栃木県の北西部に位置する「日光」は、世界遺産の「日光東照宮」をはじめとする歴史的な建造物や、華厳の滝、中禅寺湖、戦場ヶ原などがある人気の観光地で、それらの周辺には温泉を堪能できる高級ホテルや老舗の旅館が建ち並んでいます。
今回は、そんな日光にある高級ホテルを高い順にランキングでご紹介します。なお、当ランキングは2024年11月時点のもので、正確な価格は当該ページをご覧ください。
日光にある高級ホテルランキング
以下は、一般的な宿泊料金が高い順に並べた日光の宿泊施設です。宿泊料金は部屋タイプや季節、プランによって異なりますが、目安としての順番です。
- ザ・リッツ・カールトン日光
ラグジュアリーな施設と絶景の中禅寺湖を望むスパが魅力の高級リゾートホテル。 - ふふ 日光
全室が源泉かけ流しの温泉付きで、モダンでありながら和の伝統美を感じられる贅沢な宿。 - 星野リゾート 界 日光(長期休館中)
世界遺産・日光東照宮に近く、上質な温泉と日光の伝統を体験できる和風リゾート。 - 日光西町倶楽部あらとうと
豪華な客室とプライベート感溢れる空間が魅力。美食と美しい景観で心地よい滞在が楽しめます。 - オーベルジュ はなぶさ日光
美食と共に自然豊かな環境で静かに過ごせるオーベルジュスタイルの宿。 - 奥の院 ほてるとく川
静かな自然に囲まれ、露天風呂や懐石料理が楽しめる和の趣ある高級宿。 - 中禅寺金谷ホテル
歴史あるクラシックな雰囲気を持ち、英国風の内装と共に中禅寺湖畔を楽しめるホテル。 - 別邸 向日葵
和洋折衷の趣きあるお部屋と美しい庭園があり、ゆったりとした時間が流れる隠れ家的宿。 - 日光千姫物語
日光東照宮に近く、落ち着いた雰囲気と心温まるおもてなしで知られる宿。 - 奥日光 源泉の宿 ゆの森
源泉かけ流しの温泉と自然に囲まれた静かな環境で、リラックスしたひと時を過ごせます。
この順番は、一般的な価格帯や評判を基にしたもので、特定のプランや時期により変動する可能性があります。
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【日光高級ホテルランキング】施設詳細
ザ・リッツ・カールトン日光
2020年7月に開業した「ザ・リッツ・カールトン日光」は、中禅寺湖畔の男体山を望むロケーションに、奥日光の手つかずの自然と調和するように佇む日光の高級リゾートホテルです。
客室数は94室を用意し、各部屋にはプライベートバルコニーと縁側に見立てたラウンジエリアを設置。窓からは四季折々の景色を一望することができます。
ふふ 日光
「ふふ日光」は、全客室に温泉が付いたスモールラグジュアリーリゾートホテルです。自然と歴史が融合した豊かなロケーションにあり、日光田母沢御用邸記念公園に隣接しています。
客室は、日本の様式美を今に伝える気品ある空間で、優雅な彩りでしつらえられたスイートルームとなっています。お部屋の自家源泉のやわらかい温泉につかり、田母沢の豊かな自然に包まれた地の湯を楽しむことができます。
さらに、美しい川のほとりにある日本料理「節中」では、季節の旬をはじめ、日本と世界の三大珍味を味わうことができます。「節中」内には「鉄板焼き 候」があり、ふふ日光でしか味わうことのできないメニューを提供しています。
星野リゾート 界 日光(長期休館中)
「星野リゾート 界 日光」は、中禅寺湖のほとりに位置する温泉旅館で、現在は再開業を目指して長期休館中です。
日光西町倶楽部あらとうと
「日光西町倶楽部あらとうと」は、日光東照宮へ続く西参道沿いにある大人限定のラグジュアリーホテルです。全室スイートで、杉並木を眺められる「本館」と、半露天風呂や庭付きの「別邸」の2種類の客室があり、全9室の限られた宿泊となっています。
地元の素材を使用したインテリアが特徴で、落ち着いた空間が広がります。食事は、厳選された地元食材を使った料理をレストランで楽しめ、天気の良い日は杉並木を眺めながらのカフェテラスでの食事も可能です。
オーベルジュ はなぶさ日光
オーベルジュはなぶさ日光は、歴史と自然の街「日光」に誕生した料理と滞在を愉しむ本格的なオーベルジュスタイルのスモールラグジュアリーホテルです。宿泊人数は1日6組最大13名までとなっており、究極のプライベート体験ができます。
客室は全6棟の異なる趣向を持つ離れ家タイプのお部屋をご用意。全室に温泉露天風呂が備わっています。食事は、和食のスペシャリストが手作りする、伊勢海老やブランド牛などの高級素材を使った本格懐石料理を提供しており、プライベートガーデンを臨む客室で楽しむことができます。
奥の院 ほてるとく川
「奥の院 ほてるとく川」は、日光の自然に囲まれた全22室の和風旅館で、四季折々の風景を楽しめる「四季庭のおもてなし」をコンセプトとしています。春はつつじ、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色と、四季の美しさを堪能できます。
多くの客室には露天風呂が付いており、貸切露天風呂も人気です。広々とした大浴場や露天風呂があり、湯上りには天然水や麦茶を提供する休み処も完備。食事は、季節の食材を使った日光郷土会席料理がダイニングレストランで楽しめます。
中禅寺金谷ホテル
「日光金谷ホテル」は、明治6年の開業以来、国内外の要人に愛され続けている歴史と伝統のあるクラシックホテルです。中禅寺湖畔に建つログハウス風洋式ホテルで、日光国立公園内に位置しています。
客室は全てバルコニーまたはウッドデッキを備えており、奥日光の自然を感じることができます。また、源泉かけ流しの温泉露天風呂「空ぶろ」も自慢の温泉施設で、源泉は循環しない硫黄泉です。約12km離れた奥日光・湯元から湧き出る豊富な湯をひいています。
食事は、金谷ホテル伝統のフランス料理を提供しており、朝食は湖側に大きな窓を配したダイニングにてオムレツが人気の洋食メニューを楽しめます。
別邸 向日葵
「別邸 向日葵」は、杉並木に囲まれた英国風の建物が特徴の、全11室の小さな宿です。庭園露天風呂付離れ家や展望露天付メゾネットなど、個性豊かな客室が揃い、英国レトロな「クラシック館」、2階建ての「メゾネット館」、プライベート重視の「フラット館」、離れの古民家「紫陽花」などから選べます。
夕食は和洋創作料理が吹き抜けのダイニングで提供され、朝食は「おいしいを少しずつ」をテーマにしたワンプレートスタイル。特に三種類のパンが好評です。
日光千姫物語
日光千姫物語は、日光東照宮から徒歩約10分に位置する国際観光旅館です。お部屋からは四季折々の日光連山や大谷川の眺望が楽しめ、和風美あふれる空間でくつろげます。
温泉は肌にやさしい単純アルカリ泉で、庭園風の露天風呂もあり、四季の風情を感じながらリラックスできます。地元食材を使った懐石料理も自慢で、名物「千姫御膳」には日光湯波や栃木県産和牛が並びます。
「人気温泉旅館ホテル250選」5つ星の宿にも選ばれる、評価の高い旅館です。
奥日光 源泉の宿 ゆの森
「ゆの森」は、戦場ヶ原を抜けた”日光の奥座敷”と呼ばれる湯元温泉に位置する湯宿です。自然に囲まれ、四季折々の景色を楽しめる静かな場所にあります。
全12室の客室は、5つの異なる趣向のタイプから選ぶことができます。全室には天然温泉の源泉掛け流し露天風呂が備わっており、館内のどのお風呂でも温泉を楽しむことができます。
料理には、地元のとちぎ和牛や日光ゆばなどの地場の食材をはじめ、全国各地から厳選された食材が使われて、料理長が「日本和食サミット」で最高点を獲得した技と心を堪能できます。
奥日光 森のホテル
日光国立公園内に位置する「奥日光森のホテル」は、自然と調和した北欧スタイルのリゾートホテルで、源泉掛け流しの温泉が楽しめます。
温泉は「日本の名湯百選」に選ばれるほどの美しさで、乳白色の「にごり湯」が特徴。大露天岩風呂からは、春の新緑、秋の紅葉、冬の雪景色など四季折々の景色を眺めることができます。また、女性客に優しい設計で、大浴場は女性専用スペースが広く取られています。
食事は地元の野菜や食材をふんだんに使用しており、オープンキッチンで料理の制作過程を見ることができます。テレビ東京の「いい旅・夢気分」でも紹介された、料理と温泉が自慢のホテルです。
日光温泉 日光 星の宿
「日光 星の宿」は、日光名産の湯波料理と庭園が眺められる温泉が自慢の温泉旅館です。四季折々の美しい庭園は、ロビーや客室、温泉、食事処など様々な場所から眺めることができ、料理は日光を代表する湯波料理を、季節の食材と組み合わせてご提供しています。
客室からは日光の山々を望むことができ、温泉は庭園に囲まれた檜風呂で、四季の移り変わりを感じながらゆったりと湯治を堪能できます。また、宿は日光東照宮まで徒歩15分の便利な場所に位置し、神橋までわずか2分の距離です。日光の世界遺産地域を散策しながら観光を楽しめます。
奥日光ホテル四季彩
「奥日光ホテル四季彩」は、中禅寺湖畔に佇み、日光の壮大な自然に包まれた和のヒーリングリゾートです。客室はすべて中禅寺湖と美しい白樺・ミズナラの林に囲まれたくつろぎの空間で、落ち着いた雰囲気の中で自然の温もりを感じながら心地よく寛ぐことができます。
温泉は乳白色で四季折々に七色に変化する硫黄泉で、美肌の湯としても評判です。湯の花浮かぶ大浴場と露天風呂で、効能豊かな湯をじっくり堪能できます。食事は、地元の食材と旬の素材を生かした会席料理が提供され、山海の幸と器が奏でる「四季彩流」のハーモニーを楽しめます。
日光中禅寺湖温泉 ホテル 花庵
「日光中禅寺湖温泉 ホテル 花庵」は、中禅寺湖の入り口に位置し、全室から中禅寺湖の美しい景色を楽しむことができる温泉宿です。館内は和洋モダンな雰囲気で、心地良い空間が演出されており、ゆっくり読書を楽しめるライブラリーも設けられています。
温泉は日光地区では当館のみとなる、乳白色の硫黄泉と、柔らかなアルカリ性の2つの異なる泉質を楽しめます。源泉かけ流しの露天風呂や石造りの内風呂を備え、ストレス解消や疲労回復、皮膚病や生活習慣病にも効果的です。
料理は地場の逸品や朝夕40種の旬の新鮮野菜を使った創作料理が人気です。季節ごとに変化し、一品ずつこだわりを持って提供されます。
TAOYA日光霧降
2023年4月にリニューアルオープンした「TAOYA日光霧降」は、標高1,000mの大自然に包まれた高原温泉リゾートホテルです。霧降高原を眼下に見下ろすフォレストビューのインフィニティ温泉が自慢で、朝になると雄大な日の出を堪能することができます。
客室は全98室中の55室がスタンダードルーム(37平米)で、アースカラーの壁紙や絨毯、デュベタイプのベッドが落ち着いた雰囲気を醸し出しています。さらに、TAOYAブランド初の「露天風呂付客室」も7室完備されています。
食事は、全長35mのライブキッチンを備えたバイキングレストランで楽しめます。料理の調理や仕上げをお客様の目の前で行い、できたての美味しさをご提供。オールインクルーシブを導入しているため、夕食時のアルコールや朝食時のスパークリングワインなども追加料金無しで楽しめます。
また、湯上りラウンジも併設されており、無料のアルコール類やソフトドリンク・アイスキャンディなどのオールインクルーシブのサービスを楽しみながらくつろげます。
奥日光湯元温泉 湯元板屋
輪王寺が定めた「湯守」として、代々250年以上にわたって受け継がれてきた「湯元 板屋」は、奥日光湯元温泉に位置する日本有数の硫黄天然温泉旅館です。2000m級の山々に囲まれた奥日光の大自然の中に静かに佇み、自社所有の源泉から湧き出た硫黄泉を楽しむことができます。
奥日光湯元温泉は、日本で4番目に濃いと言われる硫黄温泉で、メタケイ酸が多く含まれ美肌効果にも優れています。湯の色は淡緑色や乳白色のにごり湯で、腐った卵のような硫黄の匂いが特徴です。
客室からは、関東以北最高峰の日光白根山を見ることができ、自然の中で静かに過ごすことができます。お風呂は露天風呂と内湯があり、加水なしで天然のにごり湯を掛け流しています。食事は、旬と地元の食材を取り入れた伝統的な和会席料理でおもてなししています。
日光湯元温泉 ゆ宿 美や川
日光湯元温泉 ゆ宿 美や川は、明治末期から続く限定5部屋だけの和風宿で、豊かな自然に囲まれた静寂な場所に位置しています。宿のデザインは京都町屋風で、落ち着いた雰囲気の中に懐かしさが漂います。
温泉は敷地内から自家湧出しており、100%天然の温泉です。2つの自家源泉と湖畔源泉から豊富な湯量の天然温泉を掛け流しており、24時間利用可能な貸し切り風呂も用意されています。また、食事には地元産のとちぎ和牛や伊達鶏を使用し、石板で豪快に調理された料理が提供されています。
シェルターガーデン日光
2022年にグランドオープンした「シェルターガーデン日光」は、日光の1300年の歴史の中で初めてのリゾートライフスタイルホテルです。自然を絵画やアート作品のように体験することをコンセプトにしており、現代社会の利便性や効率性に追われる中で、安息となる場所である「シェルター」を提供します。
お部屋はデザイナーによって最適なサイズが計算され、2300×2300の額縁デザインのビューウインドウが設けられています。季節ごとに変わる日光の美しい景色を絵画のように眺めることができます。
ダイニングでは、女峰山と男体山が作り出す日光の大自然を眺めながら、ゆったりと食事を楽しむことができます。新鮮な日光の野菜や果物を収穫した自然豊かな土地で厳選された旬の食材を使用し、日光ならではの味わいを提供しています。
休暇村 日光湯元
「休暇村 日光湯元」は、日光国立公園内の奥日光に位置し、湯ノ湖畔の森に囲まれたリゾートホテルです。日光湯元温泉は、日本で3つしかない国民保養温泉地第一号指定温泉地の1つで、奈良時代から湯治場として親しまれてきた高品質な温泉を源泉から提供しています。
客室は静かな湖畔の森に包まれており、上品で洗練された空間でくつろぎのひとときを過ごすことができます。窓からは湯の湖の美しい景色が広がるシラカバやカラマツの林が望めます。
食事は、日光の旬の食材を使用したこだわりの会席料理が楽しめます。日光名物の湯波料理や地元野菜を使った料理が提供され、伝統的な健康食を味わうことができます。
日光の高級ホテル周辺観光スポット
日光東照宮
日光東照宮は、徳川初代将軍である徳川家康公を御祭神とした神社です。三大東照宮の一つで、隣接する輪王寺、日光二荒山神社を含めた二社一寺は、「日光の社寺」としてユネスコ世界文化遺産に登録されています。
建物には徳川家の威厳を示すべく、豪華かつ繊細な細工が施されており、眠り猫や三猿などの彫刻や美しい天井絵を見ることができます。
また、日光東照宮の奥社(奥宮)には、徳川家康が埋葬されている御宝塔があります。昭和40年に公開されるまで350年もの間、非公開とされてきました。周りには縁起の良い鶴、亀が飾られています。
日光東照宮
所在地/日光市山内2301
TEL/0288-54-0560
営業時間/
4月~10月 9:00~17:00
11月~3月 9:00~16:00
※各期間とも受付は閉門30分前に終了
料金/大人・高校生1,600円、小・中学生450円
▶公式ホームページ
華厳の滝
中華厳滝は禅寺湖の水が、高さ97mの岸壁を一気に落下する壮大な滝で、自然が作り出す雄大さと華麗な造形美の両方を楽しむことができます。
100m下にある観爆台までは、エレベーターでつながっていて、滝つぼからの迫力のある華厳の滝が見られます。
華厳の滝
所在地/日光市中宮祠
TEL/0288-55-0030
営業時間/
3月~4月 9:00~17:00
5月~11月 8:00~17:00
12月~2月 9:00~16:30
料金/エレベーター往復大人570円、小学生340円
▶公式ホームページ
戦場ヶ原
奥日光の標高約1,400mの地点に広がる戦場ヶ原は、日本の代表的な高層湿原です。かつて湖であったものが湿原化したもので、400haもの広大な面積を誇ります。
2時間ほどで楽しめる自然研究路やハイキングコースが整備され、約350種の様々な高山植物・自生植物、鹿や野鳥といった野生動物が見られるほか、各所にある展望スポットから壮大な自然を体感することができます。
戦場ヶ原
所在地/日光市中宮祠
TEL/0288-22-1525
▶公式サイト
【日光高級ホテルランキング】まとめ
今回は、日光にある高級ホテルをランキングでご紹介してきました。日光にはこのほかにも、非日常の世界へと誘ってくれる高級ホテルやリーズナブルな価格で宿泊できるホテルなど充実した施設が整っています。観光やビジネスの際に、是非利用してみてください。