100円ショップ最大手のダイソーは、全国に圧倒的な店舗網を持ち、都市部から地方まで幅広く展開しています。近年は大型店・複合型店舗・ショッピングモール内出店なども増え、単なる「100円ショップ」から“生活インフラ”としての役割が強まっています。
本記事では、2026年時点のデータをもとに、ダイソーの都道府県別店舗数を整理しながら、その背景にある出店戦略まで詳しく解説します。
ダイソー 店舗数 都道府県別一覧(全国47)
■ 北海道・東北エリア
| 都道府県 | 店舗数 | 都道府県 | 店舗数 |
| 北海道 | 180 | 秋田県 | 41 |
| 青森県 | 48 | 山形県 | 43 |
| 岩手県 | 36 | 福島県 | 60 |
| 宮城県 | 90 |
■ 関東エリア
| 都道府県 | 店舗数 | 都道府県 | 店舗数 |
| 茨城県 | 109 | 千葉県 | 182 |
| 栃木県 | 71 | 東京都 | 304 |
| 群馬県 | 83 | 神奈川県 | 219 |
| 埼玉県 | 231 |
■ 中部エリア
| 都道府県 | 店舗数 | 都道府県 | 店舗数 |
| 新潟県 | 72 | 山梨県 | 33 |
| 富山県 | 33 | 長野県 | 55 |
| 石川県 | 25 | 岐阜県 | 63 |
| 福井県 | 32 | 静岡県 | 114 |
| 愛知県 | 178 |
■ 関西エリア
| 都道府県 | 店舗数 | 都道府県 | 店舗数 |
| 三重県 | 71 | 兵庫県 | 181 |
| 滋賀県 | 37 | 奈良県 | 56 |
| 京都府 | 81 | 和歌山県 | 43 |
| 大阪府 | 268 |
■ 中国・四国エリア
| 都道府県 | 店舗数 | 都道府県 | 店舗数 |
| 鳥取県 | 31 | 徳島県 | 33 |
| 島根県 | 29 | 香川県 | 39 |
| 岡山県 | 68 | 愛媛県 | 64 |
| 広島県 | 116 | 高知県 | 39 |
| 山口県 | 47 |
■ 九州・沖縄エリア
| 都道府県 | 店舗数 | 都道府県 | 店舗数 |
| 福岡県 | 159 | 大分県 | 48 |
| 佐賀県 | 31 | 宮崎県 | 29 |
| 長崎県 | 37 | 鹿児島県 | 50 |
| 熊本県 | 57 | 沖縄県 | 66 |
1位は東京都|圧倒的な店舗密度と多様な出店形態
東京都は304店舗と、全国トップの店舗数を誇ります。都内のダイソーは、駅前、スーパー併設、ショッピングモール内といった形で“用途別に店舗が存在する”ため、都市部では必然的に店舗数が増えていきます。
地方はロードサイド+郊外型で展開
一方で地方エリアでは、都市部とは異なり、車社会に最適化された出店が中心です。
- 駐車場付きロードサイド店舗
- ホームセンター併設
- 地方ショッピングセンター内
ダイソーは大型店だけでなく、小型テナントとしても出店可能であり、地方の商業施設やスーパーに柔軟に入り込めます。実際に、
- 北海道(180)
- 愛媛県(64)
- 鹿児島県(50)
などは、人口規模に対して店舗数が多く、地方でも強い存在感を持っています。
他業態との違い|“ダイソーの面展開モデル”
アパレルや専門店は「拠点型」の出店が基本ですが、ダイソーは完全に異なります。
ユニクロが広域集客型、GUが都市特化型、ハニーズがモール特化型であるのに対し、ダイソーは“面で埋める”戦略です。つまり、空白地帯を作らないことが最優先になります。
この違いは商品特性によるもので、ダイソーの商品は「どこでも同じものが同じ価格で買える」ことが価値になります。そのため、ブランド体験よりもアクセス性が重視されます。
出店戦略の本質|“ダイソー×生活インフラ”
ダイソーの出店戦略は極めてシンプルで、「需要がある場所には必ず出す」というものです。
ただし無計画に増やしているわけではなく、商圏や競合、施設の集客力を見ながら細かく最適化されています。大型店と小型店を組み合わせることで、効率と網羅性の両立を実現しています。
この結果、他の小売業では見られないレベルの店舗密度が生まれ、“インフラ”として機能するまでに至っています。
まとめ|ダイソー都道府県店舗数
ダイソーの都道府県別店舗数を見ると、単なる多店舗展開ではなく、日本全国を隙間なくカバーする“完全網羅型モデル”であることが分かります。
都市部では生活導線ごとに配置し、地方でも細かく分散することで、どこにいてもすぐに利用できる環境を作り上げています。
ユニクロやGUのようにブランド価値や立地戦略で差別化するのではなく、「どこにでもあること自体が価値」という独自のポジションを確立している点が、ダイソー最大の強みと言えます。