本州のほぼ中央に位置する岐阜は、金華山の山頂に再建された岐阜城や、関ケ原古戦場、馬籠宿などの歴史スポットが豊富で、世界遺産白川郷や飛騨高山、下呂温泉など自然の恵みも堪能できる人気の観光地です。
飛騨牛や地酒、へぼ料理、五平もちなどのグルメも堪能でき、名古屋のほか、関西方面、北陸地方からもアクセス抜群です。
岐阜でおすすめの観光スポット4選【岐阜市エリア】
岐阜城
金華山山頂の岩山の上にそびえる岐阜城は、斎藤道三公・織田信長公のかつての居城です。建仁年間(1201年~1204年)に鎌倉幕府執事二階堂行政により初めて砦が築かれたといわれています。
難攻不落の城としても知られ、『美濃を制すものは天下を制す』と言われていました。
現在の城は、昭和31年に復興され、鉄筋コンクリート造り3層4階構造。城内は史料展示室になっており、最上階からは岐阜市内と日本アルプスが一望できます。
岐阜城までは、岐阜公園と金華山(標高329m)の山頂を約4分で結ぶ金華山ロープウェーで移動できます。
岐阜城
所在地/岐阜県岐阜市金華山天守閣18
TEL/058-263-4853
営業時間/9:30~17:30(10月17日~3月15日は16:30まで)
元旦のみ6:30~16:30
料金/大人200円、小人100円
ロープウェー料金/
大人(片道)630円、(往復)1,100円
小人(片道)300円、(往復)550円
交通アクセス/JR岐阜駅または名鉄岐阜駅からバスで15分
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川原町の古い町並み
長良橋南詰の鵜飼観覧船のりばから西へ続く「湊町・玉井町・元浜町」は通称「川原町」と呼ばれ、格子戸のある古い町並みが今も残っています。
かつては長良川の水運を利用した川港として栄え、多くの商店で賑わっていました。
現在でも、伝統工芸品「岐阜うちわ」を製造販売しているお店や、岐阜銘菓「鮎菓子」で知られる和菓子店などがあり、レトロな雰囲気を残したまま営業しています。
岐阜大仏(正法寺)
日本三大大仏を称される「岐阜大仏」は、正法寺にある仏像(釈迦如来像)です。天保3年4月(1832年)に、実に38年の歳月を費やして完成しました。
仏像は坐像で高さは13.7mです。周囲1.8mのイチョウを真柱として、木材で骨格を組み、竹材を編んで仏像の形を形成しています。
乾漆仏としては日本一の大きさを誇ります。
岐阜大仏(正法寺)
所在地/〒503-0102 岐阜県岐阜市大仏町8
TEL/058-264-2760
営業時間/ 9:00〜17:00
入館料/大人200円、小人100円
定休日/無休
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長良川温泉
岐阜城の麓に広がる長良川温泉は、開湯から1300年もの歴史を誇る温泉地で、長良川湖畔には7軒のホテル、旅館が存在しています。
その中で一番人気があるのが「十八楼」。江戸時代より160年続く岐阜の老舗宿で、明治時代の土蔵を再生させた大浴場を完備。朝と晩で異なるお風呂を愉しむ、十八楼の湯めぐりが楽しめます。
最安料金は6,050円(税込)から宿泊できます。
創業120年。川端康成ゆかりの「長良川温泉 ホテルパーク(最安5,500円から)」は、”旅のプロが選ぶ人気温泉旅館ホテル250選”と”にっぽんの温泉100選”をW受賞している評価の高い宿です。
そのほか、清流長良川のほとりのリゾート温泉ホテル「岐阜グランドホテル(最安8,250円から)」も人気があります。
↓詳細・予約は以下リンクから。合わせてチェックしてみてください
岐阜でおすすめの観光スポット2選【大垣エリア】
岐阜・大垣でおすすめの観光名所は以下の通りです。
墨俣一夜城(大垣市墨俣歴史資料館)
墨俣一夜城は、永禄9年(1566年)、木下藤吉郎(のちの豊臣秀吉)が一夜にして築いたと伝えられるお城です。
その城跡に、当時の砦のような城ではなく、大垣城の天守を模した墨俣一夜城歴史資料館が建てられています。
資料館では、墨俣城築と秀吉の歩んだ道を中心とした展示が見られます。
墨俣一夜城(大垣市墨俣歴史資料館)
所在地/〒503-0102 岐阜県大垣市墨俣町1742-1
TEL/0584-62-3322
営業時間/ 9時00分から17時00分まで(入館受付は16時30分まで)
定休日/月曜日(その日が祝日にあたるときはその翌日)
料金/一般:200円、18歳未満無料
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大垣城
大垣城は、美濃守護・土岐一族の宮川吉左衛門尉安定により、天文4年(1535)に創建されたと伝えられているお城です。
慶長5年(1600年)の関ケ原の戦いでは西軍・石田三成の本拠地にもなり、本戦部隊が関ケ原に移動した後も壮絶な攻防戦が繰り広げられました。
かつての大垣城は、水堀を幾重にもめぐらせた堅城で、敷地にして現在の3倍以上、櫓の数は10を数える大変規模の大きな要塞だったと言われています。
昭和11年(1936)に国宝に指定されましたが、昭和20年(1945)7月戦災で焼失。昭和34年(1959)4月に4層4階の天守が再建されています。
大垣城
所在地/〒503-0887 岐阜県大垣市郭町2-52
TEL/0584-74-7875
営業時間/9:00~17:00(入館は16:30まで)
定休日/火曜、祝日の翌日、年末年始
入場料/郷土館との2館共通券(大人200円)、高校生以下無料
交通アクセス/JR大垣駅南口から徒歩7分
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岐阜でおすすめの観光スポット5選【岐阜市以外】
岐阜・岐阜市外でおすすめの観光名所は以下の通りです。
関ケ原古戦場
「関ケ原古戦場」は、1600年(慶長5年)の関ケ原合戦において天下分け目の激戦が繰り広げられた決戦地です。
広い範囲に「徳川家康最後陣跡」や「丸山烽火場」、「開戦地」など見どころ点在しており、石碑や、徳川家と石田家の家紋入りの旗が立っています。
「決戦コース」「天下取りコース」など散策コースがあり、レンタサイクルを利用しての古戦場めぐりが楽しめます。
また、関ケ原という地名の由来は、「関所のある原っぱ」だったという一説があり、現在の関東・関西という呼び名も、“関”ケ原を境にしているからとも言われています。
関ケ原町歴史民俗資料館
関ケ原町歴史民俗資料館は、天下分け目の合戦の様子をジオラマや合戦図屏風絵でわかりやすく知ることができる施設です。
戦いで使われた甲冑・大筒・火縄銃など、ドラマに出てくるグッズを生で見ることができ、ミュージアムショップでは、豊富な武将グッズが販売されています。
関ケ原町歴史民俗資料館
所在地/岐阜県不破郡関ケ原町大字関ケ原894-28
TEL/0584-43-2665
営業時間/午前9時30分~午後5時(入館は16:30まで)
定休日/毎週月曜日(祝日の場合は翌日)、12月29日から1月3日
交通アクセス/JR東海道本線関ケ原駅より徒歩8分、名神関ケ原インターより車で5分
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養老公園
岐阜の南西部、養老山麓に位置する養老公園は、豊かな自然あふれる広大な公園です。
園内には親孝行物語の「孝子源丞内」伝説と日本の滝百選・名水百選でもある「養老の滝」や「菊水泉」、不可思議な空間が特徴の「養老天命反転地」、自然の地形と環境を生かした「岐阜県こどもの国」などがあり、子どもから大人まで楽しめます。
春は桜が咲き誇り、秋には美しい紅葉が見られます。
養老公園
所在地/岐阜県養老郡養老町高林1298-2
TEL/0584-32-0501 (養老公園事務所)
営業時間/午前9時00分から午後5時00分
定休日/月曜日(祝日の場合はその翌日)、12/29~1/3
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千代保稲荷神社
「おちょぼさん」の愛称で親しまれている千代保稲荷神社は、商売繁盛、縁結び、合格祈願などにご利益があるとされる神社です。
かなり小規模ですが、年間250万人が参拝しており、正月や月末は県内外からも多くの参拝者が訪れます。
見どころは、約150店が軒を連ねる門前町です。名物の草餅、川魚料理、串カツと土手煮、漬物などがあり、毎日が縁日のようなにぎわいです。
千代保稲荷神社
所在地/岐阜県海津市平田町三郷1980
TEL/0584-53-1374(海津市 商工観光課)
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岐阜かかみがはら航空宇宙博物館
岐阜かかみがはら航空宇宙博物館は、国産の航空機や実験機、航空関連資料、さらに宇宙開発関連資料などを収集、展示している博物館です。
各務原で生産され世界に唯一現存する「飛燕」など日本一の実機展示数を誇り、大人気の航空機シュミレーターやハンズオン展示も公開しています。
また、周辺には現存する日本最古の飛行場で航空自衛隊の飛行開発実験団が所在している岐阜基地や、日本では数少ない航空機製造工場である川崎重工業岐阜工場があります。
岐阜かかみがはら航空宇宙博物館
所在地/岐阜県各務原市下切町5-1
TEL/058-386-8500
営業時間/平日10~17時、土・日曜、祝日10~18時(入館は閉館30分前まで)
定休日/第1火曜(祝日・休日の場合翌平日)
入館料金/大人800円、60歳以上・高校生500円、中学生以下無料
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岐阜でおすすめの観光スポット9選【下呂市エリア】
岐阜・下呂市でおすすめの観光名所は以下の通りです。
飛騨金山
下呂温泉から電車で30分ほどに位置する飛騨金山は、江戸時代に宿場町として栄えた地域で、近年、「筋骨めぐり」がテレビで紹介され、注目を集めています。
「筋骨(きんこつ)」とは、飛騨地方で迷路のように入り組んだ細い路地のこと。飛騨街道 金山宿には、建ち並ぶ民家の隙間に筋骨が張り巡らされており、現在でも集落の往来に近道として役立つ筋骨は、住民にとって欠かせない存在です。
情緒ある町並みを観光マップを見ながら散策することができ、かつての銭湯の建物や現役で動くポンプ式の井戸、飛騨と美濃を結んでいた渡船所の跡などを見ることができます。
金山町観光協会
所在地/〒509-1614 岐阜県下呂市金山町大船渡 679-1
TEL/0576-32-3544
営業時間/9:00〜16:00
▶筋骨めぐり公式サイト
奥飛騨酒造
奥飛騨酒造(旧髙木酒造)は、享保五年(1720年)の創業の老舗の造り酒屋です。
蔵見学(要予約)では、築190年の本店に展示されている江戸時代からの大福帳や、お雛様などを説明し、タンクが並ぶ酒蔵まで案内してくれるほか、最後には、5種類以上の無料試飲ができます。
奥飛騨酒造
所在地/岐阜県下呂市金山町金山1984番地
TEL/0576-32-2033
営業時間/9:00〜17:00
料 金/見学料は無料、酒蔵見学は事前のご予約が必要
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横谷峡四つの滝
横谷峡は、飛騨木曽川国定公園内にある渓谷です。
散策の山道をたどると「白滝」「二見滝」「紅葉滝」「鶏鳴滝」の4つの雄大な滝を見ることができます。落差はそれほどないですが、広い滝つぼが特徴で泳いだり水遊びが楽しめます。
下呂温泉
「下呂温泉」は、天暦年間(947~957年)に源泉が発見されて以降、およそ1,000年もの歴史を持つ由緒ある温泉地です。
“美人の湯”としても名高く、江戸時代の儒学者 林羅山が、下呂温泉を有馬、草津とともに「天下の三名泉」と称したことでも知られています。
下呂温泉では1948年(昭和24年)創業の老舗旅館「小川屋」が人気があります。
東海地方最大級の広さを誇る100帖空間の畳風呂に、湯めぐりも楽しい館内の様々なお風呂を完備。
楽天トラベルブロンズアワード2019と日本の宿アワード2019をW受賞するなど評価も高く、「朝ごはんフェスティバル」では2年連続で日本一に輝いています。
最安料金は5,500円(税込)から。↓詳細・予約は以下リンクからどうぞ。
そのほか、カニ食べ放題&アルコール飲み放題のバイキングが魅力の「ホテルくさかべアルメリア(最安料金は5,980円)」や、昭和7年開業の老舗旅館「水明館(最安5,500円から)」も人気があります。
下呂温泉噴泉池
「噴泉池」は、下呂大橋の下の川原に湧き出る温泉です。開放感抜群で下呂温泉名物となっています。
加温、注水をしない源泉かけ流し。温度は夏が若干高め、冬はややぬるめです。無料で利用できますが、男女とも水着着用が義務付けられています。
朝7時から8時に毎日清掃しており、清掃後温泉が溜まるには6時間程度かかるので、午後2時頃からの利用がおすすめです。
加恵瑠神社
「加恵瑠神社」は、下呂温泉街の新しい観光名所で、「げろ」にちなんだネーミングと「無事帰る」などの語呂合わせに、縁起やご利益を楽しむスポットとなっています。
”加恵瑠大明神の石像に賽銭を奉納すると有り難いお告げが聞ける”とされています。
下呂温泉合掌村
下呂温泉合掌村は、白川郷などから移築した国指定重要有形民俗文化財の「旧大戸家住宅」をはじめ10棟の合掌造りの民家を配した博物館です。
村内には、国登録有形文化財の旧岩崎家(民俗資料館)や旧遠山家の板倉があり、内部を見学することができます。
他にもお食事処「合掌茶屋」、陶芸や陶器の絵付け、和紙の絵漉きなどの体験施設「飛騨工房」、円空仏を見ることが出来る「円空館」もあります。
下呂温泉合掌村
所在地/岐阜県下呂市森2369
TEL/0576-25-2239
営業時間/8:30~17:00
定休日/無休
入場料/大人(高校生以上)800円、小人(小・中学生)400円
交通アクセス/JR高山線下呂駅より、徒歩20分。
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いでゆ朝市
いでゆ朝市は、下呂温泉街にある「下呂温泉合掌村」の入り口下で開催される朝市です。
地元産の野菜のほかに、トマトジュース、ブルーベリージャム、ぶなしめじや地酒、そして赤カブの漬物のほか、いろいろなお店が軒を連ねています。
味噌やこんにゃくなどは地元で生産・製造しているものも並ぶので、スーパーで買うよりいくらかお値打ちで購入できます。
いでゆ朝市
所在地/岐阜県下呂市森2369
TEL/0576-24-1000
開催期間/2021年3月12日(金曜日)から12月5日(日曜日)
※開催期間中は無休、毎年3月上旬から11月下旬まで
営業時間/8:00~12:00
入場料/大人(高校生以上)800円、小人(小・中学生)400円
交通アクセス/JR高山線下呂駅より徒歩15分程
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温泉寺
温泉寺は、下呂温泉に伝わる白鷺伝説の薬師如来が祀られたお寺です。
下呂には昔、湯の峰から湧き出る温泉が突然止まってしまい村人が困りはてていた時、薬師如来の化身といわれる白鷺(しらさぎ)が舞い降りて、新しい温泉を村人に知らせたという伝説があります。
下呂駅からは徒歩で20分ほど。173段の石段を上がったところに位置し、境内からは下呂の町並みが一望できます。
岐阜でおすすめの観光スポット3選【郡上八幡エリア】
岐阜・郡上八幡でおすすめの観光名所は以下の通りです。
郡上八幡
郡上八幡は、戦国時代末期から八幡城の城下町で、「宗祇水」に代表される清冽な水と夏の郡上おどりで有名な町です。
柳町の家々は侍町の面影を残しており、隣家との境に袖壁をもつのが特徴。江戸時代から変わらない地元の暮らしを感じることができます。
郡上八幡城
郡上八幡城は、標高354mの八幡山山頂に立つ4層5階の城で日本最古の木造再建城です。永禄2年(1559)に遠藤盛数が砦を築いたのが始まりで、寛文7年(1667)に幕府から城郭として認められました。
現在の天守は昭和8年(1933)に、当時の大垣城を参考に再建されたもの。天守閣からは郡上八幡の町並みが一望でき、武具や馬具など貴重な収蔵品も展示されています。
もみじの名城としても知られ、11月の紅葉は「天守炎上」と例えられる圧巻の光景が楽しめます。
郡上八幡城
所在地/〒501-4214 岐阜県郡上市八幡町柳町一の平659
TEL/0575-67-1819 (郡上八幡城)
営業時間/3~5月、9~10月9:00~17:00
6~8月8:00~18:00
11~2月9:00~16:30
定休/12月20日~1月10日
入場料/大人320円、小人150円
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宗祇水(そうぎすい)
宗祇水(そうぎすい)は、環境省の「名水百選」の第1号に選定されたことで有名になった湧水です。
室町時代の連歌の達人である飯尾宗祇がこの湧水の傍らで庵を結んで愛用したことから「宗祇水」と呼ばれています。
周辺では、名水を使用した地元グルメのせいろそばや鰻(うなぎ)が堪能できます。
宗祇水(そうぎすい)
所在地/岐阜県郡上市八幡町本町
TEL/0575-67-0002(郡上八幡観光協会)
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また郡上八幡での宿泊は「ホテル積翠園」が人気があります。郡上八幡城のすぐ下に建つ高台の宿で、2019年7月に全室リニューアルしています。
最安料金は6,600円(税込)から。楽天トラベルブロンズアワード2020も受賞しています。
そのほかのおすすめホテルは以下リンクをどうぞ。
▶郡上市のおすすめホテル・旅館 5選(一休)
岐阜でおすすめの観光スポット11選【飛騨高山エリア】
岐阜・飛騨高山でおすすめの観光名所は以下の通りです。
飛騨高山
岐阜県の北東部に位置する高山市は、険しい山に囲まれた盆地にある山岳都市です。広大な市の東側には飛騨山脈、西側には両白山地がそびえ、観光ガイドでは「飛騨高山」と記されます。
江戸時代には幕府の直轄領として栄え、今でも城下町や商家町の姿が残されていることから「飛騨の小京都」と呼ばれています。
飛騨国分寺
飛騨国分寺は、天平十三年(741)聖武天皇により「国分寺建立の詔」が発せられ、757年(天平勝宝9年)頃建立された飛騨地方隋一の古刹です。
境内には樹齢1250年以上といわれる大イチョウ、飛騨地方唯一の三重塔があり、本尊には薬師如来坐像等が安置されてます。
本堂は、室町時代に再建、安土桃山時代に修復されたもので国指定重要文化財に指定。鐘楼門は高山城から移築したものと伝えられています。
飛騨国分寺
所在地/〒506-0007 岐阜県高山市総和町1-83
TEL/0577-32-1395
営業時間/9:00~16:00
定休/12月31日、1月1日
宝物拝観料金/大人300円、小中学生250円
交通アクセス/JR高山駅より徒歩5分
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高山陣屋
高山陣屋は、江戸幕府が飛騨国を直轄領として管理するために設置した代官所・飛騨郡代役所(陣屋)です。
元禄5年(1692)から慶応4年(1868)に至るまでの176年間、高山陣屋において、25代の代官・郡代が幕府による飛騨支配のための執務を行いました。
内部では江戸時代の歴史資料などが展示されており、表門の手前では毎日朝市が催されています。
高山陣屋
所在地/〒506-0012 岐阜県高山市八軒町1-5
TEL/0577-32-0643
営業時間/(3~7月・9~10月)8:45~17:00
(8月)8:45~18:00、(11~2月)8:45~16:30
定休/12月29日・31日、1月1日
料金/大人440円、高校生以下無料
交通アクセス/JR高山駅より徒歩10分
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飛騨高山 宮川朝市
飛騨高山の宮川朝市は、宮川沿いの路上にて、ほぼ毎朝行われている朝市で、石川県輪島市の輪島朝市、千葉県勝浦市の勝浦朝市とともに、「日本三大朝市」のひとつです。
朝市では、高山の名産品のほか、新鮮な野菜や果物、手作りの雑貨などが販売されています。
飛騨高山 宮川朝市
所在地/岐阜県高山市下三之町
TEL/080-8262-2185 (飛騨高山宮川朝市協同組合)
営業時間/4月~12月 7:00~12:00
1月~3月 8:00~12:00
交通アクセス/JR高山駅より徒歩10分
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飛騨高山古い町並 三町伝統的建造物群保存地区
飛騨高山古い町並は、1600~1868年に建てられた伝統的な江戸時代の建物が残る地区です。城下町の中心、商人町として発展した高山の上町、下町の三筋を「古い町並」と呼んでいます。
上町には、駄菓子屋さんや伝統工芸のお店、名物の「みたらしだんご」のお店などが並び、下町は、市民生活関連の店舗が残っています。
吉島家住宅
吉島家住宅は、代々酒造をしていた豪商吉島家の古民家です。
現在の主屋は明治38年(1905)の火災で焼失した後の明治40年(1907)に建てられたもの。吉島家住宅の主屋、文庫倉、火垣は昭和41年(1966)に国指定重要文化財に指定されています。
吉島家は天明8年(1784)にこの地に土着した旧家で代々酒造業や生糸繭の売買などを生業とした家柄で、明治時代に建てられた大型町屋建築として貴重な存在だけでなく意匠的にも大変優れた建物です。
昭和52年(1997)に米国の建築界の巨匠チャールズ・ムーアが当家を訪れた際に「最高の日本建築である。」と吉島家住宅を評しています。
吉島家住宅
所在地/岐阜県高山市大新町1-51
TEL/0577-32-0038
営業時間/9~17時(12~2月は~16時30分)
定休日/12~2月の火曜
料金/入館500円
交通アクセス/JR高山駅より徒歩20分
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飛騨民俗村 飛騨の里
飛騨の里は、日本の伝統的な住宅建築様式の一つである「合掌造り」をはじめとした飛騨の古い貴重な民家を移築復元している博物館です。
飛騨の代表的な民家30数棟が立ち並び、その中には国の重要文化財が4棟、県重要文化財が7棟含まれ、歴史的を保存する観点からも重要な役割を担っています。
また、敷地内ではわら細工、さしこ、千鳥格子などの実演、四季折々の催事も行っているほか、さるぼぼ作り、せんべい焼き、小糸焼き、絵付けなどの手作り体験も楽しめます。
飛騨民俗村 飛騨の里
所在地/〒506-0055 岐阜県高山市上岡本町1-590
TEL/0577-34-4711 (飛騨の里)
営業時間/8:30~17:00 ※ライトアップ時夜間延長あり
料金/大人700円、小中学生200円
交通アクセス/市内循環バス 飛騨の里バス停すぐ
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また、飛騨高山での宿泊は、飛騨高山温泉がオススメで日帰り入浴も楽しめます。
中でも人気があるのが「ひだホテルプラザ」です。JR高山駅から徒歩5分。天然温泉は趣き異なる9階天望大浴場や併設の露天風呂、畳敷きの大浴場で楽しめます。
最安料金は6,363円(税込)から。↓詳細・予約は以下リンクからどうぞ。
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▶高山市の高級ホテル・旅館 20選(一休)
飛騨大鍾乳洞
飛騨高山と奥飛騨温泉郷の間にある「飛騨大鍾乳洞」は、日本一の標高900mに位置し、洞内は約800mにもおよぶ、国内屈指の観光鍾乳洞です。
昭和40年に発見されたもので、洞内の平均気温は約12℃。「ヘリクタイト」と言う珍しい”曲がり鐘乳石”が多いことでも知られています。
このあたりは2億5千万年前には海だったため、海の中のサンゴなどから石灰石ができ長い年月の間に雨水に溶け、少しずつ堆積して鍾乳洞がつくられていきました。
洞内環境を利用した低温貯蔵されたワインや日本酒はお土産品としても人気があります。
飛騨大鍾乳洞
所在地/〒506-2256 岐阜県高山市丹生川町日面1147
TEL/0577-79-2211
営業時間/(4~10月) 8:00~17:00
(11~3月) 9:00~16:00
料金/大人1,100円、小中学生550円
交通アクセス/高山市内から車で約20分
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奥飛騨クマ牧場
奥飛騨クマ牧場は、月の輪熊など、100頭余りのクマに出逢えるクマの牧場です。
それぞれに個性的なしぐさでおねだりするクマにエサを与える「おやつやり体験」や、コグマを抱っこしての記念撮影(冬期休)したりと、時間を忘れてクマとふれあうことができます。
併設の「森の物産館」では、「熊の油」や「熊力ドリンク」、ぬいぐるみなどのクマグッズを販売しています。
奥飛騨クマ牧場
所在地/〒506-1432 岐阜県高山市奥飛騨温泉郷一重ヶ根2535
TEL/0578-89-2761
営業時間/8:00~17:00(冬期~16:30まで)
料金/中学生以上 1,100円、3才~小学生 600円
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新穂高ロープウェイ
「新穂高ロープウェイ」は、北アルプス登山の玄関口でもある標高2,156mの西穂高口駅までを結ぶ日本有数の山岳ロープウェイです。
第1・第2をあわせた全長3,200m。第2ロープウェイは日本唯一の2階建てゴンドラとなっており、西穂高口駅展望台からは西穂高岳、槍ヶ岳、笠ヶ岳などの北アルプスの山々が360度の大パノラマで楽しめます。
そのほか、頂上には食堂や売店、コーヒーショップがあり、日本最高所の郵便ポストからは手紙を出すこともできます。
さらに途中駅には天然温泉かけ流しの露天風呂や足湯、北アルプスの自然を展示した「ビジターセンター山楽館」、モンベル商品を取り扱うお土産ショップ、焼き立てパンのお店など施設が充実しています。
新穂高ロープウェイ
所在地/〒506-1421 岐阜県高山市奥飛騨温泉郷新穂高温泉
TEL/0578-89-2252
営業時間/
4/1~11/30:8:30~16:00
8月:8:00~16:00
10/土・日・祝日:8:00~16:00
12/1~3/31 9:00~15:30
料金/往復 大人3,000円、子供1,500円 ※片道乗車券等あり
交通アクセス/JR高山駅から新穂高ロープウェイ行き濃飛バス100分
▶公式ホームページ
飛騨古川(ひだふるかわ)
飛騨市の中心地である「飛騨古川」は、JR高山駅から普通電車で16分。江戸時代に天領として発展し、ノスタルジックな街並みが残るかつての城下町です。
鯉の泳ぐ瀬戸川と白壁土蔵、天下の奇祭といわれる『起し太鼓』などで知られ、全国でも数少ない和ロウソクを製造する「三嶋和蝋燭店」や、作家の司馬遼太郎が愛飲した酒の蔵元「渡辺酒造店」などの観光名所があります。
近年では、映画『君の名は。』のモデル・ロケ地となったことで注目され、聖地巡礼に多くの観光客が訪れます。
岐阜でおすすめの観光スポット3選【そのほか】
白川郷
飛騨高山エリアから車で45分に位置する「白川村の荻町地区」は、大小百棟余りの合掌造りが数多く残り、また今でもそこで人々の生活が営まれている集落として知られています。
独特の景観をなす集落が評価され、1995年にはユネスコの世界遺産に登録。厳冬の豪雪に耐えるために工夫された茅葺屋根の合掌造りは、日本の象徴的な田園風景で、農村文化・生活・暮らしを深く感じることができます。
また周辺には、霊峰白山の麓が源泉地となる「平瀬温泉」や、自然豊かな大白川園地の「白水の滝」「白水湖」などの観光スポットが満載です。
白川郷
所在地/〒501-5627 岐阜県大野郡白川村荻町
TEL/05769-6-1013(白川郷観光協会)
営業時間/8:00~17:00
▶公式ホームページ
馬籠宿
馬籠宿は、戦国時代に栄えた、江戸と京都を結ぶ中山道の43番目の宿場です。
当時の風情溢れる石畳の坂道沿いにお土産屋さんや昔ながらのカフェが並び、江戸の情緒を感じながら食べ歩きや買い物が楽しめます。
また文豪・島崎藤村の出生地でもあり、本陣島崎家の跡地に建つ藤村記念館では『夜明け前』や『東方の門』などの作品原稿が展示されている他、終焉の地、神奈川県大磯町の書斎も復元されています。
名もなき池(モネの池)
根道神社の境内にある「名もなき池」、通称”モネの池”は、透明度の高い湧水に咲く睡蓮がとても美しく、色とりどりの鯉が悠々と泳ぎ、フランスの画家・クロード・モネの名画「睡蓮」にそっくりと話題の池です。
もともと農業用ため池で、SNSで話題になったことで一躍有名に。5月末~8月頃までは池に浮かぶ花も楽しめます。
名もなき池(モネの池)
所在地/岐阜県関市板取白谷
TEL/0581-57-2111 (板取事務所)
料金/無料
▶公式ホームページ
【岐阜でおすすめの観光スポット】まとめ
今回は、岐阜でおすすめの観光名所について詳しく解説してきました。fu
岐阜観光は電車でも移動できますが、車を利用して効率よく移動すれば短期間でも多くの観光地を巡ることができます。宿泊は各地の温泉や歴史ある旅館で旅の疲れを癒してみてください。
今回は以上です。岐阜観光の参考になれば幸いです。