日本の主要四島の中で最北端にある北海道には、道庁所在地の「札幌」をはじめ、箱館戦争の舞台「五稜郭」、日本最北端の地「宗谷岬」、世界自然遺産の「知床」、ラベンダー畑で有名な「富良野」など魅力的な観光スポットがたくさんあります。
今回は、そんな魅力満載の北海道で必ず行きたい観光名所から穴場までたっぷり解説していきます。
北海道観光|札幌でおすすめの観光名所
北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)
”赤れんが庁舎”の愛称で知られる煉瓦づくりの「北海道庁旧本庁舎」は、現在使われている新庁舎ができるまで約80年に渡って道政を担ってきた歴史ある建物です。
明治21年(1888年)に北海道庁の本庁舎として建設されましたが、その後明治42年(1909年)の火災で内部と屋根を焼失。
現在の赤れんが庁舎は、焼失した開拓使札幌本庁舎の代わりとして1888年に建てられたアメリカ風ネオ・バロック様式の建築物です。
昭和43年(1968年)の北海道開道100年を記念して、創建時代の姿に復元して保存されています。昭和44年(1969年)には国の重要文化財に指定されています。
※リニューアルのため、2019年10月1日(火)から2022年度まで休館
北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)
所在地/〒060-8588 札幌市中央区北3条西6丁目
TEL/011-204-5019
営業時間/8時45分~18時
料金/無料
交通アクセス/札幌駅から徒歩で約10分
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札幌市時計台
札幌市時計台は、正式名称は「旧札幌農学校演武場」。北海道大学の前身である札幌農学校の施設として、初代教頭であるクラーク博士の構想に基づき明治11年に建設されました。
これまでに教育団体の事務所や軍用施設、昭和には市立図書館として活躍してきたこの建物は、昭和45年6月に国の重要文化財に指定。現在は、毎正時に鳴る鐘の音が街に時を告げる札幌のシンボルです。
特徴的な外観は、札幌ラーメンの店の看板や北海道観光のポスターに多用されています。
札幌市時計台
所在地/〒060-0001 札幌市中央区北1条西2丁目
TEL/011-231-0838
開館時間/8:45〜17:10(入館は17:00まで)
観覧料/大人200円(高校生以下、無料)
休館日/第4月曜日(祝日の場合は翌日、5〜10月は開館)、年末年始
交通アクセス/JR札幌駅から徒歩約10分
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さっぽろテレビ塔
「さっぽろテレビ塔」は、大通公園の東端に立つ高さ147.2mの建造物です。
昭和32年(1957)に電波の受信・発信のポイントとして建設され、半世紀以上にわたって札幌の発展を見届けるランドマーク的存在となっています。
地上約90mの展望台からは、季節ごとに表情を変える大通公園の美しい風景やイベントの様子が楽しめ、天気がよければ石狩平野や日本海も見渡せます。
さっぽろテレビ塔
所在地/〒060-0042 北海道札幌市中央区大通西1丁目
TEL/011-241-1131
営業時間/10:00~22:00(展望最終入場 21:50)
展望台入場料金/大人(高校生以上) 800円、小学生・中学生 400円
交通アクセス/JR札幌駅から徒歩約15分
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大通公園
「大通公園」は、札幌市の中心部に位置し、大通西1丁目から大通西12丁目までの長さ約1.5km、面積約7.8haの広大な公園です。
ライラックやハルニレなど92種、約4,700本の木々に囲まれたオフィス街のオアシスで、夏はビアガーデン、冬は雪まつりの会場として全国的にも知られています。
大通公園
所在地/札幌市中央区大通西1~12丁目
TEL/011-251-0438
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狸小路商店街
札幌狸小路商店は、明治6年から続く北海道で最古の商店街の一つです。東西約900mに渡って約200店が軒を連ねています。
現在のアーケードは昭和57年に完成した二代目です。
商店街には、北海道最古のビヤホール「狸小路ライオン」や狸小路100周年を記念して建立された「本陣狸大明神社」、狸小路のマスコットキャラクター「だっこポン」があります。
狸小路商店街
所在地/北海道札幌市中央区南2・3条西1丁目~7丁目
TEL/011-241-5125
交通アクセス/地下鉄大通駅から徒歩5分
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二条市場
二条市場は、海産物から青果まで幅広く揃う100年以上の歴史ある市場です。
約60店舗が営業しており、カニやホタテ、じゃがいもなどの北海道の名産や、海鮮丼や寿司など、市場ならではの味覚も楽しめます。
夜は個性豊かな飲食店が集まる「のれん横丁」として営業しています。
二条市場
所在地/札幌市中央区南3条東1丁目〜東2丁目
TEL/011-222-5308
営業時間/7時~18時(飲食店街は6時~21時)
※店舗により異なる
交通アクセス/地下鉄東西線「バスセンター前」駅から徒歩約3分
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札幌市円山動物園
札幌市円山動物園は、1951年に北海道で初めて設置され、約160種の生物を飼育・展示している動物園です。
は虫類・両生類館やエゾヒグマ館など、動物の生態を間近で感じられる施設が人気で、高山館のレッサーパンダは、室内にある渡り木を行き来する姿が人気を集めています。
さらに、近年ではホッキョクグマ館やゾウ舎など、新たな施設がオープンし、餌やりの様子などを飼育員の解説付きで見ることができるほか、四季の移ろいとともに彩りに変化を見せる木々を眺めながらのランチや散策も満喫することができます。
札幌市円山動物園
所在地/〒064-0959 札幌市中央区宮ヶ丘3-1
TEL/011-621-1426
営業時間/
夏期 9:00〜17:00(2月1日〜10月31日)
冬期 9:00〜16:00(11月1日〜1月31日)
休園日/12月29・30・31日
入園料/大人600円、中学生以下無料
交通アクセス/市営地下鉄さっぽろ駅から円山公園駅まで約10分、徒歩約15分
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大倉山展望台
大倉山展望台は、ホテルオークラ創業者でもある大倉喜七郎男爵が札幌市に寄贈したジャンプ競技場です。
標高307mのスキージャンプ台スタート地点にある展望台からは、アプローチ(助走路)越しに札幌市街や石狩平野の大パノラマを望むことができます。
また、競技がない日にはスタート地点裏にある「展望ラウンジ」からジャンパーの目線を疑似体験できます。
大倉山展望台
所在地/札幌市中央区宮の森1274
TEL/011-641-8585(大倉山総合案内所)
営業時間/
4月29日~10月31日:8時30分~21時
11月1日~3月31日、4月1日~4月28日:9時~17時
リフト料金/大人1000円、小学生以下500円
交通アクセス/JR北海道バスで「大倉山競技場入口」下車、徒歩10分
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さっぽろ羊ヶ丘展望台
さっぽろ羊ヶ丘展望台は、札幌市内にありながら広大な牧草地で草を食む羊たちの群れを眺められるほか、北海道らしい牧歌的な風景と、眼下に石狩平野を望むことができる景勝地です。
「Boys Be Ambitious(少年よ、大志を抱け)」で有名なクラーク博士の銅像があることで有名で、敷地内には札幌ゆかりのモニュメントや、雪まつり資料館、レストハウス、足湯などがあり、札幌を代表する観光名所として親しまれています。
さっぽろ羊ヶ丘展望台
所在地/〒062-0045 北海道札幌市豊平区羊ケ丘1
TEL/011-851-3080
営業時間/9:00〜17:00
料金/大人530円 小・中学生300円
交通アクセス/地下鉄東豊線「福住」から、中央バス(福84)で「羊ヶ丘展望台」下車、すぐ
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北海道観光|小樽でおすすめの観光名所
小樽三角市場
小樽駅を降りて徒歩1分に位置する「小樽三角市場」は、昭和23年から続く地元の市場です。全長200m、横幅2mの細い坂道に通路を挟んで、お店が16店舗並んでいます。
6店舗ある食事処では、新鮮な魚介を使った丼ものや旬の食材を使った日替わり定食などが楽しめるほか、市場で買った商品をその場で調理してもらいオリジナル丼も作れます。
小樽三角市場
所在地/〒047-0032 小樽市稲穂3丁目10-16
TEL/0134-23-2446
営業時間/7:00〜17:30(店舗によって異なる)
交通アクセス/JR小樽駅から徒歩で約2分
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中央市場
1946年、満州など外地からの引き揚げ者によって結成され、当初は「小樽中央マーケット」として発足したのが中央市場です。現在、中央市場の店舗は全3棟。30近い店舗が軒を連ねています。
中央市場
所在地/北海道小樽市稲穂3丁目11-2
TEL/0134-22-5384
営業時間/9:00~18:00
定休日/日曜日・祝日
交通アクセス/小樽駅から徒歩3分
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旧国鉄手宮線跡地
寿司屋通りから小樽市総合博物館まで続く「旧国鉄手宮線」は、北海道初の鉄道「官営幌内鉄道」の一部です。
幌内(三笠市)の炭山から石炭を港のある小樽市へ運ぶために敷かれた鉄道で、1880年に、手宮・札幌間が開通しましたが、1985年に路線自体が廃止となりました。
現在は、歴史的保全を重視しながら北海道鉄道の発祥の地である小樽市総合博物館まで、約1600mの散策路が整備されています。
小樽運河クルーズ
小樽運河クルーズでは、ヴェネチアの運河クルーズのように、レトロな倉庫群が立ち並ぶ運河を川面から楽しめる所要時間約40分ほどのクルーズです。
個性あふれるキャプテンのガイドで「小樽」の魅力を再発見できます。
小樽運河クルーズ
所在地/〒047-0007 小樽市港町5-4
TEL/0134-31-1733
営業時間/9:00~最終便
料金/デイクルーズ:大人1,500円、小学生500円
ナイトクルーズ:大人1,800円、小学生500円
交通アクセス/JR小樽駅から徒歩10分
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小樽出抜小路
小樽出抜小路(おたるでぬきこうじ)は、古き良き時代の小樽の街並みを再現した、小樽の名店が集う屋台村です。
小樽運河の浅草橋のすぐ近くにある「火の見櫓」(ひのみやぐら)が目印で、20ほどの飲食店等が入っており小樽のグルメを満喫出来ます。
小樽出抜小路
所在地/〒047-0031 小樽市色内1丁目1番
交通アクセス/JR小樽駅から徒歩10分
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日本銀行旧小樽支店金融資料館
日本銀行旧小樽支店金融資料館は、日本銀行の小樽支店として機能していた建物を使用した資料館です。
日本銀行の歴史や業務、金融の仕組みを知ることができます。
建物は、築100年を越える歴史的な建築物です。赤レンガの東京駅で有名な辰野金吾とその弟子たちの設計により、1912(明治45)に完成しました。
毎日14:00と15:00から職員による展示ガイドツアーを実施しています。
日本銀行旧小樽支店金融資料館
所在地/〒047-0031 北海道小樽市色内1-11-16
TEL/0134-21-2111
営業時間/
4月~11月 9:30~17:00(入館は16:30まで)
12月~3月 10:00~17:00(入館は16:30まで)
定休日/水曜日(休日の場合は開館)、12月29日~1月5日、臨時休館あり
料金/入館無料
交通アクセス/JR小樽駅から徒歩10分
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小樽オルゴール堂
小樽オルゴール堂とは、日本最大級のオルゴール専門店です。本館だけで約3,400種類、商品約25,000点以上のオルゴールを揃えています。
外観は1912年に入船七叉路に建てられた、米穀商「共成」の本社社屋と倉庫を平成元年にリノベーションしたもの。小樽エリアには「小樽オルゴール堂」関連施設が6店舗あります。
また、建物の正面にある「蒸気時計」も見どころです。15分ごとに蒸気で音階を奏で、1時間ごとに汽笛のような音が鳴ります。
小樽オルゴール堂
所在地/〒047-0015 小樽市住吉町4-1
TEL/0134-22-1108
営業時間/9:00~18:00
交通アクセス/JR小樽駅から徒歩23分
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北一硝子(きたいちがらす)
北一硝子三号館は明治24(1891) 年に漁業用倉庫として建てられた木骨石張倉庫です。昭和58(1983) 年に改装し、硝子販売の店や喫茶店として開店しました。
5万点以上のオリジナルガラス製品や、石油ランプを製造販売しており、付近には見学工房、地酒蔵や美術館など10以上の関連店舗があります。
軽食を楽しめる飲食フロア「北一ホール」では、167本の石油ランプのみで店内を照らし、オープン時間の8:45直後からは石油ランプの点灯作業を見ながら朝の珈琲が味わえます。
北一硝子(きたいちがらす)
所在地/〒047-0027 北海道小樽市堺町7-26
TEL/0134-33-1993
営業時間/8:45~18:00
交通アクセス/JR函館本線南小樽駅から徒歩10分
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小樽市総合博物館
小樽市総合博物館は、北海道の歴史や自然、鉄道をはじめとした交通、科学などに関する展示をしている博物館です。
本館には、北海道を代表する50両もの鉄道車両が保存・展示されており、北海道鉄道の歴史を紹介する常設展示もあります。
屋外では、1909年アメリカ製の蒸気機関車「アイアンホース号」に無料で乗車できます。
また、2010年からは、修復を終えた国指定の重要文化財・旧手宮鉄道施設「機関車庫三号」が一般公開されています。
小樽市総合博物館
所在地/〒047-0041 小樽市手宮1丁目3番6号
TEL/0134-33-2523
営業時間/9:30~17:00
定休日/火曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始(12月29日~1月3日)
料金/大人 400 円(冬期300円)、高校生 200 円(冬期150円)
交通アクセス/小樽駅から車で10分
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小樽市鰊御殿
小樽市鰊御殿は、1897年に積丹地方で有数の漁場を経営し、「鰊大尽」と謳われた田中福松が元々、古宇郡泊村に建てたものです。
1958年に現在地に移築復元。小樽市に寄贈され、1960年に北海道の民家では初めて「北海道有形文化財鰊漁場建築」として、文化財に指定されました。
当時は120名ものヤン衆(出稼ぎの漁夫)が寝泊まりしていたといわれ、現存する鰊御殿の中では最大級の規模を誇ります。
館内には、ニシン漁やニシン加工に使われた道具や、番屋で暮らした人々の生活用具や写真などが展示されているほか、当時の作業スタイルを体験することもできます。
また、ゴールデンカムイの聖地巡礼の地として知られ、多くの観光客が訪れます。
鰊御殿
所在地/北海道小樽市祝津3-228
TEL/0134-22-1038
営業時間/9~17時(10月16日以降は~16時)
定休日/11月下旬~4月上旬
入館料/一般 300円、高校生 150円
※小・中学生 無料
交通アクセス/JR小樽駅から中央バス『おたる水族館』行きで20分、終点下車、徒歩5分
にしん御殿 小樽貴賓館 (旧青山別邸)
にしん御殿小樽貴賓館(旧青山別邸)は、祝津がニシン漁で湧いていた大正時代に鰊漁の大網元・青山家が6年半の歳月をかけ、別荘として建造した豪邸です。
漆塗りの母屋、屋久杉の天井、当時の一流絵師・書家の作品など、贅の限りが尽くされており、当時としては最新の技術を取り入れ、一流の大工に作らせたといわれています。
積雪の多い北海道では珍しい瓦葺き屋根で、床や柱は欅のうるし塗り。床の間は紫檀や黒檀などを使った書院づくりで、建物の三方には、家族だけが見るために造った池泉庭や枯山水の中庭などがあります。
にしん御殿 小樽貴賓館 (旧青山別邸)
所在地/北海道小樽市祝津3-63
TEL/0134-24-0024
営業時間/9~17時(11~3月は~16時)
定休日/無休
入館料/大人1100円、小学生550円、未就学児無料
交通アクセス/JR小樽駅から中央バス『おたる水族館』行きで約16分「小樽貴賓館」~徒歩1分
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おたる水族館
おたる水族館は、日本海、ベーリング海を中心に常時約250種類以上5000匹の海洋動物や魚の生態を間近で観察することができる水族館です。
館内では、ギンザケやオヒョウ、群れを成して回遊するサバ、ウミガメやエイ、イルカやサメなどの海水魚をはじめ、日本最大のイトウやアマゾン川流域に生息するピラルクなどを展示。
本館に隣接するイルカスタジアムや海獣公園では、イルカのショーや、トドやアザラシ、セイウチなどの海獣ショーを楽しむことができます。
おたる水族館
所在地/〒047-0047 小樽市祝津3丁目303
TEL/0134-33-1400
営業時間/9~17時(10月中旬~11月下旬は~16時、12月中旬~2月下旬は10~16時)
※入館はそれぞれ閉館30分前まで
入館料/
通常 大人1,400円、小中学生530円、3歳以上210円
冬期 大人1,000円、小中学生400円、3歳以上200円
休館日/3月上旬〜中旬、11月下旬〜12月中旬
交通アクセス/JR小樽駅から車で約15分
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小樽祝津パノラマ展望台
小樽祝津パノラマ展望台は、「ニセコ積丹小樽海岸国定公園」に位置する展望台(標高70.9m)です。
一面に広がる日本海はもちろん、赤岩方面の勇壮な海岸線や高島岬の日和山灯台、小樽市鰊御殿などを見渡すことができます。
朝日・夕日の名所としても知られています。
小樽市総合博物館
所在地/〒047-0047 北海道小樽市祝津3丁目
交通アクセス/JR小樽駅から中央バス『おたる水族館』行きで20分、終点下車、徒歩10分
小樽天狗山ロープウェイ
小樽天狗山は、小樽のシンボル的な存在で、山麓から山頂までは、約4分でつなぐ30人乗りのロープウエイが運行しています。
山頂には5つの展望台があり、小樽市街や、小樽港、石狩湾、晴れた日には暑寒別連峰や積丹半島まで一望できます。
猿田彦大神がまつられている「天狗山神社」はパワースポットとして知られています。
小樽天狗山ロープウェイ
所在地/〒047-0023 北海道小樽市最上2-16-15
TEL/0134-33-7381
営業時間/9~21時(時間短縮営業の場合あり)
定休日/無休(3月下旬~4月中旬、11月に整備運休あり)
料金/往復大人(中学生以上)1400円、小人700円
交通アクセス/小樽駅からバスで20分
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神威岬|積丹半島
神威岬は、積丹半島から日本海に突き出した高さ80mの断崖絶壁の岬です。
かつては海路の難所で、舟に女性を乗せると海が荒れるという言い伝えがあり、安政2年(1855)まで女人禁制の岬でした。
先端へは片道20分の「神威岬自然公園遊歩道(チャレンカの小道)」が通じていて、突端の断崖の上には神威岬灯台が立ち、周囲300度の丸みを帯びた水平線を見ることができます。
沖に立つ巨大な神威岩には、源義経を慕って後を追ってきたアイヌの娘チャレンカが海へ身を投じ、その姿がやがて岩と化したという伝説が残っています。
また、駐車場にある「カムイ番屋」には、レストランや土産物屋さんがあり、海鮮丼やソフトクリームを食べることができます。
神威岬|積丹半島
所在地/北海道積丹郡積丹町神岬町
TEL/0135-44-3715
営業時間/散策自由(遊歩道は季節・天候により開閉時間変更あり)
北海道観光|函館でおすすめの観光名所
特別史跡 五稜郭跡
「五稜郭」は、徳川幕府の命を受けた蘭学者・武田斐三郎が設計し、1864年に完成された、国内初の西洋式城郭です。
稜堡(りょうほ)と呼ばれる5つの突角がある「西洋式土塁」で、星形の城郭は、防御側の死角が少ないなどの利点があり、ヨーロッパ各地に造られた城塞都市をヒントにしたもの。
戊辰戦争最後の戦いである箱館戦争の舞台となったことで有名で、箱館戦争後は明治政府により郭内のほとんどの建物が解体され、わずか7年でその役割を終えました。
1952(昭和27)年には北海道唯一の国の特別史跡に指定され、激動の幕末・維新期を今に伝える貴重な文化遺産となっています。
特別史跡 五稜郭跡
所在地/〒040-0001 函館市五稜郭町44
TEL/0138-21-3456
開園時間/郭内入場 5:00〜19:00(4〜10月) 5:00〜18:00(11〜3月)
交通アクセス/「五稜郭公園前」下車、徒歩約15分
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五稜郭タワー
函館のランドマークである「五稜郭タワー」は、五稜郭公園に隣接して建ち、国の特別史跡・五稜郭跡を眼下に眺められる観光施設です。
高さ90mの展望台からは五稜郭の星形の眺望をはじめ、函館山や津軽海峡、横津連峰の山並みを眺めることができます。
そのほか、箱館戦争で戦死した新選組副長、土方歳三のブロンズ像や竣工当時の五稜郭の姿を再現した模型、函館と五稜郭の歴史をパネルで展示。1階には売店、2階には和食レストランやジェラートの店もあります。
五稜郭タワー
所在地/〒040-0001 北海道函館市五稜郭町43-9
TEL/0138-51-4785
営業期間/
4月21日~10月20日 8:00~19:00
10月21日~4月20日9:00~18:00
料金/大人:900円、高校生:680円、中学生:680円
小学生:450円、小学生未満:無料
交通アクセス/「五稜郭公園前」下車、徒歩約15分
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箱館奉行所
箱館奉行所は、幕末の箱館開港に伴い、北方警備や諸外国との応接の場として設置された江戸幕府の役所です。
元治元年(1864)、箱館山山麓から五稜郭内に新築移転。箱館奉行所を防御するために五稜郭は築造されました。
1871(明治4)年に開拓使の札幌移転にともないわずか7年で解体。その後、平成22年(2010)に約140年の時を経て、幕末期の古写真や絵図面、文献資料をもとに当時の姿に復元されました。
復元には可能な限り資料に忠実に当時の工法・同じ産地の材料を使用。館内では72畳の大広間などで江戸時代を体感できるほか、五稜郭の歴史や復元工事の様子を知ることができます。
箱館奉行所
所在地/〒040-0001 北海道函館市五稜郭町44
TEL/0138-51-2864
開館時間/9:00~18:00(4~10月)、9:00~17:00(11~3月)、9:00~15:00(1月2~3日)※最終入館はいずれも閉館時間の15分前
休館日/12月31日~1月1日
料金/大人 500円、小人 250円、未就学児 無料
交通アクセス/「五稜郭公園前」下車、徒歩約15分
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函館ひかりの屋台 大門横丁
「函館ひかりの屋台 大門横丁」は、地元食材を使った料理とお酒が楽しめる屋台村です。
寿司、かに料理、天ぷら、焼鳥、串カツ、ジンギスカンなどさまざまな味が楽しめる26店が並んでいます。
屋台ならではの人情味溢れる温かいおもてなしも魅力です。お店は夕方ごろから開き始めます。
函館ひかりの屋台 大門横丁
所在地/〒040-0035 北海道函館市松風町7-5
TEL/0138-24-0033
営業期間/11:00~1:00
※営業時間および定休日は各店舗により異なる
交通アクセス/JR函館駅から徒歩で7分
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函館朝市・どんぶり横丁市場
函館朝市は、函館市民に親しまれてきた歴史ある市場です。
その一角に「どんぶり横丁市場」があり、新鮮な魚介類が味わえる食堂や、みやげ店が約20店ほど立ち並んでいます。
函館駅のすぐそばです。朝から贅沢な海鮮丼やお寿司などが食べられます。
函館朝市・どんぶり横丁市場
所在地/〒040-0063 北海道函館市若松町9番15号
TEL/0138-22-6034
営業時間/6:00~15:00
休業日/無休
交通アクセス/JR函館駅西口より徒歩1分
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はこだて明治館
はこだて明治館は、1911(明治44)年に建てられた函館郵便局を利用した施設で、現在は、ガラス製品、スイーツ、雑貨、水産加工品など、多彩なみやげ店が揃うショッピングモールとして活用されています。
場所はベイエリアの開港通りに面し、レンガ壁の外観、半円形のアーチ窓、正面破風部分の装飾などが特徴。
隣接する「はこだて海鮮市場」ではスイーツ、水産加工品、鮮魚、雑貨、ハムやソーセージなどおよそ2000品を販売しています。
はこだて明治館
所在地/函館市豊川町11-17
TEL/0138-27-7070
営業時間/平日9:30~18:00、土日祝9:00~18:00
定休日/水曜日(繁忙期などには変更の可能性あり)
交通アクセス/市電 「十字街」電停 下車 徒歩5分
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金森赤レンガ倉庫
金森赤レンガ倉庫は、ショッピングモールやビアホール・レストランなど約50もの店舗が入居する複合施設です。
1909(明治42)年建築、1988年に全面リニューアルされました。
敷地は大きく4エリアに分かれ、函館のお土産やオリジナルグッズの購入、レストランで食事が楽しめます。
金森赤レンガ倉庫
所在地/〒040-0053 北海道函館市末広町13-9
TEL/0138-27-5530
開館時間/9:30~19:00
交通アクセス/JR函館駅より徒歩15分
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八幡坂
海に向かってまっすぐ伸びる一本道が美しい八幡坂。かつてこの坂を上りきったところにあった函館八幡宮が名前の由来となっています。
かつて、CMで年配の夫婦が手をつなぎながらスキップするシーンのロケ地として評判となり、「チャーミーグリーンの坂」と呼ばれることもあります。
八幡坂
所在地/〒040-0053 北海道函館市末広町
TEL/0138-23-5440(函館市観光案内所)
旧イギリス領事館(開港記念館)
1859(安政6)年の開港とともに、アメリカ、ロシアに次いで函館では3番目に開設された領事館です。
1934(昭和9)年に領事館としての役目を終えて閉鎖され、1992(平成4)年に復元されて以降は、開港記念館として一般開放されています。函館市指定文化財(有形文化財)。
館内では、函館の開港の歴史を「開港記念館」と建物の「旧イギリス領事館」の2つのテーマを基本に分かりやすく紹介。1階の箱館鳥瞰図は必見です。
旧イギリス領事館(開港記念館)
所在地/函館市元町33-14
TEL/0138-27-8159
開館時間/9:00~19:00(4月~10月)、9:00~17:00(11月~3月)
休館日/無休
料金/大人300円、学生・生徒・児童150円
交通アクセス/市電 「末広町」電停 下車 徒歩5分
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旧函館区公会堂
「旧函館区公会堂」は、大火によって焼失した住民の集会所であった町会所を再建しようと、豪商相馬哲平氏や住民からの寄付などを元手に、1910(明治43)年に建てられた住民の集会所です。
和と洋の要素が融合した建築意匠に優れ、館内に置かれた家具の保存状態も良いことから、国指定重要文化財に指定。改修工事を経て、2021年4月26日リニューアルオープンしています。
左右対称のコロニアルスタイルでブルーグレーとイエローの華やかな外観は、当時としてはモダンな建物。館内には130坪の大広間や貴賓室などがあり、当時の家具やシャンデリアなどが残されています。
旧函館区公会堂
所在地/函館市元町11-13
TEL/0138-22-1001
開館時間/(4~10月)火~金9:00~18:00、土~月9:00~19:00 (11~3月)9:00~17:00 ※30分前までに入館のこと
休館日/12月31日~1月3日
料金/一般300円、学生・生徒・児童150円
交通アクセス/市電 「末広町」電停 下車 徒歩7分
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函館山展望台
函館山からの夜景は、古くから世界三大夜景のひとつとされ、日本夜景遺産の自然夜景遺産にも登録されています。
山頂の展望台まではロープウェイをはじめ、バスや車、徒歩など訪れる手段がいくつかあります。
緩やかな登山道を歩けば1時間ほどで行くことができます。
函館山展望台に日没前に登れば、日中の景色、夕景、夜景をそれぞれ楽しめます。また、一番美しく見える時間帯は日没30分後なので、その時間は必ず押さえておきましょう。
函館山展望台
所在地/〒040-0053 北海道函館市函館山
TEL/0138-23-6288(函館山ロープウェイ)
ロープウェイ営業時間/
4/25〜10/15 始発10:00/上り最終21:50/下り最終22:00
10/16〜4/24 始発10:00/上り最終20:50/下り最終21:00
ロープウェイ運賃/
大人(中学生以上)往復1,500円 片道1,000円
小人 往復700円 片道500円
交通アクセス/JR函館駅から車で約10分
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函館公園
函館公園は、遊園地「こどものくに」をはじめ、ミニ動物園、水遊び広場などがある子供向けの遊び場です。
「こどものくに」は、昭和31年に開園したレトロなミニ遊園地で、13種類のアトラクションや小型乗り物が楽しめます。
開園当初からある観覧車、メリーゴーランドは今でも現役で活躍中。どれも1回300円で利用可能です。
函館公園
所在地/〒040-0053 北海道函館市青柳町17番地
TEL/0138-22-6789
営業時間/常時開園
ビジターセンター8:45~17:30
動物施設 4~10月 8:45~17:00、11~3月 8:45~16:00
こどものくに 4月上旬~11月上旬 平日11:00~16:00、
春休み・夏休み・GW期間と土日祝10:00~17:00
休園日/ビジターセンター、動物施設 12月29日~1月3日
こどものくに 天候不順日、11月下旬~3月中旬は冬期休園
交通アクセス/市電 「青柳町」電停下車 徒歩3分
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北海道観光|旭川でおすすめの観光名所
旭山動物園
旭山動物園は、日本国内だけではなく海外からも多くの観光客が訪れる北海道を代表する観光地です。
動物が本来持っている生態・行動を引き出して見てもらう「行動展示」の手法を取り入れたことにより、一躍全国的に有名になりました。
ペンギンのプールに水中トンネルを設けたり、ライオンやトラが自然に近い環境で自由に動き回れるようにするなど、動物たちが動き、泳ぎ、飛ぶ姿を間近で見られる施設造りを行っています。
旭山動物園
所在地/〒078-8205 旭川市東旭川町倉沼11-18
TEL/0166-36-1104
営業期間/夏期:4月下旬〜11月上旬
冬期:11月中旬〜4月上旬
営業時間/
夏期 9:30〜17:15(4月下旬〜10月中旬)
9:30〜16:30(10月中旬〜11月上旬)※いずれも最終入園は16:00まで
冬期 10:30〜15:30 ※最終入園は15:00まで
入園料/大人820円、中学生以下無料
交通アクセス/JR旭川駅から車で約20分
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上野ファーム
上野ファームは、テレビドラマ『風のガーデン』の中で登場した庭を手がけたガーデナー・上野砂由紀さんが、ご家族と共に長い年月をかけて造り上げてきた庭です。
ガーデニングの聖地とされ、日本全国から観光客・愛好家が訪れます。
上野ファーム
所在地/〒079-8431 旭川市永山町16丁目186
TEL/0166-47-8741
営業期間/4月下旬〜10月中旬
営業時間/10:00〜17:00
入園料/大人(高校生以上)1,000円 中学生500円 小学生以下無料
交通アクセス/JR旭川駅から車で約30分
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嵐山展望台
嵐山展望台は、嵐山の標高約250m地点にある展望台です。
展望台からは石狩川や旭川市街、遥かに大雪山が一望できます。夜景の名所としても有名です。
嵐山一帯は、アイヌが聖なる地として崇めてきました。展望台の麓にある「北邦野草園」は、都市近郊ながら原始の森が残る貴重な場所です。
嵐山展望台
所在地/〒070-8051 北海道旭川市江丹別町嵐山公園内
TEL/0166-52-1934
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神居古潭・神居大橋
神居古潭(かむいこたん)は、石狩川の急流を望む景勝地です。旭川八景の一つに選定されています。
地名はアイヌ語のカムイコタン(神の住む場所)の音意訳です。漫画「ゴールデンカムイ」にも登場します。
神居大橋は、今のJR函館本線の神居古潭駅ができた1901年に初めて橋が架けられました。現在の橋は1938年に架設されたものです。
その後、函館本線のこの区間は改良のため廃線となり、復元された神居古潭駅舎は旭川市の文化財となっています。
神居古潭・神居大橋
所在地/〒078-0185 北海道旭川市神居町神居古潭
交通アクセス/JR旭川駅から車で40分
旭岳
標高2,291mの旭岳(あさひだけ)は、大雪山連峰にある活火山です。
北海道で一番高い山で、「日本の百名山」にも選ばれています。
標高1,600m地点までは旭岳ロープウエイが運行しています。夏場であれば、姿見駅から1周約1.7㎞、約1時間のトレッキングコースが楽しめます。
鏡池・すり鉢池の夫婦池が見られるほか、可憐な高山植物やエゾシマリスなどの野生動物に出会えることもあります。
旭岳
所在地/〒071-0372 北海道上川郡東川町旭岳温泉
交通アクセス/旭川駅からバスで90分
北海道観光|美瑛・富良野でおすすめの観光名所
就実の丘
就実の丘は、ジェットコースターのようなアップダウン道路が特徴の丘陵地帯です。
旭川空港の風景や旭川・美瑛市街地の遠景が見られます。
また、大雪山の主峰(旭岳など)と大雪山の一部である十勝岳連峰の全貌が見渡せる貴重な場所でもあります。
就実の丘
所在地/〒070-0000 北海道旭川市西神楽就実
マイルドセブンの丘
マイルドセブンの丘は、丘の上にある横一列にならぶ防風林(カラマツ林)が美しい絶景スポットです。
1980年代にマイルドセブンのプロモーションに使用されたことからこの名がつきました。
春には新緑、夏はラベンダーや白いジャガイモの花、秋には黄金色の小麦、冬はあたり一面の雪景色と四季折々の景色が見られます。
マイルドセブンの丘
所在地/〒071-0222 北海道上川郡美瑛町字美田
交通アクセス/JR美瑛駅から車で10分
ジェットコースターの路
ジェットコースターの路は、高低差が激しい4.5kmもの直線道路です。
幾つかのなだらかなアップダウンの道が続いた後、急な下り坂になり、そして急な上り坂、そしてまたなだらかな幾つかのアップダウンが続きます。
上がって行くにしたがい丘陵、田園の眺望が広がり十勝岳連峰を見渡せます。
倉本聰のテレビドラマ「優しい時間」の撮影にも使われた場所で、今では観光スポットとして人気の道路になっています。
ジェットコースターの路
所在地/〒071-0511 北海道空知郡上富良野町西11線北30号
交通アクセス/富良野駅から車で約30分
ファーム富田
「ファーム富田」は、毎年100万人もの観光客が訪れる日本最大級のラベンダー畑が魅力の農園です。
富良野エリアの中でも特に人気で、営業時間内は入園無料です。
春から秋にかけて開園し、園内にはドライフラワーを使用した土産屋や資料館もあります。
ファーム富田
所在地/〒071-0703 北海道空知郡中富良野町字中富良野基線北15号
TEL/0167-39-3939
営業期間/通年(花人の舎以外の施設は11月〜4月close)
営業時間/8:30〜18:00(季節によって変動あり)
交通アクセス/中富良野駅から徒歩で20分
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彩香の里
中富良野町市街地の西側、小高い丘の上に位置する「彩香の里」は、昭和63年(1988)に開園した広大なラベンダー畑です。
総面積約6ヘクタールの畑には、ラベンダーの他にも色とりどりの花が見られます。
丘を登った先には展望台ベンチがあり、十勝岳連邦や富良野西岳、芦別岳を一望できる大パノラマの風景を楽しむことができます。
彩香の里
所在地/〒071-0762 北海道空知郡中富良野町 西一線北12号
TEL/0167-44-2855
営業期間/6月~9月 8:00~17:00
料金/入園無料
交通アクセス/中富良野駅から徒歩で20分
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なかふらの北星山ラベンダー園
なかふらの北星山ラベンダー園は、「北星山」にあるラベンダー園です。
高い位置から見下ろす角度で、斜面に広がるラベンダー畑が楽しめます。
頂上までの観光リフトからは、4種類のラベンダーをはじめ、ひまわり、マリーゴールド、サルビアなどが見られます。
また、頂上の展望スペースからは「十勝岳連邦の大パノラマ」、「富良野盆地ののどかな田園風景」、「一面広がるラベンダー畑」が眺望できます。
なかふらの北星山ラベンダー園
所在地/〒071-0714 北海道空知郡中富良野町宮町1-41
TEL/0167-44-2123
開園/5月~8月 一番の見頃は7月中旬~8月
営業期間/6月~9月 8:00~17:00
観光リフト往復料金/大人 400円(高校生以上)
小人 200円(小学生及び中学生)・幼児 無料
交通アクセス/JR中富良野駅から徒歩で15分
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風のガーデン
「風のガーデン」は、新富良野プリンスホテルの敷地内に広がる約2000㎡のブリティッシュガーデンです。
倉本聰氏脚本のドラマ『風のガーデン』のロケ舞台として、2年がかりで造られました。
木々に囲まれた特別な空間で花の香りや風を感じながら、約450種類の季節の花々が移り咲く美しい小路を散策できます。
また、グリーンハウスの室内は自由に立ち入りができ、ドラマ撮影時のセットがそのまま保存されています。
風のガーデン
所在地/〒076-0017 北海道富良野市下御料
TEL/0167-22-1111
営業期間/4月下旬〜10月中旬
営業時間/8:00〜18:00(最終受付時間17:30)
ナイトガーデン開催期間/8:00~20:00(最終受付時間19:30)
料金/大人1,000円、小学生600円、幼児無料
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麓郷の森
麓郷の森は、テレビドラマ『北の国から』の初期のロケ地です。
1984年(昭和59年)からは新たに富良野の観光名所として整備されました。
1981年当時の「北の国から」ロケ地でつかわれた丸太小屋を中心に、森の写真館や彩の大地館、森の喫茶室などが森の中に点在しています。
車で5分ほどのところには、「拾って来た家」と「(黒板)五郎の石の家」もあります。
麓郷の森
所在地/〒076-0162 北海道富良野市東麓郷1−1
TEL/0167-29-2323
営業時間/9時30分~17時(10月~11月下旬は~16時)
定休日/期間中無休(11月下旬~冬期閉鎖)
料金/見学無料(丸太小屋・3番目の家は見学料金一般500円、小学生300円、幼児無料)
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十勝岳温泉郷
十勝岳温泉は、標高1,290mの北海道で最高所の温泉地です。
3軒の宿泊施設があり、それぞれで泉質が異なります。
日帰り入浴は旅館の「日帰り入浴」が利用できます。
十勝岳温泉郷
所在地/〒071-0579 北海道空知郡上富良野町吹上
交通アクセス/上富良野駅からバスで50分
吹上露天の湯
吹上露天の湯は、無料の混浴露天風呂です。
「北の国から」で田中邦衛さんと宮沢りえさんの入浴シーンで使われたことで有名になりました。
山ら湧き出る泉質は石膏食塩泉。無色透明で無臭の温泉です。24時間利用できます。
女性は水着やタオルの着用が推奨されています。
吹上露天の湯
所在地/〒071-0579 北海道空知郡上富良野町吹上温泉
TEL/0167-45-6983
日帰り入浴料金/無料
営業/24時間、年中無休
白ひげの滝・白金青い池
「白ひげの滝」は、白い髭のようい見える落差30mの滝です。
地下水が溶岩層などの裂け目から落ちる「潜流瀑(せんりゅうばく)」という、日本でも珍しい滝のひとつです。
近くには、2012年にApple社の壁紙として採用され、世界的に有名となった白金青い池があります。
白金青い池
所在地/〒071-0235 北海道上川郡美瑛町白金
TEL/0166-94-3355
見学時間/通年 日の出から日没まで見学可能
11月1日からの夜のライトアップ期間中は21時まで見学可能
交通アクセス/JR「美瑛駅」より車で約20分
北海道観光|稚内でおすすめの観光名所
宗谷岬|日本最北端の地の碑
宗谷岬は、“一般人が通常訪れることのできる場所”として「日本最北端の地」です。樺太の最南端「西能登呂岬」までは約43kmの距離にあり、晴れた日には樺太の姿を見ることができます。
岬の先端に建てられた”記念碑”は、北国のシンボル北極星の一稜をかたどった三角錐をデザインしたもので、中央には北を示す「N」、台座の円形は「平和と協調」を表しています。
周辺は宗谷岬公園として整備されており、お土産店、宿泊、飲食店なども立ち並んでいます。
宗谷丘陵
宗谷丘陵は、宗谷岬南部に広がる標高20mから400mまでのなだらかな丘陵地帯です。
2万年前の氷河期に形成されたもので「宗谷丘陵の周氷河地形」として北海道遺産に選定。山火事により木々がなくなり、厳しい寒さや強風によって背の高い木が育たないため、見晴らしの良い独特な景観が見られます。
約3km続くホタテの貝殻を敷き詰めたフットパスコース「白い道」も見どころの一つ。シーズンは、5月頃~10月頃で冬期は通行止め区間があるので注意が必要です。
稚内副港市場
稚内駅から歩いて15分ほどに位置する「稚内副港市場」。稚内特産の魚や野菜の購入や、お食事、稚内の原料を使用したソフトクリームやクレープなどのスイーツも楽しめる複合商業施設です。
2021年4月には「市場棟」がリニューアルオープン。稚内を代表する観光地で、稚内の昔の再現や樺太関係の展示も見られます。
稚内副港市場
所在地/〒097-0021 北海道稚内市港1丁目6‐28
TEL/0162-29-0829
営業時間/8:00〜18:00 (冬季 9:00〜17:00)
交通アクセス/JR稚内駅から徒歩15分
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稚内港北防波堤ドーム
「稚内港北防波堤ドーム」は、冬季の北西越波防止のために建設された半アーチ式の大型の防波堤です。
稚内-樺太大泊間の旧稚泊航路整備の一環として建設されたもので、旧樺太航路時代の記憶を残す歴史的遺産となっています。
海上からの高さは14mで長さは427m。古代ギリシア建築を彷彿とさせる70本の円柱は世界でも類のない建築物。
現在は北海道遺産の一つとして指定され、周辺は公園として整備。映画やCMのロケ地としても利用されることがあります。
稚内公園|氷雪の門
「稚内公園」は、稚内市街西側の高台に広がる、47万平方メートルの広大な公園です。稚内市内や港、海が一望できる絶景ポイントで市民の憩いの場にもなっています。
公園内には展望施設と郷土資料館が一緒になった「百年記念塔」の施設や、樺太犬に関するモニュメントが点在。公園北端には、かつて日本領土だった樺太で亡くなった日本人のための慰霊碑「氷雪の門」が立っています。
「氷雪の門」は、大理石の霊石を配した高さ8mの望郷の門です。雪と氷の中で厳しく生き抜き、敗戦の失意から再び逞しく立ち上がった人々を象徴する高さ2.4mの女性像があります。
ノシャップ岬(野寒布岬)
稚内駅からバスで15分。稚内市街の北端にあるノシャップ岬(野寒布岬)は、宗谷海峡の絶景を望む景勝地で、夕日の美しいポイントとしても知られています。
ノシャップは、「岬のそば」「岬がアゴのように突き出たところ」というアイヌ語、「ノッ・シャム」が語源。
周辺は恵山泊漁港公園として整備され、ノシャップ岬の碑、イルカのモニュメントがあるほか、「稚内市青少年科学館」や「稚内市立ノシャップ寒流水族館」などの施設があります。
稚内市立ノシャップ寒流水族館
稚内市立ノシャップ寒流水族館では、北方系・稚内市付近の魚類、水中生物、哺乳類を中心に約120種1300点を飼育・展示しています。
回遊水槽(90t)では、ホッケ、ソイの仲間、カレイの仲間等北方系の海の魚とともに、“幻の魚”イトウの泳ぐ姿を360度、見渡すことができます。
飼育数日本最大級のゴマフアザラシやフンボルトペンギンの他、ニシン、ウニ、タコ、クリオネ、デンキウナギ、ドクターフィッシュ、熱帯魚なども見られます。
稚内市立ノシャップ寒流水族館
所在地/北海道稚内市ノシャップ2-2-17
TEL/0162-23-6278
営業時間/
夏期間(4月29日~10月31日) 9:00~17:00(最終入館 16:40)
冬期間(11月1日~3月31日) 10:00~16:00(最終入館 15:40)
休館日/4月1日~28日、12月25日~1月19日
入館料/500円(一般)・100円(小中学生)
交通アクセス/JR「稚内駅」より宗谷バスで約15分
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利尻島・礼文島
北海道・稚内の西に位置する離島「利尻島・礼文島」。稚内港から運航している定期フェリーで行くことができる人気の観光地です。
利尻島は標高約1,721m の利尻山を中心にした自然美にあふれる島で、バラエティに富んだアクティビティやトレッキングで大自然の絶景が見られます。
「花の浮島」とも呼ばれる礼文島では、300種以上といわれる高山植物が海抜0mから咲き誇り、花々を満喫しながらの散策が楽しめます。
観光のベストシーズンは、ある程度花が咲き始める6月上旬から、冬が始まる直前の10月下旬までです。
北海道観光|釧路でおすすめの観光名所
釧路市丹頂鶴自然公園
釧路市丹頂鶴自然公園は、国の特別天然記念物の「タンチョウ」が自然に近い環境で常時10羽ほど飼育され、年中いつでも観察できる世界的にも希少な丹頂鶴の自然公園です。
絶滅の危機にあった「タンチョウ」を保護するために1958年に開園。1970年には世界で初めてタンチョウの人工ふ化に成功しました。
4~6月はヒナに会える可能性もあり、なかなか見ることのできないタンチョウの子育ての様子を見られるかもしれません。
開園時間
4月10日~10月14日 9:00~18:00
10月15日~4月9日 9:00~16:00
入園料
高校生以上 480円 小・中学生 110円 ※以下は無料
釧路市動物園
1975年に開園した釧路市動物園は、総敷地面積47.8haの広大な敷地内に50種類以上の動物が飼育されている北海道最大の動物園です。
遊園地やバーベキューができる広場なども併設しており、家族連れに人気があります。
動物園の見どころである「北海道ゾーン」ではもともとあった湿原を利用し、天然記念物のシマフクロウやエゾヒグマ、タンチョウ、モモンガ、エゾリス、オオワシなど北海道ならではの動物が身近に観察できます。
積雪期は園内に歩くスキーコースとそり山が開設され、用具貸出しも行われます。
釧路市湿原展望台
釧路市湿原展望台は、釧路湿原に群生するユニークな植物「ヤチボウズ」をモチーフとしながら、中世ヨーロッパの古城を思わせる建物で、昭和59年1月にオープンした施設です。
館内には、グラフィックパネルによる釧路湿原の生い立ちや動植物、遺跡、地形、地質などについて展示されており、3階展望室と屋上からは湿原や釧路の街、阿寒の山々などパノラマの風景を望めます。
施設の周囲2.5kmを約1時間で周る遊歩道は、7ヶ所の広場とサテライト展望台からなっており、温根内ビジターセンターと北斗遺跡へ通じています。
釧路市湿原展望台【営業時間】
4月~9月 8:30~18:00
10月~3月 9:00~17:00
【料金】
大人480円、高校生250円、小・中学生120円
釧路和商市場
「函館の朝市」「札幌の二条市場」と共に北海道三大市場のひとつに数えられる「釧路和商市場」。釧路で最も歴史ある市場で、魚介類や水産加工物は抜群の品揃えを誇ります。
約60店舗が入る和商市場の名物は、自分好みの海鮮丼を作る「勝手丼」です。
市場内で購入したご飯に鮮魚店などでお気に入りの魚介類を買ってトッピングしてオリジナルの海鮮丼を作ることができます。
JR釧路駅から徒歩5分。観光客のお土産購入場所として全国的に知られており、何度もテレビ番組で取り上げられています。
幣舞橋
幣舞橋(ぬさまいばし)は、釧路川の最も下流に架かるヨーロッパスタイルの橋です。
札幌の豊平橋、旭川の旭橋と並ぶ北海道三大名橋のひとつで、橋脚上には橋脚上には4人の彫刻家による作品「道東四季の像」があり、春夏秋冬を表現しています。
夕日の景観や夜のライトアップが美しい釧路の名所で、夏は霧に浮かぶ橋影や街路灯の幻想的な光景が見られます。
釧路フィッシャーマンズワーフMOO
幣舞橋に隣接して建つ「釧路フィッシャーマンズワーフMOO」は、1989(平成元)年のオープン以来、地元の方や観光客で賑わう複合商業施設です。
館内には、地元の海産物が揃う釧路MOO市場やお土産屋、飲食店などがあり、2階の「観光交流コーナー」では、展示やディスプレイで釧路の観光情報を発信しています。
細岡展望台
釧路湿原の東側に位置する「細岡展望台」は、別名「大観望」と呼ばれるほど眺望の良い展望台です。
展望台からは釧路川の大きな蛇行を前景に釧路湿原が広がり、その果てには阿寒山系の雄阿寒岳と雌阿寒岳、宮島岬、キラコタン岬を望むことができます。
ここから夕陽の景観も美しく、川面に反射する夕陽や、赤や薄紫などに色調が少しずつ変化する空の様子を楽しめます。
細岡展望台は「釧路湿原駅」を利用すれば電車でも移動できます。1日6本で夏季の週末には観光列車「くしろ湿原ノロッコ号」も運行しています。
この釧網線は釧路湿原の中を通るので、車窓の風景が楽しめます。詳しくは公式ホームページをご覧ください。
阿寒湖畔温泉・阿寒湖アイヌコタン
阿寒湖(あかんこ)は北海道で5番目に大きい淡水・カルデラ湖で、日本で数少ないマリモが生息する湖です。釧路からは車で1時間20分ほど。
マリモとは、淡水性で糸状の緑藻(モ)が、湖底で波にもまれて集まり球状集合体となったもので、日本の特別天然記念物に指定されています。
阿寒湖をクルージングする遊覧船や高速船に乗れば、チュウルイ島へ渡ることができ、そこにある「マリモ展示観察センター」では、”マリモ”の生態を見学することができます。
そのほか北海道最大級のアイヌの集落「阿寒湖アイヌコタン」には、30軒もの店が軒を連ね、個性的な民芸品店でのお買い物やアイヌ文化を体験、民族衣装を着ての記念撮影などが楽しめます。
宿泊は、阿寒湖温泉を利用しましょう。北海道でも有数の温泉地で、湖畔に佇むホテルの多くは露天風呂を備えており、湯に浸りながら眼前に阿寒湖と山々の雄大な景色が望めます。
摩周湖・屈斜路湖
摩周湖は、周囲約20kmのカルデラ湖で、日本で1番、世界ではバイカル湖についで2番目に透明度の高い湖です。静かに限りなく透明なブルーに輝く湖水の色は「摩周ブルー」と言われています。
3カ所の展望台から摩周湖を眺めることができますが、「霧の摩周湖」とも呼ばれ、1年のうち100日以上も霧に包まれているといわれています。
屈斜路湖は、約13~10万年前に起こった大噴火によって原型ができた屈斜路カルデラの中に位置する、我が国最大のカルデラ湖です。
湖岸を掘ると湯が湧き出す砂湯や和琴半島のオヤコツ地獄など、今も火山活動が続いています。冬は全面凍結しますが、地熱で氷が解けるので、毎年400~500羽の白鳥が訪れます。
宿泊は屈斜路湖と硫黄山の間に広がる、北海道有数の温泉「川湯温泉」が利用できます。湯治場として古くから親しまれてきた温泉地で、湯量が豊富なために温泉街のなかを高温の温泉川が流れています。
北海道観光|根室でおすすめの観光名所
納沙布岬
納沙布岬(のさっぷみさき)は、日本列島本土最東端にある岬で、北海道で一番早い日の出が見られるとして有名なスポットです。
納沙布(のさっぷ)とは、元々岬のそばにあったアイヌ人集落の名前でアイヌ語で”岬の傍ら”を意味する「ノッ・サム」に由来しています。
現在ロシア連邦の占領・実効支配が続いている歯舞群島「貝殻島」まではわずか3.7㎞しか離れておらず、岬からは北方領土を間近に見る事ができます。
納沙布岬灯台
岬の突端に立っている白亜塔形の「納沙布岬灯台」は、1872年(明治7年)8月15日に初点灯された「北海道で最も古い洋式灯台」です。
現在の灯台は昭和5年に建てられたもので、「日本の灯台50選」にも選定されています。
周辺は望郷の岬公園として整備され、四島(しま)のかけ橋のモニュメントや北方館、望郷の家、望郷の塔といった北方領土に関する施設があり、北方領土の歴史と生活が幅広く紹介されています。
根室半島チャシ跡群
根室半島チャシ跡群は、北海道根室市にある24か所のチャシ跡(チャシコツ)の総称です。チャシとはアイヌ語で「柵囲い」を意味し、”砦” ”祭祀の場” ”見張り場”など多目的な用途で使われていたとされます。
北海道内でチャシ跡は500ヶ所ほど確認され、根室市内には32ヶ所のチャシ跡が現存。そのうち24ヶ所は「根室半島チャシ跡群」として国指定史跡に指定されています。
また、平成19年には日本城郭協会が定める「日本100名城」のひとつとして選定されました。
現在、見学先として整備されているのはノツカマフ1号・2号チャシ跡とヲンネモトチャシ跡の2ヶ所です。
明治公園
1875年(明治8年)に北海道内で2番目となる牧場として開拓使による「根室牧畜場」が設立し、その跡地を利用している「明治公園」。
1921年(大正10年)からは北海道練乳(現在の明治)所有の土地となり、1932年(昭和7年)と1936年(昭和11年)に3基の美しいレンガ造サイロが建てられました。
レンガ積みとしては日本国内最大級で、すべて国の登録有形文化財と近代化産業遺産に認定されています。そのほか、園内には芝生広場の他、噴水広場、バーベキューコーナーなどがあります。
北方原生花園
北方原生花園は根室市の北東部、オホーツク海を望む広さ約75haの原生花園です。
高山植物の宝庫で、6月下旬~9月上旬にかけて約100種類の花々が開花。特に7月上旬に咲くヒオウギアヤメは、紫のじゅうたんを敷きつめたように一面を染めあげます。
夏には馬(ポニー)も放牧され、整備された木道で自然散策も楽しめます。
根室車石
花咲灯台下の断崖にある「根室車石(ねむろくるまいし)」は、放射状摂理の構造をしたアルカリ粗粒玄武岩です。中央から放射状に割れ目が入るさまを車輪の形状にたとえて「車石」と呼ばれています。
非常に珍しい岩塊で、1939年(昭和14年)9月7日に国の天然記念物に指定。また、花咲岬一帯は「車石園地」として遊歩道や観察広場、展望広場、観察デッキなどが整備されています。
春国岱・風蓮湖
春国岱(しゅんくにたい)は、風蓮湖とオホーツク海を分ける約8kmの砂州で形成された面積約600haの湿地及び原生林です。
時期の違う3列の砂州・砂堆で形成され、最も古いもので2500~3000年前にできたと推定されています。風蓮湖とともにラムサール条約登録湿地に登録されました。
有史以来ほぼ手付かずの自然がある大変珍しい島で、砂州・砂堆の上にエゾカンゾウやセンダイハギなどさまざまな植物が生い茂り、世界的に珍しいアカエゾマツの純林もあります。
根室市春国岱原生野鳥公園ネイチャーセンター
観光では5つの自然観察路があり、短いコースで所要時間1時間ほどの散策が楽しめます。「根室市春国岱原生野鳥公園ネイチャーセンター」に立ち寄って詳細情報を事前に確認しましょう。
コース詳細・公式ホームページはこちらをご覧ください。
ネイチャーセンター【開館時間】
9:00~17:00(10月~3月は16:30閉館)
【休館日】
毎週水曜日(水曜日が祝日の場合は、その翌々日)
道の駅「スワン44ねむろ」
道の駅「スワン44ねむろ」では、全面ガラス張りの窓からは風蓮湖の大パノラマが一望でき、望遠鏡で羽根を休める野鳥を観察したりできます。
根室の特産物を集めた売店や直売店、地元の食材を使ったレストランもあるので、是非立ち寄ってみてください。
スワン44ねむろ【開館時間】
4月~10月 9:00~17:00
11月~3月 10:00~16:00
▶公式ホームページ
北海道観光|知床でおすすめの観光名所
博物館 網走監獄
「博物館 網走監獄」は、明治時代に実際に利用されていた”網走刑務所”の旧建造物を天都山中腹に移築・復原し、保存公開している歴史博物館です。
年間20万人以上が来場する道東圏の一大観光スポットで、敷地面積は東京ドーム3.5個分に相当。敷地内にある23の建物群のうち10棟は国の登録有形文化財となっています。
網走刑務所は「日本一脱獄が難しい」と言われた刑務所で、明治45年から昭和59年まで使用されていた獄舎「五翼放射状平屋舎房」は、刑務所の施設としては日本国内最古、木造の行刑建築としては世界最古の建物です。
蝋人形などを用いて当時の囚人の生活を再現がされ、刑務所の食堂では、収容者が食べているメニューを再現した食事を提供しています。
博物館 網走監獄【開館時間】
9:00 – 17:00
【入館料金】
大人 1,100円 大学・高校生 770円 小中学生 550円
▶公式ホームページ
オホーツク流氷館
オホーツク流氷館は、流氷とオホーツク海の生き物をテーマにした観光施設です。
館内ではマイナス15度の「流氷体感室」では本物の流氷に触れることができ、厳寒の海でしか見られない”流氷の天使”クリオネやフウセンウオ、ナメダンゴなどの海洋生物を飼育展示しています。
屋上では、標高207mの天都山の山頂からの360度の大パノラマが楽しめ、市内の4つの湖と遥か知床半島までを見渡すことができます。
また、一階カフェでは流氷館限定の「流氷ソフトクリーム」が人気。味はオホーツク海の塩を使った塩キャラメル味でオホーツク海の青い塩をトッピングしています。
オホーツク流氷館【開館時間】
夏季 5月~10月 8:30 ~ 18:00
冬季 11月~4月 9:00 ~ 16:30
【入館料金】
大人 770円 大学・高校生 660円 小中学生 550円
▶公式ホームページ
小清水原生花園(網走国定公園)
小清水原生花園は、オホーツク海と濤沸湖に挟まれた約8㎞の細長い砂丘の上に形成された天然の花畑で、4月末から9月いっぱいにかけて、200種類にも及ぶ植物を見ることができます。
特に美しいのは6~7月にエゾキスゲ、エゾスカシユリ、ハマナス、ヒオウギアヤメが咲く頃で、黄色やピンク、紫といった色とりどりの花畑が見られます。
5〜10月限定でJR原生花園駅が臨時停車駅となり、駅を起点に砂丘地帯を歩き、オホーツクの海岸まで周回する遊歩道も整備されています。
天に続く道
「天に続く道」は、国道244、334号線上にある全長約28.1kmの直線道路です。2016年に感動の絶景として航空会社の機内誌に掲載されたことで全国的に有名になりました。
まっすぐの道がはるか遠くまで伸び、天まで届いているように見えることが名前の由来。9月下旬から10月上旬頃には、道のど真ん中に夕陽が沈む絶景を見ることができます。
オシンコシンの滝
知床観光の入り口にある「オシンコシンの滝」は、チャラッセナイ川の河口付近にある滝です。途中から流れが二方向に分かれているため「双美の滝」とも呼ばれ、「日本の滝100選」にも選ばれています。
名前の由来はアイヌ語で「川下にエゾマツが群生するところ」を意味する「オ・シュンク・ウシ」から転じたもの。
標高は70m。落差は30m。滝の中ほどまで階段で登ることができ、岩盤の節理面に大きく2つに広がって流れる滝を正面から間近で見ることができます。
知床半島クルーズ
オホーツク海に面したウトロ港からは知床半島を周遊する観光遊覧船が発着しており、沖合いからの知床連山の眺め、陸上のヒグマの姿、群れをなすイルカなど、船でしか見ることのできない知床原始の世界を見ることができます。
コースは概ね3コース。観光船会社によって料金やプランが若干異なるので、斜里町観光協会公式ホームページより詳細を確認してみてください。
知床五湖
北海道斜里町にある「知床五湖」は、原生林に囲まれてたたずむ幻想的な5つの湖で、知床半島を代表する観光地です。
知床八景の一つに数えられ、高架木道の展望台からは第一湖と知床連山の大パノラマが見渡せます。
遊歩道は高架木道と地上遊歩道の2コースがあり、高架木道は往復1.6kmで所要時間40分ほど。無料で自由に散策できます。
地上遊歩道は、ヒグマも住む知床五湖の森を歩くコースで大ループは全周3.0km・約1時間30分、小ループは全周1.6km・約40分ほど。
植生保護期は有料で事前にレクチャーを受けてから自由散策。ヒグマ活動期はガイドツアーに参加する必要があります。詳しくは公式ホームページをご覧ください。
カムイワッカ湯の滝
「カムイワッカ湯の滝」はカムイワッカ川にかかる標高400m、落差20mの渓流瀑です。川には温泉が流入し、連続する滝のそれぞれの滝壺が野趣溢れる天然の露天風呂となっています。
一ノ滝〜四ノ滝まで4つが連続しており、落石の危険性があることから現在は一ノ滝の上部までしか立入できません。
カムイワッカとはアイヌ語で『神の水(”Kamuy-wakka”)』という意味。知床半島のほぼ中央にある活火山の硫黄山を源流とし、強い硫黄成分を含む有毒なお湯が流れてくるために生物が生息できない「魔の水」の意味も持っています。泉質は酸性が強いため、肌の弱い方は注意が必要です。
また、カムイワッカ湯の滝へ入れるのは知床公園線(道道93号線)の通行規制が解除される6月1日〜10月31日までの期間のみとなります。
詳細は公式ホームページをご確認ください。
知床峠
知床峠は、斜里町ウトロと羅臼町を結ぶ全長27kmの知床横断道路の頂上、知床連山の尾根筋にあたる標高738mの峠です。
峠からの眺めは知床八景の1つに選ばれており、羅臼岳やハイマツの樹海、天候が良ければ北方領土国後島も望むことができます。
※11月上旬~4月下旬の間は冬季通行止めになります。
羅臼|道の駅 知床・らうす
道の駅「知床・らうす」では、羅臼の旬の海の幸やお土産・特産品が購入でき、2階の食堂では知床・羅臼ならではのグルメを味わうことができます。
1階には知床羅臼観光案内所があり、羅臼港から出港する観光船(夏はホエールウォッチング)の紹介や宿の案内などもしてくれます。
また、屋上は展望台になっていて、東側に根室海峡と北方領土・国後島、西側には標高1661メートルの羅臼岳が一望できます。
開館時間
9:00~17:00(4月~9月)
10:00~16:00(11月~3月)
休館日
年末年始(12/28~1/5)
羅臼|北の国からロケ地
羅臼はドラマ「北の国から」のロケ地でも知られ、町中にはロケで使われていた「純の番屋」を再現した定食屋さんや、内田有紀さんがバイトをしていたコンビニ「あずまや」などがあります。
【北海道でおすすめの観光名所一覧】まとめ
今回は、北海道でおすすめの観光名所について詳しく解説してきました。
北海道観光には車があると便利で短期間でも多くの観光地を巡ることができます。空港でレンタカーを借りるなどして観光に出かけましょう。宿泊は各地の温泉地で旅の疲れを癒してみてください。
今回は以上です。北海道観光の参考になれば幸いです。