中華料理チェーンの代表格として長年支持されている餃子の王将。王将フードサービスが展開し、看板メニューの餃子を中心に“日常使いできる外食”として全国に広がっています。
外食チェーンでありながら、定食・単品・テイクアウトと多様な利用シーンに対応している点が特徴で、幅広い層に支持されています。
本記事では、2026年時点のデータをもとに、餃子の王将の都道府県別店舗数を整理し、その分布から見える出店戦略を詳しく解説していきます。
餃子の王将 店舗数 都道府県別一覧(全国47)
■ 北海道・東北エリア
| 都道府県 | 店舗数 | 都道府県 | 店舗数 |
| 北海道 | 18 | 秋田県 | 0 |
| 青森県 | 0 | 山形県 | 0 |
| 岩手県 | 0 | 福島県 | 0 |
| 宮城県 | 4 |
■ 関東エリア
| 都道府県 | 店舗数 | 都道府県 | 店舗数 |
| 茨城県 | 6 | 千葉県 | 28 |
| 栃木県 | 3 | 東京都 | 67 |
| 群馬県 | 11 | 神奈川県 | 41 |
| 埼玉県 | 36 |
■ 中部エリア
| 都道府県 | 店舗数 | 都道府県 | 店舗数 |
| 新潟県 | 3 | 山梨県 | 1 |
| 富山県 | 4 | 長野県 | 4 |
| 石川県 | 8 | 岐阜県 | 17 |
| 福井県 | 6 | 静岡県 | 7 |
| 愛知県 | 43 |
■ 関西エリア
| 都道府県 | 店舗数 | 都道府県 | 店舗数 |
| 三重県 | 19 | 兵庫県 | 73 |
| 滋賀県 | 21 | 奈良県 | 17 |
| 京都府 | 46 | 和歌山県 | 12 |
| 大阪府 | 155 |
■ 中国・四国エリア
| 都道府県 | 店舗数 | 都道府県 | 店舗数 |
| 鳥取県 | 3 | 徳島県 | 5 |
| 島根県 | 0 | 香川県 | 7 |
| 岡山県 | 9 | 愛媛県 | 2 |
| 広島県 | 10 | 高知県 | 2 |
| 山口県 | 4 |
■ 九州・沖縄エリア
| 都道府県 | 店舗数 | 都道府県 | 店舗数 |
| 福岡県 | 21 | 大分県 | 1 |
| 佐賀県 | 2 | 宮崎県 | 0 |
| 長崎県 | 4 | 鹿児島県 | 0 |
| 熊本県 | 5 | 沖縄県 | 0 |
大阪に圧倒的集中|“発祥地ドミナントの典型”
餃子の王将は大阪府155店舗と、他の都道府県を大きく引き離しています。
これは関西発祥ブランドであることに加え、同一エリア内に集中的に出店するドミナント戦略が徹底されているためです。大阪・京都・兵庫といった関西圏では、生活の一部として定着しており、店舗密度が非常に高くなっています。
特に京都市周辺は創業地に近く、ブランドの歴史とともに店舗網が広がってきたエリアです。
都市部に多い理由|“回転率重視の立地”
餃子の王将は東京都67店舗、神奈川県41店舗など、都市部でも一定の店舗数を確保しています。
中華料理業態は回転率が重要であり、ランチ・ディナーともに安定した来客が見込めるエリアで強みを発揮します。そのため、オフィス街や住宅地が混在する都市部では効率よく集客でき、複数出店が可能になります。
地方での特徴|“空白エリアが多い理由”
一方で、東北や九州南部など、出店が少ない、あるいは未出店の地域も目立ちます。
これは、王将の店舗運営が地域ごとの需要に大きく依存するためであり、一定の来客数が見込めるエリアに限定して出店しているためです。また、地域によっては競合となるローカル中華店が強く、進出が進んでいないケースもあります。
結果として、全国均等ではなく「強い地域に集中する」構造になっています。
出店戦略の本質|“地域密着型ドミナント”
餃子の王将の出店戦略は、特定エリアでの密度を高める地域密着型です。
全国に均等に広げるのではなく、強いエリアでは徹底的に店舗数を増やし、弱いエリアには無理に出店しない方針が見て取れます。この戦略により、エリアごとのブランド力と収益性を最大化しています。
まとめ|餃子の王将は“関西特化+都市集中モデル”
餃子の王将の都道府県別店舗数を見ると、関西圏を中心に圧倒的な密度を持ちつつ、都市部で広がる構造が明確に表れています。
全国均等型ではなく、「強い地域に深く根付く」戦略が特徴であり、これがブランドの安定した人気を支えています。
今後も関西圏を軸にしながら、都市部での最適化を進める形で、効率的な店舗展開が続いていくと考えられます。