア
| 都道府県 | 施設数 | 都道府県 | 施設数 |
| 北海道 | 8 | 秋田県 | 0 |
| 青森県 | 2 | 山形県 | 1 |
| 岩手県 | 0 | 福島県 | 2 |
| 宮城県 | 4 |
■ 関東エリア
| 都道府県 | 施設数 | 都道府県 | 施設数 |
| 茨城県 | 0 | 千葉県 | 5 |
| 栃木県 | 7 | 東京都 | 45 |
| 群馬県 | 3 | 神奈川県 | 14 |
| 埼玉県 | 1 |
■ 中部エリア
| 都道府県 | 施設数 | 都道府県 | 施設数 |
| 新潟県 | 3 | 山梨県 | 2 |
| 富山県 | 1 | 長野県 | 1 |
| 石川県 | 3 | 岐阜県 | 3 |
| 福井県 | 0 | 静岡県 | 14 |
| 愛知県 | 11 |
■ 関西エリア
| 都道府県 | 施設数 | 都道府県 | 施設数 |
| 三重県 | 1 | 兵庫県 | 9 |
| 滋賀県 | 0 | 奈良県 | 1 |
| 京都府 | 9 | 和歌山県 | 1 |
| 大阪府 | 16 |
■ 中国・四国エリア
| 都道府県 | 施設数 | 都道府県 | 施設数 |
| 鳥取県 | 0 | 徳島県 | 0 |
| 島根県 | 0 | 香川県 | 2 |
| 岡山県 | 4 | 愛媛県 | 2 |
| 広島県 | 8 | 高知県 | 0 |
| 山口県 | 0 |
■ 九州・沖縄エリア
| 都道府県 | 施設数 | 都道府県 | 施設数 |
| 福岡県 | 6 | 大分県 | 0 |
| 佐賀県 | 0 | 宮崎県 | 0 |
| 長崎県 | 1 | 鹿児島県 | 3 |
| 熊本県 | 0 | 沖縄県 | 5 |
東京都に集中する理由|“都市型スピード出店モデル”
リブマックスホテルズは東京都45施設と、首都圏に強く集中しています。
この背景にあるのは、空きビルや既存物件を活用したスピード出店モデルです。新築にこだわらず、既存建物をホテルへ転用することで、都市部でも短期間での展開を可能にしています。
そのため、地価が高く競争が激しい都市でも出店しやすく、結果として都市集中型の分布になっています。
都市部で強い理由|“低価格×柔軟立地”
リブマックスの特徴は、立地の自由度が高い点にあります。
駅前一等地だけでなく、少し外れたエリアやビジネス街の裏側など、通常のホテルチェーンが出店しにくい場所にも進出しています。これにより、比較的低コストでの運営が可能となり、価格競争力を維持しています。
都市部ではこの柔軟性が強みとなり、他チェーンとの差別化につながっています。
地方が少ない理由|“需要密度と物件条件”
地方では出店が限定的で、未出店の県も多く見られます。
これはリブマックスのモデルが「一定以上の宿泊需要」と「転用可能な物件」の両方を必要とするためです。都市部ではこの条件が揃いやすい一方、地方では成立しにくく、結果として出店が絞られています。
出店戦略の本質|“物件依存型の拡大”
リブマックスホテルズの出店は、需要だけでなく「物件ありき」で決まる側面が強いのが特徴です。
好立地の空きビルや既存施設を活用できるかどうかが重要であり、これが出店エリアの偏りにつながっています。逆に言えば、条件さえ合えば短期間で一気に出店できる柔軟性を持っています。
まとめ|リブマックスは“都市特化・スピード出店モデル”
リブマックスホテルズの都道府県別施設数を見ると、東京都を中心とした都市集中型の構造が明確です。
柔軟な物件活用によるスピード出店が強みであり、地方よりも都市部での拡大に適したモデルとなっています。
今後も都市部での出店が続く一方、条件が整った地方都市へ選択的に進出していく可能性が高いでしょう。