広島県尾道市の岩子島にある厳島神社は、総本社である宮島の厳島神社の分社です。
浜辺に建てられた朱塗りの鳥居と灯籠が特徴で、潮の満ちると海の中に浮かぶ美しい光景を見ることができます。
特に夕暮れ時は本州側に沈む夕日が美しく、照らされた鳥居はさらに赤みを増して幻想的です。
宮島の厳島神社に負けない美しさです。
今回は、この岩子島厳島神社への行き方と駐車場情報、鳥居と夕日の絶景についてご紹介します。
【岩子島厳島神社】尾道からの行き方と駐車場・鳥居の絶景
尾道・向島から岩子島 厳島神社への行き方
岩子島は「向島」から向島大橋で繋がっています。
岩子島 厳島神社まで尾道から車で25分ほど、自転車では45分ほどです。
夕日を見るなら車移動をオススメします。
【岩子島厳島神社】駐車場
岩子島 厳島神社の駐車場は、上図スペースに無料で停められます。
くれぐれも境内に乗り入れないように注意しましょう。
間違えて乗り入れる方も多いみたいです。
【岩子島厳島神社】鳥居の絶景
岩子島 厳島神社の魅力は、漆塗りの色鮮やかな鳥居です。
浜辺に建てられ、潮が満ちると海の中に立つ鳥居が見られます。
夕日の時間帯は、鳥居の中に太陽を入れ込んだ写真が撮影できます。
この構図が人気です。夕日を撮影しに来ている人も何人かいました。
岩子島 厳島神社でウェディングフォトを撮影している方もいました。
岩子島 厳島神社周辺は、夏場は海水浴場として解放されています。
【岩子島厳島神社】本殿
岩子島 厳島神社の本殿には、赤穂浪士四十七士の絵画が軒下に飾られています。
日が沈む前に参拝しましょう。
映画「男たちの大和/YAMATO」のロケ地
岩子島 厳島神社は、映画「男たちの大和/YAMATO」のロケ地として使われました。
映画では、少年兵の西(内野謙太)が漁船に座る妙子(蒼井優)をスケッチするシーンと、神尾の母と妙子が戦闘機に襲われるシーンで登場します。
その他、尾道出身の大林宣彦監督も映画の撮影で岩子島 厳島神社を使用しています。
✅岩子島 厳島神社がロケ地の大林宣彦監督作品
- 「彼のオートバイ、彼女の島」(昭和61年)
- 「野ゆき山ゆき海べゆき」(昭和61年)
- 「ふたり」(平成3年)
岩子島(いわしじま)は鰯島?
岩子島は、かつては「鰯島」の漢字が用いられていました。ですが、イワシが取れていたというわけでは無いようです。
主に果樹栽培で栄えた島でしたが、衰退して現在では「ワケギ」の栽培で知られています。
ワケギとは、青ネギに見た目はよく似ていますが、ねぎと玉ねぎの雑種です。
岩子島の「ゆるぎ岩」
岩子島には東岩岳と西岩岳があり、西岩岳の頂上付近には「ゆるぎ岩」という不安定なのにいくら動かしたも揺るがない岩があります。
15分ほど登山道を歩くので滑りにくい靴で挑みましょう。
頂上からは見る瀬戸内海と本州の眺めは絶景です。
日中に立ち寄って夕方に厳島神社へ向かうと良いですね。
【岩子島厳島神社】まとめ
岩子島の厳島神社は、尾道から日帰りで行けるのでぜひ観光に訪れてみてください。
世界遺産である宮島の厳島神社も良いですが、岩子島の厳島神社は人が少ない穴場スポットです。
絶景が独り占めです。
尾道からしまなみ海道を巡ってみても良いですね。
1泊2日の日程でしまなみ海道に宿泊するのもオススメです。
今回は以上です。尾道観光の参考になれば幸いです。