秋田県といえば「きりたんぽ」や「稲庭うどん」などのご当地グルメが有名で、お土産には地元の老舗和菓子店が販売する昔ながらの伝統的なスイーツが充実しています。そこで、今回は秋田のお土産をランキング形式でご紹介します。
これらのお土産は、どれも秋田ならではの特徴を持っており、その土地の魅力を感じることができます。気になる商品は、ネット通販を利用して手に入れることも可能です。実店舗や販売店については公式サイトのリンクをご確認ください。
秋田名物を楽しめるお土産ガイド
秋田には、自然の恵みを活かした特産品や伝統的な工芸品を含むお土産が多くあります。以下、秋田を代表するお土産を紹介します。
- 稲庭うどん
秋田を代表する伝統的な乾麺「稲庭うどん」は、細麺ながらコシがあり、滑らかな食感が特徴です。職人が手作業で仕上げる稲庭うどんは、高級感があり、贈答品にも喜ばれる一品です。 - きりたんぽ
「きりたんぽ」は、秋田の郷土料理で、炊いた米をつぶして棒に巻きつけて焼いたものです。スープや鍋物に入れて食べるのが一般的で、お土産用に冷凍商品や真空パックで販売されていることが多いです。 - 比内地鶏関連商品
秋田名産の「比内地鶏」は、全国的にも有名なブランド鶏です。特に、比内地鶏を使ったスープや親子丼の素、焼き鳥などの加工品が人気で、地元の味を自宅でも楽しむことができます。 - いぶりがっこ
「いぶりがっこ」は、秋田名物の燻製たくあんです。大根を燻製にした後、塩漬けして作られるため、独特の香りと食感が楽しめます。 - 金萬(きんまん)
「金萬」は、秋田を代表する銘菓で、ふんわりとした生地に白餡が詰まった饅頭です。手軽に食べられる一口サイズで、地元の人々に親しまれ続けています。 - 八幡平ポーク(ハーブ豚)
秋田県産の「八幡平ポーク」は、ハーブを食べて育った豚で、脂身が甘く柔らかい肉質が特徴です。ハムやソーセージ、ベーコンなどの加工品が人気で、お土産としてもおすすめです。 - バター餅
「バター餅」は、秋田の一部地域で親しまれているお菓子で、もち米とバターを混ぜ合わせたもので、独特のもちもち感とバターの風味が楽しめます。家庭で作ることも多いですが、お土産用に販売されているものも人気です。
これらの秋田のお土産は、地域の自然や伝統を感じさせるものばかりで、秋田を訪れた際にぜひ手に取ってみてください。
秋田で買うべきお土産ランキング【1位~7位】
では、秋田のお土産をランキング順にご紹介します。以下のセクションでは、1位から7位と8位から15位に分けて詳しく解説します。
▶8位から15位はこちら
金萬「金萬」
秋田銘菓「金萬」は、卵の入った白あんを、蜂蜜・卵を贅沢に使った皮で包み、ふっくらと焼き上げたカステラまんじゅうです。一口サイズの食べやすい大きさで、ほんのりと上品な甘さが特長的。飽きのこない優しい味に仕上げています。
秋田駅前大屋根通り店
所在地/秋田県秋田市中通2-6-2
TEL/018-834-3822
営業時間/10:00〜18:00
定休日/無休
▶公式ホームページ
金萬(きんまん)
賞味期限/約7日間
保存方法/直射日光、高温多湿を避けて保存
畠栄菓子舗「あんごま餅」
「あんごま餅」は、ふわふわと柔らかいお餅の上に、あんこを乗せ、すりごまをたっぷり振りかけたお餅です。秋田県八郎潟町にある1932年(昭和7年)創業の人気和菓子店『畠栄菓子舗』の人気商品で、「ご当地おやつランキング2014」にて全国3位に輝いています。
秋田駅前大屋根通り店
所在地/秋田県南秋田郡八郎潟町中田8-1
TEL/018-875-2719
営業時間/8:00-19:00
定休日/火曜日、第1・第3水曜日
▶公式ホームページ
あんごま餅
賞味期限/解凍後3日
保存方法/直射日光、高温多湿を避けて保存
佐藤養助商店「稲庭干温飩」
稲庭うどんは、秋田県湯沢市稲庭町が発祥の手延べ製法による干しうどんです。つるりとして上品なのどごしが魅力の秋田のご当地グルメで、日本三大うどんのひとつに数えられています。
佐藤養助商店の稲庭うどんは、万延元年(1860年)創業、一子相伝・門外不出の独自製法であり、明治時代により『宮内庁御用達』で多くの賞を受賞しています。
佐藤養助 トピコ店
所在地/秋田県秋田市中通7-1-2 トピコ3階
TEL/018-853-8218
営業時間/11:00~15:00、16:00~20:00
定休日/無休(トピコ休館日を除く)
▶公式ホームページ
稲庭干温飩
賞味期限/1年(未開封)
保存方法/直射日光、高温多湿を避けて保存
くら吉「西明寺栗の生あんもろこし」
秋田銘菓の『もろこし』は、小豆と砂糖から作られる打ち物と呼ばれる菓子の一種です。起源は、江戸時代にあるとされています。角館の菓子店「くら吉」は、もろこしに創意工夫を込め、柔らかく口どけのよい食感の『生あんもろこし』として現代風にアレンジしました。
「西明寺栗の生あんもろこし」は、日本一大きいといわれる秋田県仙北市産の西明寺栗のペーストを練りこみ仕上げています。第31回秋田県特産品開発コンクールでは「秋田県観光連盟会長賞」を受賞するなど高い評価を受けています。
くら吉 西武秋田店
所在地/秋田県秋田市中通2-6-1
営業時間/9:30-19:00 金-土は19:30まで
定休日/施設休業に準ずる
▶公式ホームページ
西明寺栗の生あんもろこし
賞味期限/15日
保存方法/直射日光、高温多湿を避けて保存
唐土庵(もろこしあん)「生もろこし餡入 もろこしあん」
「生もろこし餡入 もろこしあん」は、伝統のもろこし生地にふくよかな小豆餡を入れ、食べやすく上品な形に仕上げた生タイプのもろこしです。餡には北海道十勝産の厳選された「吟醸小豆」を贅沢に使用し、独自の製法により、乾燥と焼目を入れず炒り小豆の風味を残しています。
角館駅前店
所在地/秋田県仙北市角館町上菅沢402-3
TEL/0120-17-6654
営業時間/9:00~18:00
定休日/無休
▶公式ホームページ
もろこしあん
賞味期限/常温30日
保存方法/直射日光、高温多湿を避けて保存
川口屋「金のバターもち」
「バター餅」は、北秋田市で40年以上前から地域で食されてきたという郷土菓子です。冬に狩猟をするマタギたちの保存食として用いられていたと言われています。お餅にバターを入れることで、時間がたっても固くなりにくく、のびのびふわふわ食覚で、やさしい甘みとバターの香りが絶妙です。
川口屋の「金のバターもち」は、原料に秋田県産もち米を使い、もっちり、滑らかに仕上げています。口の中にバターが贅沢に広がり、焼いたりせずにそのままで楽しめます。また、「JR東日本おみやげグランプリ2019」では特別賞を受賞しています。
秋田 川口屋
所在地/秋田県秋田市大町1-6-20
TEL/018-862-4694
営業時間/9:00~17:50
定休日/日曜
▶公式ホームページ
金のバターもち
賞味期限/約1週間
保存方法/直射日光、高温多湿を避けて保存
みうら庵「もちもち三角バター餅」
みうら庵の「もちもち三角バター餅」は、「第3回ニッポン全国ご当地おやつランキング」で第4位に輝いた北秋田のソウルお菓子です。北秋田市の「推奨認定特産品」としての認定を受け、「バター餅といえばみうら庵」と言われるほどの人気があります。
つきたてのお餅にバターや砂糖、卵黄などを練り込んで作られるこの郷土菓子は、数年前にメディアで紹介されたことをきっかけに一気に全国区となりました。商品は秋田県内のお土産屋さんやアンテナショップなど至る所で販売されています。
みうら庵
所在地/秋田県北秋田市小又字堂ノ下21-4
TEL/0186-75-3716
営業時間/9:00~18:00
▶関連サイト
もちもち三角バター餅
賞味期限/製造より5日間
保存方法/直射日光、高温多湿を避けて保存
秋田で買うべきお土産ランキング【8位~15位】
続いて、秋田で買うべきお土産ランキング8位から15位です。秋田以外のお土産ランキングについては以下もチェックしてみてください。
【関連記事】お土産ランキング
一乃穂本店「しとぎ豆がき」
「しとぎ豆がき」は、地元秋田米と黒豆を使って作られた餅を、カラッと焼き上げた煎餅です。黒豆の食感、甘みを感じつつ、ほど良い塩加減の煎餅が後を引きます。秋田県秋田市に本店を構える、一乃穂(いちのほ)が製造・販売しています。
一乃穂 本店
所在地/秋田県秋田市中通2-4-15
TEL/018-837-3800
営業時間/9:00~18:00
定休日/無休
▶公式ホームページ
しとぎ豆がき
賞味期限/40日
保存方法/直射日光、高温多湿を避けて保存
セキト「だまこ餅」
セキトの「だまこ餅」は、秋田産のうるち米のお餅の中に、あっさりとした絹ごしのゴマだれが入った風味豊かな餅菓子です。能代市とその近辺で食べられる郷土料理 ”だまこもち”をモチーフとしています。
1937年(昭和12年)創業の和洋菓子店「セキト」が製造販売しており、黒蜜ときなこをブレンドしたたれが入った「秋田みのり餅」も人気があります。
お菓子のセキト
所在地/秋田県能代市下内崎63-13
TEL/0185-52-1230
営業時間/8:30〜18:00
定休日/毎週水曜日(変更の場合あり)
▶公式ホームページ
だまこ餅
賞味期限/製造日より30日
保存方法/冷凍で保存で30日、解凍後2日
菓子舗榮太楼「さなづら」
菓子舗榮太楼の「さなづら」は、甘酸っぱさとゼリー状の食感が特徴的な、秋田を代表するお土産です。山野に多く自生するぶどうの一種”山葡萄(さなづら)”を濃縮ジュースにし、天然の寒天と共にねっとりとゼリー状に固めて作り上げています。
昭和32年の販売開始以来、榮太楼の代表的な銘菓であり、濃縮したぶどうの原液を煮詰める工程から商品の包装まで、すべて手作業で行っています。アレンジして食べると、新たな味わいを楽しむことができます。
菓子舗榮太楼 秋田駅トピコ店
所在地/秋田県秋田市中通7-1-2
TEL/018-889-3581
営業時間/8:00~20:00
定休日/トピコに準ずる
▶公式ホームページ
さなづら
賞味期限/40日
保存方法/直射日光、高温多湿を避けて保存
蕗月堂「もふどら」
蕗月堂の「もふどら」は、自家製のつぶあんに、マーガリンの塩気を効かせたどら焼きです。黒糖香る生地は、ふんわりもふもふ。自家製粒餡はほろほろほどける食感です。生地の模様は、秋田犬のしっぽの形を現しています。
昭和元年創業の和菓子屋さん「蕗月堂」が製造・販売しており、第40回秋田県特産品開発コンクールにて、秋田県知事賞(金賞)を受賞しています。
もふどら
賞味期限/製造日から30日
保存方法/直射日光、高温多湿を避けて保存
製造者/(有)蕗月堂
▶公式サイト
三松堂「あんドーナツ」
三松堂の「あんドーナツ」は、しっとりとした生地に北海道産小豆で作った自家製餡がたっぷり詰まった三松堂のロングセラー商品です。レトロ感漂う玉子ケースのパッケージ入に入っており、無添加、手作りにこだわっています。
また、三松堂は大正13年(1924年)創業の老舗和菓子屋で、本わらび粉や吉野葛など上質な材料を使った和菓子をお届けしています。
あんドーナツ
賞味期限/14日
保存方法/直射日光、高温多湿を避けて保存
製造者/三松堂
▶公式サイト
三高水産「ぎばさ(あかもく)」
ギバサは、豊富な食物繊維と磯の香り、強い粘りが魅力の海藻です。秋田では昔から食べている海藻で、正式名称はアカモクといいます。ネバネバの元となっているのがフコイダンと呼ばれる食物繊維の一種で、その他にもポリフェノールやミネラル・ビタミンKなどの成分を多く含んでいます。
三高水産のギバサは、着色料等を一切使わずに鮮やかな緑色に仕上がっています。商品は、解凍したらそのまま大根おろしと醤油、酢醤油やポン酢・めんつゆなどをかけて食べれます。ゴハンにかけるのもおすすめです。
ぎばさ(あかもく)
賞味期限/製造日より120日
保存方法/冷凍、解凍後は5日以内
製造者/株式会社 三高水産
▶公式サイト
雄勝野きむらや「いぶりがっこ」
「いぶりがっこ」とは、古来伝承の囲炉裏干しの大根漬け(いぶり漬け)のことで、秋田県の名産品の一つです。「雄勝野きむらや」のいぶりがっこは、すべて東北産のだいこんを用い、契約農家が納入したいぶりがっこ専用の白首大根を使って造られます。
厳選した薪を燃やし、独自の燻製小屋で大根を燻煙乾燥させることで、独特の風味を追求しました。また、古来伝承の米ぬかと塩を主体にしたシンプルな漬け込みにこだわることで、いぶり漬け本来の素朴で味わい深い風味を目指しています。
いぶりがっこ
賞味期限/120日
保存方法/直射日光、高温多湿を避けて保存
製造者/(株)雄勝野きむらや
▶公式サイト
お菓子のにこり「なまはげのおくりもの」
「なまはげのおくりもの」は、なまはげの面の最中種に大潟村産米粉を使用したお米のサブレです。サクッと軽い新食感とゴマの香ばしい香り。素朴な味に懐かしさを感じるお菓子となっています。「あきた食のチャンピオンシップ2015」では、銀賞を受賞しています。
なまはげのおくりもの
賞味期限/製造日から60日
保存方法/直射日光、高温多湿を避けて保存
製造者/お菓子のにこり
▶公式サイト
【秋田お土産ランキング】まとめ
今回は、秋田のお土産をランキング形式でご紹介してきました。このほかにも秋田ならではのご当地グルメを使用した加工品や、秋田伝統の和菓子など食の魅力を感じることができるお土産が数多く揃っています。
秋田を心ゆくまで楽しんで、素敵なお土産を見つけてください。