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ドラッグストアの店舗数ランキング【2026年】多い順一覧

全国エリア

日本のドラッグストア業界は、全国に約2万3,000店舗以上を展開する巨大市場であり、コンビニに次ぐ生活インフラとして定着しています。

かつては医薬品中心の業態でしたが、現在では食品・日用品・化粧品・調剤薬局までを含む「生活密着型スーパー」へと進化しており、業界全体の売上は10兆円規模に達しています。

また、大手チェーンによるドミナント戦略(特定地域への集中出店)やM&Aが活発で、店舗数は年々増加傾向にあります。

この記事では、日本国内の主要ドラッグストアチェーンを店舗数ベースで整理しながら、それぞれの特徴や違い、さらに地域ごとの出店傾向まで詳しく解説していきます。


ドラッグストアの店舗数ランキング(日本)

まずは、日本国内の主要ドラッグストアを店舗数の多い順にまとめました。

順位チェーン名店舗数(目安)特徴
1位ウエルシア約3,000店調剤併設最大・イオン系
2位スギ薬局約2,300店中部・関西強い
3位ツルハドラッグ約2,000店北海道発・全国展開
4位マツモトキヨシ約1,900店都市型トップ
5位ドラッグコスモス約1,700店食品特化・低価格
6位サンドラッグ約1,540店バランス型
7位ココカラファイン約1,500店マツキヨと統合済
8位クスリのアオキ約1,000店食品強化型
9位セイムス約1,270店富士薬品系
10位クリエイトSD約800店神奈川中心
11位V・ドラッグ約530店中部ドミナント
12位ゲンキー約515店ディスカウント特化
13位キリン堂約425店関西中心
14位ドラッグストアモリ約420店九州中心
15位薬王堂約400店東北特化
16位カワチ薬品約380店北関東・大型店

日本国内のドラッグストアチェーンで中心となっているのが、ツルハグループ、ウエルシアグループ、そしてマツモトキヨシとココカラファインが統合して誕生したマツキヨココカラグループです。

これらは複数ブランドを束ねた“グループ戦略”によって規模を拡大しており、出店力・仕入れ力・価格競争力のすべてにおいて他社を圧倒しています。そして、スギ薬局は「調剤併設型ドラッグストア」の強みを活かし、短期間で店舗網を全国に広げています。

一方で、こうした大手とは異なる成長を見せているのが、ドラッグコスモスやゲンキーに代表されるディスカウント型のチェーンです。これらの企業は医薬品よりも食品や日用品の低価格販売に軸足を置き、スーパーに近い業態で急拡大しています。

特に地方ロードサイドを中心に出店を加速しており、「安さ」を武器に既存のドラッグストアとは異なるポジションを確立しています。この動きによって、業界内には従来とは違う競争軸が生まれています。

さらに、地域密着型チェーンも依然として重要な存在です。例えば東北の薬王堂や関西のキリン堂などは、出店エリアを絞ることでドミナント戦略を強化し、大手にはない地域密着の強みを発揮しています。


ドラッグストアの特徴と傾向

ドラッグストアは、大きく4つのタイプに分類できます。

まず業界の中心となっているのが、ウエルシアやスギ薬局に代表される「調剤併設型」です。このタイプは医薬品販売に加えて処方箋対応を強化しており、安定した収益基盤を持っています。

次に、コスモス薬品やゲンキーのような「食品ディスカウント型」があります。これらは医薬品よりも食品の売上比率が高く、価格競争力を武器に急速に店舗数を増やしています。実質的にはスーパーに近い業態であり、地方で特に強い存在です。

三つ目は、マツモトキヨシに代表される「都市型・化粧品強化型」です。駅前や繁華街に多く、インバウンド需要や美容系商品に強みがあります。単価が高く、利益率の高いビジネスモデルです。

そして四つ目が、「地域密着型チェーン」です。薬王堂やドラッグストアモリなどが該当し、特定エリアで圧倒的なシェアを持っています。全国展開ではないものの、地元では大手以上の存在感を持つケースも少なくありません。

このようにドラッグストアは、単なる小売業ではなく、「医療」「食品」「美容」の3領域が融合した業態へと進化しています。


ドラッグストア比較表(価格・強み・特徴)

チェーン価格医薬品食品特徴
ウエルシア普通調剤強い
マツキヨやや高い都市型・美容強い
コスモス安い食品特化
ゲンキー安いディスカウント
スギ薬局普通バランス型
クスリのアオキ普通スーパー型

ドラッグストアを比較すると、それぞれの戦略が見えてきます。処方薬や医薬品を重視するならウエルシアやスギ薬局、食品を安く買うならコスモスやゲンキー、化粧品や都市利用ならマツキヨといったように、用途によって最適なチェーンが大きく異なります。


都道府県別ドラッグストア出店数ランキング(目安)

順位都道府県店舗数(目安)特徴
1位東京都約1,500以上都市型・高密度
2位大阪府約900商業エリア強い
3位神奈川県約850都市+住宅地
4位愛知県約800スギ薬局強い
5位埼玉県約750郊外型多い
6位千葉県約700ロードサイド
7位福岡県約650九州中心
8位兵庫県約600関西圏
9位北海道約550ツルハ強い
10位静岡県約500バランス型

都道府県別に見ると、都市部ではマツキヨやウエルシアのような駅前型・調剤型が多く、アクセスの良さと利便性が重視されています。一方で郊外では、コスモスやクスリのアオキのような大型店舗が多く、食品を含めたまとめ買い需要に対応しています。

また、北海道ではツルハ、東北では薬王堂、九州ではドラッグストアモリなど、地域ごとに強いチェーンが明確に分かれているのも特徴です。

さらに近年は、スーパーやコンビニとの競争が激化しており、単なる医薬品販売ではなく「生活すべてをカバーする店舗」へと進化しています。


まとめ|ドラッグストア店舗数ランキング

ドラッグストアの店舗数ランキングでは、ツルハ・ウエルシア・マツキヨといった大手グループが圧倒的な規模を誇り、業界を牽引しています。

しかし市場全体を見ると、

  • 調剤型(ウエルシア・スギ)
  • 食品特化型(コスモス・ゲンキー)
  • 都市型(マツキヨ)
  • 地域密着型(薬王堂・モリ)

といった多様な業態が共存しており、単純な店舗数だけでは語れません。また、地域によって勢力図が大きく異なる点も特徴です。 ドラッグストアは今、「薬を売る店」から「生活を支えるインフラ」へと変化を遂げています。