関西地方には、大阪・京都・神戸を中心に、日本を代表する百貨店・デパートが数多く存在しています。大阪の「あべのハルカス近鉄本店」は日本最大級の規模を誇り、観光スポットとしても人気。
また、梅田や心斎橋、三宮といった繁華街では高級ブランドを集めた百貨店が立ち並び、各地域に根差した老舗の百貨店も多く見られます。
本記事では、関西地方の百貨店・デパートを売場面積が大きい順にランキング形式でご紹介します。買い物や観光の参考にぜひご覧ください。
関西地方の百貨店・デパート大きさランキング
順位 | 店舗名 | 場所 | 売場面積 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
1位 | あべのハルカス近鉄本店 | 大阪府 | 100,000㎡ | 日本最大級の百貨店 |
2位 | 阪急百貨店うめだ本店 | 大阪府 | 約96,000㎡ | 梅田のランドマーク |
3位 | 大丸心斎橋店 | 大阪府 | 77,000㎡ | 心斎橋の象徴的存在 |
4位 | 大阪髙島屋 | 大阪府 | 76,000㎡ | なんば駅直結 |
5位 | 大丸梅田店 | 大阪府 | 64,000㎡ | JR大阪駅直結 |
6位 | 京都高島屋 | 京都府 | 61,316㎡ | 四条河原町の中心地 |
7位 | 京阪百貨店 守口店 | 大阪府 | 60,296㎡ | 北河内エリア最大級 |
8位 | 阪神梅田本店 | 大阪府 | 53,000㎡ | 食品フロアが関西屈指 |
9位 | 大丸京都店 | 京都府 | 50,830㎡ | 老舗の高級百貨店 |
10位 | 大丸神戸店 | 兵庫県 | 50,656㎡ | 神戸を代表する百貨店 |
11位 | ジェイアール京都伊勢丹 | 京都府 | 44,000㎡ | 京都駅直結で利便性抜群 |
12位 | 神戸阪急 | 兵庫県 | 43,563㎡ | 三宮駅直結 |
13位 | 高槻阪急スクエア | 大阪府 | 38,964㎡ | 阪急と専門店街が融合 |
近鉄百貨店 上本町店 | 大阪府 | 33,902㎡ | 地域密着型。ホテル直結 | |
14位 | 近鉄百貨店 和歌山店 | 和歌山県 | 32,400㎡ | 和歌山市の中心的百貨店 |
15位 | 近鉄百貨店 奈良店 | 奈良県 | 30,290㎡ | 奈良を代表する老舗百貨店 |
16位 | 山陽百貨店 | 兵庫県 | 28,000㎡ | 姫路駅前のランドマーク |
17位 | ヤマトヤシキ加古川店 | 兵庫県 | 25,109㎡ | 播磨地域の中心的百貨店 |
18位 | 西宮阪急 | 兵庫県 | 25,000㎡ | ファミリー層に人気の大型店 |
19位 | 近鉄百貨店 橿原店 | 奈良県 | 23,223㎡ | 奈良県南部の大型店 |
20位 | 近鉄百貨店 草津店 | 滋賀県 | 23,106㎡ | 滋賀県最大級の百貨店 |
21位 | 泉北髙島屋 | 大阪府 | 21,349㎡ | 南大阪エリアを代表する |
22位 | 松坂屋高槻店 | 大阪府 | 20,642㎡ | 高槻駅前の地域密着型 |
23位 | 近鉄百貨店 生駒店 | 奈良県 | 18,000㎡ | 生駒市の老舗百貨店 |
24位 | 藤井大丸 | 京都府 | 16,367㎡ | 若者に人気 |
25位 | 川西阪急スクエア | 兵庫県 | 15,528㎡ | 駅直結で生活利便性が高い |
26位 | 千里阪急 | 大阪府 | 13,803㎡ | 千里ニュータウンの中心的存在 |
27位 | 京阪百貨店 くずは店 | 大阪府 | 13,000㎡ | くずはモール内 |
関西地方で一番大きい百貨店・デパートは?
関西で最大規模を誇るのは あべのハルカス近鉄本店(大阪市阿倍野区) です。売場面積は約100,000㎡と国内トップで、高層ビル「あべのハルカス」に直結しており、買い物はもちろん展望台や美術館なども楽しめる観光拠点となっています。
2位の 阪急百貨店うめだ本店 は約96,000㎡の広さを誇り、国内外のハイブランドが集結。梅田のシンボル的な存在です。
3位には 大丸心斎橋店(77,000㎡)、4位に 髙島屋大阪店(76,000㎡)と続き、いずれも大阪を代表する繁華街の中心にあります。
京都では 京都高島屋(61,316㎡)、大丸京都店(50,830㎡)がランクインし、観光需要と地元客の両方を取り込んでいます。
神戸では 大丸神戸店(50,656㎡)、神戸阪急(43,563㎡)が三宮地区のランドマークとして存在感を放っています。
関西地方の百貨店・デパートの特徴と傾向
関西地方の百貨店は、大阪・京都・神戸といった都市部に集中しています。特に大阪は、国内最大級の百貨店が集積しており、買い物と観光が融合した都市型百貨店の姿が見られます。
京都は観光地としての側面が強く、国内外の観光客を取り込む戦略が光ります。
一方、神戸や奈良、滋賀、和歌山では地域密着型の百貨店が多く、地元住民のライフスタイルに寄り添った店舗づくりが進められています。
全体として、関西の百貨店は「観光需要」と「地域密着型需要」の両立を特徴としており、都市部では高級ブランドや最新のファッションを、郊外では生活利便性やファミリー層向けのサービスを提供する傾向が強いです。
【関西地方の百貨店・デパート】場所・面積
ここからは、ランキング上位の施設について場所や面積、特徴をさらに詳しく見ていきます。
あべのハルカス近鉄本店(大阪府)
売場面積100,000㎡。日本最大級の百貨店で、高層複合ビル直結。観光拠点としても人気。
阪急百貨店うめだ本店(大阪府)
売場面積約96,000㎡。梅田の中心地に位置し、高級ブランドから食品まで幅広く展開。
大丸心斎橋店(大阪府)
売場面積77,000㎡。心斎橋の顔とも言える百貨店。国内外の観光客に支持されるブランド構成が特徴。
大阪髙島屋(大阪府)
売場面積76,000㎡。なんば駅直結。食・ファッション・雑貨が充実。
大丸梅田店(大阪府)
売場面積64,000㎡。JR大阪駅直結。若者向けのショップも多い。
京都高島屋(京都府)
売場面積61,316㎡。観光客と地元客に人気。河原町のランドマーク。
大丸京都店(京都府)
売場面積50,830㎡。四条通沿いの老舗百貨店。
【関西地方の百貨店・デパート】まとめ
関西地方の百貨店・デパートは、日本一の規模を誇る「あべのハルカス近鉄本店」を筆頭に、大阪・京都・神戸の都市部で大規模店舗が集中しています。観光地としての魅力と地域住民に寄り添う機能を併せ持つ点が特徴です。
ショッピングだけでなく、食事・イベント・文化体験も楽しめるのが関西の百貨店の強み。観光やお出かけの際には、ぜひ立ち寄ってみてください。