北海道・本州・九州とともに主要4島の一つである四国には、四国八十八箇所を巡礼する四国遍路をはじめ、世界最大級の「鳴門海峡の渦潮」や、日本三古湯の一つ「道後温泉」、”一生に一度はこんぴら参り”と言われる「金刀比羅宮」など魅力的な観光スポットがたくさんあります。
飛行機を利用すれば地方からのアクセスも便利で、東京からでも90分ほどで行くことができます。
今回は、そんな魅力満載の四国で必ず行きたい観光名所から穴場までたっぷり解説していきます。
四国観光|徳島県内でおすすめの観光名所
徳島中央公園(徳島城跡)
「徳島城」は、旧徳島藩主蜂須賀公の居城跡で、明治維新後に廃城となり現在は城跡が残っています。
明治43年(1910年)より徳島中央公園として整備され、中心市街地に山、原生林、川といった自然環境が整っており、その美観と位置・広さから総合公園として多くの人々に利用されています。
園内には徳島藩や蜂須賀家などに関する資料を展示している徳島城博物館があるほか、復元された鷲の門や木橋に架け替えられた数奇屋橋を見学できます。
徳島中央公園(徳島城跡)
所在地/徳島県徳島市徳島町城内1番外
TEL/088-621-5295(徳島市公園緑地課)
開園時間/入園自由
交通アクセス/JR徳島駅から徒歩10分
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眉山公園
眉山は標高280m前後の東西になだらかな丘陵地です。
眉山ロープウェイで山頂まで行くと徳島市の市街地をはじめ、遠くは阿讃山脈、瀬戸内海、紀州の山々などの眺望が広がります。
園内には展望休憩施設やレストラン、花のカスケード、花と鳥の展望広場、野鳥観察園路、西洋風あずまやのガゼボなどを備えているほか、約1500本のソメイヨシノが植栽され、日本さくら名所100選にも選出されています。
眉山公園
所在地/徳島県徳島市眉山町
TEL/088-621-5295
営業時間/入場自由
(眉山ロープウェイ:9~21時、11~3月は~17時30分、※8月12~15日は~22時)
料金/眉山ロープウェイは片道620円、往復1030円
交通アクセス/JR徳島駅より徒歩10分、眉山山麓駅から眉山ロープウェイで6分
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鳴門海峡の渦潮
徳島県鳴門市と淡路島の間にある「鳴門海峡」では、潮の満ち引きの差による激しい潮流と、変化に富んだ地形によって”渦潮”が発生します。
1日2回ずつある”満潮時”と”干潮時”の前後約1時間半が渦潮の見頃。特に、春と秋の大潮時に最大となり、直径約30mに及ぶ渦潮は「世界最大級」です。
観光では鳴門海峡の上の「渦の道」という海上遊歩道や、渦潮クルーズ遊覧船に乗って、渦潮を間近で見ることができます。「満潮・干潮」の時刻をホームページで事前に確認してから訪れましょう。
渦潮クルーズと渦の道については以下の記事で詳しく解説しています。
また、鳴門海峡のある瀬戸内海国立公園内には、オーシャンビューのリゾートホテルが立ち並んでいます。
中でも人気があるのが「アオアヲナルトリゾート」。鳴門海峡にかかる大鳴門橋を一望できる徳島を代表する南欧風リゾートホテルです。
楽天トラベルブロンズアワード&日本の宿アワード2020をW受賞するなど評価も高いです。最安料金は7,000円(税込)から宿泊できます。
そのほか、鳴門の渦潮に一番近い「ベイリゾートホテル鳴門海月(最安4,250円から)」や、鳴門海峡を目の前に望むオーシャンビューの宿「鳴門海月別亭 シーサイドホテル鯛丸海月(最安3,300円から)」も人気があります。
↓詳細・予約は以下リンクをチェックしてみてください。
脇町うだつの町並み
吉野川の河畔に広がる「脇町」は藩政時代、阿波藍作りが奨励され、藍商を中心とする商人の町として発展。現在は明治時代頃のものを中心として江戸中期~昭和初期の85棟の伝統的建造物が建ち並んでいます。
町家の両端に本瓦葺きで漆喰塗りの「うだつ」が多くみられ、江戸から明治、大正と時代を経るにつれ、しだいに装飾性を増したうだつを見ることができます。
「うだつ」とは隣家との境界に取り付けられた土造りの防火壁のことで、裕福な家しか設けることができませんでした。「うだつが上がる」ということは富の象徴であり、「うだつの町並み」は当時の繁栄を物語っています。
うだつの町並み
所在地/徳島県美馬市脇町南町
TEL/0883-52-5610
営業時間/散策自由
交通アクセス/徳島線「穴吹駅」から車約5分
祖谷 (いや) のかずら橋
日本三大秘境のひとつとして知られる「祖谷渓」は、数10m〜数100mある深いV字谷の続く渓谷です。全長は10kmにも及び、新緑や紅葉の時期には、自然美溢れる景色が広がります。
その祖谷渓にある「祖谷のかずら橋」は、20mほどの木製のつり橋で、重さ約5トンにもなるシラクチカズラで作られおり、3年毎に架け替えが行なわれます。
日本三奇橋のひとつで、かつては断崖を通らなければ辿り着けない「秘境」でしたが、現在は周辺が整備され、大型バスや車でも訪れることのできるスポットになっています。
国の重要有形民俗文化財に指定されており、一歩踏み出すたびに軋んでユラユラと揺れる橋はスリル満点。祖谷渓大橋から「かずら橋」の全体像が見られます。
祖谷のかずら橋
所在地/徳島県三好市西祖谷山村善徳162-2
TEL/0120-404-344
営業時間/
4月~7月20日:7時~18時30分
7月21日~8月:6時30分~19時
9月:7時~18時30分
10月~11月:7時~17時30分
12月~2月12日:8時~17時
2月13日~3月:8時~18時
料金/大人(中学生以上)550円、小人(小学生)350円
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また、祖谷渓では日本三大秘湯のひとつ「祖谷温泉郷」での宿泊が人気があります。
中でも評価が高いのは「峡谷の湯宿 大歩危峡まんなか」です。
楽天トラベルアワードを8年連続受賞、日本の宿TOP47に4年連続で受賞しており、露天風呂からは、眼下に広がる四季折々の大歩危峡の景観美を眺めることが出来ます。最安料金は6,650円(税込)から。
そのほか、ケーブルカーで登る絶景天空露天風呂が自慢の「ホテルかずら橋(最安14,300円から)」や祖谷の渓谷を臨む旅館「祖谷美人(最安17,005円から)」も人気があります。
↓詳細・予約は以下リンクをチェックしてみてください。
大歩危小歩危
「大歩危小歩危(おおぼけこぼけ)」は、2億年の時を経て四国山地を横切る吉野川の激流によって創られた約8㎞にわたる渓谷です。
大理石の彫刻がそそりたっているかのような美しい景観を誇り、平成26年には国の天然記念物に指定されています。
春は桜、秋は紅葉が一帯に広がり、道の駅 大歩危や国道沿いのレストランなどからの見学できるほか、人気の観光遊覧船では、船頭の軽快な説明を受けながら、大歩危の奇岩・怪岩を鑑賞できます。
剣山
徳島県のほぼ中央部に位置する『剣山』は、標高1955m。石鎚山に次ぐ西日本第2の高峰です。
原始林が姿を残し、高山植物の群生地もあって四季折々の変化が楽しめるほか、古くから山岳信仰の霊峰としても知られ、周辺には1800m級の山々が並んでいます。
昭和45年に剣山登山リフトが開設されてからは、急激に登山者の数が増加。険しい道はなく、山頂は広くゆるやかで石鎚山や土佐湾まで見渡せる絶景が広がります。
※「剣山観光登山リフト」は冬季休業で、剣山・祖谷渓方面のルートも通行止めになるので注意が必要です。剣山についての詳細はこちらの記事をどうぞ。
剣山
所在地/徳島県三好市東祖谷見ノ越
TEL/0883-62-2772 剣山観光登山リフト(株)
営業時間/9時00分~16時30分
リフト料金/
【往復】大人:1,900円、小人:900円
【片道】大人:1,050円、小人:520円
定休日/無休 ※登山リフトは12月1日~4月中旬(冬季休業)
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四国観光|香川県内でおすすめの観光名所
史跡高松城跡・玉藻公園
高松城は、天正16年(1588)、豊臣秀吉の家臣生駒親正によって築城されたお城で、瀬戸内海の海水をお堀に引き込んだ城は日本三大水城として知られています。
城跡一帯は玉藻公園として整備され、園内には国の重要文化財に指定されている艮櫓、月見櫓、水手御門、渡櫓、披雲閣があるほか、国の名勝に指定されている披雲閣の庭園があります。
史跡高松城跡・玉藻公園
所在地/〒760-0030 香川県高松市玉藻町2-1
TEL/087-851-1521
開園時間/5:30〜19:00 ※時間は季節によって異なる
定休日/12月29日~12月31日
入園料/大人(16歳以上)200円、小人(6歳以上16歳未満)100円、6歳未満無料
交通アクセス/JR高松駅より徒歩約3分
金刀比羅宮
「こんぴらさん」の呼び名で親しまれている金刀比羅宮は、象頭山中腹に鎮座する神社です。古来より海の神様、五穀豊穰・大漁祈願・商売繁盛など広範な神様として信仰を集めてきました。
江戸時代には、「一生に一度はこんぴらさん参り」と言われ、参拝が庶民の憧れだったそう。現在も多くの参拝客が訪れるパワースポットです。
階段が多いことでも有名で、こんぴらさんは本宮まで785段、奥宮までは1368段にもなる石段が続きます。
所要時間は往復1~2時間ほど。こんぴらさん参拝後は参道での食べ歩きを楽しみましょう。
丸亀城
現存十二天守の一つである丸亀城は、高さ日本一の石垣を有する「石垣の名城」として有名です。
1597年に生駒親正が讃岐17万石を与えられ、高松城を本城として亀山に支城を築き、6年の歳月を要してほぼ現在の城郭が完成しました。
石垣は、緩やかですが荒々しい「野面積み」と端整な「算木積み」の土台から、頂は垂直になるよう独特の反りを持たせる「扇の勾配」が特徴です。
丸亀城
所在地/〒763-0025 香川県丸亀市一番丁
TEL/0877-22-0331
営業時間/
天守 9:00~16:30(入館は16:00まで)
大手一の門 10:00~16:00
定休日/天守:無休
料 金/天守のみ 大人200円、小人(小・中学生)100円
交通アクセス/JR丸亀駅より徒歩約15分
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琴弾公園・銭形砂絵
観音寺市の有明浜にある銭形砂絵(ぜにがたすなえ)は、江戸時代に造られた「寛永通宝」を模した巨大な砂絵です。
東西122m、南北90m、周囲345mの楕円形をしていますが、琴弾公園内の山頂展望台からは真円に見えます。
高屋神社本宮
高屋神社は、讃岐に二十四ある「延喜式内社」の一つで、古くからの格式ある神社です。
本宮が、標高404mの稲積山の頂上にあり、本宮の鳥居は「天空の鳥居」として知られています。
観音寺市内と瀬戸内海が一望できる絶景スポットで、2018年には四国八十八景にも選出されました。
父母ヶ浜
父母ヶ浜は、毎年夏には多くの海水浴客が訪れる約1kmのロングビーチです。
近年、水面が鏡面状に見えるウユニ塩湖のような写真を撮影できるとしてSNSを中心に話題になり、新たな観光名所として注目を集めています。
撮影条件として、干潮時に風がなく水面が波立たなければ、砂浜にできる潮だまり(水たまり)に鏡のような光景を見ることができます。 ベストな時間帯は夕方です。
また、父母ヶ浜の夕陽は「日本の夕陽百選」にも選ばれた事があり、人物が影絵のように映る美しい写真が撮影できます。
四国観光|愛媛県内でおすすめの観光名所
松山城
勝山(標高132m)にそびえ立つ松山城は、加藤嘉明が慶長7年(1602)から四半世紀もの歳月をかけて築城したお城で、攻守の機能に優れた連立式天守で難攻不落の城としても有名です。
1784年に落雷によって焼失しており、現在の建物は1854年に再建されたものです。
江戸時代から残る現存12天守のひとつで、「日本100名城」にも選出。「日本さくら名所100選」や「日本の歴史公園100選」の指定も受けています。
松山城
所在地/愛媛県松山市丸之内
TEL/089-921-4873(松山城総合事務所)
営業時間/ロープウェイ:8時30分~17時30分(季節により異なる)
天守:9~17時(天守札止めは営業終了30分前)
休業日/無休(天守のみ12月第3水曜)
料金/ロープウェイは往復大人520円、小人260円
天守は大人520円、小人160円
交通アクセス/「道後温泉行き」市内電車で約10分、「大街道」下車徒歩5分
▶公式ホームページ
松山城の観光ルートや天守閣内部の見どころは、以下の記事で詳しく解説しています。
道後公園(湯築城跡)
14世紀前半から16世紀後半にかけて約250年間存続した湯築城は、中世伊予の守護、河野氏のかつての居城です。
戦国時代中頃の大規模な堀や土塁が良好に残る稀な遺構として歴史的価値も非常に高く、日本百名城に選定されています。
現在は国史跡庭園として整備され、忠実に復元された武家屋敷や資料館、土塁展示室、山頂の展望台などがあり、地元住民や観光客が散策や休憩に訪れるほか、桜の名所としても有名です。
湯築城資料館
所在地/愛媛県松山市道後公園内
TEL/089-941-1480
営業時間/9:00~17:00(資料館のみ)
休業日/月曜日(祝日の場合は翌日)、12/29~1/3
交通アクセス/市内電車「道後公園駅」よりすぐ
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道後温泉本館
道後温泉は、日本国内でもひときわ古い3000年もの歴史を持つといわれる温泉です。
日本三古湯の一つで、現在でも大衆浴場として利用できます。
夏目漱石の小説『坊つちやん』にも描かれたことでも有名で、道後温泉の駅前には「カラクリ時計」や「坊っちゃん列車」などがあります。
道後温泉本館
所在地/愛媛県松山市道後湯之町5-6
TEL/089-921-5141(道後温泉事務所)
営業時間/霊の湯 6:00~23:00(札止め22:30)
休み/無休(12月に1日臨時休館あり)
料金/霊の湯:大人420円、小人160円
交通アクセス/市内電車「道後温泉駅」より徒歩約5分
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下灘駅・青石海岸
JR予讃線の下灘駅は、ホームに広がる美しい景観で有名な駅です。ホームには古びた上屋とベンチだけがあり、どこから見ても絵になるとして多くの観光客が訪れます。
青春18きっぷのポスターに3度も登場したことがあり、数々の映画やドラマの撮影に使用されました。
また、しもなだ運動公園前にある海中に沈む線路は、映画「千と千尋の神隠し」の1シーンのような光景だと人気です。
内子町
内子町は古くから大洲街道の交通の要衝として栄えた町です。
四国遍路の通過地でもあり、現存する歴史的な町並みは、1982年(昭和57年)に国の重要伝統的建造物群保存地区として選定されました。
見どころは、現在も使われている木製の希少な演芸場「内子座」です。そのほか、歴史ある古民家を改装した「内子の宿」への宿泊も人気があります。
「内子の宿」は4種類の棟からなり、人気があるのは「内子の宿 織」です。最安料金8,582円から宿泊できるので是非利用してみてください。
詳細は以下のサイトをどうぞ。
大洲城
大洲城は、元弘元年(1331年)鎌倉時代末期に守護として国入りした伊予宇都宮氏の宇都宮豊房によって築城されたといわれるお城です。
その後、藤堂高虎等によって大規模に修築がなされ、伊予大洲藩の政治と経済の中心地として城下町は繁栄していきました。
明治21年(1888年)老朽化により天守は解体されましたが、市民による寄付等によって平成16年(2004年)に復元されました。
日本100名城の一つで、江戸時代から残る台所櫓・南隅櫓など4棟の櫓は国の重要文化財、城跡一帯が県指定史跡に指定されています。
大洲城
所在地/愛媛県大洲市大洲903
TEL/0893-24-1146(大洲城管理事務所)
営業時間/9:00~17:00(札止16:30)
料金/大人550円、小人220円(中学生以下)
交通アクセス/JR伊予大洲駅から徒歩約25分
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宇和島城
宇和島城は、築城家として名高い武将・藤堂高虎によって慶長元(1596)年から5年の歳月をかけて築かれた近世城郭です。
宇和島伊達家10万石の本城鶴島城と呼ばれた秀麗な天守は、当時のまま現存する貴重なものであり、現存12天守のひとつです。
城山は国史跡で、天守は国の重要文化財に指定。日本100名城にも選出されています。
宇和島城
所在地/愛媛県宇和島市丸之内1
TEL/0895-49-7033
営業時間/
[開門]6:00~17:00(11月~2月)/6:00~18:30(3月~10月)
[天守] 9:00~16:00(11月~2月)/9:00~17:00(3月~10月)
料金/大人200円、小・中学生 無料、65歳以上160円
交通アクセス/宇和島駅から徒歩で10分
▶公式ホームページ
▼宇和島城への詳しい行き方や観光の見どころは以下の記事にまとめています。
▼宇和島で観光に便利なホテルは以下の記事にまとめています。
今治城
日本100名城のひとつ「今治城」は、築城の名手と謳われる藤堂高虎が築いた日本初の層塔型天守のお城です。
海水が引かれた広大な堀や、城内の港として国内最大級の船入を備えた日本屈指の海城で、「日本三大海城」と呼ばれています。
館内は、今治城に関連する史跡が展示され、頂上の天守閣からは来島海峡大橋や瀬戸内の海を一望できます。
今治城
所在地: 〒794-0036 愛媛県今治市通町3丁目1−3
時間:9時00分~17時00分
電話: 0898-31-9233
大三島・大山祇神社
大三島は、「国宝の島」や「神の島」とも呼ばれる格式の高い島で、大山祇神社があることで有名です。全国に10,000社以上ある大山祇神社と三島神社の総本社で、海の神や山の神として信仰があります。
昔から多くの武将が祈願に訪れました。
隣接する宝物館では、日本にある国宝や重要文化財に指定されている武具、甲冑などのうち8割が保存展示されています。
詳しくは以下の記事で解説しているのでご覧ください。
また、大三島での宿泊は、創治初期創業の旅館「茶梅」と、夕食の美味しい宿中四国版一位の実績を誇る「旅館さわき」が人気があります。
そのほか、東側の海沿いにある大三島のサイクリング総合施設「WAKKA」での宿泊もおすすめです。
↓予約・詳細は以下リンクをご覧ください。
四国観光|高知県内でおすすめの観光名所
高知城
高知城は、関ヶ原の戦いで掛川7万石から一躍、土佐24万石の太守となった山内一豊が慶長6年(1601年)に築城したお城です。
天守閣は1727年の大火で消失。その後、1749年に再建されました。
日本国内で江戸時代から天守が現存している木造の12古天守の一つで、天守や追手門など15棟が重要文化財に指定されています。
高知市のシンボルであり、高知観光では外せないスポットです。
高知城(入場料420円)
所在地: 〒780-0850 高知県高知市丸ノ内1丁目2−1
時間:9時00分~17時00分
電話: 088-824-5701
ひろめ市場
ひろめ市場は、飲食店や鮮魚店、雑貨店など様々な個性・特長を持つ60以上の店舗が集まる屋台村風商店街です。
市場内で購入した飲食物は施設内のスペースで自由に食事ができます。
高知のご当地グルメなども堪能できるので、高知観光の昼か夜のどちらかに訪れましょう。
ひろめ市場
所在地: 〒780-0841 高知県高知市帯屋町2丁目3−1
時間:10時00分~21時30分(日曜のみ9時~)
電話: 088-822-5287
また、高知市内での宿泊には、「三翠園(さんすいえん)」が人気があります。
鏡川沿いにある旧山内家下屋敷跡に建つ天然温泉旅館で、最安料金6,228円から宿泊できます。
そのほか、シティホテルでは、『楽天トラベルゴールドアワード』を4年連続で受賞している「高知ホテル」や『シルバーアワード』を3年連続で受賞している「高知パシフィックホテル」が人気です。
↓合わせてチェックしてみてください。
桂浜(かつらはま)
「桂浜」は、浦戸湾口、龍頭岬と龍王岬の間に弓状に広がる海岸で、背後に茂り合う松林と砂浜、紺碧の海が箱庭のように調和する見事な景勝地です。
古来より月の名所として知られ、「月の名所は桂浜・・・」と「よさこい節」でも唄われています。
幕末に活躍した志士「坂本龍馬」が郷里の土佐の中で最も愛した場所といわれています。
一帯は都市公園として整備されていて、桂浜水族館や坂本龍馬の銅像、坂本龍馬記念館、土佐闘犬センターなど見どころも多いです。
桂浜
所在地: 〒781-0262 高知県高知市浦戸桂浜
時間:24 時間
電話: 088-823-9457
龍河洞
「龍河洞(りゅうがどう)」は、1億7500万年もの永い歳月をかけてつくりだした石灰岩の鍾乳洞です。
日本三大鍾乳洞のひとつで、国の天然記念物及び史跡に指定されています。
学術的にも貴重な場所として知られ、多い時には年間100万人の入洞者数を記録したこともある高知でも有数の観光スポットです。
龍河洞(入館料1,200円)
所在地: 〒782-0005 高知県香美市土佐山田町逆川1424
時間:8時30分~17時00分
電話: 0887-53-2144
公式HP▶龍河洞
安芸市
高知市内から車で1時間ほどに位置する「安芸市」は、歴史と文化が香る高知県東部の中心都市です。
三菱グループの前身である三菱財閥の創立者「岩崎弥太郎」の出身地であり、阪神タイガースのキャンプ地としても知られています。
観光では、「岩崎弥太郎生家」や武家屋敷の街並み「土居廓中(どいかちゅう)」、安芸市のシンボル「野良時計」などの見どころがあり、ご当地グルメ「安芸釜あげちりめん丼」も楽しめます。
室戸岬
高知東部に位置し、独特の地形を持つ「室戸岬」は、壮大な岩、荒々しい海、空海が残した数々の伝説、パワースポットなど見どころの多い観光スポットです。
海岸は奇岩が乱立、亜熱帯性樹林や海岸植物が茂り、1964年6月には国定公園の指定。2011年9月には世界ジオパークに認定されました。
捕鯨のまちとして栄え、黒潮と山の幸に恵まれた山海のグルメも楽しめます。
また、弘法大師が修行をした地とされており、ご住居として使われていた御厨人窟(みくろど)も見どころ。そのほか、土佐の志士中岡慎太郎の像などもあります。
室戸岬での宿泊は、最先端に位置する民宿「室戸荘」が口コミ評価の高いです。
宿を一歩出れば、目の前には室戸岬の大自然が広がり、夕日と朝日の眺望が楽しめます。
↓詳細・予約は以下リンクをご覧ください。
四万十川
四万十川は、四国最長の大河(全長196km)です。本流に大規模なダムが建設されていないことから「日本最後の清流」とも呼ばれています。
「日本三大清流の一つ」で名水百選、日本の秘境100選にも選ばれています。
下流に架かる四万十川の代表的な沈下橋「佐田沈下橋(今成橋)」の観光や、カヌーなどのアクティビティが楽しめます。
また、四万十市での宿泊は「ホテルサンリバー四万十」が人気があります。
2018年4月にグランドオープン。楽天トラベルブロンズアワード2019を受賞している口コミ評価の高いホテルです。
そのほか、「新ロイヤルホテル四万十」と「薬湯風呂 ホテルクラウンヒルズ中村」もおすすめです。
↓以下リンクから合わせてチェックしてみてください。
足摺岬
四国最南端の岬「足摺岬(あしずりみさき)」は、紺碧の海が広がる太平洋に突き出た足摺半島の先端の岬です。
2ヵ所の展望台からは、270度以上の視界が広がり、地球の丸さを実感できます。
足摺岬の断崖にたつ「足摺岬灯台」は、大正3年(1914)に点灯された、わが国でも最大級の灯台のひとつで、「日本の灯台50選」にも選ばれています。
観光では、岬に立つ「ジョン万次郎(中浜万次郎)」の銅像のほか、波の力によって浸食された花崗岩の海蝕洞「白山洞門」などの見どころがあります。
足摺岬での宿泊は「あしずり温泉郷 足摺国際ホテル」が人気があります。
足摺の雄大な自然を一望できる絶好のロケーションで、お遍路・観光の拠点に最適です。
柏島
柏島は、人口350人の大月半島の先端にある小島で、豊後水道と黒潮の流れがぶつかる海域に面しているため、日本の海の1/3の魚種が生息しているとも言われています。
世界有数のダイビングスポットとして知られ、エメラルドグリーンの海でのスキューバーダイビングや、スノーケリングなど様々な海のレジャーが楽しめる人気のスポットです。
【四国でおすすめの観光名所一覧】まとめ
今回は、四国でおすすめの観光名所について詳しく解説してきました。
四国観光には車があると便利で短期間でも多くの観光地を巡ることができます。空港でレンタカーを借りるなどして観光に出かけましょう。宿泊は各地の温泉地で旅の疲れを癒してみてください。
今回は以上です。四国観光の参考になれば幸いです。