日本のコンビニ業界において、ファミリーマートは、セブン-イレブンに次ぐ規模を誇る大手チェーンです。国内店舗数は約16,400店舗と非常に多く、全国各地に広く展開しています。
ただし、セブンイレブンとは異なり、ファミリーマートは
・地域ごとの偏り
・旧サークルK・サンクスの統合影響
といった要素により、都道府県ごとの分布に特徴があります。
この記事では、ファミリーマートの店舗数を都道府県別に整理しながら、出店戦略や地域ごとの違いを詳しく解説していきます。
ファミリーマート 都道府県別 店舗数ランキング
まずは、日本全国のファミリーマート店舗数を都道府県別に多い順でまとめました。
※2026年2月時点(国内合計:約16,415店舗)
| 順位 | 都道府県 | 店舗数 |
| 1位 | 東京都 | 2,432 |
| 2位 | 愛知県 | 1,617 |
| 3位 | 大阪府 | 1,359 |
| 4位 | 神奈川県 | 1,009 |
| 5位 | 埼玉県 | 765 |
| 6位 | 千葉県 | 648 |
| 7位 | 福岡県 | 543 |
| 8位 | 兵庫県 | 519 |
| 9位 | 静岡県 | 498 |
| 10位 | 三重県 | 399 |
| 11位 | 沖縄県 | 337 |
| 12位 | 京都府 | 329 |
| 13位 | 茨城県 | 326 |
| 14位 | 宮城県 | 322 |
| 15位 | 長野県 | 260 |
| 16位 | 鹿児島県 | 257 |
| 17位 | 北海道 | 252 |
| 18位 | 広島県 | 250 |
| 19位 | 石川県 | 245 |
| 20位 | 岡山県 | 229 |
| 21位 | 栃木県 | 219 |
| 22位 | 愛媛県 | 208 |
| 23位 | 熊本県 | 194 |
| 24位 | 岩手県 | 187 |
| 25位 | 青森県 | 180 |
| 26位 | 福島県 | 176 |
| 27位 | 新潟県 | 164 |
| 28位 | 滋賀県 | 156 |
| 29位 | 長崎県 | 153 |
| 30位 | 富山県 | 150 |
| 30位 | 福井県 | 150 |
| 32位 | 奈良県 | 149 |
| 33位 | 岐阜県 | 342 |
| 34位 | 宮崎県 | 135 |
| 35位 | 山形県 | 124 |
| 36位 | 秋田県 | 121 |
| 37位 | 大分県 | 118 |
| 38位 | 香川県 | 116 |
| 39位 | 群馬県 | 113 |
| 40位 | 和歌山県 | 107 |
| 41位 | 高知県 | 98 |
| 42位 | 山口県 | 92 |
| 43位 | 山梨県 | 82 |
| 44位 | 徳島県 | 78 |
| 44位 | 佐賀県 | 78 |
| 46位 | 鳥取県 | 67 |
| 47位 | 島根県 | 62 |
ファミリーマートは東京都が圧倒的1位
東京都は約2,400店舗と、ファミリーマートでも圧倒的な1位です。
オフィス街・駅・住宅地など、あらゆる生活動線に出店している点は他店競合と同様ですが、ファミマはやや“立地柔軟性”が高く、小規模立地にも強い傾向があります。
そのため都市部では非常に高密度な店舗網が形成されています。
愛知県が2位|ファミマ最大の特徴
ファミリーマート最大の特徴が、愛知県の店舗数です。約1,600店舗と全国2位であり、これは首都圏以外では異例の規模です。
この理由は、
・旧サークルK・サンクスの地盤
・中部地方での歴史的な強さ
にあります。
また、愛知・岐阜・三重・静岡といった東海エリアは、ファミマの勢力圏と言えます。
この地域ではセブンイレブンと拮抗、もしくはそれ以上の存在感を持つケースもあり、コンビニ勢力図の中でも非常に特徴的なエリアです。
ファミマの地方の分布|バランス型
地方でも全国に広く展開していますが、東海(強い)・東北(やや強い)・中国・四国(中程度)
といったエリア差が見られます。
一方、沖縄は約337店舗と、人口規模に対して非常に多い水準です。これは観光需要に加え、コンビニの生活インフラとしての役割が強いためです。また、観光地特有の需要(夜間・軽食・ドリンク)が大きく影響しています。
まとめ|ファミマは“地域戦略型コンビニ”
ファミリーマートの都道府県別ランキングを見ると、全国チェーンでありながら地域ごとの特色が非常に強いことが分かります。
特に東海エリアの強さは際立っており、単なる人口比例では説明できない分布になっています。ファミマは、“地域に根付くことで強くなるコンビニ”と言えます。