女性専用フィットネスとして全国展開しているカーブス。カーブスホールディングスが運営し、「短時間トレーニング」「通いやすさ」「地域密着」を軸に、他のフィットネスジムとは異なるポジションを確立しています。
一般的な大型ジムや都市型フィットネスとは異なり、カーブスは生活圏に入り込む出店戦略を取っているのが最大の特徴です。そのため、店舗数の分布にも非常に分かりやすい傾向が現れています。
この記事では、都道府県別の店舗数ランキングや一覧をもとに、
カーブスが全国へ広がった理由や出店戦略について詳しく解説します。
カーブスは全国に何店舗ある?
カーブスは全国に約2,000店舗以上を展開する、日本最大級の女性専用フィットネスクラブです。
一般的なスポーツジムとは異なり、住宅街やスーパー・ショッピングセンター内など日常生活の中で通いやすい立地を重視しています。そのため、都市部だけでなく地方都市にも幅広く店舗を展開しており、全国47都道府県すべてでサービスを提供しています。
カーブス 店舗数ランキング【2026年】TOP10
まずは、カーブスの店舗数を都道府県別に多い順でまとめました。
| 順位 | 都道府県 | 店舗数 |
|---|---|---|
| 1 | 東京都 | 206 |
| 2 | 神奈川県 | 148 |
| 3 | 大阪府 | 140 |
| 4 | 愛知県 | 126 |
| 5 | 埼玉県 | 119 |
| 6 | 兵庫県 | 100 |
| 7 | 千葉県 | 87 |
| 8 | 福岡県 | 80 |
| 9 | 静岡県 | 70 |
| 10 | 北海道 | 67 |
11位以降では京都府(49店舗)、長野県(41店舗)
新潟県・広島県(各40店舗)、茨城県・宮城県・岡山県(38店舗)と続きます。
全体としては首都圏や三大都市圏が上位を占めていますが、人口規模だけでは説明できない地域も多く、地方にもバランスよく店舗を展開している点がカーブスの大きな特徴です。
カーブス 都道府県別店舗数一覧(全国47)
■ 北海道・東北エリア
| 都道府県 | 店舗数 | 都道府県 | 店舗数 |
| 北海道 | 67 | 秋田県 | 12 |
| 青森県 | 18 | 山形県 | 16 |
| 岩手県 | 17 | 福島県 | 30 |
| 宮城県 | 38 |
■ 関東エリア
| 都道府県 | 店舗数 | 都道府県 | 店舗数 |
| 茨城県 | 39 | 千葉県 | 87 |
| 栃木県 | 34 | 東京都 | 206 |
| 群馬県 | 35 | 神奈川県 | 148 |
| 埼玉県 | 119 |
■ 中部エリア
| 都道府県 | 店舗数 | 都道府県 | 店舗数 |
| 新潟県 | 40 | 山梨県 | 16 |
| 富山県 | 17 | 長野県 | 41 |
| 石川県 | 21 | 岐阜県 | 33 |
| 福井県 | 14 | 静岡県 | 70 |
| 愛知県 | 126 |
■ 関西エリア
| 都道府県 | 店舗数 | 都道府県 | 店舗数 |
| 三重県 | 32 | 兵庫県 | 100 |
| 滋賀県 | 27 | 奈良県 | 27 |
| 京都府 | 49 | 和歌山県 | 12 |
| 大阪府 | 140 |
■ 中国・四国エリア
| 都道府県 | 店舗数 | 都道府県 | 店舗数 |
| 鳥取県 | 10 | 徳島県 | 14 |
| 島根県 | 11 | 香川県 | 16 |
| 岡山県 | 38 | 愛媛県 | 18 |
| 広島県 | 40 | 高知県 | 12 |
| 山口県 | 20 |
■ 九州・沖縄エリア
| 都道府県 | 店舗数 | 都道府県 | 店舗数 |
| 福岡県 | 80 | 大分県 | 13 |
| 佐賀県 | 13 | 宮崎県 | 13 |
| 長崎県 | 16 | 鹿児島県 | 15 |
| 熊本県 | 26 | 沖縄県 | 25 |
東京都が全国1位|住宅地に根付く女性専用フィットネス
東京都は206店舗で全国1位となっています。
一般的な大型スポーツジムは駅前や繁華街への出店が多い一方、カーブスは住宅街やスーパー、ショッピングセンター内など、日常生活の延長線上で通える立地を重視しています。
また、仕事帰りだけでなく買い物ついでや家事の合間など、短時間でも利用しやすい店舗づくりを進めているため、人口の多い東京都では非常に高い店舗密度を実現しています。
神奈川県・埼玉県・千葉県も上位に入っており、
首都圏全体で強固な店舗網を築いていることが分かります。
地方にも店舗が多い理由|人口より「生活圏」を重視
ランキングを見ると、北海道67店舗、長野県41店舗、新潟県40店舗など、
人口規模以上に店舗数が多い地域があります。
これはカーブスが都市部だけでなく、地方都市や郊外でも十分な需要がある業態だからです。
利用者の中心は中高年女性であり、毎日の生活圏の中で無理なく通い続けられることが重視されています。そのため、大都市の駅前だけでなく、地域のスーパーや商業施設に併設されるケースも多く、地方でも安定した集客を実現しています。
また、地方では大型フィットネスクラブとの競争が比較的少なく、
地域に密着した店舗運営がしやすいことも店舗数が多い理由の一つです。
カーブスの出店戦略|小商圏×女性専用で全国展開
カーブス最大の特徴は、「小商圏」で成り立つビジネスモデルです。
大型ジムのように広い商圏から会員を集めるのではなく、
店舗周辺に住む女性を主なターゲットとしています。
さらに、運動時間は約30分と短く、予約不要で利用できるため、
仕事や家事、買い物の合間でも通いやすい仕組みが整っています。
加えて、フランチャイズ方式を積極的に採用していることも全国展開を後押ししました。地域事情をよく知るオーナーが運営することで、地方都市や郊外にも出店しやすくなり、現在では全国47都道府県に店舗網を広げています。
他フィットネスとの違い|24時間ジムとは異なるビジネスモデル
近年は24時間営業のジムが増えていますが、カーブスとはターゲットや出店戦略が大きく異なります。
例えば、chocoZAPは駅前やオフィス街など都市部への出店を積極的に進め、
若年層や会社員を中心に利用者を拡大しています。
エニタイムフィットネスは本格的なトレーニング設備を備え、
24時間いつでも利用できる点が特徴です。
一方、カーブスは女性専用であることに加え、中高年層が継続して運動できる環境づくりを重視しています。短時間で無理なく続けられるプログラムや、スタッフによるサポート体制なども特徴であり、「毎日の生活の中で長く通うこと」を前提とした店舗設計になっています。
そのため、駅前立地よりも住宅街や生活圏への出店が多く、
他のフィットネスチェーンとは異なる店舗分布となっています。
まとめ|店舗数から分かるカーブスの強さ
カーブスの店舗数を都道府県別に見ると、東京都・神奈川県・大阪府・愛知県など人口の多い地域で店舗数が多い一方、北海道や長野県、新潟県など地方でも高い存在感を示しています。
これは単純に人口の多い地域へ出店しているのではなく、「生活圏の中で無理なく通える女性専用フィットネス」という独自のビジネスモデルを全国で展開してきた結果です。
また、フランチャイズ方式を活用しながら地域密着型の店舗運営を進めることで、大都市だけでなく地方都市にも幅広いネットワークを構築しています。
店舗数ランキングを見ると、カーブスは大型スポーツジムとは異なる戦略で成長してきたことが分かります。都市部への集中出店ではなく、「毎日通いやすい場所に店舗をつくる」という考え方こそが、全国トップクラスの店舗網を支える最大の強みと言えるでしょう。























