日光は、日光東照宮をはじめとした歴史的な建造物や、中禅寺湖・華厳の滝などの美しい自然がある人気の観光地です。
東京から車で2時間ほど距離にあるので気軽に日帰り観光が楽しめ、鬼怒川温泉などの有名温泉地で旅の疲れも癒せます。
今回は、そんな日光を日帰りで巡る観光モデルコースと見どころ、日光で行くべき観光スポットについて解説していきます。
日光の主要観光スポット
日光の主要観光スポットは以下の通りです。
✅日光の主要観光スポット
- 日光東照宮
- 日光二荒山神社
- いろは坂
- 明智平ロープウェイ
- 華厳の滝
- 戦場ヶ原
✅鬼怒川の観光スポット
- 日光江戸村
- 東武ワールドスクウェア
- 鬼怒川温泉
日光の主要観光スポットは、徳川家康を祀る「日光東照宮」や、日光山信仰の始まりとなった「日光二荒山神社」、48もの急カーブがある「いろは坂」、日本三大名瀑のひとつ「華厳の滝」、そして、日本の代表的な高層湿原「戦場ヶ原」があります。
これらは日帰りでも楽しめますが、さらに鬼怒川方面には、江戸時代を再現した「日光江戸村」や、ミニチュア世界を楽しめる「東武ワールドスクウェア」などの人気スポットも揃っています。
日光観光モデルコース【日帰り】
ではまず、日光を日帰りで巡る観光モデルコースを解説していきます。
日光観光モデルコースは以下の通りです。
✅日光観光モデルコース【日帰り】
日光の観光モデルコースは、日光駅から出発して「日光東照宮」と「日光二荒山神社」、「神橋」などを巡っていきます。日光駅から日光東照宮までは食べ歩きが楽しめるお店も多くあります。
そのあとは「いろは坂」を通って、「明智平」、「華厳の滝」へ移動し、中禅寺湖に立ち寄ります。時間があれば「戦場ヶ原」にも訪れてみてください。
✅日光観光モデルコース【鬼怒川】
日光観光では、鬼怒川温泉での宿泊が人気で、1泊2日での観光プランもおすすめです。日帰りでは見きれない観光地も多く、温泉でのんびりと疲れを癒やしながら、歴史や自然を満喫できる充実の旅を楽しみましょう。
移動は、日光の主要観光スポットを結ぶ「東武バス」が便利です。お得なフリーパスや、電車とバスがセットになったチケットも販売されています。
▶日光路線バス詳細情報
また、戦場ヶ原や鬼怒川温泉の名所も巡るなら車・レンタカーでの移動が便利です。レンタカーは日光駅か宇都宮駅でも借りられます。
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宿泊は「日光温泉」や「中禅寺湖温泉」があるほか、かつて日光詣の僧侶・大名のみが利用を許された「鬼怒川温泉」での宿泊が人気です。詳細は以下リンクをチェックしてみてください。
栃木のお土産については以下をチェックしてください。
日光近郊の観光スポット・モデルコースについては以下の記事で解説しています。
日光への行き方【車&電車】
日光まで電車で行く場合は、東京から東武日光線とJR日光線が利用できます。普通列車なら2時間45分ほど。特急列車なら2時間ほどです。
新幹線なら、宇都宮駅でJR日光線に乗り換えて約45分。宇都宮駅でレンタカーを借りることもできます。また、車で向かう場合は東京からおよそ2時間です。
新幹線や飛行機のチケットは、「ホテル・旅館」と組み合わせたダイナミックパッケージでお得に購入することができます。このようなサービスは、以下の旅行会社で取り扱われているので、ぜひチェックしてみてください。
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日光で必ず行きたい9つの観光名所
では、ここからは上記モデルコースで行ける日光の観光名所をそれぞれ解説していきます。
日光東照宮
日光東照宮は、徳川初代将軍である徳川家康公を御祭神とした神社です。三大東照宮の一つで、隣接する輪王寺、日光二荒山神社を含めた二社一寺は、「日光の社寺」としてユネスコ世界文化遺産に登録されています。
建物には徳川家の威厳を示すべく、豪華かつ繊細な細工が施されており、眠り猫や三猿などの彫刻や美しい天井絵を見ることができます。
また、日光東照宮の奥社(奥宮)には、徳川家康が埋葬されている御宝塔があります。昭和40年に公開されるまで350年もの間、非公開とされてきました。周りには縁起の良い鶴、亀が飾られています。
日光東照宮
所在地/日光市山内2301
TEL/0288-54-0560
営業時間/
4月~10月 9:00~17:00
11月~3月 9:00~16:00
※各期間とも受付は閉門30分前に終了
料金/大人・高校生1,600円、小・中学生450円
▶公式ホームページ
日光二荒山神社
1200年以上前、勝道上人が開いた日光山。二荒山神社は、日光山信仰の始まりとなった古社で、二荒山(現在の男体山)をご神体として祀っています。
主祭神は招福や縁結びの神様、大己貴命(おおなむちのみこと)。現在では縁結びのご利益でも人気の社です。
徳川二代将軍秀忠公が寄進した優美な八棟造りの本殿は、西暦1619年に造営した当時のままのただ一つの建造物として、重要文化財に指定。また、男体山の山頂に「奥宮」、中禅寺湖のほとりに「中宮祠」、山内に本社がそれぞれ鎮座しています。
日光二荒山神社
所在地/日光市山内2307
TEL/0288-54-0535
営業時間/
4月~10月 8:00~17:00
11月~3月 9:00~16:00
※各期間とも受付は閉門30分前に終了
▶公式ホームページ
神橋
「神橋」は、二荒山(男体山)をご神体としてまつる二荒山神社の建造物で、日光山内の入り口にかかる木造朱塗りの美しい橋です。
現在のような朱塗りの橋になったのは寛永13(1636)年の東照宮の大造替のとき。明治35(1902)年にそのときの橋は洪水で流されてしまいましたが、明治37(1904)年に再建され、日本三大奇橋の1つに数えられています。
神橋
所在地/日光市上鉢石町
TEL/0288-54-0535
▶公式ホームページ
日光金谷ホテル
「日光金谷ホテル(9,075円〜)」は、1873年(明治6年)に開業したホテルで、現存する日本最古のリゾートクラシックホテルとして、登録有形文化財に登録、および近代化産業遺産に認定されています。
東照宮の楽師をしていた金谷善一郎が、ヘボン式ローマ字綴りを考案したアメリカ人、J.C.ヘップバーン(ヘボン)博士の知遇を得て、自宅の一部を外国人の方の宿泊施設とした「金谷カッテージ・イン」を開業したのが始まりと伝えられています。
館内には古き時代の趣を残す、彫刻や調度品を随所で見られ、食事は100年以上受け継いできた伝統の味を楽しめます。
いろは坂
いろは坂は、日光市街と奥日光を結ぶ唯一の道路で、標高差が約440mもある急坂です。上り20、下り28の合計48か所の急カーブがあり、カーブごとに「い」「ろ」「は」「に」…の看板が設置されています。
秋には日光で最も紅葉の美しいスポットとして知られ、絶景のドライブコースとなっており、大渋滞となるほどの人気があります。
明智平ロープウェイ
明智平ロープウェイは、明智平駅と日光で一番の絶景スポットといわれる明智平展望台を結ぶロープウェイです。
紅葉で有名な第2いろは坂を上ったところにあり、展望台までのおよそ300mを3分ほどで運行しています。展望台駅からは華厳滝や中禅寺湖、男体山などを望むことができます。
明智平ロープウェイ
所在地/日光市細尾深沢
TEL/0288-55-0331
営業時間/9:00~15:30
料金/大人:片道600円、往復1,000円
子供:片道300円、往復500円
▶公式ホームページ
華厳の滝
中華厳滝は禅寺湖の水が、高さ97mの岸壁を一気に落下する壮大な滝で、自然が作り出す雄大さと華麗な造形美の両方を楽しむことができます。
100m下にある観爆台までは、エレベーターでつながっていて、滝つぼからの迫力のある華厳の滝が見られます。
華厳の滝
所在地/日光市中宮祠
TEL/0288-55-0030
営業時間/
3月~4月 9:00~17:00
5月~11月 8:00~17:00
12月~2月 9:00~16:30
料金/エレベーター往復大人570円、小学生340円
▶公式ホームページ
戦場ヶ原
奥日光の標高約1,400mの地点に広がる戦場ヶ原は、日本の代表的な高層湿原です。かつて湖であったものが湿原化したもので、400haもの広大な面積を誇ります。
2時間ほどで楽しめる自然研究路やハイキングコースが整備され、約350種の様々な高山植物・自生植物、鹿や野鳥といった野生動物が見られるほか、各所にある展望スポットから壮大な自然を体感することができます。
戦場ヶ原
所在地/日光市中宮祠
TEL/0288-22-1525
▶公式サイト
中禅寺湖
奥日光の入り口に位置する中禅寺湖は、周囲約25km、最大水深163mの湖です。およそ2万年前に男体山の噴火による溶岩で渓谷がせき止められ、原形ができたといわれています。
四季折々に美しい姿を見せることから、明治から昭和初期にかけては外国人の避暑地として賑わいました。その美しい光景は、現代にも受け継がれています。
湖畔からは季節によって様々な表情を楽しめ、遊覧船に乗って水上からの景色を楽しむのも人気があります。
また、中禅寺湖での宿泊は「ホテル花庵(18,000円〜)」が人気があります。日光中禅寺湖の入り口、朱の鳥居の目前に位置する温泉旅館で、全客室から中禅寺湖の景色が楽しめます。
楽天トラベルゴールドアワード2018を受賞するなど評価も高いホテルです。
大自然に抱かれた大人の隠れ家「奥日光ホテル四季彩(6,600円~)」や、2021年3月にリニューアルオープンした「ゆとりろ日光(4,400円~)」、星野リゾートが運営する「界 日光」も人気があります。
そのほかは以下リンクをチェックしてみてください。
日光周辺の2つの観光スポット【鬼怒川】
日光江戸村
江戸ワンダーランド日光江戸村は、江戸時代の文化や生活を集大成したテーマパークです。園内は江戸時代中期の町並みが再現され、当時の日本の文化や人々の暮らし、雰囲気を知ることができます。
花魁の劇や花魁道中、忍者活劇などのショーは見応えがあり、弓矢や手裏剣のアクティビティなども充実しています。
日光江戸村
所在地/日光市柄倉470-2
TEL/0288-77-1777
営業時間/
夏期(3月20日~11月30日)9:00~17:00
冬期(12月1日~3月19日) 9:30~16:00
定休日/毎週水曜日(祝日等は営業)
料金/大人(中学生以上)5,800円、小人(小学生)3,000円
未就学児無料、シルバー料金(65歳以上)4,700円
▶公式ホームページ
東武ワールドスクウェア
東武ワールドスクウェアは、世界各国の遺跡や建築物を再現した日本のミニチュアパークです。世界21の国と地域から100点以上の遺跡や建築物を25分の1規模で、約14万体の人形と共に再現しています。
大きく6つのゾーンに分けられた園内にはピラミッド、パルテノン神殿、金閣寺などの47の世界遺産登録物件の他、世界の有名建築物が展示されています。
東武ワールドスクウェア
所在地/日光市鬼怒川温泉大原209-1
TEL/0288-77-1055
営業時間/9時~17時
(12月1日~3月19日は9時30分~16時)
※入園は閉園時間の1時間前まで
料金/当日券:大人2,800円
小人(4歳~小学生)1,400円
▶公式ホームページ
日光で人気のホテル・旅館【鬼怒川温泉】
日光の観光を満喫するためには、快適な宿泊が欠かせません。ここでは、モデルコースに最適な立地の宿泊施設をいくつかご紹介します。
鬼怒川温泉は、江戸時代には日光詣での諸大名や僧侶たちの温泉宿場として人気を集めた温泉地で、箱根や熱海と並び「東京の奥座敷」と呼ばれています。
明治以降に一般開放されてからは、鬼怒川渓谷沿いには旅館やホテルが建ち並ぶ関東有数の大型温泉地として発展しました。
人気があるのが、以下の4つのホテル。口コミ評価が高く、鬼怒川温泉での観光利用に最適です。
あさやホテル
あさやホテルは、創業130年、鬼怒川でもっとも歴史ある老舗宿です。自家源泉の空中庭園露天風呂や、露天風呂付き客室、和洋中100種以上のバイキングを楽しめます。
楽天トラベルシルバーアワード2021や、じゃらんアワード2019【売れた宿・泊まって良かった宿大賞】を受賞するなど評価も高く、鬼怒川エリアで一番人気のホテルです。
最安料金は17,600円(税込)から。
ホテルサンシャイン鬼怒川
ホテルサンシャイン鬼怒川は、鬼怒川の名スポット“鬼怒楯岩大吊橋”を眼下に収める温泉宿です。
お部屋からの眺望はまさに絶景。渓谷を背景に、鬼怒川を見下ろす大露天風呂からは四季折々の景観を満喫できます。
かに・刺身が食べ放題の約80種バイキングも魅力で、カラオケや卓球などの様々なエンターテイメント施設も併設しています。最安料金は5,500円(税込)からです。
鬼怒川温泉ホテル
鬼怒川温泉ホテルは鬼怒川の渓谷を望み、豊かな景観の中に佇むモダンな温泉ホテルです。
じゃらん夕食口コミ高評価・泊まってよかった宿大賞を受賞しており、食べ放題バイキングや部屋食での会席料理が人気があります。
お風呂は木造り大浴場・石造り大浴場など2つの大浴場・貸切風呂で十色の湯めぐりが楽しめます。最安料金は12,650円(税込)からです。
ホテル鬼怒川御苑
「ホテル鬼怒川御苑」は、鬼怒川を眼下に臨む、品格高い佇まいの展望露天風呂付き温泉宿です。
鬼怒川温泉駅から徒歩10分。旬の食材、季節を感じる夕食バイキングと、鬼怒川渓谷に面した温泉で寛ぎのひとときが過ごせます。最安料金は6,630円(税込)からです。
そのほか、星野リゾート運営の「界 鬼怒川」と、北部の川治温泉にある「界 川治」もあります。
日光の観光ガイドブック
日光観光をもっと深く楽しみたい方には、以下の観光ガイドブックが役立ちます。これらのガイドブックは、モデルコースには含まれていない隠れた名所や地元ならではの体験情報も豊富に掲載されています。
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【日光観光モデルコース】まとめ
今回は、日光を巡る観光モデルコースについて解説してきました。
日光は東京方面からのアクセスが良いので1泊2日での旅行に最適です。そのほか、関東近郊にある伊香保温泉や三浦半島、房総半島なども人気の観光地となっています。
観光名所とモデルコースは以下の記事で解説しているので合わせてご覧ください。今回は以上です。日光観光の参考になれば幸いです。