水戸市は、江戸時代より茨城県の行政、経済、文化の中心地として発展してきた町です。徳川家が代々水戸藩主を務め、水戸藩2代藩主「徳川光圀」は時代劇「水戸黄門」でも知られています。
市内には、水戸徳川家ゆかりの地が点在しており、日本遺産に認定された日本三名園の一つ偕楽園や弘道館など歴史文化遺産が数多く残されています。
今回は、そんな水戸を日帰り&車なしで巡る観光モデルコースと見どころ、水戸で行くべき観光スポットについて解説していきます。
水戸の主要観光スポット
水戸の主要観光スポットは以下の通りです。
✅水戸の主要観光スポット
・水戸東照宮
・水戸城跡
・弘道館
・千波湖・千波公園
・偕楽園
✅水戸近郊の観光スポット
・大洗磯前神社
・アクアワールド茨城県大洗水族館
・那珂湊おさかな市場
・国営ひたち海浜公園
水戸の主要観光スポットは、日本最大規模の藩校「弘道館」と日本三名園のひとつに数えられる「偕楽園」、水戸城跡にある”空堀”や”薬医門”などです。
水戸近郊にはパワースポットととして人気の「大洗磯前神社」や、日本でもトップクラスの規模を誇る「大洗水族館」、お寿司に生牡蠣、海鮮丼など新鮮な海の幸を堪能できる「那珂湊おさかな市場」などがあります。
水戸観光モデルコース【日帰り&車なし】
続いて、水戸を日帰り&車なしで巡る観光モデルコースを解説していきます。
水戸観光モデルコースは以下の通りです。
✅水戸観光モデルコース【日帰り&車なし】
水戸の観光モデルコースは水戸駅から出発して、旧水戸城 薬医門、水戸城大手門、弘道館などの水戸城関連施設を見学。そのあと、千波湖へ移動して「千波公園」の散策や、”日本三名園”のひとつ「偕楽園」を観光していきます。
✅大洗・ひたちなか観光モデルコース
さらに、時間があれば水戸から車で30分に位置する「大洗・ひたちなか」方面の観光スポットも巡ってみましょう。ランチは「那珂湊おさかな市場」がおすすめです。
なお、大洗・ひたちなかは電車やバスでも移動できますが、短時間で観光するなら車がある方が便利です。
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また、水戸駅周辺にはリーズナブルなシティホテルがあるので1泊2日での旅行も人気です。なかでも、「ダイワロイネットホテル水戸」はJR水戸駅南口直結で徒歩約1分。ビジネス・観光の拠点に最適です。
水戸駅直結で徒歩1分、180台収容の駐車場も完備している「ホテルテラスザガーデン水戸」や、スタイリッシュな内装の地域密着型ホテル「ホテル・ザ・ウエストヒルズ水戸」も評価が高いです。
そのほかは以下リンクをチェックしてみてください。
なお、水戸のある茨城県の観光モデルコースは以下の記事で解説しています。
水戸で必ず行きたい5つの観光スポット
では、ここからは上記モデルコースで行ける水戸の観光スポットをそれぞれ解説していきます。
水戸城跡
水戸城は、かつての徳川御三家の一つ水戸徳川家の居城で、日本最大級の土造りの城です。大規模な土塁とともに、城のまわりに堀をめぐらし、堅固な防衛線を築いていました。
現在では、土塁や堀、三の丸に作られた藩校弘道館や薬医門などが残り、二の丸跡には「柵町坂下門」、「杉山門」が復興され、2020年2月4日に水戸城大手門が復元されています。
「薬医門」は、水戸第一高等学校の敷地内にありますが、史跡見学の目的に限り、敷地内に立ち入ることができます。
水戸城跡
所在地/水戸市三の丸2-9-22
TEL/029-224-1111(水戸市役所)
料金/無料
交通アクセス/JR水戸駅より徒歩約10分
▶公式ホームページ
弘道館
弘道館は、水戸藩の第9代藩主徳川斉昭公が、より実践的で有為な人材の育成を願って水戸城三の丸に創設された水戸藩の藩校です。
学問と武芸の両方が重視され、学問では儒学・礼儀・歴史・天文・数学・地図・和歌・音楽など、武芸では剣術・槍術・柔術・兵学・鉄砲・馬術・水泳など多彩な科目が教えられていました。
また医者を養成する医学館では、医学の教授のほか、種痘や製薬なども実施されていました。明治5年(1872年)に弘道館は閉鎖。現在は国の重要文化財に指定され、平成27年度(2015年)には日本遺産に認定されました。
弘道館
所在地/水戸市三の丸1-6-29
TEL/029-231-4725
開館時間/
2月20日~9月30日:9:00~17:00
10月1日~2月19日:9:00~16:30
休館日/年末(12月29日~12月31日)
入館料/大人400円、小中学生200円、70歳以上200円
交通アクセス/水戸駅から徒歩で7分
▶公式ホームページ
水戸東照宮
水戸東照宮は、水戸藩初代藩主徳川頼房公が、父の家康を祀るために景勝地の霊松山に創建した神社です。
戦前、社殿は国宝に指定されていましたが、昭和20年(1945年)の戦災で焼失し、昭和37年に現在の社殿が造営されました。現在は徳川頼房公も祀られています。
境内には頼房公が奉納した銅灯籠、徳川光圀公(水戸黄門)が造らせた常葉山時鐘、徳川斉昭公の考案による、安神車(戦車)などが現存しています。
水戸東照宮
所在地/茨城県水戸市宮町2-5-13
TEL/029-221-3784
交通アクセス/JR水戸駅より徒歩5分
▶公式ホームページ
千波湖・千波公園
千波湖は、1周約3kmのひょうたん型の湖で、外周の園路では多くの市民たちがウォーキングやジョギングを楽しんでいます。
貸しボートやレンタサイクルも有料で利用でき、休日ともなれば児童広場や、少年の森でのフィールドアスレチックに訪れる利用者で賑わいます。
また、公園内に併設されている「好文cafe」では、千波湖を眺めながら、ゆったりと食事やコーヒーを楽しめます。近くには「徳川光圀公像」や「徳川斉昭公・七郎麻呂(慶喜公)像」もあります。
偕楽園
偕楽園は天保13年(1842年)7月、水戸藩第9代藩主徳川斉昭公により、領内の衆ととも(偕)に楽しむため造園された日本庭園です。金沢の兼六園、岡山の後楽園と並ぶ日本三名園のひとつ。
創設当初から残存している「表門」から入ると孟宗竹林が広がり、そこを下っていくと弛まなく水が湧き出る吐玉泉、そして徳川斉昭公が自ら設計を手がけた好文亭(有料)を見学できます。
梅の名所としても有名で、約100品種3,000本の梅が植えられており、毎年2月下旬から3月中旬にかけて「梅まつり」が開催されています。
偕楽園
所在地/茨城県水戸市常磐町1
TEL/029-244-5454
開園時間/
2月中旬~9月30日 / 6:00~19:00
10月1日~2月中旬 / 7:00~18:00
※偕楽園本園を除く区域は常時開放
入園料/一般大人300円、小人150円
▶公式ホームページ
水戸近郊の4つの観光スポット
大洗磯前神社
「大洗磯前神社」は、856年に建立された由緒正しい神社です。戦国時代に社殿は兵火にて全焼しましたが、水戸藩二代藩主水戸光圀公、三代綱條公により再建されました。
県指定文化財の本殿・拝殿をはじめ関東有数の大鳥居がよく知られており、古くから家内安全・海上交通の守り神として信仰を集めています。
また、岩礁に立つ「神磯の鳥居」が荘厳な雰囲気を醸し、絶景パワースポットととしても注目されています。
大洗磯前神社
所在地/東茨城郡大洗町磯浜町6890
TEL/029-267-2637
アクアワールド茨城県大洗水族館
アクアワールド茨城県大洗水族館は、約580種・68,000点の海の生物を展示・飼育している国内最大級の水族館です。
日本一のサメの飼育数を誇り、展示種数約50種は世界有数。日本一の大きさの専用水槽でのんびり泳ぐマンボウも見どころです。
人気は毎日開催される「イルカ・アシカオーシャンライブ」。バックに大洗の海を望めるホールで、ユーモラスなアシカやダイナミックなイルカの演技が見られます。
その他、水族館探検ツアーやお魚のお食事タイムなどもあり、半日から1日滞在して楽しめます。
アクアワールド茨城県大洗水族館
所在地/東茨城郡大洗町磯浜町8252-3
TEL/029-267-5151
開館時間/9~17時(最終入館は閉館の1時間前)
入館料/大人2,300円、小・中学生1,100円、3歳以上400円
▶公式ホームページ
また大洗エリアでの宿泊は、太平洋一望の海辺のリゾート旅館「大洗ホテル(9,900円〜)」が人気があります。
海の幸バイキングが好評の宿で、楽天トラベル日本の宿アワードを2年連続受賞するなど評価も高いです。
海と松林に囲まれた温泉リゾート「大洗パークホテル(3,300円〜)」や、海一望の天然温泉露天風呂が自慢で、4年連続で楽天アワードと日本の宿アワードをW受賞している「ホテルニュー白亜紀(4,730円〜)」も人気があります。
そのほかは以下リンクをチェックしてみてください。
那珂湊おさかな市場
茨城県最大の漁港、那珂湊漁港の一角にある『那珂湊おさかな市場』は、毎年およそ100万人が訪れる茨城の人気観光地です。
その日の朝に水揚げされた新鮮な魚介類をリーズナブルな価格で販売する専門店が立ち並び、旬の海鮮料理や、大きく新鮮なネタが自慢の回転すしなど、港町ならではのお食事処も多数軒を連ねています。
那珂湊おさかな市場
所在地/ひたちなか市湊本町19-8
TEL/029-212-8900
▶公式ホームページ
国営ひたち海浜公園
国営ひたち海浜公園は、開園面積約215haの広大な国営公園です。春のスイセンにはじまり、チューリップ・ネモフィラ・コキア(ほうき草)・コスモスなど、四季折々の草花が楽しめます。
さらに、25種類以上のアトラクションが揃う遊園地プレジャーガーデンや海抜100mからの眺望を楽しめる大観覧車があるほか、BMXコースや林間アスレチック広場、バーベキュー広場などもあり見どころ満載。1日中遊べる公園として幅広い世代に人気があります。
国営ひたち海浜公園
所在地/ひたちなか市馬渡字大沼605-4
TEL/029-265-9001
営業時間/9時30分~17時※季節により異なる
定休日/火曜(祝日の場合は翌平日)
料金/大人(高校生以上)450円、中学生以下無料、65歳以上210円
プレジャーガーデン料金/のりもの券:100円分から販売
のりもの1日フリーパス:1名様 4,400円(3才以上同一料金)
▶公式ホームページ
水戸の観光ガイドブック
水戸観光をもっと深く楽しみたい方には、以下の観光ガイドブックが役立ちます。これらのガイドブックは、モデルコースには含まれていない隠れた名所や地元ならではの体験情報も豊富に掲載されています。
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水戸の観光で食べたい人気グルメ
茨城の水戸は納豆で有名ですが、そのほかにも魅力的な水戸グルメが楽しめます。
山翠
「山翠(さんすい)」は、茨城の冬の味覚であるあんこう料理や納豆料理、奥久慈しゃも料理など茨城の美味しい郷土料理を堪能できる創業65年の和食料理のお店です。
これまでテレビや雑誌などで度々紹介されたことのある有名なお店で、コース料理だけでなく定食メニューも提供しています。
山翠
所在地/茨城県水戸市泉町2-2-40
TEL/029-221-3617
営業時間/11:30~14:00(LO)14:30終了
17:00~20:00(LO)20:30閉店
定休日/火曜日
交通アクセス/JR常磐線水戸駅 徒歩15分
▶公式ホームページ
五鐵 夢境庵
茨城の郷土料理を提供する老舗料理店として創業36年を迎えた五鐵 夢境庵。新鮮なとらふぐ、奥久慈軍鶏を使用した親子丼が人気メニューで、そのほか、旬の懐石料理や厳選したうなぎ、ふぐ、すっぽんなどの様々な料理が充実しています。
コース料理を中心に、地産地消にこだわって仕入れる茨城が誇る最高級食材を使用してつくる料理を、地酒や焼酎など銘酒とともに堪能できます。
五鐵 夢境庵
所在地/〒310-0021 茨城県水戸市南町1-3-27 橋本ビル1F
TEL/029-225-6073
営業時間/11:00 ~ 14:00、17:00 ~ 22:00
定休日/日曜日
交通アクセス/JR常磐線水戸駅 徒歩10分
▶公式ホームページ
【水戸観光モデルコース】まとめ
今回は、水戸を日帰り&車なしで巡る観光モデルコースについて解説してきました。
このほか、水戸のある茨城県には、東国三社で知られる「鹿島神宮」や、日本最大級の長さを誇る「竜神大吊橋」、日本三名瀑のひとつ「袋田の滝」などがあり、1泊2日、もしくは2泊3日でのドライブ旅行も楽しめます。
観光モデルコースは以下の記事で解説しているので合わせてチェックしてみてください。
今回は以上です。水戸観光の参考になれば幸いです。