ネットカフェ・複合カフェとして全国展開している快活CLUB。AOKIホールディングスグループが運営し、個室空間・長時間滞在・多機能サービスを強みに、独自のポジションを築いています。
単なるネットカフェではなく、「休憩・仕事・娯楽」を兼ねた施設として機能しているため、出店戦略も飲食店や小売とは異なる特徴を持っています。
本記事では、2026年時点のデータをもとに、快活CLUBの都道府県別店舗数を整理し、その分布の背景を詳しく解説していきます。
快活CLUB 都道府県別店舗数一覧
■ 北海道・東北エリア
| 都道府県 | 店舗数 | 都道府県 | 店舗数 |
| 北海道 | 16 | 秋田県 | 4 |
| 青森県 | 3 | 山形県 | 4 |
| 岩手県 | 6 | 福島県 | 8 |
| 宮城県 | 11 |
■ 関東エリア
| 都道府県 | 店舗数 | 都道府県 | 店舗数 |
| 茨城県 | 11 | 千葉県 | 28 |
| 栃木県 | 6 | 東京都 | 60 |
| 群馬県 | 8 | 神奈川県 | 36 |
| 埼玉県 | 36 |
■ 中部エリア
| 都道府県 | 店舗数 | 都道府県 | 店舗数 |
| 新潟県 | 9 | 山梨県 | 2 |
| 富山県 | 5 | 長野県 | 7 |
| 石川県 | 4 | 岐阜県 | 5 |
| 福井県 | 3 | 静岡県 | 16 |
| 愛知県 | 33 |
■ 関西エリア
| 都道府県 | 店舗数 | 都道府県 | 店舗数 |
| 三重県 | 10 | 兵庫県 | 17 |
| 滋賀県 | 5 | 奈良県 | 4 |
| 京都府 | 11 | 和歌山県 | 4 |
| 大阪府 | 37 |
■ 中国・四国エリア
| 都道府県 | 店舗数 | 都道府県 | 店舗数 |
| 鳥取県 | 2 | 徳島県 | 3 |
| 島根県 | 2 | 香川県 | 4 |
| 岡山県 | 7 | 愛媛県 | 2 |
| 広島県 | 11 | 高知県 | 1 |
| 山口県 | 7 |
■ 九州・沖縄エリア
| 都道府県 | 店舗数 | 都道府県 | 店舗数 |
| 福岡県 | 17 | 大分県 | 3 |
| 佐賀県 | 3 | 宮崎県 | 6 |
| 長崎県 | 4 | 鹿児島県 | 4 |
| 熊本県 | 9 | 沖縄県 | 6 |
都市部に多い理由|“長時間滞在ニーズの集中”
快活CLUBは東京都60店舗、神奈川県36店舗、大阪府37店舗と、都市部に比較的多く出店しています。
これは、都市部ほど「終電後の滞在」「テレワーク」「一時的な休憩」といったニーズが強く、長時間利用型の施設が成立しやすいためです。特に駅近や幹線道路沿いに出店することで、幅広い利用シーンに対応しています。
地方展開の特徴|“主要都市中心の配置”
地方にも出店は進んでいますが、すべての地域に均等に広がっているわけではありません。
各県の中心都市や交通の要所に出店が集中しており、「点」で押さえる戦略が取られています。例えば福岡県17店舗、宮城県11店舗など、地方中核都市では一定の密度を持ちながら、それ以外のエリアでは絞り込まれています。
出店戦略の本質|“ロードサイド×滞在型施設”
快活CLUBはロードサイド型の大型店舗が多く、駐車場を備えた郊外立地にも積極的に出店しています。
これは長時間滞在を前提としたビジネスであり、車でのアクセスがしやすい立地との相性が良いためです。都市型と郊外型をバランスよく組み合わせることで、幅広い顧客層を取り込んでいます。
他業態との違い|“目的地型サービス”
飲食店やコンビニのように日常的に立ち寄る施設とは異なり、快活CLUBは「滞在するために行く場所」です。
そのため、店舗数をむやみに増やすのではなく、1店舗あたりの収容力や設備を重視した出店が行われています。この点が、同じ全国チェーンでも分布に差が出る要因となっています。
まとめ|快活CLUBは“都市+郊外バランス型モデル”
快活CLUBの都道府県別店舗数を見ると、都市部と地方中核都市を中心にバランスよく配置されていることが分かります。
過密出店ではなく、需要のあるエリアに適切な規模で出店することで、効率的な運営を実現しています。
今後も都市部での利便性強化と、地方主要都市での補完的な出店を進めながら、安定した店舗網を維持していくと考えられます。