千葉県北部に位置する佐倉・成田・佐原・銚子の四都市は、江戸を支え、江戸と共に発展してきた地域です。
これらの北総四都市が平成28年(2016)に「百万都市江戸を支えた江戸近郊の四つの代表的な町並み群」として日本遺産に認定されました。
現在でもこの四都市では江戸時代から変わらない町並みと、祭礼などの伝統文化を見ることができます。

東京からでも高速道路を利用すれば1時間ほどで来れるので日帰り旅行にも最適です。
今回はそんな北総四都市を巡る観光モデルコースについて解説していきます。
この記事を読むと、日帰りで楽しめる観光スポットと旅行プランの立て方が理解できるので是非最後までご覧ください。
【北総四都市ドライブ】観光モデルコース

まずは北総四都市を巡る観光モデルコースをご紹介します。
北総四都市観光モデルコースは以下の通り。
✅北総四都市観光モデルコース
北総四都市観光モデルコースは、佐倉市から成田→佐原→銚子と移動していきます。

距離にして110㎞、およそ3時間の道のりです。
成田と佐原は東関東自動車道を利用するとスムーズです。そこから銚子までは利根川沿いを走ります。
千葉房総半島の観光モデルコースは以下の記事にまとめています。
北総四都市の観光の見どころ
北総四都市の観光の見どころは以下のスポットです。
✅北総四都市の観光スポット
- 【日本100名城】佐倉城跡
- 【真言宗智山派の大本山】成田山新勝寺
- 【水運の町】佐原散歩
- 【香取神社の総本社】香取神宮
- 【昔ながらの鉄道旅】銚子電鉄
- 【銚子のシンボル】犬吠埼灯台
- 【東洋のドーバー】屏風ヶ浦
北総四都市の見どころは、「成田山新勝寺」と「香取神宮」です。どちらも由緒ある神社仏閣で正月には多くの参拝客が訪れます。
そして銚子では、銚子のシンボルである犬吠埼灯台と、日本有数の水揚げ量を誇る銚子漁港で海の幸を堪能しましょう。
観光所要時間は成田山で2~3時間、銚子周辺で2時間以上を目安にしてください。
日帰りでも楽しめますが、銚子や成田に宿泊して1泊2日の旅行をお勧めします。
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北総四都市を巡るオススメ観光スポット
では、ここからは北総四都市の観光スポットを詳しく解説していきます。
【日本100名城】佐倉城跡
佐倉城は、徳川家康の命を受けた土井利勝によって築城されたお城です。戦国時代に一度、鹿島幹胤によって築城されましたが、暗殺によって頓挫しています。
城郭は石垣を一切用いず、お堀によって敵の侵攻を防ぐ造りが特徴です。印旛沼を外堀の一部にし、三重櫓を天守の代用としています。


天守閣がないので派手さはないものの非常に価値のあるお城跡です。
現在跡地は佐倉城址公園として整備されています。日本100名城の一つに選出。
【佐倉城跡】
入場自由
公式HP▶ https://www.naritasan.or.jp/
【真言宗智山派の大本山】成田山新勝寺
成田山新勝寺は、真言宗智山派の仏教寺院であり、同派の大本山です。本尊は不動明王。
「成田のお不動さま」で親しまれ、当寺は不動明王信仰の一大中心地でした。
明治神宮に次ぐ全国第2位の参拝客数で成田国際空港に近いことから、外国人観光客にも人気があります。
【成田山新勝寺】
境内参拝自由
公式HP▶ https://www.naritasan.or.jp/
成田山新勝寺について詳しくは以下の記事にまとめています。
成田山新勝寺の表参道では食べ歩きも楽しめます。以下の記事に人気店をまとめています。
【水運の町】佐原散歩
香取市佐原は、江戸後期に利根川舟運の中継地として「江戸優り(えどまさり)」とも言われるほど栄えた町です。
今でも多くの歴史的建造物が立ち並び、小江戸の街並みが残っています。
見どころは、「小江戸さわら舟めぐり」です。佐原の街並みを眺めながら約30分ほどのんびりと川下りが楽しめます。
【小江戸さわら舟めぐり】
大人 1,300円
小学生 700円
【営業時間】
10:00~16:00
【香取神社の総本社】香取神宮
香取神宮は、関東地方を中心として全国約400社ある香取神社の総本社です。
日本神話で大国主の国譲りの際に活躍する「経津主大神(フツヌシ)」を祀り、勝運・交通・災難除けなどにご利益があると言われています。


茨城県の鹿島神宮・息栖神社と共に“東国三社”の一社です。伊勢神宮に匹敵するほどのパワースポットとされ、東国三社参りで運気が上がるといわれています。
また香取神宮は、茨城県の鹿島神宮・息栖神社と共に“東国三社”の一社です。
伊勢神宮に匹敵するほどのパワースポットとされ、東国三社参りで運気が上がるといわれています。
以下のドライブコースで参拝に訪れてみてください。
茨城のドライブモデルコースは以下の記事をご覧ください。
【昔ながらの鉄道旅】銚子電鉄
銚子電鉄は、銚子駅と外川駅とを約20分で結ぶローカル線です。全線が銚子市内にあり、関東地方の最東端である犬吠埼の近くを通ります。
ご当地商品として「ぬれ煎餅」やスナック菓子「まずい棒」などが有名です。昔ながらの電車と外川駅の駅舎も見どころです。


銚子電鉄が観音駅から本銚子駅にかけて、木々の中を走る姿は人気の写真スポットです。
【銚子のシンボル】犬吠埼灯台
犬吠埼灯台は、関東・銚子半島の最東端の犬吠埼に立つ第1等灯台です。
世界灯台100選、日本の灯台50選にも選ばれており、歴史的文化財的価値が高いAランク保存灯台です。国の登録有形文化財に登録されています。
【営業時間】
8時30分~16時
【料金】
大人200円、小学生以下無料(保護者同伴)
銚子の観光モデルコースについては以下の記事で詳しく解説しています。
また、犬吠埼灯台周辺にオーシャンビューが望める温泉旅館・ホテルが点在しているので利用してみてください。オススメは以下の記事にまとめています。
【東洋のドーバー】屏風ヶ浦
屏風ヶ浦は、銚子市から旭市の刑部岬までの約10㎞にわたって波の浸食によってできた40m~50mの荒削りの崖です。


ドーバー海峡にあるホワイト・クリフに似ていることから「東洋のドーバー」とも呼ばれます。
迫力ある風景はサスペンスドラマのラストシーンや映画やテレビドラマ、CMなど、さまざまなメディアにもたびたび登場しています。
【北総四都市ドライブモデルコース】まとめ
今回は、北総四都市ドライブモデルコースについて解説してきました。
北総の四都市は、関東近郊からでも日帰りで行ける観光地として人気があります。


成田空港も近いので地方からでも行きやすいです。
北総エリアは気軽に江戸時代の歴史を感じられる観光地です。ドライブコースを参考に北総四都市の旅行計画をたててみてください。
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